かっこいいブーツをブランドや種類別に21選。エンジニア、ワークなどのイメージ

足を守るためや、またはファッションアイテムとしても優秀なブーツ。その歴史は深く、とても多くのブランドがあり種類も豊富です。

なので、ここではメンズブーツを代表するブランドや、エンジニア、ミリタリーなどを代表するブランドに分けて、かっこいいブーツを紹介して行こうと思います。

かっこいいブーツのブランド

出典:store.world.co.jp

ブーツのブランドはとても数が多く、100年以上の歴史あるブランドも多いです。中でもイギリス・ノーザンプトン周辺の、紳士向け製品を製造してきたエドワードグリーン、クロケットジョーンズ、サンダース。アメリカのゴールドラッシュや第二次世界大戦時、大戦後の工業化などの時代に、森林伐採用、船乗り用、工業作業員用などのワーカーを支えてきたウエスコ、レッドウィング、ホワイトブーツなどが長い歴史を持ちます。

かっこいいといえばこういった歴史を持つブランドになるのではないでしょうか。ここではそういった歴史あるブランドを中心に、デザインの良いブーツを紹介しています。

おしゃれなブーツの選び方

サイズ

大き過ぎず小さ過ぎない、自分の足にジャストのサイズのブーツならば見た目にもかっこいいですよね。

素材にもよりますが、スニーカーと違い硬い素材が多いので、サイズが小さいと靴擦れを起こしてしまう可能性があります。

くるぶし付近、かかと、つま先がフィットしてきつくないことが大切ですが、つま先に関しては1cmほどの余裕がある方が履き心地はよく感じられると思います。

また、かかとなどもブーツにより個性がありますので、ブランドの特徴などを把握すると選びやすいと思われます。

デザイン

ブーツのカラーリングにはブラック、ブラウン、ダークブラウン、カーキ、ホワイトなど様々なカラーがあります。

一般的にはラフな服装などには明るめのカラーリングが合いますし、フォーマルなシーンでは暗いカラーリングがマッチしますが、ブラックは定番で1番に多く、シックでどんな場面でもマッチするカラーリングだと思います。

留め具の種類

ブーツにはレースアップ、ジップアップ、サイドゴアなどの留め具の種類があります。

レースアップ

まずレースアップは紐の締め付けで履き心地を変えることが出来る最も一般的な、多くのブーツで採用されている方式です。ブーツと言ったら1番に思い浮かべる人が多いタイプですし、かっこいい方式だと思いますが、着脱する際に紐を結んだり解いとりする必要があり、他のタイプに較べて面倒なこともあります。

ジップアップ

ジップアップはジッパーを上げ下げすることで着脱できるので便利なタイプです。レースアップの内側などにジップのある製品もありますが、ジッパー中央にある製品では見た目が少し寂しいかも知れません。

サイドゴア

最後にサイドゴアはサイドがゴム素材になっており、ゴムが伸び縮みするため着脱が時間がかからずに楽です。デザインも派手さがなくおしゃれですし、着脱に時間がかからない分ビジネスシーンにも最適なタイプです。

以上です。ここからは定番のブランド、ワーク、エンジニアなどのブランドに分けて、おしゃれでかっこいいブーツを紹介していきたいと思います。

1,カウボーイの男らしいブッテロ

イタリア・トスカーナにてマウロ・サーニ氏により創業。サーニ氏は1964年に自身のブランドを展開していましたが、1974年にアメリカのカウボーイのイタリアンバージョン、ブッテリの影響で改名しブランドがスタート。この70年代には、モッズやポケット付きなどのブーツを製造販売しヒット、ブッテロは有名になりました。

トスカーナ郊外のサンタクローチェで加工されるナチュラルタンニンレザーを使い作られ、重厚で頑丈、またエイジングが素晴らしく、長く愛用できるブーツとして人気です。クラシックの定番として定着しています。

BUTTERO/ブッテロ B4426サイドゴアブーツ

英国調のクラシックなラストのT-BONEを採用したサイドゴアブーツB4426。トゥは丸みを帯び、重厚感のある厚いアウトソールは男らしさのある無骨なフォルムを形成。丁寧に磨き上げられて艶を帯びた表面が、ヴィンテージ感を作りかっこ良い製品になっています。

2,スモークジャンパーのホワイツブーツ

ワシントン州スポケーンに本社を置く、オットホワイト氏により創業されたホワイトブーツ。18世紀半ばの南北戦争の以前に創業された深い歴史を持つブランドで、世界屈指の品質をほこります。

重工業地帯として発展したヴァージニア州の労働者の足を守るために、一つ一つオーダーメイドの堅牢なワークブーツを作っていたのがルーツです。

ホワイツブーツはワーク系に置いて世界最高峰のランドとして地位を築いており、代表的な製品に森林消防隊のために作られたスモークジャンパー、カウボーイたちがパックライドするために作られたパッカーなどがあります。

スモークジャンパー

ホワイツブーツを代表する定番「スモークジャンパー」。圧倒的な支持を得て、他のブランドも似たような製品を作っていますが、厳選された素材と熟練の職人によって作られたオリジナルは真似ができません。

山火事を飛行機などから降下して消化するパラシュート部隊(森林降下消防隊)スモークジャンパーに由来するこのブーツは、重厚で足の保護に優れ、森林業界、原野の消防士からハンター、トラック運転手、建設労働者達に愛用されて現代に受け継がれてきました。

WHITE'S BOOTS ホワイツ ブーツ オリジナルパッカー

ホワイツブーツのオリジナルパッカーはカウボーイブーツの流れを汲むモデルで、歴史のあるホワイトブーツの中でも最も古いモデルと言われています。

アーチが高く、つま先も細くカウボーイたちがバックライドするために履いていたブーツということがあり、どことなくカウボーイブーツの名残を残しているような感じもありますが、高いアーチは仕事により欠かせないツールの1つとして、重宝され長年にわたり愛されています。

3,王の靴職人ジョンロブ

ジョンロブは高級シューズの代名詞のようなブランドで、イギリス王室からロイヤルワラントの称号を得ていることから「王の靴職人」「キングオブシューズ」と呼ばれています。

元々はゴールドラッシュの時代に鉱夫用のブーツを作り成功した創業者は、イギリスに帰国後に店を開き、富裕層向けにオーダーシューズを手がけて成功、さらにオーダーだけではなく、既製品をリリースするようになり、エルメスの参加に入り不動の地位を確立しました。

ウィリアム 2 ブーツ

ウィリアム2はジョンロブのフラッグシップモデルのひとつであり、世界中にファンを持つ人気のモデルです。

9795ラストが使われており、このモデルのバリエーションの多さからいかに傑作かが分かります。このアンクルブーツはダブルモンクストラップのウィリアムⅡを、ミッドカットブーツにアレンジしたモデルで、上質なカーフレザーが使われ、美しいシルエットを持ち、裏地はなく足首に柔らかくフィットします。

johnlobb(ジョンロブ) ロウリー

ジョンロブのサイドゴアブーツではTUDAR(チューダー)が人気かもしれませんが、このROWLY(ロウリー)を名作と名高いです。

しっかりとした上質のカーフレザーが使われ、堅めですが耐久性もあり、艶感もあってエレガントだと思います。8695ラストが使われており、現在主流の7000と比べると、若干ゆったりとした印象があるものの、ドレスやビジネスの足元にピッタリのシューズだと思います。

4,パンクスのアイテムドクターマーチン

エアークッションの効いたソールに、靴底を一周する黄色い縫い目が特徴的なブーツで知られるドクターマーチン、ドイツの軍医であったクラウスマーチン博士は、軍から支給される靴が怪我人に適したものではなかったため、自分で改良設計したのがマーチンのルーツとなります。

1947年にドイツのゼースハウプトで商業化を行い、当初は快適で長持ちする特徴のブーツは40代の女性から人気があり、その後はパンクロッカーから支持されます。現在はメジャーな存在となり、若者達から支持されおしゃれなアイテムとして広く人気があります。

8ホールブーツ 1460

製造日である1960年4月1日から命名したドクターマーチンの人気ブーツ。8ホール。アイコンである靴の外周に沿って、アッパーとウェルトを縫合している糸「イエローウェルトステッチ」を備えた、ドクターマーチンといえばこちらのモデルを思い浮かべる定番の品です。プルタブにプリントされたイエローロゴもドクターマーチンならではの特徴的。

質の良いレザーを使用しているので、アッパーもソフトな感触で履き心地も良いです。

5,ジェームスボンドも愛用チャーチ

1873年に、こちらも靴産業で栄えてきたノーサンプトンにて創業。エリザベス女王に英国女王賞を与えられたことや、ジェームスボンドか愛用していることで知られ、高級シューズブランドとしてイギリスで不動の地位を確立しています。

中底に貼り付けられたリブに、アッパー、中底、ウェルトを一緒に縫い付けるグッドイヤーウェルト製法によりブーツを複式縫い製造していく特徴的なスタイルを採用。それにより、一足辺り250にもおよぶ工程を経て完成されるブーツは品質の良さがあります。

チャッカブーツ ライダー

007シリーズでお馴染みのジェームスボンドも着用した定番のチャッカブーツ。チャーチのカジュアルラインによく使われるラスト81を採用、ライダーではクレープソールを、ライダー3ではダイナマイトソールを使用とソール部分に違いがあります。

ダイナマイトソールはスマートな見た目ながら、雨に強く、グリップ力にも富んだ実用性も備えたソールで、どんな天候にも幅広く使うことができ、カジュアル感も薄まっています。

6,メイドインフランスの名門パラブーツ

メイドインフランス名門ブランドとして知られるパラブーツ。フランスのアルピニスト達が集まる小さな町で、レミー・リシャール・ポンヴェールにより1908年に小さな工房からスタート。

アルピニスト達に靴を売っていましたが、1927年からはブラジルのパラ港から出荷される良質な天然ラテックスを使ったラバーソールを自社生産

もともと登山靴をルーツとした堅牢な作りに、自社開発つソールで長時間履いても疲れない履き心地も備えたシューズを完成させ、登山靴以外のシューズも販売を始めます。その後、チロリアンシューズやアウトドアブーツでヒットし、世界的に知られるシューズブランドとなりました。

Paraboot(パラブーツ) avoriaz アヴォリアーズ

1998年の長野オリンピックでもフランス選手団の公式に採用されて話題になった「アヴォリアーズ」。登山靴ブランドGARIVIERで発売され、廃盤になったものをパラブーツで復刻させた製品になります。

パラブーツの定番シューズのCHAMBORDと同様の木型を採用しており、無骨なオリジナルよりも、トレッキングブーツながらシャープな作り。防水性も備えておりタフな作りですが、見た目からはタウンユースにも対応できるブーツになっています。

7,イギリス最古の靴ブランドクラークス

イギリスの南西部にある小さな町にて、サイラスとジェームス兄弟により1825年に創業されたクラークス。羊革のスリッパをメインに製造して、他にはない履き心地の良さから評判となり、シューズ業界に進出した経緯があるため、「足は包み込むもの」という哲学のもち、履き心地の良さを求める靴づくりを行ってきました。

ワラビー、デザートトレック、ナタリーなどの人気モデルがありますが、どれも重厚なイギリスシューズらしくないやさしさを持ち、特に1966年に誕生したワラビーは人気も高いです。

Clarks(クラークス) ワラビー

日本では1971年から発売されているという歴史あるクラークスのワラビー。クラークスのアイコンとして、世界中で愛されている製品です。

カンガルーの小型有袋類ワラビーから命名されており、子供をお腹の袋に入れて大事に育てるように足を優しく包み込むといった想いがあるそうです。

実際に1枚の革を使って足を包み込む独特なモカシン構造を採用しているブーツなので、名前とおりやさしく包まれ、履いていて気持ちの良いシューズとなっています。

バイカーに人気の無骨な「エンジニアブーツ」

エンジニアブーツはエンジニアのためという労働者のためのアイテムで、ワークブーツの1種です。足にフィットさせるためにストラップがつきます。これは紐では作業の邪魔になりかねないためのもので、動きやすくするためのワークブーツらしい機能ですが、現在では特徴的なアイコンにもなっています。

ファッション的にはシンプルなフォルムでカジュアルなアイテムにもなりますが、バイカー達からの人気が高いアイテムでもあり、チペワやレッドウィングなどか代表的なブランドです。

RED WING エンジニアブーツ 2268

1905年にアメリカミネソタ州のレッドウィングという町で「Red Wing Shoe Company」として創業。14人の仲間と始めた小さな会社でしたが、世界のワークブーツを代表するブランド1つへと成長しています。

特にエンジニアブーツは同社を代表する製品で、アンクルをホールドする極太のベルトはレッドウィングが初めて採用したものであり、他のブランドも追随し定番となっています。また、この2268は1961年に誕生して以来、マイナーチェンジをしながらも売れ続けているロングセラー製品で、レッドウィング史上の傑作と言われています、

Chippewa エンジニアブーツ ENGINEER BOOTS 11 インチ

1901年にウィスコンシン州にて創業したチペワ。ネーミングはアメリカ先住民のチペワ族にあり、チペワフォールズにて最初のブーツが作られたことに由来するようです。また、チペワ・フォールズは製紙業が盛んであり、木を切る労働者のために靴を作り、アメリカを代表するワークとエンジニアのブランドへと成長することが出来ました。

チペワの代表するエンジニアブーツの誕生には諸説があるみたいですが、1937年に細身の乗馬用靴として現在のスタイルを持つ「イングリッシュ ライディング ブーツ(English Riding Boot)」を作成したことが始まりのようで、11インチのブーツは初めは抵抗があったものの、7インチをリリースすることでファッションとしても選択することが出来るようになりました。

WESCO(ウエスコ) ボス

1918年にアメリカのオレゴン州にて創業。しかし1929年のアメリカ大恐慌の影響で閉鎖を経験するも家族経営で再度作り始め、木こりなどに売り徐々に回復すると、1939年にエンジニアブーツの製造をスタート、

第二次世界大戦中には造船作業員向けに使用され、景気が回復すると工業化が進み、機械作業員達はこぞってウエスコの製品を使用、ホワイトブーツに並びワーク、エンジニアの代表的なブランドとして認知されます。

ウエスコは155もの工程をハンドメイドで作る特徴的な作りで、バイカー達に支持され、中でも90年代以降、エンジニアブーツbossは世界中のバイカーに愛用されています。

ワーカーの足を守ってきた「ワークブーツ」

ワークブーツは労働者のための作業用ブーツの総称で、エンジニア、マウンテンなどもこちらに含まれます

危険と隣り合わせのワーカーのために作られた製品なので、頑丈で動きやすい特徴ですが、現在では作業で使うのみならず、ファッションアイテムのひとつとなり、同じ作業用としてのジーパンとの相性が抜群。ホワイトブーツや、ダナー、ウエスコなどか代表的なワークブーツブランドです。

WOLVERINE(ウルヴァリン) W05301 1000マイル

ウルヴァリンは1883年に皮なめし職人であるG.A.クラウスに設立されたアメリカの老舗ワークブーツブランドです。1000マイル歩いても壊れないと言われる、耐久性や堅牢性に優れたワークブーツの名品、ウルヴァリンの1000マイルブーツが代表的な製品となり、1908年に誕生しています。

こちらのw5301は1000マイルブーツの中でも代表的なモデルで、ソールは鉄の様に堅く、シルクの様な柔らかい履き心地と言われています。

ローンウルフ カーペンター

ロンウルフはワークウェアブランドのシュガーケーンが展開するワークブーツブランドです。グッドイヤーウェルト製法により、日本人の足に合わせた足型を使って作られるのが特徴、カーペンター、ワイヤーマン、メカニックなどのかっこいいモデルがあります。

中でもカーペンターはワークブーツにありがちな武骨な感じを無くし、スタイリッシュさのあるロンウルフの代表するブーツです。ソールにはキャッツポウソールを採用し、本体より少し大きく、抜群の安定感をもたらすと共にデザインの特徴になっています。

サバゲー時には軍もの「ミリタリーブーツ」

ミリタリーブーツは軍隊で使用していたブーツの総称で、軍隊用のコンバット、特殊部隊用のタクティカル、亜熱帯地帯用のジャングル、砂漠地帯用のデザートなど、多くの種類のブーツがあります。現代では戦場以外に、サバゲーやミリタリーファッションなどにも取り入れられているアイテムです。

ROTHCO(ロスコ) ジャングルブーツ

ロスコは1953年にアメリカテネシー州にて創業。アウトドア、ミリタリー製品を手がけるブランドで、実際に米軍でも使われているアイテムを製造しており、このジャングルブーツはベトナム戦争時代に使われたものを基にしたミリタリーブーツです。

ロスコのジャングルブーツにはいくつか種類がありますが、こちらは5080バージョン。凸凹なパナマソールはどんな道にも対応でき、 キャンバス&ナイロンで作られたアッパー部分はおしゃれな作りで、機能性とデザイン性を併せ持ちます。

BATES(ベイツ) タクティカルブーツ GORE-TEX

BATES社は1885年創業の歴史あるブーツブランドで、連邦政府、国防総省、FBI、州警察等々様々な公共機関で採用されており、軍用では60ヶ国以上の特殊部隊でBATES社のブーツを採用しています。

セレクトしたブーツはGXシリーズのゴアテックス搭載、フルグレインレザー&ナイロンアッパーを採用し、雨や雪に強いのが特徴、サイドジッパーがつき着脱が楽な仕様です。

大人カジュアルに最適「カントリーブーツ」

カントリーブーツはイギリスの上流階級が、狩りやアウトドアを楽しむために履いていた靴がルーツで、イギリスのトリッカーズが有名です。なのでトリッカーズ風がカントリーとしての認識が強く、アメリカなどではカウボーイブーツがそれに当たりますが、ここではイギリス的なカントリーブーツを紹介しています。

トリッカーズ カントリーブーツ MALTON

靴生産工場が多いイギリスのノーサンプトン州の地にて1829年に創業。1989年には英国王室から「ロイヤルワラント」の称号を与えられたイギリスを代表するシューズブランドの一つ。100%メイド・イン・ノーサンプトンや、1人の職人が最初から最後までの工程を行う伝統を現在でも守ります。

トリッカーズといえばカントリーブーツ、中でも定番といえばSTOWかもしれませんが、こちらはその素材違いのバリエーションMALTONです。水や汚れに強いgorsecalfleatherとを用い、マットな質感ながらSTOWよりも光沢のある仕上がりになり、より美しくなっています。

キャンプやトレッキングに「アウトドアブーツ」

耐久性や防水性に強い作りで、登山やハイキングなどに最適なのがアウトドアブーツです。天候が優れない日でも活動できるような作りで、保温性にも優れ寒さから守る役割もあります。

デザイン性を考えたものも登場し、機能性に優れている上に動きやすく、カジュアルシーンでも活躍してくれます。特に有名なブランドではDannerが上げられ、ゴアテックスを使った製品は評価が高いです。

Danner(ダナー) マウンテンライト

世界で初めてゴアテックスを使用したことで知られる、アウトドアに適したブーツを生産するダナー。設立は1932年。当初は木を伐採する労働者向けのブーツを製造していましたが、1960年代に息子の代になり、ゴアテックスを使用した防水性の高いブーツを生産し、同社を代表するトレッキングブーツの「ダナーライト」をリリースしました。

マウンテンライトは、1961年に登山やハイキングが流行していたアメリカで大ヒットした「マウンテントレイル」の系譜としてリリースされます。フルグレイン防水レザー、ビブラムソール、ゴアテックスを採用しており、防水・透質性能に優れた特徴を持ち、アウトドアシーンに欠かせないブーツとして親しまれています。

KEEN(キーン) ピレニーズ メンズ

オレゴン州・ポートランドに本社を構えるフットウェアブランドのキーン。つま先を保護するサンダル「ニューポート(Newport)」で有名です。その後、サンダルにとらわれない新たな概念「誰もがいつでもソトを楽しめ、やりたいことを実現できる世界」を打ち出し、ウォータースポーツやアウトドアシューズの開発に取り組みます。

そしてこのピレニーズは防水性と耐久性に優れたオールレザーのトレッキングブーツ。トレッキングブーツでは定番の製品で、長時間履いても疲れない快適な履き心地を提供してくれ、タウンユースにも対応できるデザイン性も評価が高いです。

スタイリッシュで機能的「サイドゴアブーツ」

両サイドに伸縮性のあるゴアが特徴的で、履きやすく脱ぎやすい機能性が高いブーツです。丈が短くフィット感があり、すっきりとした簡素なルックス。ヴィクトリア女王のために作られたというルーツがあり、大人でフォーマルなシーンで活きるブーツだと思います。

CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ) チェルシー CHELSEA5

1879年に義理の兄弟関係にあるジェームズ・クロケット氏とチャールズ・ジョーンズ氏によって、ノーサンプトンにて創業された英国を代表する革靴ブランド「ジェームス&クロケット」。

元々は有名ブランドのブーツ製造を受注して収めるOEMメーカーでした。第2次世界大戦中は政府の指示のもと、1万足を越える軍靴を製造した実績もありますが、1997年にロンドンのジャーミン・ストリートに初となるショップをオープンし、自らのブランドとして経営していきました。

多くのブーツを作り信頼感を得ていた同社だけに、技術が高く評価の高いものが多く、中でもチェルシーはサイドゴアブーツの中でも名作の一つに上げられています。チェルシー5はスマートさよりもややボリュームがあり、カジュアルに良いように見えますが、プレーンなラウンドトゥはビジネスシーンにも合いそうです。

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン) 705 サイドゴアブーツ

ビートルズに愛用されていたことで知られるジェイエムウェストンのチェルシーブーツ705。当時の若者がこぞって購入したことでメジャーなブランドにもなりました。

絞られた鼻筋の通ったノーズが特徴的で、スリムでスタイリッシュでありながら39ラストを使用して、広めで実際はどっしりとして安定感があるのも魅力です。

以上です。いかがでしたでしょうか。たくさんのブランドがありどれを選べばいいのか迷うかもしれませんが、自分の気に入ったデザインで、外出するのが楽しくなるような製品を選びたいですね。参考にしていただければと思います。

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