
上半身と下半身をつなげて全身を覆う「つなぎ服」。つなぎ服といえば、作業着として使われているイメージが強いかもしれませんが、最近では作業用としてだけでなく、ファッションアイテムとして取り入れられる場合も増えています。
ワークウェアブランドや作業着メーカーなどから発売されており、デザインの良いものも多く、ここでは定番メーカー、人気ブランドのかっこいいつなぎを紹介して行きたいと思います。
つなぎ服とは、上着とズボンが一体になった衣服のことです。上下を別々に着用する必要がなく、衣服の隙間からほこりや汚れなどが入りにくいことから、もともとは工場や整備、農作業などの作業着として広く使われてきました。
ストレッチ素材などの動きやすい素材で作られたものも多く、作業中に体を動かしやすい特徴を持ちます。また、上下がつながっているため衣服がズレたり、シャツが出てきたりといった着崩れが起こりません。作業に集中しやすいというメリットもあり、また、前面のファスナーなどで大きく開閉できるタイプが多く、意外と着脱しやすいのもつなぎ服の特徴です。
現在では作業着としてだけでなく、ワークウェアらしい無骨なデザインを生かしたファッションアイテムとしても使われています。
つなぎを作る素材には綿、ポリエステル、革、デニムなどがあり、中でも綿、ポリエステルは作業着やさまざまな場面で多く使われている定番の素材です。それぞれの特徴として、綿は吸湿性が高く肌触りが良いですが、シワになりやすいといったデメリットを持ち、ポリエステルは丈夫で速乾性がありますが、通気性がやや劣るといった面もあります。どちらを選んでも一長一短があるのは仕方ないですが、綿とポリエステルの混合素材のものなども多いです。
また、デニムは厚みがあり頑丈、作業にはもちろん向いていますが、少し重たいので動きにくさがあるかもしれません。ファッションとしておしゃれですし、カジュアルに着こなしたい素材です。革はバイクのレーサーが着ることが多く、とにかく耐久性重視で作られ、熱もこもりやすくあまり作業着やカジュアルなシーンで着用することはないですね
つなぎではやはり動きやすさを重視したいことが多く、最近のつなぎではストレッチ素材を使用したものも増えており、ポリウレタンなどを混ぜることで生地に伸縮性を持たせ、しゃがむ、屈む、腕を伸ばすといった動作をしやすくしています。特に長時間の作業や、体を頻繁に動かす仕事では、単純な生地の丈夫さだけでなく動きやすさも重要な素材選びのポイントになります。
どんな服でも、自分の体のサイズにしっかりマッチしている服はかっこ良さもアップしますね。つなぎの場合も同様ですが、上下が繋がった特殊な服ですので、特にウエスト部分に気をつけた方が良いです。
腕や足の長さが合わないといった場合は、腕は捲ったり股下が長い場合は裾上げサービスなどを使えますが、ウエストの場合はそうはいきません。ウエスト部分があまりにもブカブカですと、見た目がラフ過ぎてかっこよくはないですよね。ただ近年ではウエストも調整できるものもあるので、そちらを選ぶのも良いと思います。
また、素材の特性も理解したい所で、デニムや綿100%は、洗濯にて縮み安い傾向があるので注意が必要しましょう。
作業現場では危険が付きまとう場合もありますが、そんな現場を想定し、つなぎにはさまざまな安全に作業できるための工夫が施されてものがあります。
夜間作業時の視認性を高め反射材が使われているものや、防炎、帯電、防塵などの加工がされているものがありますので、自分の行う作業にてきしたものを選びたいですね。
つなぎは、同じ形のように見えても、シルエットや襟、ポケット、ファスナー、カラーなどによって印象が大きく変わります。作業着としての機能性だけでなく、普段着として着る場合はデザインにも注目して選ぶとよいでしょう。
まず大きく印象を左右するのがシルエット。ゆったりとしたタイプは、つなぎらしいワークウェアの雰囲気が強く、無骨でカジュアルな印象になりますが、一方、身幅やパンツ部分をすっきりさせた細身のタイプは、作業着らしさが抑えられ、普段のファッションにも取り入れやすくなります。
また、カラーもデザインの印象を大きく左右し、ネイビーやブラック、カーキ、ベージュなどの落ち着いた色は、スニーカーやブーツなどの靴とも合わせやすく、普段着として取り入れやすいです。一方、ホワイトや鮮やかなカラーを選べば、つなぎそのものをコーディネートの主役として楽しめます。さらに、刺繍やワッペン、ロゴなどの装飾が入ったつなぎもあり、こうしたディテールは個性を出しやすい一方、普段着として合わせる場合は主張が強くなりやすいため、シンプルに着たいなら無地のものを選ぶのが無難です。
このように、つなぎのデザインは単純に「おしゃれかどうか」だけでなく、ワークウェアらしい無骨さを楽しみたいのか、普段着としてすっきり着たいのかによって選ぶと、自分に合ったものを見つけやすくなります。

ファッションとしてでなく、作業着としてつなぎを着る場合はポケットにものを入れることも多いと思いますので、使いやすくポケットが配置されていたり、数なども重要になってくる要素だと思われます。物をいれる場所を誤ると屈んだ時に落としたり、ポケットが大きければ作業道具に引っかけたりして危険なこともありますので、事前に把握して選択しましょう。
また、作業ではなくカジュアルに着たい場合、必要のないポケットがあまりにも多くついている製品はあまりかっこよくはありませんし、ポケットが多く作業に特化しているものも、カジュアルに履きこなすのは難しいかもしれません。
以上です。ここからディッキーズなどの定番メーカーの製品や、ワーク、ライダーズなどのさまざまなメーカーに分けて、おしゃれでかっこいいつなぎを紹介していきたいと思います。
つなぎ服をリリースするブランドは多いですが、まず用途に合ったブランドを選ぶことが大切です。作業用として使うのであれば、耐久性や動きやすさなどの機能性に優れたブランドが向いています。たとえば、XEBECやTS DESIGN(ティーエスデザイン)などは、ストレッチ素材などを使用した機能的な高さが特徴ですし、また、つなぎ服を専門的に扱うAUTO-BI(オートバイ)も、本格的な作業用つなぎを選びたい人に適しています。
一方、普段着としてつなぎ服を取り入れたい場合は、デザインやシルエットを重視して選ぶとよいでしょう。Dickies(ディッキーズ)やCarhartt(カーハート)は、ワークウェアらしい無骨な雰囲気を楽しみやすいです。
ここからは、つなぎをリリースしている人気ブランドと、その製品を見ていきたいと思います。
1922年にアメリカテキサス州にて創業したワークウェアブランドの「ディッキーズ」。もともと農夫や鉱夫などが働く現場を周って声を聞き、現場に適した製品をリリースしていたワークウェアブランドでしたが、80年代になるとアメリカに開放的な空気が流れ、ディッキーズの作業服をカジュアルな場面でも着用する人が増え始めます。ディッキーズもそれに合わせたウェアをリリースし、人気となったことからカジュアルワークウェアとしてのイメージを決定づけました。
ワークパンツが代表的ですが、「つなぎ」はディッキーズのウェアの特徴でもある丈夫さを持ちながら、カジュアルにも適応できるアイテムとして幅広く利用されています。
ディッキーズらしいアメリカンワークウェアそのものの雰囲気を持った「ディッキーズ4899」。長袖つなぎのロングセラーで、同ブランドを代表する定番つなぎ服として知られています。
シンプルなデザインと丈夫なT/Cツイル生地、豊富なポケットを備えた実用性の高さが特徴で、整備やDIYなどの作業着としてはもちろん、ディッキーズらしいアメリカンワークウェアの雰囲気を楽しめる一着です。
頑丈な真鍮のジッパーのフロントポケットが特徴的で、見た目のかっこよさもありますし、日本でもアメリカでも人気のつなぎとなっています。
33999(SHORT SLEEVE COVERALL)は、ディッキーズの人気半袖つなぎです。肩と胸にゆとりを持たせたフィット感で、機能性とファッション性を兼ね備えた定番アイテムの一つです。
ポリエステル・コットン素材を使用し、薄く軽やかさがあるつなぎで、すっきりとした開襟デザインがより涼し気な印象を作っています。胸や背中に大きなロゴや装飾を入れず、ディッキーズらしいアメリカンワークウェアの雰囲気をそのまま残したかっこいいデザインになっています。
日本の作業着メーカーであるハミューレ株式会社が展開する仕事用ワークウェアブランドの「Prono(プロノ)」。「イイモノは、きっと仕事を楽しくする。」といったコンセプトを持つ、主に作業着に関してのブランドで、北海道に多くの店舗を構えていますが、全国にも展開されています。日本の作業着業界を代表するブランドとして多くの現場で採用されてきたブランドです。
日本の労働環境に最適化されているのが特徴で、つなぎは代表するアイテムの一つとして、多くのサイズやバリエーションが展開されています。
Prono(プロノ)のオリジナルつなぎの中でも「安さと実用性」を前面に出した「PR-2401」。低価格ながら動きやすさや収納性まで細かく考えられた、コストパフォーマンスの高いつなぎです。
背中上部のメッシュが衣服との摩擦を軽減し、肩・背中のツッパリ感を緩和。ウエスト調節できるアジャスターを絞ることで肩にかかる重さを分散、など、ストレッチ素材で伸ばして動きやすくするのではなく、服のパターンそのものを工夫して動きやすくしているタイプです。
シンプルなデザインで用途も選びにくいため、DIYや農作業、車・バイクの整備などで気軽に使えるつなぎを探している人に向いています。
ダサいつなぎは着たくないといったお客様の声から生まれた、20年に渡って愛されるプロノのロングセラー「カーゴつなぎ」。適度なゆるシルエットの見た目はラフな格好良さがあり、また、使い込むほどに綿特有の素朴さが加わり、より見た目も良くなる特徴を持つちます。
両側に設置された大きなカーゴポケットも収納力抜群で、スルーポケットで下に着ているズボンのポケットにも手が届く便利な仕様。コスパも良いので人気なのも分かりますね。男性女性どちらの方にも着用でき、今だにランキングなどで一位になっています。
平成25年に岡山県倉敷市にて創業した、スタイリッシュなワークウェアを企画・デザインしている作業服メーカー「I'Z Frontier(アイズフロンティア)」。より快適に、よりスタイリッシュに。といったコンセプトを基に、単なる作業服から、魅せる作業服を製造するワークウェアブランドです。
倉敷市を拠点としているだけに、デニム素材を使ったものが多く、ワークジャケット、ワークシャツ、ワークパンツ、つなぎ服、防寒ウェア、各種ニットウェア他さまざまなアイテムをリリースされています。一般的には認知度はまだ低いようですが、デザイン性の高さから徐々に知る人も増えているようです。
長きにわたり愛されたアイズフロンティアのデニムオーバーオールの正統派後継モデル「ストレッチ3Dデニムオーバーオール 7264」。年間通じて着用可能な9オンスストレッチデニム素材を採用し、よりカジュアルなルックスとなってリリースされました。
適度なストレッチ性を持ち、3Dカッティングにより更なる動きやすさを実現しており、スタイリッシュさとの両立をされているつなぎです。
長年ツナギ作りに特化し、その技術とデザイン性を高めてきた歴史を持つ「GRACE ENGINEERS(グレースエンジニア-ズ)」。1956年の創業からツナギを製造してきた老舗エスケー・プロダクト株式会社をベースに、2007年にGRACE ENGINEERSと改名されました。
日本綿布など、高品質な素材を使用し、耐久性と着心地の良さを両立させており、メカニックな仕事をする人たちに、かっこ良いツナギを販売してきましたが、作業だけでなくカジュアルなつなぎブランドとしても認知されてきています。
大人が選ぶ細ストライプ柄の「GE-105」。細めにアレンジしたヒッコリー柄が特徴的で、無地柄が多い中、細いヒッコリーを採用した派手過ぎない、大人も着用しやすい絶妙なデザインのつなぎです。
綿100%特有の味わい深い素朴感を持ち、洗うたびに味のある生地に代わっていくワンウォッシュ加工が施されており、自然な風合いのままでリリースされています。
「働く人が誇りをもって生き生きと働ける作業服」をモットーに、岡山県倉敷市児島に本社を構えるワーキングウェアメーカーの「SOWA(ソーワ)」。1961年に藤井織物(株)縫製部として輸出製品の縫製加工業を開始、その後1968年に桑和を設立されています。
長年の実績があり、作業服・作業着、ツナギ、デニムウェアなど、働く人がプライドやモチベーションを保てるような、機能的でデザイン性の高いものづくりを行い、ワークウェア業界においては高い認知度を誇るブランドです。特につなぎは同社の人気アイテムでもあり、多くの種類を揃えています。
多くのサイズや21色のカラーバリエーションなどの豊富なラインナップを揃える「SOWA9000」。手軽に着ることができるアイテムとなっており、価格も安く、つなぎランキングで1位になるような人気のアイテムです。
スタンダードなデザインながらも、脇楽カット、脇ゴム仕様、腰アコーディオンといった着用時の動作のしやすさがあり、胸プリーツポケット、携帯電話ポケット、ペン差しなど、豊富なポケットで収納性は抜群。すぐれた機能性がありますので、こだわりのない方からプロフェッショナルな方まで、多くの人が作業着として選択されています。
こちらはポリエステル65%・綿35%で作られた薄手の半袖タイプのつなぎ服「39017」。こちらもsowaの人気のモデルのつなぎで、多くのサイズやカラーバリエーションが展開されています。
脇メッシュ仕様となり、風通し良くすっきりとした軽いデザインがスタイリッシュですが、袖ペン差し、胸ファスナーポケット、トリカット脇メッシュ、腰アコーディオン、内ポケットなど、しっかりと機能性備え、夏場の作業着にも最適な作りです。
1903年にアメリカ・オクラホマ州で創業し、鉄道労働者用のワークウェアを生産していた歴史を持つ老舗ワークウェアブランド「RoundHouse(ラウンドハウス)」。
過酷な労働環境で働く現場向けに作らていたために、耐久性に優れ、長く愛用できる特徴を持つウェアをリリースされてきました。現在でもアメリカ国内での生産にこだわり、古き良きアメリカのワークウェアを代表するブランドとして、高いブランド力を持ち続けています。
日本のワークウェアメーカーのヤマタカとのコラボにて作られた半袖つなぎ。ヤマタカは1963年に創業したつなぎメーカーで、今治の縫製加工技術を駆使し品質が良いと評価も高いメーカーです。
こちらのラウンドハウスとのコラボされたつなぎは、エプロンやトートバッグなどにも使用されるキャンバス生地を採用。しっかりと丈夫な作りと、カジュアルに着用できそうなデザイン性の高さも特徴的です。伝統と技術が組み合わさり、ブランド力も備えた素晴らしいつなぎとなっています。
広島県府中市に本社を置く昭和17年創業の老舗作業着ブランドの「クロダルマ」。顧客第一をモットーとした、ものづくりの精神の根付いている企業で、総合ワーキングメーカーを目指しています。
つなぎは代表的なアイテムの一つで、長年の経験と技術を活かし、高い品質と機能性を両立させています。耐久性に優れ、評価も高いです。
クロダルマの人気つなぎシリーズの「KR:49058」。綿100%のしっかりとした生地を持ち、多くのサイズやカラーバリエーションがラインナップされ、自分にマッチしたものが見つかりやすいメリットがあります。
つなぎは腕の上げ下げがスムーズに行えるトリカットや、前かがみが楽な後腰アコーディオンなどの仕様で、動きやすい特徴を持ち、作業着に適したつなぎとなっています。
岡山県倉敷市に本社を構える寅壱は、1959年に創業したワーキングウェアの製造販売、同名のチェーン店を展開しています。
長い歴史があり、「鳶服」を現代風にアレンジした数々の商品を世に送り出し、作業着業界においてはとても高いブランド力と認知度を誇ります。主に鳶服のシェアが高く、「作業着のアルマーニ」と言われるかっこいいデザイン性が特徴的です。
作業着のイメージが強いのですが、最近では作業着だけではなく、カジュアルワーキングなウェアもリリースし、ワークマンのように少しづつイメージも変わりつつあるようです。
ストレッチ素材を使って、動きやすさを追求されている寅壱のつなぎ3610シリーズ。中でもこちらの3610-501は、柄が迷彩柄となっており、他にはない柄で寅壱らしく男らしいデザインが特徴です。
ストレッチデニム素材を使い、どんな動きにもスムーズに対応し、アクティブに動ける所などは作業着として向いていますし、サバゲーなどにも向いていそうですね。作業着でありながら、ファッションアイテムとしても楽しめるデザインの人気のつなぎです。
デニム(denim)の英語から社名を付けているように、エドウィン(EDWIN)はデニム素材を使ったファッションブランドです。
1974年に前身である常見米八商店として創業し、米軍払い下げ衣料品の卸しを行う問屋でしたが、アメリカの高額なジーンズに対抗すべく、安価で日本人の体型にあったジーンズを製造し、日本初のジーンズメーカーとして高品質なデニムを提供してきました。
中でもブラッド・ピットを起用したCMで人気となった503ジーンズが代表的です。また、ジーンズだけではなく、デニムを使ったつなぎなどウェア全般を扱っており、耐久性の高い生地を使い、独自の洗い加工の技術を持ち、日本人の職人による細部までの作りこみに定評があります。
デニム素材ではないのでエドウィンらしさはありませんが、、ポリエステル65%・綿35%を使用したつなぎ服「81002」。カラーのカンドメによるアクセントと補強の両立を実現したつなぎで、ファスナー部分にインパクトのあるカラーラインを入れたデザインが格好良く、金属ファスナーは帯電防止織物仕様など、機能性を追求されてあいます。
また、脚部などには便利なカーゴポケットが付いており、作業に適したタイプです。
山田辰株式会社が展開する、つなぎ服を中心とした日本のワークウェアブランド「AUTO-BI」。山田辰自体は1911年に創業し、当初から作業着を手がけ、その16年後の1927年に自社ブランドとしてAUTO-BIを立ち上げました。現在も山田辰は「つなぎ服」を事業の中心の一つとしており、公式ではAUTO-BIを日本で長く愛されてきた「つなぎ服のロングセラーブランド」と位置づけています。
創業以来、「丈夫で働きやすい服」を追求してきた山田辰の技術を背景に、整備、製造、建設、運送、モータースポーツなど、さまざまな現場で使われるつなぎを作っています。
AUTO-BIの中でも昔ながらの作業用つなぎらしさを残した定番モデル「3900」。綿100%の生地を使い、洗い込むほど生地がなじみ、独特の風合いが出てくるのが特徴。さらに「メモライズ加工」と「バイオウォッシュ加工」によって、ヴィンテージ感のある表情に仕上げられています。
肘部分は生地を二重にして耐久性を高め、腰には大型のマジックテープを備えているため、ウエストをある程度調整、自動車整備やバイク整備などの作業着として使いやすい構造です。あえてワークウェアらしさを隠さずに、昔の自動車整備工場やガレージで着られている作業着を思わせ、ファッションとして着ても、単なる「作業服」ではなく、アメリカンワークウェアやメカニックウェアに近い、かっこいい無骨さがあります。
BIG FIELD(ビッグフィールド)は、レインウェアやワークウェアを手がける株式会社カジメイクが展開するブランドです。カジメイクは1925年に創業し、もともとは和傘の製造販売からスタートしたメーカーで、その後、合羽やレインウェア、ワークウェアなどへ事業を広げてきました。
現在は、長年培ってきた雨具のノウハウを生かしたレインウェアをはじめ、作業服やカジュアルウェアなど幅広い製品を展開しています。BIG FIELDでは、こうしたワークウェアの中でも実用性を重視した製品をリリースしており、つなぎ服もラインナップ。T/C素材を使ったベーシックなつなぎなど、DIYや農作業、ガーデニング、車・バイクの整備といったさまざまな用途で使いやすい製品が揃っています。
株式会社カジメイクが展開するワークウェアブランド「BIG FIELD」のつなぎ服になります。いわゆる昔ながらの作業着らしいつなぎを、扱いやすいT/C素材で仕立てたベーシックなモデルです。
ポリエステル80%・綿20%のT/Cツイルを使っているため、綿100%のつなぎと比べて乾きやすく、シワになりません。作業で汚れても洗濯しやすく、DIYやガーデニング、農作業、車やバイクの整備など、気兼ねなく使えるつなぎを探している人に向いています。デザインも非常にオーソドックスで、胸や腰まわりに複数のポケットを備えた実用的なワークウェアらしいスタイルです。
広島県福山市に本社を置く日本のワークウェアメーカー「TS DESIGN(ティーエスデザイン)」。創業は1962年で、ワークウェアブランドとしてかなりの老舗で、作業現場で求められる機能性を追求しながら、素材開発やデザインにも力を入れてきました。
単に「丈夫な作業服」を作るだけではなく、機能性とデザイン性の両立を重視。「究極のワークウェア」を目指し、新しい素材や機能を開発しながら、仕事だけでなく日常でも使える製品づくりを進めています。
TS DESIGN(ティーエスデザイン)の「ライトウォームオーバーオール 5120」は、秋冬の作業に対応した防寒タイプのつなぎです。綿100%のブロックツイル生地に中綿を入れた厚手のつくり。表面には撥水加工も施され、軽い雨や雪を弾きながら、寒い季節の作業で身体を冷えから守ります。
生地は単に暖かいだけでなく、綿100%ならではの重厚な風合いかっこいいデザイン。TS DESIGNも「高級感のある重厚な綿の風合い」を特徴としており、一般的な作業着に比べてワークウェアらしい無骨さを感じさせるデザインです。
1889年にアメリカ・デトロイトで創業した老舗のワークウェアブランド「Carhartt(カーハート)」。創業者のハミルトン・カーハートが、当時の鉄道作業員のために丈夫で動きやすいオーバーオールを作ったことからブランドが始まりました。現在もアメリカのワークウェアを代表するブランドの一つで、つなぎやオーバーオール、ジャケット、パンツなど幅広い製品を展開しています。
長年にわたって作業現場で支持されてきた一方、1980~90年代にはヒップホップなどのストリートカルチャーにも取り入れられ、現在では本格的なワークウェアとファッションの両方で知られるブランドとなっています。
カーハートらしい丈夫なワークウェアでありながら、動きやすさも考えられているモデルです。生地には6.5オンスのストレッチキャンバスを使用し、綿98%・スパンデックス2%の構成。カーハート独自の「Rugged Flex」テクノロジーによって、生地が身体の動きに合わせて伸びるようになっています。しゃがんだり、腕を伸ばしたりする作業でも動きやすいのが特徴です。
デザインはかなりオーソドックスなアメリカンワークウェア。ゆったりしたシルエットとキャンバス生地によって、いかにもカーハートらしい無骨なかっこいい雰囲気があります。
極寒環境向けに作られた防寒ワークウェアシリーズYukon Extremesのつなぎです。その中でも「Yukon Extremes Insulated Coverall」は、上下が一体になった本格的な防寒つなぎで、Carhartt自身がWarmth Rating Level 4「Extreme Warmth」と位置づけており、同社の中でも最高レベルの防寒性能を持ちます。
防寒つなぎですが、動きやすさや作業性にもかなり配慮。足首から太ももまで開く長いファスナーや、裾から大きく開けられるため、ブーツを履いたままでも脱ぎ着しやすくなっています。
シンプルで使いやすい作業用つなぎに、動きやすさをしっかり考えた設計を取り入れたモデル「カジメイク 6609 T/C長袖股ハギつなぎ服」。
とても人気の高いつなぎですが、特徴は名前にも入っている「股ハギ」です。股の部分を特殊な形状にすることで、脚を広げたり、しゃがんだりする動作がしやすくなっています。また、腰まわりにも動きやすさの工夫があり、背面には蛇腹状の部分を設け、腰にはアコーディオン状のゴムを採用。前屈したときや立ち座りをしたときに生地が引っ張られにくく、つなぎを着たままでも動きやすいようにしています。
動作にたいして動きやすくなるような、多くの工夫が施されている優れたつなぎ服ですが、価格の手頃さもかなり大きいです。デザインも完全な作業着としてだけでなく、DIYやガレージ作業などでもおしゃれにラフに着ることもできます。
ライダースジャケットが絶大な人気を誇る、モーターサイクル系ブランドのバンソン。アメカジファッションでもありますが、世界でも最大のライダースの一つとして地位を確立しているブランドでもあります。
こちらのつなぎ服「JFV-601-WABASH」は、VANSON(バンソン)らしいバイカーズ・アメカジのデザインを、つなぎに落とし込んだファッション性の高いモデルです。VANSONを象徴するモチーフ「フライングエンブレム」の総刺繍を、を背中一面に大胆に配置。後ろ姿のインパクトが非常に強いですが、さらに襟の裏側にはスター刺繍、右袖にはカスタムワッペンを配置し、前後どちらから見ても装飾性があります。
ウォバッシュストライプの肉厚なデニム生地に、立体裁断やアクションプリーツ、オリジナルリベットなどを組み合わせ、バイカーズウェアとアメカジを融合したかっこいいデザインに仕上げています。
以上です、いかがでしたでしょうか。カジュアルシーンでも作業でも、どちらにしろおしゃれなかっこいいつなぎを着ていきたいですよね。参考にして頂けたらと思います。















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