最高級筆記用具の代名詞として知名度が高いブランド「モンブラン」。1906年からスタートとし、現在でも最高峰のブランドとしての地位を確立しています。ここでは歴史や人気の製品などを紹介していきたいと思います。
モンブランはハンブルグの文房具屋、銀行家のアルフレッド・ネへミアス、ベルリンのエンジニアアウグスト・エーベルシュタインの3人により、1906年にスタートします。当時はシンプロ・フィラー・ペンという名のブランドでしたが、シンプルなペンを作ることを目標とし、インクとペンが別容器であった万年筆を1つにする斬新な試みをしています。
1909年に発売された万年筆のルージュ・エ・ノワールはペン先をインクに浸すことが無い仕様が高く評価されました。
1913年にはモンブランのシンボルでもあるホワイトスターが筆記用具の天冠に刻印され、1924年にはモンブランの高級筆記用具ブランドとしての地位を確立する、大ヒット筆記用具のマイスターシュテックが発売されます。
1935年には筆記用具以外のレザーグッズなどの販売を開始。
1980年にはダンヒルに買収され、さらにダンヒルがリシュモングループに買収されたことで、現在はリシュモングループ傘下のブランドの1つになっています。
モンブランのシンボルアイコンとして、筆記用具の天冠にはホワイトスターが刻印されています。1913年にに正式に商標登録されると、それ以降は筆記用具すべてに入るようになりました。
ホワイトスターはアルプス山脈の最高峰モンブラン山の冠雪をイメージした星型のマークで、ヨーロッパのクラフトマンシップの最高品質の象徴として、ブランドの誇りをあらわしています。
ドイツで傑作という意味を持つマイスターシュテック。1924年に発売され、元々ホワイトスターなどですでに多くの人に認知されているブランドでありましたが、モンブランを筆記用具の最高峰ブランドとして、さらに1段押上る要因となった最高傑作のコレクション。
このマイスターシュテックは第二次世界大戦で工場が破壊されたこともあり、前と後でデザインが変わります。
1949年に両端が尖った魚雷型デザインのマイスターシュテック146、144を発売、さらに1952年には149を発売すると大ヒットとなります。ステイタスのシンボルとしたの地位を確立、その後も様々なモデルを発売しています。
モンブランは多くの文豪や著名人に愛され愛用されていることも魅力の1つです。文豪では開高健や池波正太郎や三島由紀夫、司馬遼太郎はパーカーを愛用していたようです。
またジョン・F・ケネディもモンブランの愛用者として知られ、ジョン・F・ケネディ大統領へオマージュを捧げる「グレートキャラクターズ ジョン・F・ケネディ スペシャル エディション」が2018年に発売されています。
こうした愛用者が多くいることがブランドとしの信用を高め、持っていることがステータスとなるのだとおもわれます。
モンブランのボールペンの中でも特に知名度があり、人気のあるマイスターシュテックコレクション。デザインも書き心地も最高ランクで、モンブランの名を世界に知れ渡る要因となったボールペンです。
グレインレザーを使って作られた深いブラックなオープン開閉式の名刺入れ。で表面にホワイトスターのエンブレムがあるためにサイズ感とマッチし、モンブランの気品の中に可愛い仕上がりの名刺入れになっていると思います。
大きく口が開かれるボックス型小銭入れ。たくさんの小銭をいれることができるオープンポケット一つと、ちょっとしたものを入れられる小さなポケットが一つ付いています。
モンブランには多くの種類のベルトがラインナップされていますが、セレクトしたベルトはシンプルな作りでビジネスシーンにマッチしそうな紳士用のベルト。カジュアルにも良いと思いますが、多くのモンブランのベルトはやはりビジネスシーンが合うように思いますね。
モンブランのペンケースはあまり多くのペンを入れるよりも、一本や二本を入れるタイプの製品となっており、高級なボールペンをガードするのによさそうです。ただこちらの製品はポーチとなっており、3本を収納可能。ビジネスシーンで活躍しそうなペンケースです。
内部に6連のキーリングを備えたシンプルなキーケース。キーリングは大1、小5の組み合わせです。表にホワイトスターがありますが、個人的に革小物ととても相性の良いエンブレムだと思います。
レザーのキーフォルダー。マイスターシュテックのキーフォブです。レザー部分に取り付けられたエンブレムと丸いレザーがマッチした可愛らしい製品です。
以上です。ボールペンはモンブラン独特な製品で、他社が追随できないような美しさと輝きがあります。ロゴのホワイトスターはこれからも輝き続けるのでしょうね。
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