メガネをしている人ならば必要になるメガネケースですが、ファスナー式、開閉式、片口差込式、スタンド式、ロール式などのさまざまな種類があり、多くのブランドからリリースされています。
ここではかっこいいメガネケースをお探しの方に、ブランドに分けてデザインの良い製品を紹介していきます。
メガネケースにはいろいろな形状のものがあり、使い方などもさまざまなので、まずはケースのタイプを見ていきたいと思います。
最もオーソドックスな定番の製品で、メガネを購入する際には大抵このタイプのケースが付いてきます。メガネ拭きを敷いた上にレンズ置き、蓋を占める使い方です。頑丈な作りをしているのが特徴で、鞄などにいれて持ち運ぶのに便利。使い勝手がいいので、初心者さんに最適です。
片口に差し込み口が見えている形状をしているメガネケースです。片口からひっぱるだけなので取り出しやすく、しまい易い特徴があります。ただ片方が開きっぱなしなのでケースから落ちやすいといったデメリットもあり、また、材質も革などの柔らかい物が多いため、鞄に直接入れるのには向かず、持ち運ぶ際は注意をする必要もあります。
ロール式は革などにメガネを入れた後にクルクルと巻いて収納するタイプ。収納した後も取り出す際も紐を解いたり巻いたりする必要があるので、少し手間がかかります。ただとてもおしゃれな形状をしている製品が多いため、こだわりがある人向けです。
片口式メガネケースの片側に口金が付いたがま口式。パチリと閉まるためにケースから落ちる心配がないのがメリット。おしゃれかどうかは人それぞれだと思いますが、がま口式は数が少ないので珍しい製品ではあります。
ファスナーで開閉するタイプのメガネケース。ファスナーでしっかりと閉まり、メガネを入れる役割だけではなく、小物を入れて持ち運ぶなどのマルチケースとしての役割を持つ製品です。ただあまり頑丈ではない素材で作られたものが多いので、落下に気をつけたり鞄などに入れる際には注意が必要です。
ハードケースはしっかりとしたアルミなどの素材を使い、硬くて丈夫なのが特徴。外からの強い衝撃から守ってくれ、鞄の中など、どんな場所でも安全に保管することができます。
ソフトケースは柔らかい革などの素材を使っています。ハードに比べると柔らかいので、衝撃から守るよりも汚れから守ります。持ち歩くときは重いものの下敷きにならないように注意が必要です。
どちらもそれぞれにかっこいい製品はありますが、特徴を理解した上で自分に必要なタイプを選びたいです。
メガネケースはメガネを入れるためだけではなく、他に小物などを入れて置ける小さなポーチとしても使い道のあるものもあります。そういった製品ならば、メガネをかけてる間は使わないケースも有効活用できるかもしれませんね。
また、複数収納できるタイプのもあり、内部に仕切りが付いて複数のメガネをシーンで使い分けることができる便利さがあります。一つしか必要ない人には仕切りのある空いたスペースをこちらも有効活用したいです。
以上です。ここからは実際にかっこいいメガネケースを見ていきたいと思います。
レイバンはイタリア・ミラノに本社を構える、1937年に設立されたメガネ・サングラスのグローバルリーディングブランド。アメリカ陸軍航空隊の委託でボシュロム社により設立されました。特にサングラスではかっこいいイメージを持ち、有名人の愛用者も多く日本でも有名なブランドです。
「光学的に眼を守らなければ、サングラスとは呼べない」というコンセプトを持ち、機能的に優れたサングラスを生み出してきましたが、1999年にルックスオティカ (Luxottica) に売却されてからはデザイン性も強化されています。
アメリカン・ファッション・デザイナー協議会から「世界最高級のサングラス」の称号を得るレイバンのメガネケース。レイバンのサングラスにピッタリな革素材の製品ですが、レイバンでない一般的なメガネのケースとしても使いたくなるようなかっこいいデザインですね。
特集なハイカーブサングラスは収まることが出来ないかもしれないとのことですので、全長16cm縦6cmに収まるメガネならば使えるのではないでしょうか。
1919年にイタリア・カドーレにて、ブランドの名前になっているジョルジョフェドンにより設立。革新的なデザインコンセプトを持ち、熟練の職人によりレザーアイテムを生み出しています。
時計なども有名ですが、アイテムの中でもメガネケースでは評価も高く、メガネケースのブランドとして知られています。
ジョルジオフェドンの1919コレクション。創業時のクラシックなロゴマークが中心に描かれ、定番タイプながらロゴの美しさをより際立たせています。ロゴが高級感を演出しているようです。
革製品を中心とするブランドの製品らしく、本革に近い合成皮革とアルミで作られ、手触りや質感も良いとのこと。薄い作りなので厚みのないメガネを収納するのにおすすめです。
株式会社パールは眼鏡関連のクリーナー、ケースなどの商品を開発・製造・販売を行う企業。1959年に日本で初めて「メガネのくもり止め」を開発し創業。OEMでの開発も行っており、ロジスティックセンターなども開設されています。
主力のクリーナーの他に、特にメガネケースの種類も多く、和風から北欧まで様々なデザインをラインナップされています。
フィンランドのデザイナー、「アンナ・エミリア」のイラストをプリントしたメガネケースです。四季の花々や自然を描くデザイナーで、寝具や食器などにも使われることが多く人気です。
こちらのメガネケースも純白のフェイクレーザーに、色合いの美しい花々が描かれており、北欧風でおしゃれ。バッグに入れても邪魔になりにくいスリムなフォルムです。
イルビゾンテはバッファローのロゴが特徴的なイタリアのレザーブランドです。1970年にイタリア・フィレンツェにて妻のナディアと小さな革アイテムのショップをスタートさせました。
創業者のワニー・ディ・フィリッポ氏いわく、「雨がふればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテはあなたの一部になります。」との言葉をコンセプトに、耐久性が非常に強く、時間とともにエイジングの美しさ増す革製品をリリースしています。
アイテム製はとても多く、レザーならなんでもあるようなラインナップ。本国よりも特に日本で人気のブランドです。
さりげない程度のガードに、大人のおしゃれ感があるメガネケース。バイソンのロゴがより美しく映るシンプルなデザインですが、エイジングに定評のあるイルビゾンテなので時間とともによりレザーの風合いも増し、愛着のあるアイテムにならのではないでしょうか。
オープン式なので少しの間置いておくなどの場合に使いたい製品で、カラーバリエーションも豊富で選びやすいと思います。
イルビゾンテのがま口式ポーチ。メガネケースとして使えますし、ペンケースとして使っても良さそうです。
イルビゾンテではオープン式は多い中、こちらはしっかりと閉じるので鞄などに入れて持ち歩いたり、ケースに入れておくことが多い人はこちらの方が良いですね。がま口タイプはあまりブランドでは少ないので、人気のイルビゾンテがリリースしているのはうれしい所です。
2016年に東京で誕生したレザーブランド。評価の高いイタリアのベジタブルタンニングレザー専門タナリー・ガビアーノ社のレザーを使っているのが特徴で、こちらはイタリア国内のブランドのみに供給してきた門外不出のレザーでしたが、ゴルベが日本ではじめて認められました。
デザイン・素材、機能にこだわったアイテムをリリースし、かっこいい製品がラインナップされていますが、中でも特にメガネケースは素晴らしいデザインに仕上がっているのではないかと思います。
化学薬品を一切使わない、ガビアーノ社のレザー使ったメガネケースです。日本では2016年に初めて「ゴルベ」にて仕様が認められました。一味違った艶のある革がやっぱり魅力的です。
内部にはベルベット素材を使い、見た目も美しいですが強度を高めてメガネを守ってくれているように耐久性もあります。カラーバリエーションもとても多く、な入れなどにも対応してくれているようです。
サングラスやメガネ関連の製品をリリースしているアイウェアブランドのケースを紹介しています。多くのアイウェア関連のメーカーがケースをリリースしており、サングラスのレイバンや、スポーツサングラスのオークリーといったかっこいいブランドもリリースしていますが、自社の製品に対応したサイズの場合が多いです。
スポーツアイウェアブランドのSWANS(スワンズ) は、1911年に大阪で眼鏡レンズ加工業として産声を上げた山本光学が、1972年にスポーツシーン用に設立されました。日本のメーカーとして蓄積したデータを元に、日本人にフィットする製品を得意としています。
こちらのメガネケースは、そのSWANSのオーバーグラスサングラス用になります。カラビナ付きの機能性も良いですね。大きめなので、どんなスポーツサングラスでも収納できますが、一般的なメガネには大きすぎるかもしれません。
ラウンドファスナーが特徴的なメイガンのメガネケース。メイガンは花粉対策のスカッシーで知られる昭和38年創業の歴史あるアイウェアメーカーです。
ラウンドファスナーがついたメガネケースは開閉しやすく、先端には大きなカラビナが付き、バッグやリュックなどに取り付けることが可能で持ち運びに便利な仕様。素材にはウレタンを使ったセミハードで、しっかりと守ってくれます。価格も安く、カラーバリエーションも豊富で人気です。
革小物や、ラグジュアリーブランドなどの多くがメガネケースをリリースしており、革のメガネケースが1番多いと思われます。
もともとはイタリアのブランドでしたが、現在は伊藤忠商事が運営している日本のブランド「オロビアンコ」。
真ん中のロゴがエレガントで男らしいかっこよさがあります。ハードカバーなので、鞄などに詰めて入れても問題ないのがうれしい所。真ん中に革を使っていますが、デザイン性と滑り止めの重宝を兼ねています。
またプッシュ式なので、ワンプッシュでフタが開いてメガネを出し入れできます。
Buttero(ブッテーロ)とはヌメ皮の王様とも呼ばれるイタリア伝統レザーの名称で、その質の良いレザーを使って作られたメガネケース。1974年にイタリア中部のトスカーナでマウロ・サニーが設立したブランドにもブッテーロといった名前ブランドがあるので、そちらのメガネケースだと思われます。
中世風なデザインがかっこよく、見た目はロール型なのですが入れ物になっており、革の質もよいのでメガネをしっかりと守ってくれそうです。
エコ基準をクリアした、ナチュラルな牛革を使い制作されたメガネケース。革の紐で巻かれているのがポイント。アンティーク調がかっこいいですね。
KAKURAは1998年に創業された日本のメーカーで、主に革を使った小物類を製造販売しており、製品は工房にて一つ一つ手作りにより作られています。できる限り自然素材で商品化しようとする理念を持ち、大量生産された製品にはない良さがあるのではないでしょうか。こだわりのある方向けのアイテムです。
札幌革職人館のメガネケース。さっぽろ地下街オーロラタウンにあるこだわりぬいた手作りレザーのお店ですが、財布など評価の高いアイテムも多いです。
特徴的なネックストラップは裏面にヌメ皮を施して、強度も強く機能的。差込タイプで取り出ししやすく、ストラップを首にかけて使いたい時に取り出すような使い方もいいと思います。
イタリアミラノのブランド「ボナベンチュラ」。「身近なものを上質なものに変えられたら、いつもより幸せを感じられる」がコンセプト、社名にはイタリア語で幸福の意味を表しています。
ペリンガー社のレザーを採用した本製品は経年変化がなく、そのままの状態を長く保てるメガネケース。弾力性があり傷や汚れにも強いようです。表面のシマ状の模様が渋いですが、カラーバリエーションは明るい色が多くポップです。
吉田カバンが展開するブランドのポーター。その中のハイブリッドシリーズの製品です。メガネケースではなくマルチケースですが、大きさ的にもメガネに十分な大きさがありますし、革の質の良さも信頼があります。1000デニールという耐久性・耐摩耗性を持つ糸を使った厚手のしっかりとした生地ながら、軽量化をはかり見た目よりも軽くなっています。
北欧系のメガネケースを紹介しています。ノルウェー・スウェーデン・フィンランドなど、北欧諸国独特な暖かみのあるデザインは人気があり、製品は多いです。ただ北欧ブランドとなると、メガネケースをリリースしているブランドは少ないようですが、moz,マリメッコなどはリリースされていました。
moz(モズ)のロゴにもなっている、特徴的なエルク柄が一面にプリントされたメガネケース。少し派手かもしれませんが、可愛らしくもありますね。mozとはスウェーデン語でそのままエルクという意味を持ち、エルクをモチーフにしたアイテムを展開している北欧ブランドです。
こちらは可愛らしい柄とは似合わずに、スチールで作られた衝撃に強いハードケース。サイズは小さ目なので、どんなメガネにも対応しているわけではないので確認が必要です。
マリメッコは北欧を代表するようなフィンランドの人気ブランドです。インテリア・ファッション・バッグと幅広く展開され、北欧デザインの中でも独創的なデザインと鮮やかなカラーリングが特徴的で、国や世代を超えて多くの人に愛されています。
こちらのメガネケースはマリメッコの中でも人気のウニッコ柄が描かれたケースです。ガマ口タイプでマリメッコ好きの人には小物入れとしても愛用出来るのではないでしょうか。
インテリア・雑貨ブランドなメガネケースを紹介しています。デザインや強度そこそこでも、価格の安い雑貨としてリリースされており、ダルトンやハイタイドなどの有名な雑貨・ステーショナリーブランドが製品をリリースしています。
ダルトンはレトロ感のある雑貨が人気の日本のインテリア・雑貨ブランドです。製品が豊富で、ショップに製品を卸す卸売業から店舗の運営までを行っています。
こちらのシンプルで落ち着いたツートンカラーのメガネケースは、ビジネスシーンでも使うことが出来そうですね。合成皮革、アイアンで作られた1000円をきる価格設立は、ダルトンらしく嬉しいポイントです。
レトロ感がおしゃれなハイタイド・ニューレトロシリーズのメガネケース。ハイタイドは福岡を拠点に、持っていて嬉しくなるデザインや質感にこだわったステーショナリーを中心とした雑貨ブランド。アメリカンなレトロ感のあるPENCOシリーズのステーショナリーで知っている方も多いのではないでしょうか。
こちらもクラシックなケースの中心に可愛らしいハトが特徴的で、やや大きめな作り、多くのメガネに対応できます。
パーリィー特有のエルクの革をふんだんに使ったおしゃれなメガネケース。希少な本物のエルクを使い作られているので、貴重な魅力があります。それでいて値段も5000円に抑えられているのもうれしい所です。
他の革製品にはない、エルクのエイジングを楽しむのもいいのではないでしょうか。
とてもシンプルで、最高級な牛革を使用した男らしいデザイン。白の縫い糸と丸みのあるかわいさが、絶妙なバランスをもたらしているDUCTのメガネケース。
DUCTはお客様と生産者をつなぐ意味をもつ「導管」の名前をブランド名に、幅広い年代の男性に人気のブランドです。
とても落ち着いた色のメガネケースで、シックで大人感が強いです。バリエーションは3つありますが、どれも落ち着いたかっこ良さがありますね。
2mmのクッションが入っていますし、内側にノーズパットが設置されているために中で固定され、カバンなどに乱雑にいれた場合でもメガネをしっかり守ってくれます。
以上、メンズ向けのおしゃれでかっこいい革のメガネケース14選でした。
メガネをかける人の中にもケースを持たない人もいますが、どうせ持つならハードタイプでもソフトタイプでもおしゃれな物がいいですよね。参考になっていただけていたらと思います。
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