ビジネスマンのお供として使われているビジネスバッグ。ビジネス上の書類やPCなどを入れて持ち運ぶために必要となりますが、スーツ姿にマッチするバッグとしてビジネスマンには欠かせないアイテムです。
デザインなどのバリエーションも豊富で、リリースしているメーカーも多く、どれを選べばよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。なので、ここでは信頼できるメーカーに分けて、かっこいいビジネスバッグを厳選して紹介していきたいと思います。
ビジネスバッグのサイズは普段持ち運ぶ荷物の量を考えて、最適のものを選ぶとおしゃれに決まります。特に持ち運ぶ量に対して小さい場合に、パンパンになってしまったバッグは少しかっこ悪いですよね。
荷物を多く持ち歩く人の場合、少し余裕を持たせたサイズのものを選ぶのが良いですが、それ以外でもポケットが多くあったり、マチが広いタイプ、開口部が大きなタイプの製品は荷物が多くても、無理やり詰めている感がなくかっこよく使えると思います。
ビジネスシーンで着用する服は、スーツ以外にもオフィスカジュアル、私服、制服と企業や職種により様々だと思いますが、ビジネスバッグは自分がビジネスシーンで着用する服と合わせると間違いがありません。
また、勤める会社の社風なども考えるとさらに良いのではないでしょうか。ビジネスバッグの中には、リュックやトートタイプの製品もあり、ビジネスシーンでもおしゃれだと思います。ただこういったタイプのバッグですと、ラフでカジュアルな社風の企業では合いますが、ビジネス感の強い会社だと少し浮いた感じになるかもしれません。
ブラック、ネイビー、ブラウンのカラーリングが多いビジネスバッグ。ビジネスシーンにはあまり派手な色のバッグは似つかわしくないので、自然と落ち着いた配色が多くなっていると思います。
また、色の相性を考えて鞄を選択するのも有効です。グレー×ネイビー、ネイビー×ブラウンは相性の良い配色と言われているので、グレーのスーツにネイビーのバッグ、ネイビーのスーツにブランドのバッグなど、スーツの配色により、ビジネスバッグを選択するとよりスタイリッシュにきまると思います。
それでも黒以外の色の製品はカジュアル色が強くなってしまうので、フォーマルな場面ではやはり黒がおすすめです。
以上です。ここまではおしゃれなビジネスバッグの選び方を見てきましたが、ここからは実際におしゃれでかっこいいビジネスバッグを、人気や定番のブランドに分けて紹介していきたいと思います。
1962年に立ち上げられた、日本がほこる吉田カバンの代表するブランド「POTER(ポーター)」。名前の由来はホテルのポーターから。吉田カバンを持って世界を闊歩して欲しいとの思いがあるようです。
製品はメイド・イン・ジャパンにこだわり、熟練の職人により作られます。現代的なおしゃれなデザインと機能性を備えており、日本のみならず海外でも評価されています。バッグだけではなく、革小物も充実するブランドです。
80年代に流行した事や、リーズナブルで若い人にも人気があることで時代遅れといった誤解をされる人も居るようですが、ものの良さがわかる人には分かり、ビジネスシーンにも問題はないと思われます。
PORTERの代名詞である「TANKER」シリーズのブリーフケース。1983年に発売され、手触りが心地よいナイロンツイルの素材が特徴、30年にわたりロングセラーとなっています。
こちらの製品はタンカーシリーズ35周年を記念して、アップデートされて750gと超軽量版。肩こりなどが厳しい人にやさしいモデルです。
アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発にしているように、ミリタリー風なかっこいいバッグですね。
サムソンナイトはアメリカ・コロラド州にて1910年に誕生したスーツケース・バッグ類を製造するメーカーです。頑丈な木製バッグをリリースして創業し、「人生は旅」というコンセプトに沿って、時代に合わせた革新的な数々のバッグをリリースしていますが、特にスーツケースの王道ブランドとして、世界的にも評価が高いブランドです。
アメリカン・アジア・ヨーロッパで展開され、多くの旅行者がサムソンナイトのスーツケースで旅をされていますが、ビジネスバッグも人気があり、サムソンナイトらしい類稀な機能性が特徴です。
サムソンナイトのデボネアは定番であり、軽量・シンプルなデザインで多くのビジネスパートナーに支持されてきたシリーズのバッグ。どんなスタイルにもマッチするシンプルなデザインは、おしゃれで魅力的な製品です。
こちらのデボネア5は撥水力の高いナイロン、グリップハンドルには手に馴染む牛革を使用。コンパクトながらノートPCがしっかりと収まり、収納に便利なホルダーやポケットなどの高い機能性も備えています。
必要な機能を残し極力無駄を省いて軽量、ミニマル化な設計を実現しているバッグです。
「荘厳な」「気品のある」を意味するSUB-LIM(サブ-リム)。2021年のグッドデザイン賞を受賞しているビジネスバッグです。
余分な装飾を一切なくして軽量化、さらにデザインもスッキリさせています。こういったデザインならばリュックでもシーンに対応出来そうですね。国内屈指の高密度織物である撥水ポリエステルファブリック DICROS(ディクロス)を採用しているように、品質も高く、バックパックとブリーフケースを兼ねる2WAY仕様なので、オンとオフで使い分けることも出来そうです。
1975年にアメリカにて創業されたTUMI(トゥミ)。機能性とデザインに優れたビジネスバッグは、世界中のビジネスマンに人気のブランドです。ソフトで機能性に優れる、1980年代に発表した黒一色の革新的なバリスティックナイロン製トラベルバッグの成功により、成長の礎を築きました
アメリカ軍の防弾チョッキなどに使われているバリスティックナイロンを使用するなど、製品は耐久力に優れ、デザイン・ディテールに至るまでこだわり独自スタンスで魅了しています。
2016年にサムソンナイトに買収され、サムソンナイトグループの一員となったことで、さらなるグローバルなブランドへと成長していく足がかりとなりました。
バリスティックナイロン製のトラベルバッグをリリースして、業界に革命を起こしたのがTUMIのアルファですが、こちらはそのアルファの機能性と利便性などを受け継ぐアルファの後継3になります。
摩擦に強く撥水性や耐久性に優れるアルファ3は、FXTバリスティックナイロンを用いながらも随所にレザーを配置させ、よりスタイリッシュな仕上がりとなっています。スリーウェイ仕様でブリーフケースとしてだけでなく、バックパック、ショルダーとしても使うことができ、PC専用パッド付ポケット、カードポケットやペン専用ループなどは機能的です。
TUMIらしく上質なナイロンを使用した、軽量なビジネスリュックです。高級感のあるデザインのリュックですが、タイムレスでモダン、ライフスタイルに馴染むコレクションのHARRISONシリーズの製品になります。
こちらのリュックもまさにビジネスシーンでもカジュアルなシーンでも問題なく使用することができそうなかっこいいデザインのバッグですが、ファスナーポケット、オープンポケット、カードポケット、ペンループ、キーリーシュなどの多くの収納を備え、3wayの高い機能性の魅力があります。
東京都足立区西新井にて1965年に設立された土屋鞄製造所。創業当時はランドセル作りを行い、その鞄づくりの経験や技術を活かして大人向けの鞄や小物類の製造を行っています。卸売は行わず、国内に3店舗と海外の店舗にて自社の製品を販売されているようです。
企画・製造・販売・修理を自社で一貫して行い、職人の育成にも力を入れている昔ながらの日本気質のあるブランドで、職人は80代から20代までの多くの世代を揃え、伝統を守り柔軟さを持ち合わせお互いに切磋琢磨し、高品質な製品を作り上げています。
土屋鞄製造所のアルマスシリーズは、ワイルド&ラグジュアリーな水牛革シリーズ。働く男にしっくりくる力強さを持つかっこいいバッグのシリーズです。スマートなデザインに、強靭な水牛がマッチしたトート、ブリーフ、ショルダー、ボディバッグなどがラインナップされています。
こちらのブリーフはB4サイズまで収納が可能。フルオープンファスナーで大きく開き、出し入れもストレスなく行え、内部はセンターパーティションの他にも多くの収納部があり、ガジェット類の持ち運びも便利に行えます。
1974年にイタリアで創業したステファノマーノ。創業者のカリノ・ガスパローニ氏はミシンの販売業を販売業を行っていましたが、誰に教わることなくミシンを使って鞄づくりを行い、高品質なオリジナルな鞄を作り上げます。彼の作る鞄はすぐに評判となり、中近東の富豪にも認められて次第に注文が増え、有名ブランドの製品をOEMで生産しています。
ステファノ・マーノはイタリア語で「スペシャルなもの作り」。社名が意味する通り、イタリアの小さな工房から、伝統的なクラフトマンシップを守り、高級ブランドの製品を作り続けています。
スマートな見た目と細部にも拘ったステファーノのブリーフケース「1848-DAV」。痛みやすい底面には上部なイタリアンレザーを底あてに使用。4隅にしっかりと充てられているので、さらに底面には補強材が入り、自立もしやすくなっています。これなら少し雑に置いても傷みにくく、全体の耐久性も高くなっていると思われます。
ハンドルにもイタリアンレザーを使っており、柔らかくフィットしやすいので長時間持っていても疲れにくい特徴があります。
株式会社イケテイのプライベートブランドとして1941年にスタートしたFUJITAKA(フジタかカ)。日本の象徴であり最高峰 である「富士山」と、賢く正確で力強い鳥「鷹」から、フジタカのネーミングが生まれたように、日本の伝統や歴史、文化などの日本人の感性を持ち続けている日本のブランドです。
製品のカラーリングも「藤」「桜」「梅」「若竹」「小豆」「銀鼠」「臙脂」「漆喰」「漆黒」など、日本古来より自然の中にある身ぢかな土、石、草花の色を用いています。
誰もが知るブランドではないですが、品質やブランドコンセプトの良さが分かる人だけが購入するバッグです。
フジタカのB4サイズのレザービジネスバッグ「ディアマン」。ディアマンは「逆さ富士」をイメージして作られた特徴的なシリーズです。裾広がりに続く美しい稜線は日本人の誰もが好きな富士山の特徴で、バッグにもそれを再現されています。和風テイストなフジタカらしいビジネスバッグです。
オリジナルで開発された純国産レザーを使用し、国産鞣しの最高峰とされるタンナーで丁寧に作られています。
鞄の製造、卸、小売販売を行う総合メーカー「ACE」。多くのブランドを展開されており、ビジネスシーンでの快適性を追求するブランドが「ace GENE LAVEL」です。1953年に今では当たり前となっているナイロン製のバッグをいち早くリリースしたのが起源であるように、最先端でさらにリーズナブルな製品が特徴です。
リーズナブルで使いやすく、扱いやすいバッグは多くのビジネスマンに使われていますが、それゆえに無難なブランドに見られがち。ただ質は良く、誰にも受け入れられやすいシンプルなデザインのバッグは現代的でおしゃれだと思います。
軽さと強さを兼ね備えたカジュタブルのニューモデル「カジュタブルCB」。スリムでスマートデザインのカジュタブルシリーズは、通勤での前持ちリュックを確立させたコレクション。電車内での前持ちスタイルはかっこよくはないかも知れませんが、他の人に邪魔にならない機能性を備えたシリーズです。
こちらのCBはカジュタブルの基本性能はそのままに、コーデュラバリスティックを使用し耐久性に優れ、PC収納部や多くのポケットを備えてより使いやすくなっています。
Daniel&Bob(ダニエルアンドボブ)はバッグを中心にしたブランドで、1976年にAndrea Bortolotti氏により創設されたました。もともとはボブとダニエルという二人の友人が、趣味で作っていたベルトが起源となっており、ブランドのストーリーを大切にしたいとダニエルとボブの名前を社名にしています。
製品はレザーの二大産地にほど近い場所を拠点にしているとおり、素材に高いこだわりを持ち、イタリアの伝統的な手法を守り職人が一つ一つ丁寧に制作しています。使うほどに味わいが増すバッグはかっこよく、日本でも人気で多くの人に愛用されています。
定番のビジネストートとして人気のダニエル&ボブの「LEVIN」。そのLEVINにつかわれる素材「RODI(ローディ)」がいきるように、一枚パネルアップデートしたトートバッグです。
サンタクローチェの革職人が、多くの手作業の工程を経て作り上げた素材の「RODI」ですが、こちらはダニエル&ボブ社の為だけに作り上げるエクスクルーシブ素材。日本進出した際にも話題となった素材で、独特のシワ感と、伝統的なベジタブルタニング(草木鞣し)、さらに手塗りにより作られ、多くのファンを魅了しています。
NEW LEVINの内部は3層構造となり、すべてA4サイズが収納可能。前面と背面はファスナー、中央部はスナップボタン留め。ビジネスとカジュアルで使い分けて使いたい製品です。
人気素材のRODI(ローディ)を使って作られているダニエル&ボブのリュック「ZZ BACKPACK」。こちらはローディの独特な風合いとシワ感が活きる様に、アップデイトされたリバイバルモデル。リュックと素材のローディの組み合わせがマッチしたかっこいい製品ですね。
究極のRODIバックパックの意味合いで、アルファベットの最後の文字Zをダブルで使ったZZをモデルにするなど、ダニエル&ボブのリュックの中でもスペシャルなバックパックです。
中川有司氏により1988年に立ち上げられた日本のブランド「BRIEFING(ブリーフィング)」。日本のブランドですが、製造はアメリカで行っており本物の軍需工場で製造、立ち上げ当初から実際に米軍、警察病院などに納める軍用バッグや特殊バッグを製造してきました。
耐摩耗性が強いバリスティックナイロンや、軍用素材として知られるデュポン社のコーデュラナイロンを使用した製品は耐久性があり、タウン、ビジネスなどのシーンでも使える、シンプルでかっこいいデザイン性も兼ね備えています。本物志向が強い方におすすめのブランドです。
大ヒットとなったBRIEFINGを代表する定番ブリーフバッグ「NEO B4 ライナー」。NEOが付いている通り、B4ライナーをアップデートさせた製品で弱点でもあった重量に関して軽量化が図られています。
男心を刺激するミリタリーテイストのかっこいいバッグですが、実際に軍事用に開発されたバリスティックナイロンを使用して作られており、摩擦や引き裂き等の耐久性に優れています。
外部のフロントポケットが特徴的で、日常的に良く使う小物やスマホなどに使える便利さがあり、メインのポケットは開口部も広くダブルジッパーで大きく開くことができ、探しやすく取り出しやすい設計で機能的です。
オロビアンコの中でも最も安いと思われるビジネスバッグ。本国イタリアではあまり人気がなく、ブランド自体の活動が終了しているようですが、日本ではイタリア・ミラノのブランドということで多くのセレクトショップに扱われて人気となったブランドです。
バッグについたストラップが特徴で、目立ち、人気となった当時はおしゃれ感もあったようです。こちらのビジネスバッグもしっかりとストラップが付属し、また、内部はこれでもかとオロビアンコなかっこいいロゴがだらけのデザインとなっており、らしいバッグだと思います。
BEAMSなどと並ぶ日本のセレクトショップの草分け的な存在のユナイテッドアローズ。こちらのビジネスバッグは、ユナイテッドアローズが展開する「グリーンレーベルリラクシング」の定番として大人気だったレザーバッグをアップデートした製品です。
シンプルで程よい光沢がある大人なデザイン。A4サイズの書類が収納できるメインポケットの他、3つの便利なポケットが搭載されています。
「手提げ」「ショルダー」「リュック」と3通りの使い分けができるサンワダイレクトのビジネスバッグ。雨の日にも強い撥水生地、出張や旅行向けの大容量タイプ。リュックとして使用しない時には収納可能なショルダーベルト。モバイル機器を収納可能なサブポケットにはダイヤル式ファスナーロック付など、機能性の高い製品です。
デザインよりも機能性なバッグですが、サンワの製品ですしIT関連の企業に勤める人が持つと特にかっこいいかもしれません。
ロエベのバッグと言えば、AMAZONA(アマソナ)やGATE(ゲート)のコレクションが定番人気ですが、こちらのgoya(ゴヤ)は2021年に発表された新作苦レクション。ロエベの伝統的なナッパレザーではなく、カーフスキンが使用され、クラシックなデザインの製品を展開しているゴヤ、新しい試みで新たなアイコンになりえるコレクションです。
こちらのビジネスバッグはクラシックなバッグながら、型押しのロゴや形状でも少し遊び心が見えるロエベらしい、おしゃれなビジネスバッグとなっているように思います。ダブルファスナーでスムーズに開閉でき、書類などもサッと取り出しやすい仕様です。
1979年にスコットランドにて創業と、100年を超す名門ブランドも多いレザーブランドに比べてやや後発ながら、質の良さからエッティンガー、ホワイトハウスコックスと並び、イギリス革製品ブランドの御三家に数えられるグレンロイヤル。古くから馬具製品にも使われてきた耐久性の高いブライドルレザーを素材に使っているのが特徴で、製品は使い込むほどに美しい艶が生まれ、エイジングを楽しむことができます。
こちらの「2 HANDLE ZIP」はLIGHT WEIGHT BRIEF CASEに並ぶ人気モデル。ハンドル部分の金具がアクセントとなり、他のビジネスバッグよりおしゃれな仕上がりとなっています。
1966年にヴィチェンツァにて創業したボッテガヴェネタ。名前のボッテガとはイタリア語で工房を意味し、職人技で高品質な革製品を製造しているイタリアの伝統と歴史ある高級革製品ブランドです。
イントレチャートと言う技法を用いて作られる、熟練職人によるボッテガヴェネタ独特な革製品は、世界的にも評価の高い製品。こちらのビジネスバッグもイントレチャートを用いたバッグで、使い続けるごとに深みを増す人気のアイテムです。
以上です。いかがでしたでしょうか。デザインやタイプも様々なビジネスバッグですが、ビジネスシーンでもかっこよくしていたいですよね。参考にして頂けたらと思います。
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