スポーツ時などの日除けや、髪のセットをしないため、カジュアルなファッションのためなど、いろいろな用途のあるキャップですが、種類も豊富で多くのブランドやメーカーが製品をリリースされています。
ここではファッションのため、かっこいいキャップを探している方向けに、定番のベースボールやワーク、フライトなどの種類に分けてブランドの製品を紹介しています。
キャップの素材には綿、コットン、ポリエステル、ナイロン、ウールなどさまざまなものがあります。素材によって耐久性や洗濯ができないといった特徴があるので、デザインだけでなく素材にも注目してみたい所。素材の中でも綿、コットン、ポリエステルは多くの衣料で使われているように、やはり帽子でもこれらの素材のものが多いです。
綿・コットンは他の素材に比べて耐久性も高く、吸水性・保湿性・通気性に優れているので、キャップに使われた場合は肌触りが良く、被り心地によい特徴を持ちますが、一方では吸収性に優れているために速乾性はなく、濡れやすい環境で使うのには向いていないといった欠点も持ちます。
ポリエステルは綿・コットンよりも高い耐久力もありながら、速乾性があるためにアウトドアシーンの帽子で使われることが多いです。形状も保ちやすいのでアクティブに使っていきたい素材です。ただ、水にぬれると縮むといった欠点をもっているので、その点は注意したいです。
良い所だけでなく、欠点やデメリットを理解していると使い方や、選び方の参考になると思います。
帽子のサイズは頭囲のサイズ+0.5~1cmが最もしっくりくると言われています。まずは自分の頭囲を知ることが大事ですば、例えば頭囲が55cmの人は、帽子の頭囲が55.5~56cmのものを選ぶと丁度良くなります。
ただ、帽子は素材により洗うと縮んでしまったり形が崩れる場合も多く、少しだけ大きめなものを選ぶのも良いかもしれません。
丸顔、細長など人の顔はさまざまな特徴があり、さらにキャップも種類が豊富です。一般的に言われている顔とキャップの形でマッチするものを並べてみたいと思います。
・面長の人はどのキャップも似合いやすいですが、気を付けたいのがトップが高いものを選ぶとより面長が協調されてしまう点。深めのものを選ぶのがおすすめで、トップが平になっているワークキャップなどもマッチするとおもわれます。
・丸顔の人も面長と同じでキャップが匂うタイプの顔です。浅くかぶっても深くかぶってもどちらもそれぞれに良さがでるので被り方を気にする必要もないかと思われます。ただ丸を強調したくない場合は、深く被るタイプとつばが広いタイプは選ばない方が良いかもしれません。
・逆三角形のシャープな顔の人はトップが平たいものを選ぶと、より三角形が協調されてしまうので気を付けたい所。またツバが広く大きいとバランスが悪くなることもあるので、ツバの広さにも気を付けたいです。浅めが似合います。
・卵型は最も帽子の似合うタイプだと言われています。特に注意する点もないようですが、ただキャップよりもハットやニット帽などの方が良く似合う印象です。
自分の顔のタイプを考えて選びたいですね。
以上になります。ここからはブランドごとにかっこいいデザインのキャプを紹介していきたいと思います。
1920年にアメリカで創業されたヘッドウェアブランドの「NEW ERA(ニューエラ)」。ベースボールキャップの代名詞ともいわれるほど、人気の高いブランドです。MLBの公式選手用キャップのサプライヤーでもあるので、やはりメジャーリーグで使われているものと同じであることから、本物としてのステータスがあるのが強み。MLB公式に認められている他のキャップブランドもありますが、実際にゲームで選手が被っているのはニューエラのみです。
当然野球ファンからは人気があるのですが、普段使いのファッションアイテムとしても高い評価を得ていおり、ストリートファッションのマストアイテムとしても地位をきづいています。
ニューエラの中でも最も人気のある定番シリーズ「59FIFTY」。ウール素材の生地番号5950に由来するこのシリーズは、1954年にベースボールキャップの完成系として誕生して以来、多くの人に愛されてきたキャップです。唯一無二の形状を持ち、素材や配色、ロゴの大きさなどの違いで多くの種類があります。
ウォッシュ加工を施して柔らかな被り心地のニューエラの9twenty。定番の59FIFTYとは違い、浅めの作りで柔らかいフロントパネルを持ちます。2013年にリリースされたモデルで、現在は59FIFTYに負けないストリートシーンで人気のモデルとなっています。
アメリカ・ボストン発祥のカジュアルキャップブランド「47(フォーティーセブン)」。1947年にイタリアから米国へ渡った双子の兄弟、アーサーとヘンリーによって、47の前身となる会社が設立されました。1960年にボストンレッドソックスのレプリカキャップを製造したことがきっかけで、47がスタート。前身の会社が1947年に設立されていることに由来されています。
MLBの公式ライセンスキャップを展開するなどで注目も高いのですが、ニューエラはストリート感の薄さも良く、年齢が高くても着用しやすさもあるようです。デザイン性も良く、上質なアイテムが揃っている人気のブランドです。
47(フォーティーセブン)はアメリカ・メジャーリーグベースボールの公認ライセンスをもち、その他にもアメリカの4大プロスポーツリーグ NFL, NBA, NHLとパートナー契約を持つなど、スポーツビジネスと密接に関わったブランドです。
こちらは人気の定番モデルCLEANUP。ファッション性が高く、アメリカでの定番ファッションアイテムとして定着しています。
1988年にアメリカ・ワシントン州シアトルで設立された「EBBETS FIELD FLANNELS(エベッツフィールドフランネルズ)」。ヴィンテージベースボールキャップのパイオニアと知られているように、当時のベースボールキャップを忠実に再現されています。もともとブルックリンにあったドジャースのホームスタジアム「エベッツフィールド」が社名の由来になっているように、ベースボールへの愛情も感じられます。
当時のままのアメリカ製にこだわり、また、昔ながらの製法によって作られるキャップはアメリカンヴィンテージを感じられる人気キャップとして定着されています。
エベッツフィールドフランネルズの定番ヴィンテージタイプのベースボールキャップ。素材にはコットン100%を使用しています。
人気のヴィンテージタイプですが中でもこちらは6パネル。8パネルの方が作りもしっかりとしていますが、ヴィンテージタイプなら6パネル式の方が雰囲気があるように思います。内部には「MADE IN USA」のタグも使用されているのもポイント。これがないとオールドアメリカンは感じにくいですよね。職人の手作りのかっこいいキャップになっています。
丸いトップにつばの着いたベースボールタイプ。世界中で人気のあるスタイルであり、キャップと言えばこちらのベースボールを指すことが多い、最も普及している形状の帽子です。
ブルックリンスタイルとも言われ、つばのあるキャップは日除けとして機能し、野球選手が被る帽子として誕生しました。現在ではストリート系のファッションのアイテムとしても人気です。
タフなダック生地を使用して作られたカーハートのアッシュランドキャップ。フロントパネルにロゴパッチとシンプルでかっこいいデザインです。
カーハートはアメリカの労働者の求める頑丈なワークウェアを製造して、アメリカの発展と労働者を支えてきた歴史をのあるブランド、労働者の帽子を作ってきたと思いますが、キャップもニット帽もワークシーンだけでなく、カジュアルでストリートファッションのアイテムとして人気があります。
プロスケーターのKeith Hufnagel(キース・ハフナゲル)により立ち上げられた、アメリカのフットウエア、アパレルを展開するコンテンポラリー・スケート&ライフスタイルブランド。ストリートを代表するブランドの1つです。
ツバは曲げられたカーブバイザー、フロントパネルは芯のないラフなボディ、シンプルな定番デザインのOGロゴなどが特徴。スケーターに人気のブランドですし、デザイン的にも特に若い人が着用するとよりかっこよさそうです。
ワークキャップは円筒型につばの着いた独特な形状をした、1900年台初頭にアメリカで誕生した文字通り労働者用のキャップ。発端は鉄道員の帽子であったようですが、改良・進化を重ね、現在ではファッションとして定着した人気を獲得しています。
アメリカを代表するカジュアルワークウェアブランドのディッキーズ。874ワークパンツに代表されるワーク系のブランドとして100ヶ国で愛用され、リーズナブルなことでも多くの人に愛用されています。
こちらはクラシカルでスタンダードタイプのワークキャップです。ハリや光沢感のあるツインテイルズ素材を使い、シワや折り曲げてもあとが付きにくい頑丈さが特徴。ワークらしいかっこよさがありますね。
王道の路線で落ち着いた雰囲気ならこちらのキャップがおすすめです。
アヴィレックスは1937年に設立され、第二時世界大戦時には多くの人にフライトジャケットを軍部に送ります。映画「トップガン」で同社のフライトジャケットが採用されたことで、多くの人に知られるブランドとなり、現在はミリタリーウェアブランドとして定着しています。
こちらのアルヴィレックス製のワークキャップはかなり大きめに作られているキャップで、ミリタリー感もあるカジュアルファッションアイテムに使いやすいと思われます。
人気アウトドアブランド「ロゴス」のワークキャップです。アウトドアにとてもマッチしたデザインですが、普段使いにも使用しやすそうなタイプだと思います。ロゴスと一目で分かるのも良いですね。
バックにはサイズ調整のアジェスターがあり、この部分がチロリンテープとなっているように細かい所にも拘りがあるようです。
つばの短さが特徴的なアンパイアキャップ。野球の審判が被っている帽子に似ていることからアンパイアと呼ばれますが、ほかにもサイクルやショートブリムといった呼び名があるようです。近年はアウトドアとも相性がよいと人気もあり、アウトドアブランドからも製品がリリースされています。
メッシュ素材とフロントパネルに60/40クロス素材を使ったソフトバイザーメッシュタイプ。60/40クロスとはコットン60%とナイロン40%をブレンドした混紡素材。1960年発祥の生地は、コットンよりも通気性が高いのでかなり夏に向いたキャップとなっています。
また、53gとかなり軽量な造りなので、レイルランニングなどのアウトドアシーンでも使いやすいキャップです。
コールマンはアメリカの老舗アウトドアブランド。初心者から上級者まで様々な人が使えるアイテムをラインナップさせ、アウトドア好きの人には知らない人はいないほど有名なブランドですね。
キャップミニブリムはシンプルな飽きのこないデザインを採用し、アウトドアシーン以外でも着用だきるスタイル。シーズン通してヘビーに使えそうです。
日本の帽子ブランド「ラカル」は、シーズンテーマなどは設けずに被ってみたくなる帽子をコンセプトとされています。その中でアンパイアキャップはブランドの定番のキャップで、豊富な種類の製品があり、こちらは高密度に織り上げたチノクロスを使用し、丈夫で厚手な作りが特徴的。ヘッドモチーフには『RL』のロゴがかっこいいデザインです。
ここではイヤーフラップの着いたかっこいいフライトキャップを紹介しています。耳を覆うスタイルなので寒さから守る機能性があり、ファッションとしても受け入れられていますね。本来は飛行機のパイロットが被っていたため、フライトと呼ばれています。
ウィンターキャンプやスキーなどで使いやすい、ノースフェイスのイヤーフラップ付きバッドランドキャップ。シンプルなスタイルのかっこいいモデルだと思います。
防水透湿性が高いハイベント素材をメインに、耐水性に優れ、保温力をもたらすマイクロフリースの裏地と毛足の長いポリエステルフェイクファーを使用。耳あてを下ろすかホールドする2タイプを楽しめ、ホールドすればタウンユースで使いやすくなります。
2005年にニューヨークで誕生した帽子ブランドのニューハッタン。2016年には日本法人もスタートして日本にも上陸しています。見た目本格的なフライトキャップでかっこいいですが、しっかりと寒さから守り、また、ウォータープルーフ生地を使用して、水に強い使用なのでタウンユースよりもアウトドア向きの製品かもしれません。
垂れた耳あては先端のスナップで上部で固定できるので、必ず耳を覆う必要はないようです。
有名なラグジュアリーブランドのキャップ。ブランドのロゴがプリントされているだけでエレガントなキャップに見えますが、価格も高いのでブランド好きなお金持ちの方が身につけているとかっこいいのではないでしょうか。
日本でも人気のスペイン発ラグジュアリーブランドの「バレンシアガ」。1917年に設立され、ディオールとライバル関係を築きながらも、長い歴史を持ち多くの人に愛されてきたファッションブランド。創業者のクリストバル・バレンシアガ氏の死により、倒産の危機に合いながらもデザイナーとして迎えた二コラ・ジェスキエールの活躍により復活、現在はグッチのケリンググループに属したブランドとなっています。
こちらはダメージ加工されたウォーンアウトエフェクト。バックに調節可能なフックとループタブ。バイザーにはダメージ加工された生地にバレンシアガのロゴがより鮮明です。
ローマを本拠地とするイタリアを代表するファッションブランドのフェンディ。1990年代に経営難に陥るも、プラダのLVMHグループの一員となり復活し現在に至ります。
こちらのキャップはフェンディを代表するズッカ柄が描かれた、エレガントな帽子です。つばが硬く、少し短めの形状がからいらしいキャップとなっています。
グッチの定番人気ラインGGキャンバスの製品。厚手のキャンパス生地で作られた、軽くてしっかりと頑丈な作りのキャップです。グッチのキャップはとても多く、様々なラインがラインナップされていますが、こちらは緑色と赤色のシェリーラインが、サイドにワンポイントとなった、オールドグッチや復刻品にしか見られない特別なデザインがかっこいいですね。
以上です。いかがでしたでしょうか。自分の輪郭やサイズがマッチしたかっこいいキャップで、よりファッションにも活かせる製品を選びたいですよね。参考にして頂けたらと思います。
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