男女問わずにカジュアルなブランドとして認知されているイルビゾンテですが、ここではイルビゾンテを知るために、成り立ちや製品の特徴、魅力を紹介していこうと思います。
バッファローのロゴが印象的なイルビゾンテ。世界中に支店を持ち、ヌメ革を使った主力商品の財布やバッグの他に、アクセサリーなどを製造、ほとんどの製品で人気のある革製品のカジュアルなブランドです。
1970年に「ワニー・ディ・フィリッポ」氏により、イタリアのフィレンツェにて創業。職人の手により上質な皮を使って作られた製品は、すぐに評判となり、多くの人に知られるようになります。そしてアメリカ人バイヤーらの目にとまると、ニューヨークのバーニーズニューヨーク、ブルーミングデールズ、ベンデル、メイシーズなどのセレクトショップに製品が並ぶようになり、世界中へとその名が広がっていきました。
その中でも日本での人気が高く、本国よりも人気のブランドへと成長されています。
出典:ilbisonte.jp
創業者のワニー氏は、幼いころより創造性にあふれ、ブレスレットやベルトを作っては知人にプレゼントしていましたが、自身の作品を製造会社に見せた所、独創的過ぎて生産してもらうことはできなかったのです。
それならと、妻のナディアさんと工房で自分で作り始めたところからイルビゾンテは始まりました。
イルビゾンテの革は使うほどに美しく、味わいが増すことで有名です。エイジング(経年劣化)により光沢が増し、色も艶も十人十色に変化。使う人によりそれぞれの顔を見せてくれます。
イルビゾンテ独特なエイジングは、使う人を魅了しファンにさせてきましたが、その秘密に革製品は植物から抽出した染料だけを使用すること、原材料にはヨーロッパ産の食用牛の背中部分だけを使用するこだわりのためです。
また、トスカーナのサンタクローチェにある皮のなめし工場は、世界のトップメーカーに革を届けますが、イルビゾンテもここから質の良い革を仕入れて製品を作ります。この工場は創業者であるワニー氏の孫がオーナーを務める工場です。そのため試行錯誤した特別な革が、イルビゾンテに届けられ、質の良い製品が作られているのだと思われます。
イルビゾンテの製品には特長的なバッファローのロゴが刻印されています。「イルビゾンテ」とはバイソンに敬意を表した言葉なのだそうで、バイソンとは水牛のこと、社名をロゴにしているわけです。水牛の力強さと謙虚さ勇気と活力の象徴を受けて、創業者のワニー氏が社名に、そしてロゴにしました。現在のイルビゾンテを表す素晴らしい意味を持ったロゴですね。
ただ、現在のロゴは創業時の物とは違い、1980年にデザインを一新。星を加え現在の形となりました。
イルビゾンテの財布の中で最もシンプルな二つ折り財布。内部にはコイン、カード、札入れの最小限の仕様でロングセラーとなっているレザーウォレットです。
一枚の革を折りたたんだだけのシンプルな作りのコインケース。真ん中のボタンが全体を引き締めます。ボタンを開けると内部はワンボックス、両サイドが立ち上がりボックスになる仕様です。
ボタンが取り外せ、バッグなどに簡単に取り付けることができるキーリング。イルビゾンテの中でもいろいろなキーリングがありますが、最もシンプルで定番のリングです。
車のリモコンキーも収納できるように考えて作られています。この他のキーケースにはフック部分が外れるバージョンもありますが、真っすぐではなく少し斜めにボタン配置されている当品が、おしゃれさでは一番と思います。
名刺入れはたくさんのバージョンがありますが、この製品が最もシンプルな定番のカードケースです。内部は広く、マチがありたくさんの名刺が入ります。
あまり種類が豊富ではないメガネケースですが、とてもシンプルなソフトなメガネケース。さりげないおしゃれアイテムとして使えそうです。
丸みがかわいく、高級感のある光沢が美しいペンケース。十分なマチがあるので、出し入れも簡単に行えます。
ブックカバーはカラーバージョンは豊富ですが、たくさんの種類があるわけではなくこれ一つ。シンプルでイルビゾンテの革の良さを十分に味わえます。
ほとんどシンプルな革ベルトですが、それだけに使い込むほど味わいが出て愛着も沸きます。ベルトの穴と穴の間に数字が刻まれている遊び心も嬉しいですね。
レザーを編み込んだデザインが特徴的。ベルトで長さを調節できる、ベルト風デザインがクラシカルでかっこいいですね。使い込むほどに柔らかくなり、腕に馴染みますしエイジングも楽しめ、長く愛用できるブレスレットです。
煙突のようなかわいらしいペン立て。カラーバリエーションが豊富で、シボ感のあるもの、滑らかな物など天然の革をお楽しみいただけます。
以上です。エイジングで味わいある製品として完成するイルビゾンテの革製品。長く使って自分だけのオリジナル品として愛用していきたいですね。
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