ナイロンやポリエステルで作られ、薄くて軽く、とても着心地のよいトップスのウィンドブレーカー。スポーツやアウトドアに適していますが、普段着としてもファッショナブルに着こなしたいアイテムでもありますね。
多くのメーカーから製品が発売され、デザインもさまざま。ここでは定番のメーカーや、スポーツ、アウトドアに分けてかっこいいデザインのウィンドブレーカーを紹介して行きたいと思います。
出典:patagonia.jp
おしゃれなウィンドブレーカーをリリースするメーカーやブランドには、ナイキやアディダスなどのスポーツウェア、ノースフェイスやパタゴニアなどのアウトドア、ワークウェアなどのメーカーがあります。
どの製品も防水性、撥水機能、防風生に優れていますが、スポーツならナイキ、アウトドアならパタゴニアなど、シーンに合わせたブランドを選ぶのがよいかもしれません。スポーツブランドなら通気性が良くトレーニング仕様となっていたり、アウトドアブランドなら折りたたみが出来て携帯性の高いなど、シーンにマッチした特有の機能などが備わっていることが多いです。
それぞれシーンに合わせたメーカーを選ぶのが間違いないと思われます。
ウィンドブレーカーは寒さを防げ、撥水性も備えたアイテムで、スポーツや登山などのシーンでも着られるように軽く動きやすいのが特徴です。それらの特徴にマッチした素材がナイロンとポリエステルになりますが、それぞれに違いがあります。
ナイロンは摩擦などに強く、吸水性が低いため乾きやすいなどの特徴がある他、しわになりにくく軽量といった、いかにもウィンドブレーカーらしい素材ですが、熱に非常に弱い素材なので火の近くでは変形する危険があります。
ポリエステルもナイロンと同じく、吸収性が低くしわになりにくいといた同じような特徴を持ちますが、他の素材に較べてもコスパが良いといった点がも魅力です。
デザインだけではなく素材の特徴も考えて選んでいきたいですね。
ウィンドブレーカーの中には撥水加工が施されて、水を弾いて濡れにくくしてくれる仕様のものもあります。水を弾いてくれるのはありがたい機能なのですが、気を付けなくてはならないのが防水ではない点です。
防水加工ではどんなに濡れても水が浸入しないいほどの強力なものになりますが、撥水では水を弾く程度なので、強い雨の日などに使えば中まで濡れてしまいます。あくまで弾く程度で、レインウェアとしての防水機能を期待はできないことは考慮した方が良いですね。
おしゃれなウィンドブレーカーは見た目の綺麗さは大事で、清潔感を保つために洗濯が必要です。
撥水加工が施されているウィンドブレーカーですが、洗濯機に入れて洗うことができる製品は多いです、それでも中には「手洗いのみ」や「ドライクリーニングのみ」といった表記があり、そういった特徴の物は洗濯機には入れることはできません。選ぶ前にしっかりと確認が必要です。特にポリエステルの場合は汚れやすく、黄ばみになりやすいので十分気を付ける必要があります。
スポーツウェア、アウトドアなどのブランドから多くのウィンドブレーカーは発売されていますが、それらのシーンのみならずに、ウィンドブレーカーはもちろんタウンユースとして着こなせるアイテムです。
タウンユースとして着用する場合には、動きやすいからと言って大き目サイズを選ぶよりもしっかりとジャストのサイズの方か似合い、さらに派手な柄は避けて、上下抑えたカラーでまとめるとシックな印象もありかっこいいです。
また、カモフラ柄などもあるので、ミリタリーファッションとしても着こなせると思います。
以上です。ここからはおしゃれなウィンドブレーカーを、おすすめや、アウトドア、スポーツ、ワークウェアなどのブランドに分けて紹介していきたいと思います。
株式会社ゴールドウインが運営するアウトドアブランドのノースフェイス。登山・キャンプ用品や、アウトドアウェアなどを製造販売している人気ブランドです。もともとは登山やアウトドアのメーカーでしたが、ウェアのファッション性が高く、タウンユースとしての着用する人が多いように、ファッションとしてのイメージが強く、直営店も日本国内に100店舗近く展開。アメリカのブランドながら日本での知名度もとても高いです。
ウィンドブレーカーは登山でも着用することが多いアイテムですので、ノースフェイスでも豊富な種類がラインナップされています。
ノースフェイスの定番、スワローテイルのフードモデル。王道なウィンドブレーカーにノースフェイスのロゴが入ったかっこいい定番デザインと、軽量で防風性と撥水性が特徴の製品です。
袖部分にはアジャスタードローコード、首元のドローコードなどで冷気の侵入を防ぎ、肌寒い季節にちょうど良い仕様。トレイルランニング、登山、キャンプなど、さまざまなシーンでフィットできるアイテムです。
ノースフェイスのヒューチャーライトシリーズの製品で、ミクロレベルのポリウレタン繊維を吹き重ねた、ナノフィルム状の防水透湿素材を使ったウィンドブレーカー。外側からは水を通さず、内側からは空気や湿気を通し蒸れずに快適。
シンプルなのでファッションとして着こなすことができますし、素材の特徴を生かしてスポーツ、アウトドアなどあらゆるシーンに適しています。
1882年にフランスにて創業したスポーツウェアブランドの「leCoqSportif(ルコックスポルティフ)」。フランスで最も古いスポーツブランドです。
名前のlecoq(ルコック)とはフランス語で雄鶏を意味し、ロゴにもしっかりと雄鶏が描かれているようにブランドのアイコンとなっています。とてもかわいらしく、サッカー、テニスなどのスポーツ関連のシューズやウェア、一般用のカジュアルウェアなど幅広く展開されていますが、雄鶏のロゴが印象的なアイテムとなっています。
軽量性と保温性を備えるルコックスポルティフのウィンドジャケット「AIR THERMOTION」。AIR THERMOTIONは中面ジャケットとなり、ウィンドブレーカーとしては少し厚手の仕様となるかもしれませんが、表地と中綿がくっついたように起毛させた「中綿兼用裏地」の仕様なので、サラッとした雰囲気もあり、ウィンドブレーカーのような見た目でもあります。こちらはレディースになりますが、AIRTHERMOTIONの中では一番かっこいいデザインで、男性にも十分対応されているように思います。
表地には防風機能とはっ水性に優れたハリコシのあるソロテックス、裏地には、断面が8片に分かれた中空糸が採用されています。
スポーツウェアのメーカーとして世界的な知名度をほこる1968年に創業のナイキ。もともとは日本のオニツカタイガーの輸入販売を行う企業でしたが、独自のブランドとしての歩みを初め、アディダスと並ぶ世界最大のスニーカー、スポーツウェアのブランドとして多くの方に愛されるブランドとなっています。
スポーツウェアとしての面もあるウィンドブレーカーなので、当然ナイキには多くがラインナップされており、どれも運動に最適な作りとなっています。
Dri-FITテクノロジー仕様の軽量で速乾性の高いナイキのウィンドブレーカーです。メッシュのインセット、背面の通気口がヒートアップした身体の余分な熱を放出してくれるなど、トレーニングに最適な仕様。
ワークアウト中もゆったりと楽に着用でき、優れた速乾性と通気性を備えているので涼しい着心地が可能。胸元のワンポイントのスウッシュがアクセントになっています。
クラシックなアイテム「ウィンドランナー」を現代版にアップデートした製品。オリジナルのデザインを継承し伝統的なNIKEのスタイルを維持。リサイクル素材でできた軽量素材の新たにウーブン素材を採用し、悪天候から体を守りより軽量に。さらに縫い目の位置を変更して自由な動きを追求、ランニング中の快適な着心地を提供してくれます。
また、ポケットの位置も改良され、脱いだジャケットを折りたたんで収納しやすく配慮されています。
1973年にアメリカ・カリフォルニア州にて創業されたパタゴニア。主にキャンプ用品・ウェアを製造販売するアウトドアブランドです。
元々クライマーであったシュイナード氏が、クライマー用の岩を登る時に壁に刺すピトンの開発で成功し、その後クライマー用のウェアを展開するためにパタゴニアが作られました。ウェアで他社は追いつけない程の成功を収めますが、1990年にアメリカ国内の不況の影響で倒産の危機陥り、その際に現在でも強くイメージされている、環境保全の理念を掲げるようになりました。
パタゴニア独自のH2No素材を使った3層構造防。防水性に優れレインウェアとしても使えるウィンドブレーカーです。
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用した、パタゴニアらしいリサイクル素材で作られています。軽量でコンパクトに折りたためるため、携帯性にもすぐれていますが、とても高額な点が少し残念です。
戦争から復員した鬼塚喜八郎が1949年に神戸に鬼塚商会を創業。当初は資本金30万円、社員4名という小さな企業でしたが、「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ」との言葉に感銘を受け、スポーツによる健全な青少年の育成を目的に、本格的に運動シューズを作ることになります。
多くのシューズを世に送り出し、オニツカ株式会社、株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が対等合併し、1977年にアシックスが誕生。シューズだけではなく、総合スポーツ用品メーカーとして誕生しています。
アシックスのイメージとしては物は良いがダサいといったことも言われていますが、近年では機能性なども良いためダサかっこいいといったイメージで若い人達から受け入れられているようです。
アシックスの陸上仕様ウィンドブレーカー。内部が総裏メッシュ仕様となり、汗によりべた付きを軽減。背面のベンチレーションにより通気性も確保されて、陸上競技に最適なウィンドブレーカーとなっています。
シンプルなデザインでタウンユースとしても着れなくはないですが、運動する際に着用していると、スポーツブランドですのでシーンにマッチしたかっこよさがある思います。
ノルウェーのオスロに本社を構えるスポーツウェアブランド「ヘリーハンセン」。1877にヘリー・ジュエル・ハンセンにより、ノルウェー港町モスにて、オイルスキンクロス&キャンバス工場 を設立。現在ではウェアを中心に世界45カ国にて販売されています。
当時の船乗りを悩ませていた雨風をしのぐための防水ウェアをリリースしてきた歴史があり防水技術が高いことが特徴。防水テクノロジーの進化とともに新たな防水ウェアを供給し続けています。
ヘリーハンセンの定番防水ジャケットの「スカンザライトジャケット」。アウトドアやタウンユースでも使いやすい汎用性の高さがあり、多くの方にしたしまれているウィンドブレーカーが、再生利用可能なリサイカブル素材を使用してアップデートしています。
ヘリーテックパフォーマンス2.5層構造は防水性に優れ、レイヤリングしやすいややゆったりとした着こなしが美しいシルエットを作るジャケットです。
1921年にマルク・ミレー夫妻により創業されたフランスのアウトドアブランド「Millet(ミレー)」。1930年代にショルダーストラップ付のバッグをリリースしたことで名を知られるようになり、さらにそれを数年後にバックパックへと進化。登山家からミレーのバックパックが愛用されるようになり、有名なブランドへと飛躍しました。
バックパックは種類も豊富で、新しい素材や技術を導入し最先端の製品をリリースしてきたことが特徴的で、バックパックの他にも登山ウェア、登山靴なども人気が高いです。ウェアでは動きやすくて蒸れにくいストレスフリーな防水ウェアの「ティフォンシリーズ」は登山家だけでなく、デザイン性と機能性の高さからタウンユースでも着用する人も多いアイテムです。
1921年創業のフランス老舗アウトドアブランドのミレー。そのミレーを代表する素材ドライエッジティフォン50000を使用した「TYPHON 50000 WARM」です。耐水性、透湿性、保温性を備え、寒い季節にも着用することができます。
軽量で柔らかく、スムーズな動きを考えて立体裁断を採用。ストレッチにも優れているなので、登山やサイクリングにも使用でき、デザインも良いので普段着としても着こなしたい製品です。
レインウェアを中心にワーキングウェアなどの開発、製造、販売を行う富山の「カジメイク」。大手ではなく名前を知らない人が多いかもしれませんが、レインウェアでは日本でも有数な生産量をほこり、EDWIN/SOMETHINGなどの大手メーカーの製品もOEMで製造しています。
ウィンドブレーカーも防水性に優れたものが多く、価格も抑えられたコスパの良さなどが特徴です。
防水透湿 × 軽量 × ストレッチが特徴のカジメイク「ストレッチシールド」。伸びる高いストレッチ性素材を使っているため動きやすく、普段着以外でも作業着としても使うことができます。
耐水圧10,000mm、透湿5,000g/m2.24hrで、大雨にも耐える仕様。カラーバリエーションも豊富で自分好みを見つけることが出来ると思いますが、こちらのグリーンカモは男性好みのかっこいいデザイン。2500円からラインナップされているのでコスパもよいですね。
登山やキャンプなどの用具やウェアなどをリリースしている、アウトドアブランドのウィンドブレーカーを紹介しています。
タウンユースとして使うこともできますが、実際に登山などで使う場合は、蒸れずに快適な着心地を実現できる透湿性、軽い雨にも対応できる撥水性などを備えた製品が向いており、選ぶ際に重要になってくると思います。
コロンビアのウィンドブレーカー「ボーズマン ロック ジャケット」。
オレゴン州ポートランドで、1938年に誕生したアウトドアウェアブランドの「コロンビア」。独自のテクノロジーを駆使して開発を行うのが特徴で、他の関連企業に影響を与える存在となっています。
こちらのボーズマンロックジャケットはオムニシールド、汚れを防ぐ撥水テクノロジーで小雨や泥からプロテクトしてくれます。価格もそこまでは高くなく、コロンビアらしいデザインも魅力です。
超軽量素材をしようしたチャムスの「LADYBUG JACKET (レディバグ ジャケット)」。薄手なので手間なくさらっとはおれて、着用後はコンパクトなシルエットを作ります。薄手ながらも透け感がなく、左胸にはブービーバードのフェイスがプリントされいるのもチャムスと一目で分かり良いですね。
首元の他、裾にもアジャスターが付きフィット感の調節が可能。フロントやポケットにジップには、オールをモチーフにした引手が採用され細かい部分にも遊び心があります。
トップクライマーから絶大な信頼を得るアメリカの「マーモット」。ゴアテックスを使ったウェアをアウトドア界で初めて商品化するなど、フィールドにおける快適性を真摯に追求してるブランドです。
こちらはレインウェアとしても使えるウィンドブレーカー「Storm Jacket」。ただ、レインウェアとして使うには少し心もとないとの声もあり、おしゃれなデザインなのでタウンユースでの使い方が向いているかもしれません。20デニールナイロンを使った防水機能が特徴で、耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/㎡・24h(B-1法)と機能性が優れた製品です。
ナイキやアディダスを代表するスポーツ関連ブランドのウィンドブレーカーを紹介しています。ランニングを始め、運動する場合はすぐに体が熱くなるので、薄手で通気口が確保され、体の熱を逃がしてくれる特徴を持ちます。
リサイクル・再生可能な素材を使用したマストハブシリーズのウィンドブレーカー「IXG12」。3ストライプ入りのアディダスのアイコニックなアイテムとなり、街でもスポーツシーンでもどちらでも使いやすいデザインが魅力。昔ながらのアディダスらしい薄手のすっきりとしたシルエットを作ります。
薄手ながらもジップをあげれば首回りもガードされ、強風にさらされてもしっかりと寒さから守ってくれるのではないでしょうか。
オークリーのウィンドブレーカー「ENHANCE FGL WIND JACKET 1.7」。
オークリーは1975年にジム・ジャナード氏により、アメリカカリフォルニア州にて設立されたスポーツ&ライフスタイルブランドです。どのように目を守るかをモットーに、モトクロス用のゴーグルを開発しアイウェアのブランドとして知名度を上げます。その後90年代に入るとフットウェアなど、幅広いアイテムを展開していきました。
こちらは撥水機能と高い伸縮性が特徴。高い伸縮性は衣類のツレによるパフォーマンスの低下を防ぎ、動きやすくどのようなシーンでも活躍してくれそうです。
ナイロンやポリエステルを使い、薄いながらも軽くて動きやすいウィンドブレーカーは作業時にも向いているウェアです。なのでワークウェアブランドからも多くのウィンドブレーカーがリリースされていますので、その中から、かっこいいデザインの製品を紹介しています。
カーハートはハミルトン・カーハートによりアメリカにて創業され、デトロイトの労働者向けの製品を製造販売し成長。アメリカを代表するワークウェアブランドの一つとなっています。
ストームディフェンダー ルーズフィットは、軽量で動きやすい特徴がありながら、ストームディフェンダー防水通気性テクノロジーを使用し、2層の膜で雨に強い撥水加工を施されたジャケットです。胸ポケット2つ下部フロントポケット、内部ドロップインポケットと収納も多め。すこしウィンドブレーカーとは違うのかもしれませんが、雨も風もしのげる強さがあります。
撥水、ベンチレーションによる通気機能搭載したワークマン「ストレッチソフトシェルジャケット」。プライベートブランド「フィールドコア」の製品なので、アウトドア向けとなっていますが、ソフトなストレッチ生地を使用しており、スポーツシーンなどでも使えますし、もちろんタウンユースとしてもおしゃれなデザインだと思います。
2000円以内とコスパの良さも魅力です。
sowa(ソーワ)のコスパに優れたシンプルなウィンドブレーカー。岡山県倉敷市に本社を構えるプランニングメーカーのソーワは、創業以来、機能的でデザイン性の優れた作業着の製造販売をおこなっています。
こちらのスチレッチ・ウィンドブレーカーはスポーティーで軽防寒ユニフォームとして最適。カラーバリエーションも豊富で、作業着ぽいデザインですが、中でもシルバーグレーはタウンユースでも十分おしゃれに着用することができそうです。
以上です。かっこいいウィンドブレーカーを紹介させていただきましたが、お気に入りは見つかりましたでしょうか?スポーツ、アウトドア、普段着とどんなシーンでもおしゃれに着こなしたいですね。参考にして頂けたらと思います。
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