
手足の伸びた爪を切るのに便利な爪切り。どの家庭にも一つはあると思われる、身だしなみにも欠かせないアイテムです。
爪切りは単純な道具に見えて、形・刃の構造・用途で使い勝手がかなり変わるアイテムで、さらに形状やデザインもそれぞれ。多くのメーカーからも爪切りは発売されているため、どれを選べばよいのか迷うこともあるかもしれません。
ここでは自分にマッチした爪切りを選べるように、種類や刃の形状についての説明のほか、デザインの良い爪切りをブランドに分けて紹介していこうと思います。

爪切りのブランドは、大きく「家庭用」「プロ・医療寄り」「高級ニッパー系」に分かれ、主に包丁やナイフなどの刃物に関する製品を製造開発しているメーカーから発売されています。ただ、専用のブランドはあまり多くはありません。
その中でも日本ではまず貝印が定番で、関孫六などの人気シリーズも展開され、価格と品質のバランスがよく、普通の爪ならこれで十分です。次にスワダは精度が高く、硬い爪や巻き爪向けのニッパー式などが充実しています。
海外ブランドではZwillingが耐久性とデザイン性で人気があり、また、シリーズではなく、ドイツのゾーリンゲンや日本燕三条など、刀や金物の製造を行ってきた歴史を持つ地で作られた爪切りは、それだけでブランドとなるようです。
選び方はシンプルで、普通の爪なら貝印、硬い爪や巻き爪ならGreen BellかSUWADAという分け方で考えると失敗しにくいです。
やはり刃物を専用に扱ってきたメーカーや、そのメーカーが展開するブランドの爪切りは信頼性があり人気も高いので、ここではそういったブランドの爪切りをそれぞれを詳しく見ていきたいと思います。

爪切りにはさまざまなタイプのものがあるのですが、ここでは一般的な上下の刃をてこの原理で挟んで使うクリッパータイプの爪切りを中心に、選び方を見ていきたいと思います。
爪切りにはサイズの違いがあり、おおよその目安として小型は約5〜7cm、標準は約7〜9cm、大型は約10〜13cmに分類できます。これらは爪の状態や用途に応じて使い分けると便利です。
てこの原理により、大型の方がテコの力が働きやすく、厚い爪や硬い爪でも切りやすくます。一方で、小型は力は弱いものの、細かい操作がしやすく、子どもや薄い爪に向いています。
一般的な健康な大人の爪であれば、標準サイズを選ぶのがバランスが良く扱いやすいです。
爪切りの刃には主に「カーブ刃」と「直線刃」があります。カーブ刃は爪の丸みに沿った形状で、自然なカーブに仕上げやすいため、手の爪をはじめ日常使いに最も適しています。ただし、足の爪で角まで丸く切りすぎると、巻き爪の原因になることがあります。
一方、直線刃は爪をまっすぐ切れるため、爪の角を残しやすいのが特徴です。足の爪や硬い爪、巻き爪を予防したい方に向いており、爪の端が皮膚へ食い込むリスクを抑えやすくなります。
さらに、ニッパー刃は、通常の爪切りのように挟んで一気に切るのではなく、ペンチのように刃で少しずつ切り進めるタイプです。構造上、刃の角度や当て方を細かく調整できるため、厚い爪や変形した爪、巻き爪などのケアに向いています。自分の爪の状態を考えて刃の形を選びと良いでしょう。
爪切りを使いやすくするための、付属の機能なども確認した方が自分にマッチしたものをより選ぶことができます。ゴムのカバーが付いて滑りにくくなっているもの、切った後の爪を整えられるやすり付き、レバーを押しやすく長くなったものなど、いろいろなものがありますが、中でも飛び散り防止機能は見逃せません。飛び散り防止がある爪切りでは切った爪が爪切りの中に納まります。
切った爪が方々に飛び散ってしまっては、切った後の掃除が大変ですし、快適に使えませんね。ただ、だいたいの爪切りに飛び散り防止機能はあると思いますが、選択した爪切りにこちらの機能があるかの確認は行った方が良いと思います。
爪切りは最もよく使われるクリップタイプの他、ニッパータイプ、電動タイプ、ハサミタイプなどがあります。それぞれの詳しく説明していきますが、てこの原理で簡単に切れ、切った爪も飛び散らないなどの便利さがあるクリップタイプは、爪切りとして広く使われているように、使いやすさがあり最も一般的な形状です。
子供の爪を切る場合や、特殊な爪を切るといった用途がない場合はクリップタイプを選ぶのがおそらく間違いはないように思います。

最も一般的で、多くの人が爪切りと言えばこのタイプを思い浮かべると思います。扱いやすく、デザインもさまざまなものがあり一番豊富。価格が安いものも多く、また切った爪が飛び散らずに内部に収まる機能性もあり人気も高いです。
しかしテコの原理を使い、爪の形状を無視してとても強い力がかかるので、負担となって爪が割れたりダメージを受ける可能性があります。

工具のニッパーと同じような形状をしている爪切りです。自分の爪の形状に合わせて少しづつ切ることもできるので、切り方により負担を軽減できます。刃も鋭利で切れ味も鋭い製品が多く、巻きや硬い爪などを切るのにも向いていますね。
しかし、ヨーロッパではこのタイプの爪切りは多いものの、日本ではニッパーを使いなれてる人は少ないと思います。なので、慣れるまで使いにくく、また、切った爪を収納できないので、周りを気にしながら切らないといけないデメリットもあります。

電動タイプは内部のモーターにより刃を回転させて爪を切る製品です。挟んで切ることなく、削るようにして切っていきます。肌が直接触れないような設計なので安全ですし、切った爪もしっかりと内部に収まりますので安全な上に大変便利です。
切るというよりも削るといったタイプなので、あまり長い爪をきるためのものでもないですね。削るのに大変時間がかかりますし、うまく削れない製品もあり、数も少ないです。

ハサミタイプはその名の通り、ハサミのように使うことができるために力の加減がしやすく、使いやすさがあります。
先端が丸くなって鋭利ではないものが多く、中には鋭い先端のハサミもありますが、大人の厚い爪を切るのには向いてはいません。小さく薄いつめを切るのに向いているので、赤ちゃんや小さい子の爪を切るのに最適だと思われます。
製品も多く、鼻毛やムダ毛の処理に使いやすいタイプもラインナップされています。
以上です。爪切りの選び方やタイプを詳しく見てきましたが、爪を切る際には柔らかくなった状態が切りやすく、そのためお風呂上りなどに切るのが切りやすくなります。どんな爪切りを選ぶのかも大事ですが、切るタイミングなどにも気を付けたいですね。
ここからはおしゃれな爪切りをブランド別に分けて紹介していきたいと思います。
鎌倉時代に刀の鍛冶を行うことで栄えた関市は、多くの名人である刀匠を生み出した地でもあります。中でも2代目「孫六兼元」は関の孫六として、多くの人に知られ語り継がれてきた刀匠です。「折れず、曲がらず、よく切れる」といった特徴を持ち、貝印はその特徴を受け継ぎ、最新のテクノロジーを合わせ、ブランドとしての関孫六を立ち上げました。
伝統的な刃物作りや医療用の刃物の技術を応用したものが多いなか、関孫六は日本刀の伝統を活かしたシャープな切れ味を持ち、多くの切れ味鋭い包丁がリリースされて評価も高いです。もちろん爪切りも同じように切れ味が鋭く、人気のあるモデルをラインナップされています。
関孫六のツメキリ「type101」は、貝印の爪切りの中でも20年以上にわたり定番として販売されているロングセラーモデルです。価格と性能に優れ、見た目はシンプルですが、全体の仕上げは丁寧で安っぽさはありません。
刃物メーカーらしく、包丁づくりで培った刃付け技術が活かされており、特に切れ味の評価が高いです。ステンレス刃物鋼を使用し、刃先を丁寧に研磨しているため、スッと切れる感覚を味わうことができます。デザインも派手さはありませんが、日本製らしい実用性重視のかっこいい爪切りとなっています。
「グリーンベル」は世界三大刃物産地として有名な、岐阜県関市に拠点を置く刃物メーカーです。刃物メーカーならではの精密な研磨技術により、「軽い力で切れる」「切った断面がきれい」といった切れ味の良さで高い評価を得ています。
職人の技術を活かした「匠の技」や、海外向けブランド「SEKI EDGE」など、多くのシリーズを展開。デザイン面でも評価がされ、GOOD DESIGN賞を複数回受賞し、日本のグルーミング刃物を代表する有力メーカーの一つとして知られています。
刃物用ステンレス鋼を使用し、軽い力でスムーズに切れるステンレス製の高級つめきり「G-1205」。グリーンベルを代表する定番モデルで、特に人気があります。
刃の研磨精度が高く、スッと切れるため、爪の断面がなめらか。二枚爪や割れの予防にもつながり、岐阜の刃物メーカーらしさを十分に味わうことができます。
光沢のあるステンレス製で、シルバー仕上げのボディは高級感を感じることができます。
世界的な高級ニッパー型爪切りブランドとして知られている「SUWADA」。大工が釘の頭を切るための「喰切(くいきり)」を製造することで、1926年に創業した刃物の老舗ブランドです。
職人の町として知られる新潟県燕三条にて、材料選びから仕上げまで、職人の手によって作る方法を継続されています。刃物本来の切るということを追求されており、もの作りの地にて誕生した伝統を受け継いできました。
製品はニッパー型の爪切りの他、ネイリスト用のキューティクルニッパー、盆栽用などあらゆるニッパーがあり、そのほか、キッチンツールやダイニングウェアなどもリリースされています。
SUWADAのつめ切りのスタンダードモデル「クラシック」は、SUWADAを代表する最もスタンダードなニッパー型爪切りです。スワダと言えばニッパータイプの爪切りになり、多くの種類がある中、クラシックは長年のベストセラーモデルでもあります。
ハイカーボンステンレス鋼を素材として使われており、切る機能はもちろん、強度が高く錆にも強い爪切りになっています。表面には優美なヘアラインが施され、つや消しの塗膜のサテンフィッシュ仕上げでキズや汚れにも強く、高級感のあるデザインも魅力です。
2009年にアメリカ・アイダホ州で創業した高級グルーミングブランド「Klhip」。レバーが縦方向に回転する独自構造を採用した「The Ultimate Clipper(ザ・アルティメット クリッパー)」は、ブランドを代表するクリッパーで、従来の爪切りを改良するのではなく、ゼロから設計を見直して開発されました。
デザインはアメリカで行われていますが、現在の製品は日本有数の刃物産地である岐阜県関市で製造。日本ともつながりがあります。刃には医療用器具にも使われる440C高硬度ステンレスを採用し、そのため、デザイン性だけでなく、切れ味や耐久性にもこだわったブランドとして評価されています。
アメリカの高級グルーミングブランド「Klhip」が開発し、日本の岐阜県関市で製造されている「ザ アルティメット クリッパー」。レバーが前方に回転する、従来の爪切りとは異なるレバー構造を持つ爪切りです。親指で自然に押し込めるため、力が伝わりやすく、少ない力で爪を切れます。
また、個性的なかっこいいデザインは、インダストリアルデザインでも評価されており、GOOD DESIGN AwardやI.D. Magazine Annual Design ReviewのDesign Distinction Awardを受賞。付属するケースも革素材で、高級感があって素敵です。
ルビス社はスイスの精密ピンセット専業メーカーです。1954年に創業し、スイス・ルツェルン州に本社を構えます。もともとは時計産業向けや医療向けの精密ピンセット(ツイーザー)の製造技術を基盤として発展しました。
材料選びから完成まで職人の手作業により仕上げられるツィーザーは、質が高いことで知られ、先端形状が毛根を切断することなくしっかりと面で掴むことができます。
時計産業が盛んなスイスに置いて、古くからロレックスを始めとするスイス高級時計の制作に使われてきた歴史があり、その後、エステ・ビューティーの分野でも確固たる地位を築き、現在では、毛抜き、爪切り、ネイルハサミなどを世界中で販売しています。
上に伸びた独自設計のレバーが印象的な、ルビスのネイルクリッパー「1L100」。レバー自体がひねられたような立体形状「twistデザイン」は、レバーを開くと親指が自然に乗る角度になり、押し込みやすくなります。
この形状は見た目のインパクトが大きいですが、海外のレビューでは「思ったより握りやすい」「自然に力が入る」という声がある一方、「普通のレバーとの違いはそこまで大きく感じない」という意見もありました。
ただ、スイス製らしい精密さとミニマルな美しさがあり、長く愛用したくなる道具だと感じます。
RUBISの現行ラインアップの中でも最もオーソドックスな高級テコ式爪切り「1L201P」。ただ、シンプルながらもルビス社らしいエレガントさがあり、サテン仕上げ、シャープなフォルムなどは非常に上品です。
また、時計用ピンセットで培われた精密加工技術により、絶妙の噛み合わせと切れ味を実現され、焼入れした刃で滑らかに爪を切れること、スイス工場で製造され厳しい品質管理を受けていることも特徴としています。
300年以上の歴史を誇るイタリア・プレマーナ地方の老舗刃物ブランドの「Premax(プレマックス)」。「1つのメーカー」というよりも、イタリア北部の刃物の町であるプレマーナ(Premana)のメーカーが共同で展開するブランドです。
製品はイタリア製らしい美しいデザインと、代々受け継がれた鉄加工の技術による、優れた切れ味と耐久性の高さを持ちます。
ドイツの実用性重視のはさみとは異なり、イタリアらしい芸術性と実用性を兼ね備えたブランドであることが大きな魅力です。300年以上受け継がれたプレマーナの刃物文化を背景に、現在も世界中へ高品質なはさみを送り出しています。
Premaxが独自に開発・特許取得した「Ring Lock System(リングロック機構)」を採用した「StainlessNailClipper」。このリングロック機構は、刃のズレや摩耗を抑え、長期間にわたって滑らかな操作感と安定した切れ味を維持できます。もともとはPremaxがはさみのネジの緩みを解決するために開発した技術で、その後、ネイルツールや爪切りにも採用されました。
また、デザインは、一般的な爪切りのような鏡面仕上げではなく、落ち着いたサンドブラスト(つや消し)仕上げ。そのため指紋が目立ちにくく、金属らしい上質な質感を楽しめます。
Kershaw(カーショウ)は、もともと1974年にアメリカで誕生したナイフブランドです。アウトドアから日常使いまでの幅広いナイフを販売し、親しまれてきましたが、現在は、KaiUSALtd.を通じて、日本の貝印株式会社グループが展開しています。
日本では包丁やナイフだけでなく、高級爪切りやグルーミングツールもKershawブランドで販売されており、「機能性とデザイン性を兼ね備えたプレミアムブランド」として知られています。
2017年から放送されているアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ『SEAL Team/シール・チーム』でもkershaw製ナイフが採用されているように、アメリカ国内では高い信頼性のあるブランド力を持ちますが、日本ではコレクターや愛好家などが知るブランドとなっているようです。
金属射出成形のMIMU(ミム)という、精巧な金属加工法を駆使して作られた「ユニバーサルツメキリ スタンダード」。人間工学に基づいた設計で、独特のラインが美しく、足の爪を切る際に前かがみにならなくても切れるように作られています。腰が悪い人や妊婦さん、高齢者の方が使いやすくなるように、考えて作られました。
また、外面・内面ともにサテンのような見た目の表面加工を施し、美しくおしゃれ爪切りとなっています。
全長6cm・重量17gのコンパクトさと、極薄な特徴を持つKershawの爪切り「リーフタイプ」。厚さ約3.5mmの非常に薄いデザインは、精巧なイメージで、デザイン性を重視する人に人気があります。また、折りたたみ式で携帯性が高いので、持ち歩きたい人に最適です。畳むと爪切りとは思えないユニークな構造を持ち、長方形となるため狭いスペースなどにも収納ができる作りも良いですね。
すべてステンレス刃物鋼のみで作られた一体感のあるデザインで、こちらも「MIM(ミム)」と呼ばれる工法を使い製造。スリムながらも上質な仕上がりとなっていますし、おしゃれな革ケースが付属するのも魅力的です。
寛政四年(1792年)に創業した長い歴史を持つ刃物の専門店「木屋」。日本橋に本社を構えるほか、大阪、福岡、札幌にも拠点を置き、230年以上にわたって包丁や料理道具、はさみ、爪切りなどを扱っています。
鍛冶職人が丹精込めて作る高品質な刃物製品を展開されており、その他にも、日本各地の優れた職人やメーカーと協力し、品質の高い刃物を選び抜いて販売しています。店舗には優れたさまざまな刃物があるため、より楽しめるのではないでしょうか。
木屋は、「毎日使う道具だからこそ、実用品として長く使えるものが欲しい」という理念を持ち、現代のニーズに合った製品作りを行い、プロの料理人などからも高い評価を得ています。
鋼を黒く染め上げるのみの無骨なスタイルを持つ木屋の爪切り「黒」。黒いボディが素敵な、スタイリッシュなアイテムで、木屋では包丁をしのぐほどの人気がある、1987年発売以来のロングセラー爪切りです。
鋼(はがね)製で切れ味が鋭く、黒染め仕上げで塗装ではないため、使い込むほど味が出ます。長く使ってより愛着の持てるアイテムとなるのではないでしょうか。飛び散り防止機能が付き、小(約58mm)と大(約69mm)の2サイズ展開。特に大は、手足どちらにも使いやすいおすすめのモデルとなっています。
レバー部分の槌目模様がかっこいい木屋の爪切り「槌目」。鍛造技術で槌目の模様を表現されており、こちらは見た目の質感にもこだわったモデルとなります。
細部の仕上げに拘り、機能を『切る』に絞ったシンプルな設計で、余計な機能はありません。切れ味を重視した設計で、より職人らしい爪切りとなっています。
スイスに本拠地を構えるナイフやマルチツールのブランドとして知られる「Victorinox(ビクトリノックス)」。1884年創業のスイスを代表する刃物メーカーです。刃物職人のカールエルズナーにより創業され、高品質な製品は世界中で愛用されてきました。
特にナイフやハサミ、栓抜きなどを一つにまとめた「スイスアーミーナイフ」は有名で、各国の軍隊などでも使用されてきた歴史的背景をもつように、ビクトリノックスの象徴です。1897年に原型が特許を取得し、現在では世界中で愛用され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにも収蔵されています。
全長6cmと超小型のビクトリノックスのネイルクリッパー「8.2050.B1」。さらに、折りたたみ式で、ポケットやキーケースに付けても邪魔になりません。
ステンレススチールのボディに滑り止めのABS樹脂の付いた構成は、小さなアイテムとは思えないスイス製の精工な作り。精度の高い作りで人気の爪切りとなっています。
デザインも「スイスアーミーナイフ」の思想がそのままに、携帯する道具として徹底的に合理化された美しさが魅力です。
爪切り、ナイフ、はさみ、爪やすり、ピンセットが一つになったマルチツールの爪切り「580」。これ一つで爪に関するケアを完結できるツールとなっており、まさにヴィクトリアノックスらしい製品で、「8.2050.B1」と同様に、こちらも人気があります。
旅行やアウトドア中に気になる手元をケアでき、非常に便利ですが、ブレード、ハサミも一緒になっているために、爪ケア以外にも身近にあると便利です。
ドイツのゾーリンゲンに本社を構え、約300年にわたって包丁、キッチン用品、ビューティーツールを製造している「ZWILLING J.A. Henckels(ツヴィリング J.A. ヘンケルス)」。ドイツを代表する刃物メーカーとして知られており、世界で最も古いブランドの一つと言われている歴史の深いブランドです。
世界進出を早い段階から行っており、歴史ある技術力に加え、各国のレシピを研究するなど、使う人のことを考えた製品開発を行ってきました。各国から高い評価を得ることができ、日本には1973年に上陸。岐阜県関市に自社工場を設立し、国内工場にて生産を続けています。
超薄型ボディでポケットやポーチに入れやすいツヴァイリングのネイルクリッパー「PREMIUM Compact」。ツヴィリングの爪切りの中でも「機能性+高級感」を最も重視したプレミアムモデルで、ステンレスモデルをベースに、ゴールドのPVDコーティングを施した上位仕様になります。
マットゴールド仕上げで派手過ぎず、落ち着いたデザインで、大人向けの上品な印象です。超小型なので爪受けはついていませんが、軽くカーブした刃で自然な爪の形に切りやすく、ヤスリも付属。作りも問題はありません。
多くの独自機構や特許技術を取り入れた刃物をラインナップする貝印・AUGER(オーガー)シリーズの爪切りになります。貝印独自の力が伝わりやすいメタルテコを採用し、軽い力で切れる切れ味を実現されました。
オーガーは黒を基調とした男性向けのデザインがラインナップされたシリーズで、爪切りも重厚感のあるスタイリッシュさが特徴的です。
2024年にクラウドファンディングで登場し、人気となり、その後一般発売に至った爪切りの「Mirrorcrest(ミラークレスト)」。エレガントで繊細な美しい曲線と、マットで重厚な力強い設計が共存する、洗練されたデザインが特徴的ですが、この独特な形状は、人間工学に基づいており、手にしっかりとフィットし、握りやすいハンドルで滑らかに切り揃えることができます。
仕上げ工程で防錆・耐傷処理が施されているため、水回りで使っても長く使えるなど、他の爪切りにはないメリットも多いです。
足の爪を切るときの姿勢を改善することを主な目的として作られた「シルキークリッパー45」。最大の特徴は、刃先が約45度傾いた設計で、前かがみになりにくく、足の爪が見やすいつくりとなっています。体が硬い人や、高齢者の方もこれなら足の爪を切りやすそうですね。
また、刃間を広めに設計しているため、厚く硬くなった足の爪も切りやすいとされ、手の爪には一般的な爪切りの方が使いやすいと感じる人もいるでしょう。一つしか持つ選択ぎがないなら、切りにくい足を優先してもよい気がします。

一般的な爪切りはクリップタイプが多いので、こちらを使う場合が多いと思いますが、クリップタイプで爪を切る際には約26kgの負荷が爪にかかると言われています。小学生の1年生くらいの体重と同じなので、実はかなりの負荷です。
しかし、クリップタイプの爪切りの刃にはカーブ刃、直線刃、アーチ刃、凸刃のようにさまざまな種類のものがあり、自分の爪の巻きの具合から選ぶことで爪の負荷を軽減できます。
どんな人でもサイドは巻きが強くなっていますので、少しずつ切るのがおすすめ。それでも巻きが強い人は直線刃タイプで少しずつ、普通の人はカーブ刃と直線刃をセットで使うと良いようです。ちなみに爪は乾燥しているときは割れやすくなっているので、お風呂あがりなどで湿っているときは安全に切ることができます。
以上です。おしゃれでかっこいい爪切りを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。出しっぱなしにしていてもインテリアの一部になるような、素敵な爪切りを見つけていただけたらと思います。





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