
衣類や防止、バッグなどに張り付けることで、よりかっこよく飾ることができるワッペン。ドイツ語で「紋章」を意味する言葉で、中世ヨーロッパで身分や所属を示すために使われた布製の飾りが起源とされています。
現代ではバイカーやパンクスの方達などが、スカルタイプのワッペンを、ライダースジャケットに張っているのを見かけることもあると思いますが、さまざまな種類もありますので、ここではアメカジやミリタリーなどの種類に分けてかっこいいワッペンを紹介していきたいと思います。

ワッペンを貼り付けるには、特別な液体を使い熱で絶着できるアイロンタイプの他に、シール、マジックテープ、針と糸で縫い付ける方法があります。
それぞれに適したアイテムがあると思いますが、ノートや貴金属にはシールタイプ、衣類などにはシールでは取れやすくアイロンが向いていますね。それでも何度も洗うようなアイテムではアイロンでも心もとないので、縫い付けるのが最も確実です。
ワッペンにはアメリカンヴィンテージ、ガイコツ柄スカル系、ミリタリー関連、和風などの様々なデザインものがあります。
自分のファッションやインテリアのデザインと、関連するタイプを選択すると相性が良く、アメカジならアメリカン。MA-1などのミリタリーファッションならミリタリーワッペンなどで、また、バイカーならハーレーダビッドソンなどのロゴ、スカル系。パンクスならパンクバンドのワッペンなど、合わせられる所を合わせた方がよりおしゃれなに飾れます。

ワッペンの素材にはエンブクロス、ツイル、太綾綿布、フェルトなどかあります。その中でも定番となっているのがエンブクロスで、異形断面糸とよばれる特殊な糸で織りあげられており、凹凸があり光沢があり高級感があります。かっこよさではおすすめの素材です。
他にもツイルは表面に凹凸がなく、刺繍を表現しやすい素材で洗濯にも強いので、作業着など企業などのワッペンに採用されやすくなっています。
また、フェルトは柔らかい風合いで、衣類などに違和感のない取り付けることができ、温かみがあるために園児などの製品でよく使われているようです。素材により向き不向きがあるので気を付けましょう。
以上です。ここからは種類に分けておしゃれでかっこいいワッペンを紹介していきます。
有名なブランドやメーカーには必ずロゴがありますが、企業ロゴのワッペンを欲しいという人は少ないのか、製品は少ない印象です。それでも超有名なコーラやマックなどは定番の人気があり、ブランドにはロゴワッペンがリリースされていたりしますので、好きなブランドのものがある場合は見つけやすいと思われます。
ブランドのシンボルでもあるMの爪痕ロゴがデザインされたエナジードリンクのワッペンです。日本製COTTON-3M製をつかった高品質なアイロン刺繍ワッペンとなっており、アイロンで丈夫に貼り付ける事が可能です。
ロゴデザインがもともとかっこいいので、キャップ、アウターなどさまざまな場所に貼ってもおしゃれなアイテムになると思われます。
若者に人気のカジュアルブランド「チャムス」のロゴワッペンです。ブービーバードが可愛らしいロゴワッペンで、他にバードだけのシンプルなものもありますが、こちらは周りにチャムス発祥の地「HURRICANE UTAH」と創業の1983年の文字が描かれているのが特徴となっています。
アイロンで接着できる糊が裏面に塗られていますが、数か所は糸で縫われることを推奨されています。チャムスのアイテムに、さらに目立つように貼りたいワッペンです。
スペシャルズやマッドネス、セレクターなどのグループをかかえた人気レコード会社「2 Tone Records」のロゴですが、こちらはSKAミュージックを象徴するカルチャー・アイコンとしても現代に受け継がれています。
こちらのワッペンにも2Tone Recordsのマスコットキャラクター「ウォルト・ジャブスコ」がしっかりと描かれており、ルードボーイスタイルのクールなスカ・ファッションがおしゃれないで立ちです。ワッペンを張ることで、よりクールなアイテムへとかえてくれると思われます。
アメカジはファッションだけではなく、ワッペンも人気なようで多くの製品があります。アメカジワッペンはファッションにあてやすいですし、アメカジ定番のマークなども揃いかわいらしい製品が多いです。
レモンライムソーダの甘みがおいしくさわやかな炭酸飲料の「7up」。自分達はコーラではないといったアンコーラのキャンペーンにて、アメリカ70年代当時の若者文化やカウンターカルチャーの反骨精神にマッチし、大ブームとなった飲み物です。
ポップでレトロなアメリカンカルチャーを象徴するモチーフとして、7upのロゴを使ったこちらのワッペンも人気があります。企業ロゴワッペンは汎用性も高く、さまざまなアイテムに違和感なく貼ることができます。
66番目に開通したことで命名されているアメリカの国道Route66。アメリカ開国時に重要な国道であったことなどでとても有名な国道としてしられ、その標識はアメカジ好きの間では定番となっているほどです。現在でもルート66関連のアイテムは人気があり、もちろんアメカジ好きの間ではワッペンも人気となっています。
強い熱接着剤が裏面に施されており、アイロンで接着できたりもちろん縫うこともできます。
「お口でとろけて、手にとけない」のキャッチコピーで、日本でも人気のあるアメリカ発のチョコレート菓子「m&m」。
商品に登場する擬人化されたかわいらしいキャラクター達が、パーッケージから出てきているようなユニークなこちらのワッペンは、一気に遊び心のあるポップなアメリカンな雰囲気を演出することができそうですね。m&mは「アメリカの日常」を感じさせる身近なブランドであり、そのポップなデザインでアメカジファッションに欠かせないアイコンの一つとなっています。
日本的な和テイストのワッペンです。
風神と雷神をモチーフにした、日本文化が凝縮された象徴的な和柄ワッペンです。荒々しい表情とダイナミックなポーズが特徴的で、「和」のテイストを力強く表現できるのではないでしょうか。
アイロンで接着加工できるタイプで、インパクトの強いキャラクターはバッグやポーチなどに貼り付けて、強いオリジナルデザイン感を作り出すことができます。
謎に包まれた国宝の鳥獣人物戯画内の代表的な絵をモチーフとしたワッペンです。カラーも明るく刺繍もきれいですし、カエルとウサギが楽しそうなのが良いですね。高い精密度を誇る専用刺繍ミシンを使用して作られ、立体感のあるワッペンとなっています。
こちらの製品は縫い付けることはできると思いますが、アイロンにより貼り付けることには対応しておらず、その代わりにマジックテープでの着脱が可能のようです。
葛飾北斎の代表作である連作『富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』の第1図「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」のワッペンです。浮世絵を代表するような作品で、芸術性も高く、一目で何か分かるのが良いですね。
立体感と光沢が有り高級なイメージのあるデザインで、6枚セットでお得感も高く、和風カスタマイズには最適なアイテムとなっています。
アーミー系のワッペンは、MA-1などやミリタリー系のアイテムに貼ることでよりミリタリー調のファッションが強調され、サバゲーなどが好きな人にもバッグなどに貼り付けて好む人が多いアイテムです。
それぞれの国の軍服には所属する部隊のエンブレムがありますので、それと同じものが作られていることも多いようです。
世界で最も有名かつ象徴的なミリタリーパッチの一つ、アメリカ陸軍第101空挺師団の部隊章をモチーフとしたワッペンです。精鋭部隊として有名で、精神やミリタリーファッションとして愛用している人も多いです。
しっかりとした刺繍がされており、口コミなどでの評価も高くなっています。
初代『メタルギア』などに登場する武装要塞国家「OUTER HEAVEN(アウターヘブン)」をモチーフにしたベルクロワッペン。大きなどくろが印象的なロゴですが、メタルギアファンやサバゲー愛好家の間では、非常に人気があります。
裏面にマジックテープ(面ファスナー)がついているベルクロタイプなので、気軽につけ外しができるのは良いですね。
トカゲ(ヤモリ)を迷彩柄でデザインした素敵なワッペンです。過酷な環境や自然の中で生き抜くタフさや、生命力を象徴するモチーフとして扱われるトカゲ。壁などを這う性質は「隠密行動」や「潜入」といった、特殊なミッションを連想させやすく、ミリタリー的な要素と親和性が高く、サバゲーなどを楽しむ方には親しまれています。
こちらのワッペンは、有名なアパレルブランドが利用している工場でつくられており、上質な刺繍ワッペンに仕上がっているようです。
こちらのワッペンはアメリカ陸軍第82空挺師団の正式な部隊章をモチーフものになります。ミリタリーやサバゲーファンにとって非常に有名で、歴史的背景と強い誇りを持つシンボルのかっこいいワッペンです。
真ん中のデザインされた「AA」文字は、師団の愛称である「オール・アメリカン」に由来。ペルクロワッペンとなっていますが、サバゲー用のウェアやベスト、キャップにはワッペンを貼り付けられるメスのベルクロが標準装備されているものが多いため、着用も簡単そうです。
スカルワッペンはライダーやバイカー、パンクスの人が好みライダースジャケットなどに付けることが多いです。バイクやパンクが好きでなくてもスカルワッペンはかっこよく、好みで付ける人もいますし、骸骨をロゴにしているバンドも多いので数も多いですね。
スカル(ドクロ)とクロスボーンの古典的なジョリー・ロジャー海賊旗デザインのワッペンです。最も有名かつ象徴的な旗海賊と言えばジェリーロジャーですし、海賊のシンボルはやはりドクロ。いろいろなパターンがありますが、こちらは眼帯をつけた攻撃的なデザインとなっています。
ベルクロタイプで、ミリタリーやサバゲー装備のカスタムとして使うのもよいかもしれません。
パンクバンド「Misfits」のロゴワッペンになります。ミスフィッツはパンクというよりもホラーパンクというパンクのジャンルを超えた存在になっており、本人達のメイクとスカルの愛称が抜群のバンドです。
確か90年代にオリジナルは解散してしまっていますが、根強い人気があり「Astro Zombies」などの名曲は今も残ります。ミスフィッツ好きには確実に喜ばれると思いますし、パンク、ロック好きの方にもかっこいいと思えるアイテムなのではないでしょうか。
モヒカンスカルのかっこいいワッペン。ただ明記されていませんが、これはパンクバンドのEXPLOITEDのキャラクターロゴのスカルだと思います。アーミーやモヒカンはEXPLOITEDのトレードマークですし、このスカルモヒカンはバンドを良く表していると思います。
アイロンを使ってライダースなどに付けるとかっこいいと思いますが、手芸用ボンドなどで取り付けるのも良いようです。
江戸時代末期に描かれた浮世絵の傑作の一つと言われる歌川国芳の「相馬の古内裏(そうまのふるだいり)」のワッペンです。画面を覆い尽くすほど、巨大な一体の骸骨が画面いっぱいに描かれたインパクトは、この相馬の古内裏以外にありません。
アニメのキャラや登場する組織のエンブレムのワッペンです。その作品のファンやお子様に人気があるため、多くの製品があります。
機動戦士ガンダムのジオン公国のマークを切り抜いたワッペンと、PRINCIPALITY OF ZIONのV字形プレートのワッペンセットになります。
連邦もジオンも多くの違うバージョンのワッペンがリリースされていますが、ガンダムを好きな人ならば、大国の連邦よりもやはりジオン軍の方に思い入れが強くなりますので、やはりジオンの方がかっこ良く見えるかもしれませんね。
PVC製で汚れや水に強く、裏面にはマジックテープが付き、またマジックテープが貼りつく土台も付属しているので使いやすいワッペンとなっています。
ワンピースの刺繍腕章と胸章をテーマとした、20点セットのアイロン接着タイプのワッペンです。主にルフィが多いようで、さまざまな表情やポーズを楽しめるデザインとなっているのではないでしょうか。
20点のセットになっており、ワンピース好きの人なら1500円のお得なアイテムとなっているように思います。
ワッペン屋Dongriの製品で、「素早さを笑顔に KIBIN」といった面白ワッペンになります。同じビール関連ではその他にスーパーエロいといったバージョンもありました。
高い精密度を誇る専用刺繍ミシンを使用して作られた立体感ある刺繍が特徴。マジックテープのメス部分に対応しているので、メスのベルクロがあれば簡単に取り付けることができます。
「もうすぐ限界」と文字で書かれたワッペン。現在の自分を表したい時に接着したいかもしれませんね。ワッペン屋Dongriにはユーモアのある言葉のワッペンも多く、他にも「褒められて伸びるタイプ」「明日から本気出す」といったものもラインナップされています。
ワッペン屋Dongriのアイテムはマジックテープで張り付けるタイプになりますので、こちらもアイロンで張り付けることはできませんが、気分によって気楽に張り替えられるので、マジックテープ式の方が良いように思います。
福本伸行の人気麻雀作品「アカギ」に登場する市川のセリフ「狂気の沙汰ほど面白い」をモチーフとしたワッペンです。福本漫画には多くの名言が登場しますが、中でもこちらは屈指の名言で、印象に残っている方も多いかもしれません。黒のバックに白で文字を刺繍しているのもインパクトがあって素敵なデザインだと思います。
ギャンブル以外にも、ここ一番の時にこの言葉があれば一歩勇気をもって踏み出せることもあるので、バッグなどに貼って忘れないようにしたいですね。
以上です。いかがでしたでしょうか。バッグなどの持ち物にワッペンを張り、自分だけのオリジナルなアイテムにして、おしゃれにお気に入りのアイテムで気分も楽しくいきたいですね。





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