ブーツは足首からふくらはぎ、または膝までを覆う靴の一種で、足を守るためや、またはファッションとしても優秀なアイテムです。その歴史は深く、とても多くのブランドがあり、レザー、レイン、ミリタリーといった種類も豊富。
ここではそんなブーツを業界を代表するブランドなどに分けて、デザインの良いかっこいいものを紹介して行こうと思います。
出典:locondo.jp
ブーツのブランドはとても数が多く、100年以上の歴史あるブランドも多いです。中でもイギリス・ノーザンプトン周辺の、紳士向け製品を製造してきたエドワードグリーン、クロケットジョーンズ、サンダース。アメリカのゴールドラッシュや第二次世界大戦時、大戦後の工業化などの時代に、森林伐採用、船乗り用、工業作業員用などのワーカーを支えてきたウエスコ、レッドウィング、ホワイトブーツなどが長い歴史を持ちます。
かっこいいといえばこういった歴史を持つブランドになるのではないでしょうか。ここではそういった歴史あるブランドを中心に、デザインの良いブーツを紹介しています。
サイズは大き過ぎず小さ過ぎない自分の足にしっかりとフィットすることが大事です。ブーツはスニーカーと違い、硬いレザー素材を使用していますので、サイズが合わないと違和感を感じ歩きにくかったり、足を痛めたりすることにもつながります。また、自分の足にジャストのサイズのブーツならば見た目にもかっこいいですよね。
くるぶし付近、かかと、つま先がフィットしてきつくないことが大切ですが、浮かないように踵部分はフィットし、つま先に関しては1cmほどの余裕がある方が履き心地はよく感じられると思います。
ファッションとしてブーツを選ぶなら、自分のスタイルにマッチしたものを選びたい所。特にブーツにはブラック、ブラウン、ダークブラウン、カーキ、ホワイトなど様々なカラーがあるので、カラーリングには気を付けたいです。
一般的にはラフな服装などには明るめのカラーリングが合いますし、フォーマルなシーンでは暗いカラーリングがマッチしますが、ブラックは定番色でどんな服装にも合わせやすく、シックでビジネスでもカジュアルでも活躍できるのでおすすめ。また、スタッズで装飾されたブーツなどもあり、個性を出したい場合はこういったタイプも良いと思います。
ブーツの靴底(ソール)には、ゴム底、合成底、レザーソールなどの素材があり、防水性、衝撃緩和性、通気性などを考えて選びたいですが、特に機能性を重視するならば、クッション性や滑り止め機能が付いているかはチェックしたい所。長時間あるくなら疲れにくいクッション性を、山道や雪道を歩くためならば滑り止めは必需ですね。
また、ファッションとしは着用するならば、高さを重視する必要があり、高すぎると足に負担がかかるので気を付けたい部分です。
ブーツにはレースアップ、ジップアップ、サイドゴアなどの留め具の種類があります。
まずレースアップは紐の締め付けで履き心地を変えることが出来る最も一般的な、多くのブーツで採用されている方式です。ブーツと言ったら1番に思い浮かべる人が多いタイプですし、かっこいい方式だと思いますが、着脱する際に紐を結んだり解いとりする必要があり、他のタイプに較べて面倒なこともあります。
ジップアップはジッパーを上げ下げすることで着脱できるので便利なタイプです。レースアップの内側などにジップのある製品もありますが、ジッパー中央にある製品では見た目が少し寂しいかも知れません。
最後にサイドゴアはサイドがゴム素材になっており、ゴムが伸び縮みするため着脱が時間がかからずに楽です。デザインも派手さがなくおしゃれですし、着脱に時間がかからない分ビジネスシーンにも最適なタイプですが、長靴のように見えてしまいデザインがかっこよくないとったことも言われています。
以上のようにそれぞれ特徴があり、自分にマッチしたものを選びたいですが、こだわりがない場合はレースアップは定番で無難です。
以上です。ここからは定番のブランド、ワーク、エンジニアなどのブランドに分けて、おしゃれでかっこいいブーツを紹介していきたいと思います。
エアークッションの効いたソールに、靴底を一周する黄色い縫い目が特徴的なブーツで知られるドクターマーチン、ドイツの軍医であったクラウスマーチン博士は、軍から支給される靴が怪我人に適したものではなかったため、自分で改良設計したのがマーチンのルーツとなります。
1947年にドイツのゼースハウプトで商業化を行い、当初は快適で長持ちする特徴のブーツは40代の女性から人気があり、その後はパンクロッカーから支持されます。現在はメジャーな存在となり、若者達から支持されおしゃれなアイテムとして広く人気があります。
ブランドを象徴する最もアイコニックなドクターマーチンの人気ブーツ「8ホールブ」。アイコンである靴の外周に沿って、アッパーとウェルトを縫合している糸「イエローウェルトステッチ」を備えた、ドクターマーチンといえばこちらのモデルを思い浮かべる定番の品です。
中でもこちらの「1460」は製造日である1960年4月1日から命名した、特に人気のある定番モデル。上質なレザーアッパーとクッション性に優れたエアクッションソールを備え、履き心地の良さと耐久性を備えたブーツとなっています。プルタブにプリントされたイエローステッチが良いアクセントとなり、ドクターマーチンならでは特徴を備えたモデルです。
ドクターマーチンの中では8ホールほどではないですが、こちらのチェルシーブーツも名強い人気のあるブーツで、「2976 チェルシー ブーツ」として親しまれています。
シンプルで着脱のしやすさのあるチェルシーブーツに、エアクッションソールが衝撃を吸収する部分などの、ドクターマーチンのDNAを落とし込みアップデート。どんなスタイルにも合わせやすく、いくつかのモデルがありますが、やはりこちらのイエローステッチを施したバリエーションが人気です。
ワシントン州スポケーンに本社を置く、オットホワイト氏により創業されたホワイトブーツ。18世紀半ばの南北戦争の以前に創業された深い歴史を持つブランドで、世界屈指の品質をほこります。
重工業地帯として発展したヴァージニア州の労働者の足を守るために、一つ一つオーダーメイドの堅牢なワークブーツを作っていたのがルーツです。
ホワイツブーツはワーク系に置いて世界最高峰のランドとして地位を築いており、代表的な製品に森林消防隊のために作られたスモークジャンパー、カウボーイたちがパックライドするために作られたパッカーなどがあります。
ホワイツブーツを代表する定番「スモークジャンパー」。圧倒的な支持を得て、他のブランドも似たような製品を作っていますが、厳選された素材と熟練の職人によって作られたオリジナルは真似ができません。
耐久性が高く、水にも強いフルグレインレザーを使用して作られているこちらのブーツは、山火事を飛行機などから降下して消化するパラシュート部隊(森林降下消防隊)スモークジャンパーのために作られています。過酷な環境を想定して作られているために、重厚で足の保護に優れ、森林業界、原野の消防士からハンター、トラック運転手、建設労働者達に愛用されて現代に受け継がれてきました。
SEMIDRESS(セミドレス)はホワイトブーツの中でも代表的なモデルの一つ。すっきりとしたシルエットはドレスシューズのような優美さがありながらも、ワークブーツのタフさも兼ね備えた特徴を持ちます。
ステッチダウン製法により耐久性と快適性を向上させており、ファッション性と実用性の両立を求める人々に人気です。ECサイトなどでも手に入りやすいようで、サイズなども多く、自分にマッチしたものを見つけられるのではないかと思われます。
アビントン シュー カンパニーの経営権を主力することで、1955年にスタートしたティンバーランド。創業者のネイサン・シュワーツはニューイングランドの過酷なアウトドア環境で働く労働者に向けてブーツを製造し、その後息子のシドニーは防水でタフなブーツを生み出すことを目標に開発を進め、森林業者に向けて「ティンバーランド(森林地)」と名づけられたブーツを1973年に発売。大ヒットしたことで1978年に社名をティンバーランドへと変更されました。
もともとは労働者へ向けて作られていたブーツなため、厳しい環境下でも使用できるよう、耐久性が高く、イエローのブーツはタウンユースでも使えるファッション性も備えており、アイコニックなブーツはティンバーランドの世界的なブランド力を保ち続けています。
ティンバーランドの定番イエローブーツ「6インチプレミアムブーツ」。1973年に誕生したこちらのブーツは、厚いラバーラグソールで足を守り、森林のぬかるみを歩いても水が染みこまないタフな仕様で、森林業者ワーカーの間で大ヒットしたアイテムです。
現在でも高品質な素材を使用した耐久性と、独特で個性的なデザインを持ち、カジュアルからアクティブまで幅広く使用できる、世界中で愛されてきた定番として根付いています。
靴生産工場が多いイギリスのノーサンプトン州の地にて1829年に創業した「トリッカーズ」。1989年には英国王室から「ロイヤルワラント」の称号を与えられ、イギリスを代表するシューズブランドの一つとして、評価も高いです。
100%メイド・イン・ノーサンプトンや、1人の職人が最初から最後までの工程を行う伝統を現在でも守りながら、質の高いブーツを作り続けており、特にカントリーブーツは有名。デザインも時代を超えて愛される普遍的なものとなっており、現在でもおしゃれに着用できます。
トリッカーズといえばカントリーブーツ、中でも定番といえばSTOWかもしれませんが、こちらはその素材違いのバリエーションMALTONです。
水や汚れに強いgorsecalfleatherとを用い、マットな質感ながらSTOWよりも光沢のある仕上がりになり、より美しくなっています。上質なカーフレザーと、グッドイヤーウェルト製法で作られており、耐久性が高く長く愛用でき、クラシックなウィングチップのデザインは、時代を超えて愛される普遍的な美しさを持っています。
1962年にカナダにて創業したソレルは、カナダの極寒の大地で誕生したこともあり、高い防水性と保温性を備えたウィンターブーツを製造し、高い評価を受けるブランドです。世界に先駆けてレザーアッパーにラバーボトム、着脱可能なフェルトライニングという革新的なコンビネーションを採用。多くのウィンターブーツをリリースされていますが、中でもカリブーは冬の定番ブーツとして定着しています。
スノーブーツの名作でありソレルの代名詞でもある「カリブー」。40年以上変わらぬデザインを誇るソレルのフラッグシップモデルとして、長年にわたって多くに人たちに親しまれてきたブーツです。
多くのモデルがありますが、防水加工が施されており雨や雪の中でも着用でき、厳しい寒さの中でも足を暖かく保つ、厚手のフェルトインナーが特徴。デザインもカジュアル感がかわいらしく、冬の定番ブーツとしてこれからもスタイリッシュに足元を守ってくれると思われます。
アメリカミネソタ州のレッドウィングという町にて、1905年に「Red Wing Shoe Company」として創業。14人の仲間と始めた小さな会社でしたが、最高品質の素材を使用し、熟練の職人が一つ一つ丁寧に手作りする高品質なブーツを作り続け、現在では世界のワークブーツを代表するブランド1つへと数えられます。
アンクルをホールドする極太のベルトのあるエンジニアブーツや、ベックマンといった愛好家などからも高い評価を持つ、多くのブーツシリーズを展開。アメリカ国内の生産にこだわり、質の良い素材を使ったブーツは一生モノともいわれる長く使える特徴を持ちます。
創業者のチャールズ・ベックマンにちなんで名付けられた「ベックマン」。創業期より存在したラウンドトゥのブーツを、今日の素材で再現したレッドウィングのフラッグシップモデル。そのシリーズの中でも特に人気のあるのがこちらの「9060フラットボックス」です。
8インチ丈の他のベックマンブーツよりも短い6インチ丈を採用し、ソールがフラットなことからよりすっきりとした印象を持ち、カジュアル感を強調。ホーウィン社のレザーを使用しており、美しく経年劣化を楽しむことができます。
イギリスの南西部にある小さな町にて、サイラスとジェームス兄弟により1825年に創業されたクラークス。羊革のスリッパを製造すると、他にはない履き心地の良さからすぐに評判となりシューズ業界に進出。「足は包み込むもの」という哲学のもち、履き心地の良さを求める靴づくりを行ってきました。クラークスの象徴的なソール素材クレープソールなども、とても柔らかく、長時間歩いても疲れない足への負担を軽減する特徴をもちます。
ワラビー、デザートトレック、ナタリーなどの人気モデルを持ち、どれも重厚なイギリスシューズらしくないやさしさを持ち、特に1966年に誕生したワラビーは人気も高いです。
日本では1971年から発売されているという歴史あるクラークスのワラビー。クラークスのアイコンとして、世界中で愛されている製品です。
カンガルーの小型有袋類ワラビーから命名されており、子供をお腹の袋に入れて大事に育てるように足を優しく包み込むといった想いがあるそうです。
実際に1枚の革を使って足を包み込む独特なモカシン構造を採用しているブーツなので、名前とおりやさしく包まれ、履いていて気持ちの良いシューズとなっています。
第二次世界大戦中に英国陸軍に従軍していた創業者のネイサンクラークが、砂漠地帯での任務中に履いていたブーツをヒントにデザインされたといわれるデザートブーツ。クラークスの定番ブーツ一つとして評価が高いです。
プレミアムレザーやスエードを使ったモデルがありますが、どれも目立たないレース留め具、コントラストステッチ、独自のクレープソールを使い、デザイン性に優れ、カジュアルシューズとしてファッション愛好家などからも好まれています。
世界で初めてゴアテックスを使用したことで知られる、アウトドアに適したブーツを生産するダナー。設立は1932年。当初は木を伐採する労働者向けのブーツを製造していましたが、1960年代に息子の代になり、ゴアテックスを使用した防水性の高いブーツを生産。アウトドアブーツの概念を革新した同社を代表するトレッキングブーツの「ダナーライト」をリリースしました。
頑丈さ、耐久性、快適さ、そして機能性に優れたダナーのブーツはアウトドアには最適で、世界中で多くの方に愛用されていますが、堅牢な作りでありながら、洗練されたデザインはさまざまなスタイルに合わせやすく、タウンユースとしても使いやすくなっています。
マウンテンライトは、1961年に登山やハイキングが流行していたアメリカで大ヒットした「マウンテントレイル」の系譜としてリリースされます。ダナーライトをベースに、より本格的なアウトドア仕様に仕上げた代表的なモデルの一つで、こちらもダナーの特徴であるゴアテックスを採用し、高い防水性も踏襲。シンプルながらも存在感のあるデザインをしていますね。
フルグレイン防水レザー、ビブラムソール、ゴアテックスを採用しており、防水・透質性能に優れた特徴を持ち、アウトドアシーンに欠かせないブーツとして親しまれています。
ダナーが展開する冬用のブーツシリーズ「FREDDO(フレッド)」。防水性が高い素材を使用して、冬のアウトドアを想定して作られており、「FREDDO B200 PF」は200gのインシュレーション素材が使用されているモデルです。
どのモデルも寒冷地向けにデザインされており、保温性が高く、ダナードライという独自の防水メンブレンを使用して、高い防水性をほこります。デザイン性も高く、冬のカジュアルなファッションに合わせやすいのではないでしょうか。
ジョンロブは高級シューズの代名詞として知られるブランドで、イギリス王室からロイヤルワラントの称号を得ていることから「王の靴職人」「キングオブシューズ」と呼ばれています。
1866年にロンドンで創業し、元々はゴールドラッシュの時代に鉱夫用のブーツを作り成功した創業者は、イギリスに帰国後に店を開き、富裕層向けにオーダーシューズを手がけて成功。さらにオーダーだけではなく、既製品をリリースするようになり、エルメスの参加に入り不動の地位を確立しました。
上質なレザーやスエードを使用し、伝統のクラフトマンシップ精神により作られるシューズは、履き込むほどに足に馴染み、そのエイジングもまた美しいと言われています。カジュアルよりもドレスアップした際に着用したいブーツです。
ジョンロブのブーツといえばウィリアム2がフラッグシップであり、世界中にファンを持つ人気のモデルですが、このROWLY(ロウリー)も名作と名高いです。
ロウリーはクラシックなサイドゴアブーツで、見た目もスリムで上品なシルエットを作ります。しっかりとした上質のカーフレザーが使われ、堅めですが耐久性もあり、艶感もあってエレガントなデザインが特徴。8695ラストが使われており、現在主流の7000と比べると、若干ゆったりとした印象があるものの、ドレスやビジネスの足元にピッタリのシューズだと思います。
1879年に義理の兄弟関係にあるジェームズ・クロケット氏とチャールズ・ジョーンズ氏によって、ノーサンプトンにて創業された英国を代表する革靴ブランド「クロケット&ジョーンズ」。
元々は有名ブランドのブーツ製造を受注して収めるOEMメーカーでしたが、1997年にロンドンのジャーミン・ストリートに初となるショップをオープンし、自らのブランドとして経営していきました。
第2次世界大戦中に政府の指示のもと、1万足を越える軍靴を製造した実績もあります。
多くのブーツを作り信頼感を得ていた同社だけに、技術が高く評価の高いものが多く、中でもチェルシーはサイドゴアブーツの中でも名作の一つに上げられています。
サイドゴアブーツの中でも定番人気のあるクロケット&ジョーンズの「チェルシー5」。光沢のあるアッパーには上質なカーフスキンが使用されており、履き込むほどに足に馴染み、長時間歩いても疲れにくい快適な履き心地に特徴があります。
スマートさよりもややボリュームがあり、ジーンズと合わせたカジュアルシーンに良いように見えますが、プレーンなラウンドトゥはビジネスシーンにも合いそうです。
1870年にオーストラリアのタスマニア島で創業された「Blundstone(ブランドストーン)」。サイドゴアブーツで知られるブランドですが、もともとは過酷な環境でも作業ができるように、農業従事者などブーツを販売していた歴史を持ち、サイドゴアブーツがリリースされたのは1960年代に入ってからと言われています。
しかし、長い伝統はサイドゴアブーツにも生かされており、耐久性などの高さはブランドストーンらしさを保ち、世界中で愛される定番ブーツとして、様々なモデルを展開されています。
こちらのブーツはBlundstone(ブランドストーン)の定番500シリーズの中の一つ「BS500050」。クラシック・サイドゴアブーツの代表的なバリエーションになります。 アッパーの素材などにより、500シリーズにもさまざまなモデルがあるようですが、こちらはプレミアムレザーを採用しており、耐久性と耐水性に優れ、男らしい無骨なかっこよさのあるデザインが特徴的。
サイドゴアなので着脱がしやすいタイプですが、さらにプルストラップにより、片手でも簡単に脱ぎ履きが可能です。
皮なめし職人であるG.A.クラウスにより、1883年に設立されたアメリカの老舗ワークブーツブランド「WOLVERINE(ウルヴァリン)」。
主に労働者向けのブーツを製造してきた歴史を持ち、デザインや機能性を進化させ、現代でも人気のブーツをリリース。その中でも特に1000マイル歩いても壊れないと言われる、1903年に誕生した耐久性や堅牢性に優れたワークブーツの名品、「1000マイルブーツ」が代表的な製品となります。
厚く丈夫なレザーを使用して、耐久性に優れ、過酷な環境でも足を守る特徴をもったワークブーツの1000マイルブーツ。こちらの「W5301」は1000マイルブーツの中ではそれほど代表的なモデルではないと思われますが、ソールは鉄の様に堅い仕様ながら、シルクの様な柔らかい履き心地を持ったモデルです。
デザインも無骨なカッコよさがあり、ウルヴァリンの長い歴史が詰まったブーツとなっています。
ハンターのレインブーツを代表する定番「Original Tall Wellington Boot」。ウェリントン公爵にちなんで名付けられたブーツで、質の良い天然ゴムを使用して雨を防ぎます。少し長めなサイズが特徴的で、ファッション性も高く女性から好まれているモデル。イギリス紳士ではない男性にはなかなか着用が難しいかもしれませんが、もう少し短いモデルもラインナップされています。
1901年にウィスコンシン州にて創業したチペワ。ネーミングはアメリカ先住民のチペワ族にあり、チペワフォールズにて最初のブーツが作られたことに由来するようです。また、チペワ・フォールズは製紙業が盛んであり、木を切る労働者のために靴を作り、アメリカを代表するワークとエンジニアのブランドへと成長することが出来ました。
チペワの代表するエンジニアブーツの誕生には諸説があるみたいですが、1937年に細身の乗馬用靴として現在のスタイルを持つ「イングリッシュ ライディング ブーツ(English Riding Boot)」を作成したことが始まりのようで、11インチのブーツは初めは抵抗があったものの、7インチをリリースすることでファッションとしても選択することが出来るようになりました。
オレゴン州・ポートランドに本社を構えるフットウェアブランドのキーン。つま先を保護するサンダル「ニューポート(Newport)」で有名です。その後、サンダルにとらわれない新たな概念「誰もがいつでもソトを楽しめ、やりたいことを実現できる世界」を打ち出し、ウォータースポーツやアウトドアシューズの開発に取り組みます。
そしてこのピレニーズは防水性と耐久性に優れたオールレザーのトレッキングブーツ。トレッキングブーツでは定番の製品で、長時間履いても疲れない快適な履き心地を提供してくれ、タウンユースにも対応できるデザイン性も評価が高いです。
英国国防省への供給実績があるサンダースのが収蔵しているミリタリーシューズのアーカイブモデルを基にラストから企画された「MILITARY COLLECTION」。
こちらは1140モデルのミリタリースタイルで、クラシックなミリタリーデザインと現代的なエレガンスを融合させた、シンプルながらも無駄のない美しいサイドゴアブーツとなっています。
1918年にアメリカのオレゴン州にて創業。しかし1929年のアメリカ大恐慌の影響で閉鎖を経験するも家族経営で再度作り始め、木こりなどに売り徐々に回復すると、1939年にエンジニアブーツの製造をスタート、
第二次世界大戦中には造船作業員向けに使用され、景気が回復すると工業化が進み、機械作業員達はこぞってウエスコの製品を使用、ホワイトブーツに並びワーク、エンジニアの代表的なブランドとして認知されます。
ウエスコは155もの工程をハンドメイドで作る特徴的な作りで、バイカー達に支持され、中でも90年代以降、エンジニアブーツbossは世界中のバイカーに愛用されています。
ビートルズに愛用されていたことで知られるジェイエムウェストンのチェルシーブーツ705。当時の若者がこぞって購入したことでメジャーなブランドにもなりました。
絞られた鼻筋の通ったノーズが特徴的で、スリムでスタイリッシュでありながら39ラストを使用して、広めで実際はどっしりとして安定感があるのも魅力です。
以上です。いかがでしたでしょうか。たくさんのブランドがありどれを選べばいいのか迷うかもしれませんが、自分の気に入ったデザインで、外出するのが楽しくなるような製品を選びたいですね。参考にしていただければと思います。
サイトについて | お問い合わせ | プライバシーポリシー
© Coolman