室内では裸足で過ごす人も多いと思いますが、スリッパやルームシューズを履く人は増えており、年々商品も増えていっているようです。なのでたくさんの商品があり、迷うこともあるかもしれません。
ここでは室内でもおしゃれに過ごしたい男性向けに、かっこいいスリッパをブランドに分けてを紹介していこうと思います。
出典:photo-ac.com
スリッパは毎日履くものなので、汚れていると見た目からおしゃれではないですね。しかし、レザー素材のものなど製品によっては洗いにくい物もあるので、汚れやすい場所などで使うならば、綿やリネンなどの植物繊維、ポリエステルなどの合成繊維などの丸洗いできる洗いやすい製品を選び、常に清潔感を保ちたいです。
スリッパには夏用冬用と決められたものはありませんが、さまざまな素材や形状で作られた製品があるので、夏と冬でマッチしたものを使い分けるのがかっこいいです。
暑い夏にシープスキン素材などの羽毛系や、ブーツ系のスリッパを履いていれば見るからに暑苦しそうですが、ポリエステルで作られたメッシュ加工の物ならば涼しげで、気候とマッチしていてスマートです。
スリッパはスリッパタイプとルームシューズタイプに分かれます。
スリッパタイプとは踵がなく、平坦なスリッパのことを指しています。脱ぎ履きしやすく、通気性が良いのが特徴です。基本的にはトイレやベランダ用として使いますが、中にはウールが詰められクッション性や保温性が高く、常時履いていられるような商品も発売されています。
踵がある、もしくはあるものの踏みつぶしているタイプのものをルームシューズタイプといいます。踵があるために脱げにくく、足を包み込むので保温性が高いです。しかし、最近ではメッシュ素材のものも登場し、通気性の良いものも発売されています。
スリッパには踵があるものとない物以外に、先端を反りあがらせて躓かないように工夫したものや、クッション性をもたせるために踵が厚い作りのもの、最初からわざと踵を踏んで使うものなど独特な使い方をするものなどさまざまな形状のものがあります。
形状には意味のあるものが多いので、おしゃれだから以外の役割も理解していると選びやすいと思います。
以上です。ここからはおしゃれでかっこいいスリッパやルームシューズを紹介していきます。
UGG(アグ)はシープスキンで作られたムートンブーツの総称として使われる場合もありますが、アメリカのデッカーズアウトドアコーポレーションのプロジェクトでもあり、シープスキンを使ったブーツやルームシューズが人気のブランドです。
シープスキンに強い愛情を持った青年により1978年に立ち上げられ、カリフォルニア沿岸のサーフショップで人気を得て、拡大を続けてラグジュアリーブランドへと成長しました。2016年には社名を「UGG(アグ)」にリニューアルし、確固たる地位を築いて言います。
シープスキン素材を使ったシューズが有名なオーストラリアのブランド「アグ」。このルームシューズのインナーにもシープスキン素材が使われていて、足を優しく包み込んで気持ちよさそうですね。
もともとはセレブの間で人気が出たブランドなので、このスリッパも値段は高めです。が、ふんだんに使われたシープスキンが高級感を表していますし、アッパーとのバランスもおしゃれだと思います。
ビルケンシュトックはドイツの靴産業の中でも最大規模を誇るブランドであり、設立は1774年でとても長い歴史があります。ビルケンシュトックのサンダルは人間工学に基づいて作られたフットベッドと呼ばれる中敷きが特徴で、見た目もかっこよく、また足に馴染みストレスフリーなサンダルを作り上げています。
日本でもビルケンシュトックのサンダルは人気が高く、アリゾナ(Arizona)やクロッグのボストン(Boston)などが有名。ルームシューズはDAVOS、AMSTERDAMなどのシリーズがあります。
ドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」のルームシューズ。サイドまでしっかりと長いアッパーが足を包みながら、すっきりとしたシンプルなデザインが光る人気のサンダル。アッパーには合成フェルトを使い、動物の皮を一切使っていないビーガンモデルもリリースされています。
通常のコルクサンダルより厚く作られた底のコルクは、フローリングでも滑りにくく、床を傷つけにくい仕様。アッパーのウールフェルトは温かい素材で、冬場にも適しています。
ビルケンシュトックのルームシューズといえばアムステルダムが人気なのですが、こちらのzermatt(ツェルマット)は、新作のルームシューズでアムステルダムに負けずにかっこよい製品です。同じルームシューズでもこちらはしっかりと足を包み込むルームシューズで、室内で履きやすいタイプです。
特徴としてはインソールが取り外し可能なので、アッパーや内部をしっかりと拭くことができ、清潔に保てます。
「足元から生活に彩りを」のコンセプトで、ベストセラーになったroom’sが有名なフロンティア。2015年に大阪で設立されたデザインフットウェアブラントです。
デザイン製も高くグッドデザイン賞や、2020年にはドイツred dotデザイン賞を受賞しています。設立は2015年と若いブランドですが、2022年にはオリックスバッファローズとオフィシャルパートナーとなるなど、今後注目なブランドです。
2016年にグッドデザイン賞を受賞しているフロンティアのroom's。おしゃれなデザインだけではなく、家の中を歩くことを考えられている機能性も特徴です。
まず、先端はつまずかないように少し持ち上げられ、衝撃を吸収する樹脂シートが詰められています。また、踵には弾力性のあるEVAフォーム。底には静音効果のあるポリエステルスエード素材と、滑り止め素材が組み合わされて、とても機能的です。
スウェーデンのFARG&FORM(フェルグ&フォルム)社が展開するアニマルコンセプトブランドのモズ。エルクをモチーフとした製品は北欧デザインで世界的に人気。近年日本で人気が高まり、さまざまな製品を展開させていますが、その中でも特にスリッパやルームシューズはモズの代表的な製品です。大きくエルクが描かれたシューズはかわいく北欧テイストが強く表れています。
エルクが特徴的なかわいらしいモズのニットタイプスリッパ。シンプルながらもしっかりと北欧テイストを感じさせてくれるデザインです。底面にはPVC素材を使い、滑りにくいように配慮されており、カラーバリエーションも豊富で、特にブラックは男性にしっくりとくるデザインだと思います。
若い人だけでなく、様々な年齢層に親しまれている肌触りの良いニット素材のスリッパです。
クロスライト素材を使った独特のサンダルが有名なクロックス。日本でもおなじみのブランドですね。クロスライト素材を使った製品は、陸でも水中でも使えるので、ワニにちなんでクロックスと名付けられていますが、2002年にアメリカコロラド州にて設立されると、またたくまに人気のブランドへと成長。
スリッパに関しては家で履くものなので、クロスライト素材は向かずにさすがに使われていないようですが、クロックスらしい作りのかっこいい製品に仕上がっています。
独自開発した「クロスライト」樹脂を使い、前後に移動するストラップ、前方には風通し穴があるゴム製サンダルで有名なクロックス。
当商品も先端部分にはエンボス加工が施され、凸凹が風通し穴のようになっておりクロックスらしいルームシューズになっています。フェルト素材を使った製品はおしゃれさもありながら、アウトソールにシリコン製の素材を使った滑りにくさも特徴です。
ナイロン製のアッパーがおしゃれなクロックスのルームシューズ「ネオパフ」。ナイロン・ダウン素材を使用したネオパフシリーズ製品で、踵を潰して使用することもできる2way仕様のかっこいいスリッパです。
ナイロンが足を包んで温かいので、夏と冬で使い分けたいですね。ポリウレタンを使用したアウトソールは軽く、耐摩耗性や弾力性があり、室内野外での歩行をサポートしてくれます。ただソールのゴムが固いので、床などを歩くと音がなるようで、絨毯などの柔らかい所を歩くのに向いているようです。
株式会社良品計画が運営するブランド無印良品。印のないシンプルな製品がモダン的で、多くの消費者から受け入れられました。住宅、家具、衣料品、雑貨、食品など幅広く展開。スリッパも無駄のないシンプルなデザイン。ポリエステルで作られた、持ち運びも考えられた製品がおしゃれです。
無印らしいシンプルな、すべてポリエステル100%で作られた携帯用のルームシューズ。おしゃれなポリエステルシリーズの製品です。
ソールが簡単に折り曲げられて、折りたたんでコンパクトになるのが特徴で、持ち運びやすく収納袋付も付属します。1000円以内で購入できるのもありがたいポイント。丸洗いもできるようですので、清潔に保てます。
ビームスは1976年に創業した、日本の草分け的な人気のセレクトショップ。「好きな服を自由に組み合わせて着こなしを楽しむ」をテーマとし、さまざまなブランドの服を取り扱い80年代に爆発的にユーザーから受け入れられました。
アメリカ西海岸をベースとしたカジュアルな商品構成で、ビームスブランドのオリジナルも展開、国内や海外に直営店を運営されています。
ルームシューズいくつかリリースされていますが、SUBUとのコラボが人気です。
bprBEAMSからも発売されているSUBUのサンダル。subuは秋冬用のサンダルを提案するレッグウェアブランド。ビームスとのコラボサンダルもリリースされています。
こちらのサンダルは寒い時期でもアウトドアシーンでも使える、SUBU(スブ)の『NANNEN(ナンネン)』サンダルです。難燃素材素材ORDURA(R) 305Dを使って作られており、キャンプなどにぴったり。たしかにリラックスした場面ではキャンプといえども楽なスリッパは良いですね。カラーバリエーションも豊富で、どれもワントーンに刻まれたロゴがかっこいいサンダルです。
男性用下着や靴下で人気のグンゼですが、医療機器やスポーツクラブなど経営は幅広く展開されている企業です。1896年に郡是製絲株式会社として創業し、時代の流れに合わせて経営の拡大縮小をされています。
スリッパは多くの種類の製品をリリースしていますが、どちらかというとデザイン製よりもリーズナブルなものが多い印象、「おうちスリッポン」シリーズのルームシューズは、リーズナブルでありながらおしゃれな出来だと思います。
グンゼのウチコレ、「おうちスリッポン」シリーズのスリッパ。家でも旅行でもいろいろなシーンに使える便利なシューズ、というコンセプトで作られている通り、柔らかい素材で作られて丸めて持ち運ぶことができます。
メッシュで通気性がいいので夏に使うのが良いですね。ちなみにメッシュ以外もあります。また、500円程度で買えるという手軽さが魅力です。
株式会社マッシュホールディングスのブランドで、2008年にルームウェアのブランドとして展開されています。「大人のデザート」がコンセプトで、ふわモコ素材を使ったかわいい製品が女性の間で人気が広がりましたが、人気は男性の間でも拡大し、メンズ向けの製品もリリースしています。スリッパもふわふわでかわいい製品が揃っています。
ジェラートピケ「HOMME」シリーズのベーシックタイプのルームシューズです。HOMMEシリーズはメンズのためのシリーズで、こちらはシンプルながらジェラードピケらしいおしゃれなデザインのシューズになっています。
足裏をさらっと心地よくキープするパウダー素材の大人っぽさ、ふわふわで履き心地が気持ちよく、しっかりと足元をあためてくれるルームシューズなので、モダンな部屋と特に相性がよさそうですね。
シューズを専門に製造販売するニッポンスリッパ。1960年に角田スリッパ製作所として創業。長きにわたりスリッパを製造してきた老舗で、東南アジアや中国に多くの合作工場を持ち、上海に海外オフィスを持ちます。
現在はスリッパだけでなく、サンダルやシューズなどに幅を広げ、製品はオーソドックスのものが多いですが、ディズニーやサンリオなど多くのキャラクターとのコラボ製品も多いのも特徴です。
フェイクレザーを使いフィット感を重視した、柔らかく履き心地の良いスリッパ。レザー調なので上質感がありかっこいいですね。こちらは家でのリラックスタイムと上質な過ごし方を提案するrelaxin'homeシリーズのアイテムの一つ。
底にはスエード調素材を使い足音を軽減していますが、少し薄いという声もありますが、1500円程度の値段を考えるとそこまで色々求めることはできませんね。
Yamato Tokorotani(和 所谷)は1963年に創業された愛媛のサンダルブランド。少数精鋭にてすべての工程を手作業で行い、レザーのサンダルやスリッパをリリースされています。
こちらのスリッパもアッパーには本革レザーを使い、一足一足職人の手により作られた本格派。「和 所谷(Yamato Tokorotani)」が本気で作った高級ルームシューズは、本革ならではの足に馴染む感触が他のものとは違い、見た目も美しさがあります。耐久性も高そうで、長く愛着を持って使うことができそうです。
Posseはメーカーとしての情報はありませんが、サンダルに特化して研究を重ね、デザイナーの協力をえてライフスタイルを作ることを目的としてルームシューズをリリースされています。独特なデザインのシューズが多く、こちらの可愛らしいぽってりとしたシューズはマシュマロといいます。
見た目もかわいいですが、3cmの厚底ヒールにはエアクッションがはいり、高い弾力性が足にやさしいルームシューズになっています。
南海通商が展開するロクサンシリーズのスリッパ。本格レザーを使った製品で、掃くごとに革も柔らかくなり足に馴染み、裏面と足の甲に当たる部分には滑りにくく脱げにくい起毛素材を使用。レザーの光沢も美しく、高級感があるのがかっこいいです。
バブーシュとはモロッコの伝統的な革製の履物のこと。踵を踏みつぶしているのが特徴的ですがこれはモロッコでの正しい履き方のようで、日本ではルームシューズとして定着していますが、本場では外で履くものとのことです。
天然の革を使い職人が一つ一つ丁寧に作りこんでいる本品、使うごとに足になじんでフィットいきます。
毎日の暮らしに役立つオリジナルデザインのリネンを使った生活雑貨を扱うフォグリネンワーク。主にリトアニア産のリネンを使いオリジナルのデザインを展開されています。
こちらは履いた時のさらっとした感触が気持ちのいいリネン素材のスリッパ。通気性も良くどんな部屋にも馴染みやすいデザインで、フォグのロングセラー製品です。底にはレザーを使っていますが、手洗いが可能なので、しっかりと洗って清潔に保っておしゃれに使いたいですね。
プエブコは2007年に創業した日本の雑貨メーカー。三軒茶屋に店舗を構え、リサイクル材を使った製品などが特長。藤原ヒロシ氏によるプロデュースしたおしゃれな雑貨メーカーです。
こちらはもっともベーシックでシンプルなアクリル繊維のスリッパ。ヒツジやラクダなどの動物の毛を圧縮してシート状にしたフェルト素材が特徴的でおしゃれです。
ただ、ペタリとしてクッション性はないので、常時履いているよりはトイレなどに使うのがよさそうです。
以上です。
おしゃれでかっこいいスリッパを紹介してきましたが、欲しくなるようなデザインのものはあったでしょうか。部屋の中でもかっこいいものを身に着けて快適にすごしたいですね。
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