腕やバッグ、頭などに巻いてファッションのアクセントになるバンダナ。スカーフ、ハチマキ、マスクなどの多様な使い方が魅力ですね。ヒップホップやロックなどのミュージシャンにも愛用される人気のアイテムで、多くのブランドから製品が発売されています。
ここではおすすめの人気ブランドを中心に、おしゃれなバンダナを紹介していきたいと思います。
バンダナをリリースしているブランドには、アウトドア、カジュアル、ラグジュアリー、ストリートなどの多くがありますが、専門というのはありません。ただ、バンダナレーベルとして人気のものがいくつかあり、中でもハバハンク、エレファントブランド、ブリュメル、ペンドルトなどが有名です。
また、ミリタリー、マリン、バイクなどのファッションには、ワンポイントとして使うことが多いと思いますが、それぞれに見合ったブランドがあるので、ファッションに合わせて選ぶのも良いかもしれません。
サイズはだいたい縦横「50cm×50cm」~「55㎝×55cm」の間が多く、定番は53㎝×53cmです。
頭に巻くことを考えている方で、自分の頭は60cmだから53㎝×53cmでは小さいと考えるかもしれませんが、バンダナは三角に追って使うので斜めが長さになり、53㎝ですと斜めは75cmになるので、頭に巻くのもマスクとして使うのも問題はないと思われます。
バンダナの素材には主にコットン、シルク、麻、ネルといった4つの種類があります。コットンとは綿でTシャツなど、多くの衣類で使われている素材で、バンダナにもそれなりに使われていることが多いようです。
ただ、シルクや麻といったサラッとした薄いタイプのものもバンダナには多く、コットンのように吸収性が高いといった用途よりも、軽くファッションとして使いやすい素材となっています。
また、ネルはフカフカで柔らかいので肌触りも良く、寒さを防ぐ用途に使いやすいですが、あまり数は多くはないです。
バンダナには様々なおしゃれな柄が描かれた製品がありますが、特に人気なのがペイズリーです。ゾウリムシやミドリムシをモチーフとした模様で、生命や霊魂をテーマに描かれ、何月をかけて複雑模様となり現在の形ができあがりました。
ジャケットなどでも使われますが、独特で神秘的な柄はバンダナと大変マッチしており、王道として定着しています。
他にもネイティブなども人気があり、ブランドのロゴなどが描かれた製品もありますが、やはり迷ったらペイズリーがおすすめです。
以上です。ここからはおしゃれでかっこいいバンダナを、エレファントブランドやハバハンクなどのブランド別に紹介していきます。
1947年にアメリカ・サウスカロライナ州で誕生したCAROLINA(カロライナ社)のバンダナレーベル「HAV-A-HANK(ハバハンク)」。アメリカ軍にハンカチを販売していたことから始まったブランドは、メイド・イン・USAにこだわりを持ちます。生産の拠点を東南アジアや中国に移すことなくアメリカで作ることを続けており、MadeInUSAのタグは別格な魅力があります。
さらに低価格でありながらも質の良い製品をリリースすることで、定番の人気バンダナレーベルとして確立されています。
ハバハンクの人気ペイズリー柄のバンダナ。メイド・イン・アメリカ製です。独特なおしゃれな模様ですが、こちらのは19世紀にイギリスのペイズリー市でこの柄の織物が量産されるようになったことで、ペイズリーと呼ばれるようになった歴史のあるテキスタイルです。
カラーバリエーションもとても豊富で、1枚から2枚3枚セットを選ぶことができます。アメリカ製の質感を楽しみたいアイテムですね。
ハバハンクに限らず、ペイズリー柄はバンダナの中でも特に人気がありますが、こちらはアメリカンデザインで、スマイルなどのアメカジに、ネイティブ柄など、とてもおしゃれな定番柄の製品が揃っています。
プリントのズレ、滲み、形状の歪みなどが生じるケースがあるとのことですが、そういった面もアメリカらしさで良いのではないでしょうか。
象のマークがシンボルのエレファントブランドは、1910年代から1980年代まで「Davis and Catterall」により製造されてきた人気のバンダナブランドです。70年の間にさまざまな柄のバンダナを全米にてリリースしてきました。バンダナの端にある像のがトレードマークになっています。
現在は活動はされていなく、アウトレットで見かけるも少ない状態ですが、バンダナといえばエレファントブランドは定番であり、コレクターやファッションフリークなどからは人気が高いです。
アメリカを代表するバンダナ「エレファントブランド」。現在でもコレクターやヴィンテージファンから根強い人気のあります。
エレファントブランドらしいヴィンテージ調のバンダナで、王道のペイズリーと小さな像のトレードマークが描かれた他にはないスペシャルな1品です。首や頭に巻くだけではなく、バッグなどに巻くことで独特のペーズリー柄もよりおしゃれに使えるのではないでしょうか。日本ではSHIPSが権利を得て販売しているようです。
1828年にスイスのSchwanden地方Glarner(グラーナー)という小さな街でスタートしたBLUMER(ブリュメル)は、スイスの伝統的な染色業を営むハンカチーフ、スカーフブランドです。創業当初からファブリックプリント技術を活かし、独自の製法と最高級の品質を保ち続け、今では最も歴史のあるブランドの1つとして知られている老舗。
バンダナは展開するGLARNER TUECHLI(グラルナーチューヒリ)からリリースされ、豊富な柄のパターンで人気となっています。
スイス生まれの上質なコットンを使って作られたグラーナートゥエッチリのバンダナ。細い糸で作られたスイスのコットンは、薄くアメリカの製品とはひと味違う質感があり触り心地も良いようです。
繊細で質の良いバンダナは、少し小さくハンカチやスカーフで使うとよりおしゃれ。ポケットから少し出すのも良いですし、隠れたおしゃれとしてさりげなく使うのも良いのではないでしょうか。
アメリカ・オレゴン州に本社を構える世界でも有数のスポーツブランドの「NIKE(ナイキ)」。スニーカーの他に、アパレル、アクセサリー、機器などを製造開発を行っており、スポーツ系のブランドとしては初の3兆円企業となりました。現在では6兆円の規模となり、2位のアディダスの倍の売利上げを計上して圧倒的なシェアを誇っています。
創業者のフィル・ナイトは日本のオニツカタイガーに魅了され、代理店を出店したこともあり、日本とも関わりの深いブランドです。
カラフルなデザインのバンダナキャップ「RN3015」。水に濡らすと冷たくなり、冷感効果を持続させる機能を搭載をしたナイキのバンダナになります。
ストレット素材でしっかりとフィットし、紫外線遮蔽加工などもされており、夏のランニングやウォーキングなどに効果を発揮するアイテムとなっているようです。画像ではキャップ状になっていますが、もちろん腕や首に巻いたりと多様な使い方が可能です。
ライダースジャケットの代名詞として知られるShott(ショット)は、特にバイカーに愛されているブランドですが、ファッションとても人気の高いです。1913年にレインコートをつくる工場としてニューヨークにて創業され、1928年に世界で初めてフロントジッパーのライダースジャケットをリリースして大きく成功、その後50年代には星型のスタッズをエポレットに配した伝説のモデル「ワンスター」で、多くのミュージシャン達からも愛用され、定番としてshottの地位を確立されました。
バンダナのブランドではありませんが、バイカーに定番のアイテムとして愛用されるので、バイカーの人にはショット製が似合うのではないでしょうか。
ショットのポルカドット柄デザインのバンダナは、中央に大きくショットのロゴ。ドット柄のおかげでよりロゴが主張され、ショット好きの人には嬉しいアイテムだと思います。
ブラック・ネイビー・レッド・ホワイトのカラーバリエーションがありますが、少しヴィンテージ感があるのもおしゃれで嬉しいポイントですね。
1970年代にカリフォルニアのベニスビーチで設立されたスケートブランドのDogTown(ドッグタウン)。創設者はZ-BOYSのメンバーであり、スーサイダルテンデンシーズのフロントマン、マイク・ミューアの実兄でもあるジム・ミューア。
西海岸のサーフィン、カスタム・カー、グラフィティ、ストリートギャング、そしてスケートなどのオールドスクールカルチャーとして定番の人気を誇るブランドです。ストリートファッションとしてのバンダナにはドッグタウンのおしゃれな製品が似合います。
アイコンの「クロスロゴ」を中央に大胆に配置したドッグタウンのバンダナ。1度は目にしことがあるパターンのロゴではないでしょうか。ドッグタウンらしいかっこいいバンダナとなっています。ストリートファッションに使いたいアイテムです。
2000年に日本でスタートしたbohemians(ボヘミアンズ)は、「着る人も見る人も楽しく」をコンセプトとし、ポップでユニークな柄のテキスタイルが特徴のブランドです。ウェアからバッグ、帽子などユーモア溢れるスタイルを展開されています。
フラワーなどの多くの人気の模様がありますが、中でもゼブラは人気。アイテムも豊富でバンダナもゼブラ柄が定番となっています。
こちらはきめ細かいガーゼ調のオリジナル素材を使ったプラント柄バンダナです。花と植物をモチーフにしてヴィンテージ調に仕上げられているのがおしゃれですが、設立当初よりシーズンごとに柄を変えてリリースされているそうで、ボヘミアンズの中でもとても人気のあるアイテムのようです。
Pendolton(ペンドルトン)はネイティブ・アメリカンの伝統的な柄が特徴で、アメリカの良心と言われるウールウェア・ブランケットのブランドです。1863年に設立され、ポートランド・オレゴンに本社を構え、2つの工場にてウール製品の生産を続けています。100%バージンウールのみを使用した高品質なアイテムは人気で、独特な柄はバンダナにマッチしており人気となっています。
長い年月による経験や品質管理により、WARRANTED TO BE A PENDLETON(ペンドルトンであることを保証する)というスローガンを掲げています。
ペンドルトンといえばネイティブ柄も良いですが、こちらは真ん中にカウボーイが描かれたタイプのバンダナです。カウボーイもネイティブなペンドルトンを連想させてくれますし、隅にはペイズリー柄がおしゃれ。
同タイプの他バリエーションにはsmithrockがあり、こちらはネイティブ柄となっています。
シナコバはセーリングやマリンスポーツをコンセプトにしたイタリアで創業されたブランドです。主にマリンウェアやマリンテイストの製品をリリースされていますが、マリンらしい防水性とさらにファッション性を備えた特徴を併せ持ちます。近年ではゴルフウェアにも取り入れられるように、少し大人向けとなっているようですね。
マリンテイストにはもちろんバンダナは欠かすことのできないアイテム。シナコバでも多くがリリースされています。
マリンウェアの他、マリンをモチーフとしたベルト、帽子、バッグなど様々なアイテムをリリースしているシナコバですが、バンダナもその内の1つ。中心にLUPO DI MARE/ルポ ディ マーレと描かれた老船長は、ブランドのロゴでありテーマであるマリンの象徴です。
周りにも錨などのマリンテイスト満載のバンダナは、海賊的なテイストはありませんが、カジュアルにどんなファッションにも合わせやすい、おしゃれデザインの製品をだと思います。
ミルトン・ソンバーグとハワード・ソンバーグにより1953年に設立されたRothco(ロスコ)。ミリタリーウェアの老舗として、高い人気を誇ります。
アメリカの陸海軍にも製品を提供する同社は、第二次世界大戦の影響があった創業当初、大量にあった軍服を仕入れて販売するビジネスを行い成功させます。その後製造業にも関わるようになり、ミリタリーからタクティカル、サバイバル、アウトドアのウェアやギアを販売するまでに成長。おしゃれな本格的なミリタリーウェアのブランドとして、ファッションとして愛されています。
ROTHCO(ロスコ)らしいカモフラージュ柄のミリタリーバンダナ。ロゴなども一切なく全面にプリントされたタイプです。こういった迷彩はロスコには多くラインナップされていますが、こちらは人気の高くかっこいいアーバンデジタルカモフラージュ。
肌触りが良く、涼しくて丈夫なコットン100%使用。様々な使い方が出来そうですが、大きめサイズなので頭に巻くのにも良いのではないでしょうか。
アウトドアブランドとして1966年に米国で創業されたノースフェイス、現在はタウンユースに適したカジュアルブランドとしても大変人気のあります。
バンダナは夏の星座をモチーフにしたおしゃれなアイテムで、カジュアルに使いこなせそうなデザインです。また、マスクケースとして使える抗菌のパッケージが採用されています。
「コーディネートを格上げする総柄チーフ」として、ナノユニバースのシンプルなデザインのウェアと相性がよさそうなアイテムです。いかにもバンダナらしい模様を採用している、お洒落なコットン100%スカーフです。
正方形ではなく平行四辺形の形状が特徴で、スタイリングもしやすくなっています。
イタリア・フィレンツェ発のレザーブランドのイルビゾンテ、エイジングに定評があり、特に日本で人気のあるブランドですね。バンダナは革ではないので、イルビゾンテの特徴を持った製品ではありませんが、お馴染みのバッファローのロゴやスターが入ったデザインはポップでおしゃれ。イルビゾンテのレザー製品とも相性がよさそうで、バッグなどに装着させてアクセントになるアイテムだと思います。
オートキャンプの先駆者として名高いスノーピークのバンダナは、京都の老舗プリント染色工場にて手捺染でプリントされ、オーガニックコットンで作られた本格派です。
自然と共存した様をテーマに、豊かな自然の中で生活するイメージの柄は、アウトドアブランドのスノーピークらしさのあるスタイルですし、山や川などに馴染みやすそうなデザインです。
以上です。いかがでしたでしょうか。
ヒンドゥー語の結ぶを意味するbandhnu(バンドゥヌ)から名付けられたバンダナ。多くの柄があり、おしゃれで素敵なバンダナでファッションの良いアクセントにしたいですね。
参考にしていただけたらと思います。
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