パンをおいしく焼いて食べたい人には必要なトースター。「外はかりかり、中はもっちり」に焼き上げる高性能な製品も多く登場しています。
ここではそんなトースターの中からどれを買おうか迷っている男性向けに、おしゃれでかっこいいデザインのものを注目のメーカーと合わせて紹介していきます。また、オーブン式とポップアップ式がありますが、この記事ではどちらも対象としています。
出典:balmuda.com
トースターはさまざまなメーカーから製品がリリースされていますが、やはりおしゃれという面でみると、デザイン性に定評のあるバルミューダ、デロンギ、ブルーノなどのメーカーがリリースしてる傾向です。ただラッセルホブスのステンレスや、ツインバードのミラーシリーズなどは特に男性好みになっていると思います。
その他にアイリスオーヤマや山善などは、コスパの面でとても優れているので、amazonのランキングではいくつも製品が入っている状態です。
また、各メーカーともにそれぞれ独自の技術を使用しており、アラジンの「遠赤グラファイト」、バルミューダの「独自のスチームテクノロジー」。バルミューダのトースターがリリースされた時は、この技術のおかげでもっちりとした新しい触感のトーストが焼き上がりとても好評でした。バルミューダに関してはデザインも良くさすがと言ったところでしょうか
トーストを焼くにはオーブン、ポップアップ、ホットサンドメーカーと3種類の製品があります。
中でもオーブンはトースターだけではなく、他の食材を使用した調理モードなどがあり、加熱方式もいろいろとある機能的に優れた製品が多いです。
近年は機能を活かしたオーブントースターが人気ですが、トーストのみ焼くことができるポップアップも根強い人気があります。トーストのみなので、価格も抑えられ、またおしゃれなデザインが多いのも特徴です。
必要な機能と価格などを比べて選ぶと間違いはないと思います。
また、ホットサンドメーカーに関してはここでは取り上げていませんが、2枚のトースターの間に食材を挟んで鉄板で焼き上げる方式で、こちらも近年の人気です。
トースターにはさまざまなサイズの製品があり、庫内の大きさもさまざま。一般的には一人~二人暮らしならば2枚焼き、家族ならば4枚焼きなどが最適だと思われます。
大きなサイズならば、庫内も大きく一度に焼けるトーストの枚数も多く便利ではありますが、狭いキッチンの場合は小さな方が馴染みます。そういった場合には、ポップアップや、上下で2枚焼くことができ、スリムでスペースもとられない2段構造になっている縦型のオーブントースターがおすすめです。
キッチンやテーブルの大きさを考えて最適なサイズの製品を選びたいですね。
電熱、遠赤外線、グラファイトなどのヒーターを使い、過熱水蒸気、スチームなどの加熱方式でいろいろな焼き上がりを見せるトースターですが、近年はもっちりこんがりと焼き上がるスチーム式が人気です。
バルミューダがスチーム式をリリースすると人気となり、価格も今までよりも2万円と高かったのですが、それでもとても売れたため、機能の優れたトースターがこの後から多くのメーカーからリリースされました。
そういった経緯を考えると、スチーム式ならばバルミューダのシックでかっこいいトースターが信頼、デザイン面で良いかもしれません。
以上です。ここからはブランドに分けて、実際におしゃれな製品を見ていこうと思います。
イデアインターナショナルが展開するブランドのブルーノ。キッチン家電をブルーノブランドとして販売しています。現在はブランドではなくBRUNOが社名となっていますが、イデアはもともとデザイン事業を行っていた企業でもあり、特徴はシンプルでおしゃれ。デザイン性を武器にさまざまな人気製品を生み出しています。
トースターはいつくかリリースされていますが、どれもパンくずトレイと焼き網が付き、それぞれが取り外しが可能。おしゃれでかわいいだけが魅力でなく、お手入れのことも考えられています。
ブレッドケースからインスピレーションを得て開発された、グリルが一体化したトースター。カラーバリエーションはレッドとホワイト。他にはない独特なデザインですが、ブルーノらしさがあります。
機能的には扉が上に大きく開くので、暖めたものを取り出しやすく、焼いたものをそのままシェアできます。また大きく開きますし、焼き網が取り外し可能なのでお手入れが楽で行き届きます。
ブルーノのシンプルな北欧風オーブントースター。落ち着いた静かなたたずまいがスタイリッシュです。コンパクトですが、内部は食パン2枚を横に並べて焼くことができる広さがあります。
上下の一本づつのヒーターが配置され、1000wのハイパワーで焼き上がりも早く、上下の切り替え機能があるので焼き方も自在です。こちらも焼き網は取り外し可能で、お手入れのしやすさがあります。
日本エー・アイ・シー株式会社が本国イギリスのアラジンから権利を譲り受け、その後、株式会社千石に買収されたというアラジン。ブルーフレームを開発したイギリスのアラジンが元になっているので、暖める機器を得意とし、現在でもヒーターやストーブなどの人気の製品が主になっています。
アラジンのグラファイトトースター。そこまでこだわったデザインではないですが、アラジンの名前にふさわしい深みのあるデザインをしていると思います。
そしてなんといっても遠赤グラファイト搭載が魅力で、グラファイトという鉄の10倍の熱伝導率を持つ素材を使い、一般的なトースターの約30%も早く、すばやく高温でパンを焼くことができます。
外はカリカリに焼けるため、中の水分を逃さずにもちもち触感の焼き上がりになります。
イタリアの家電ブランドのデロンギは、もともとは暖房機器や空調機などの製造を行う企業で、現在でもオイルヒーターは高いシェアを誇るブランドですが、家電機器など徐々に範囲を広げていきました。
主な製品にコーヒーメーカーやヒーター、電気ケトルなどの人気製品を持ち、トースターはレトロ風でいて近代的な独特なデザインをしていて人気が高いです。
1950年代のイタリアをモチーフにデザインされたデロンギのアイコナコレクション・トースター。
アイコナというのはデザインに対するパッション、エレガンス、色を表現した「アイコン」という意味とのこと。スチールを使ったボディは堅牢そうですが、弱冠丸みを加えているので重厚感の中にかわいらしさがあります。パンの焼き方は多様で、「解凍」「温め直し」「片面焼き」などが揃っていてどんな場面にも対応できそうです。
コンパクトで使いやすさと基本性能を備えたデロンギ・トゥルーシリーズのトースター。
モダンな部屋にマッチしそうなデザインです。上部に備えられているラックが印象的ですが、飾りではなく、スロットに入れられないパンを置いて暖めることができるための物。畳んで収納可能です。
また、焼き加減の調整には段階のないツマミがあり、自分好みのこだわりで焼き上げることができます。
寺尾玄により立ち上げられたバルミューダ。
現在は東京の武蔵野市に本社があります。「最小で最大を」「家電でいままでになかった体験」を理念に、デスクライトや扇風機、加湿器、ヒーターといった空調関係を中心に製品を開発。多くのデザイン賞を受賞するなど、デザイン性が高く評価されています。
トースターはスチームテクノロジーと完璧な温度制御により、今までになかった焼き上がりを実現。大ヒットとなりました。
バルミューダ独自のスチームテクノロジーを使い、他のトースターでは実現できない焼き上げをしてくれ、感動の味を提供してくれます。バルミューダといえばこちらのトースターをイメージする人も多いのではないでしょうか。デザインもシックでかっこいいです。
外はカリカリで中は水分を含んだしっとりとした触感で、さらにしっかりと温かいパンができあがります。カラーバリエーションも豊富ですし、人気の商品で評価も高い製品です。
ラッセルホブスはイギリスのマンチェスターの本社を置く家電ブランド。
お湯が沸くと自動で電源が切れる電気ケトルの生みの親として有名で、ラッセルホブスの代名詞となっています。ケトルだけでなく、トースターやコーヒーメーカーなどの商品も持ち、製品はステンレスを使ったシャープなかっこよさがあるデザインが特徴。トースターは昔ながらのポップアップ型をリリースしています。
1200Wと高いワット数により焼き上がりが早いのが特徴的。高いワットにより外はカリッとして、中はしっとりを実現してくれます。冷凍パンボタンがあり、こちらは冷凍されたパンを一気に解答して焼き上げてくれる便利なモードで、パンを冷凍させる方にはうれしい機能ではないでしょうか。
また、四角形のボディは庫内の空気循環を効率よく行うよう設計されていますが、ステンレスのボディと相性がよく、かっこいいデザインに仕上がっていると思います。
2017年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞を受賞しているトースター。スタンダードな作りですが、ステンレスと黒を基調としたカラーリングが鮮やかでかっこいいですね。
パンは5枚切りに対応、焼き方も「濃淡調整機能」「冷凍パン機能」「キャンセル機能」と用意されており、パン屑トレイもしっかりと用意されています。
宮城県仙台市青葉区に本社を置くアイリスオーヤマ。生活家電を中心に展開。企画、製造、販売をすべて行う企業。トースターはデザイン性と機能性を備えており、特に種類も豊富なのが特徴的で、ベストセラーとなっている人気製品も手掛けています。
スチームの力でカリッと焼き上げる、アイリスオーヤマのクールでかっこいいスチーム式のオーブントースター。火力は3段階調節で、最高1000wの高温でスピーディーに焼き上げてくます。また、ドアはスライド式のオープンドアで焼き網が前に出るタイプ、奥まで取り出しやすく便利です。
シックな黒とおしゃれな白のカラーバリエーションがあります。
こちらはカーボンヒーターを内蔵させたアイリスオーヤマの「スチームカーボントースターSOT401」。マットなカラーリングで、やさしい印象のおしゃれなトースターです。
付属のスチーム用カップをセットし、蒸気の力で焼くタイプですが、カーボンヒーターなので短時間でムラなく均一に焼き上げてくれます。庫内も広く食パン4枚を一気に焼くことができます。
ベストセラーとなっているアイリスオーヤマのオーブントースター。馴染みやすいシンプルなデザインと、タイマー、温度設定、オープンドアと必要な機能を備えており、それでいて他社ではあまりない安い価格が魅力的。以前は2500円で購入できていましたが、現在は5000円程度となっており、それでも機能性などを考えれば安く、質の良いトースターです。
家電事業、住宅事業、ソリューション事業と幅広く展開する大阪に本社を置く山善。どんな家電にも山善の製品はあるので、目にしたことのあるメーカーなのではないでしょうか。
もともとは機械事業で工具部品などの問屋として発展してきたメーカーで、現在も自社の工場は持たずに、海外で作られたものを自社のブランドとして販売する手法で多くのアイテムを抱えています。
他のメーカーに比べて安く、デザイン的にもおしゃれなので人気の製品が多いです。
ステンレスを使い高級感溢れるボディとかわいいフォルムが絶妙なポップアップトースターです。
冷凍パン/あたため/取り消しの3つのボタンととてもシンプルに作られていますが、6段階の焼き色調節が可能。4~8枚切りのパンまで幅広く対応してくれます。焼き色調節のつまみもしっかりとデザインの一部になっておしゃれですね。
こちらはスタンダードタイプでブラックでシックなデザインのトースター。2000円とたいへんコスパもよく人気の製品です。安いこともあるのか、スチームなどと比べるとどうしてももっちり感はないようですが、値段を考えると仕方ない所。焼き色調節機能があり、レバーを押すだけのシンプルな設計で、とりあえず焼けてかっこいいトースターが欲しい人向けです。
1962年に創業した当初から家庭用品をメインに、金物の町として有名な燕三条地域にてもの作りに勤しんできたツインバード。2010年位からユーザーのニーズに答えるべく、徐々にデザイン性の優れた家電をメインにとイメージも変わってきています。
製品はもともとコスパも良く、また、日本の物づくりの技術を継承しているメーカーです。
ツインバードのミラーガラスシリーズのスリムなポップアップトースター。操作部をすべて前面に集約し、11㎝の幅があれば収納できる超スリムタイプ。スリムを活かしてキッチンの狭い隙間にて使うことができる便利さがあります
スリムながら4枚切りの4枚切り食パン(厚さ3㎝)を焼くことや、ワイドスロットで山型のパンも焼くことが可能です。
ミラーを使用して高級感がありシックなトースターです。ミラーは熱反射ミラーガラスを採用し、熱を逃さず焼きムラ軽減。4つの食パンが焼ける大きな作り。庫内は4本のヒーターで熱を逃さずムラのない焼き上がりです。
焼き網はツインバード独自の構造で、半分以上(12cm)せり出すので奥の調理物も簡単取り出すことができる便利な仕様です。
東京・自由が丘に本社を構えるデザイン家電ブランドの「Toffy(トフィー)」。2016年にスタートしたブランドは、1950年代のアメリカをイメージした家電が特徴で、レトロで親しみやすいキッチン家電は暮らしの中に溶け込み、やすらぎを与えてしてくれるような製品となっています。
多くのキッチン家電をリリースしていますが、中でも人気なのがオーブントースター。2段式のクラシカルなルックスはスタイリッシュであり、3灯のヒーター搭載で焼きムラが少なくこんがりと焼き上がり評価の高い製品です。
縦型でスリムな2段式。縦に作られているので省スペースで場所を取らない、新しくなったトフィーのオーブントースター。形状だけではなく、最大電力も900Wから1000Wにパワーアップ。火力切り替えは280W/720W/1000W、2段式を活かして上下で違う料理を行うことも可能。
トフィーのクラシックシリーズの製品で、レトロなデザインも特徴です。
こちらもレトロ感が魅力的なトフィーのグリルオーブントースター K-TS2。トフィーのプレミアムシリーズらしいおしゃれなデザインで、クラシックながら落ち着いたカラーリングもキッチンとの相性もよさそうです。
上下の赤外線で100℃~230℃温度調節が可能。グリル機能付きなので、食パンはもちろん、ハイパワー1000wの赤外線でお肉までこんがりと焼くことができます。
オーブン式よりも長い歴史のあるポップアップトースター。スライスしたトースト専用機ですが、コスパの良さやデザイン性の高い製品が多いのが特徴です。また、オーブンのように横に広い形状ではなく、スリムなので置き場所に困らないといった利点もあります。
レトロなかわいらしいアリエテのトースターです。アリエテはデロンギグループの傘下の企業ですので、どこかデロンギのテイストも感じます。デロンギよりもマットで、もっとレトロ調が強いキッチン家電製品が揃っています。
こちらのトースターも、レトロ感のあるとてもおしゃれなデザインとなっていますが、温めなおし、取り消し、解答の3つのボタンがあり、焼き色は6段階で調整が可能。5‐10枚切りのパンに対応と、機能面もしっかりとしています。
プラスチックボディがかわいらしいHomeSwanのポップアップトースター。HOME SWANは「楽しい家庭のお手伝い」をコンセプトに、2007年にスタートした調理家電ブランド。時代のニーズに合ったスタイリッシュな製品をリリースしています。
こちらのトースターは焼き時間を変えられるダイヤル、焼き過ぎを防止するストップボタンのシンプルな設計。デザインだけではなく、3000円以内のコスパも魅力です。
Amazon限定ブランドのモノクロームオーブントースター。マットな抑えたカラーリングと、丸みのあるボディがスタイリッシュです。窓も丸くてかわいらしいのですが、少し小さめですね。
15分タイマーやヒーターは3段階の強弱がありますが、機能面でこれといった特徴はなく、しかし3000円代の値段で買えるのはありがたいです。
スライドラックで人気のレコルトのトースター。手を入れることがないので、安全に取り出すことができて安心です。
また、見ての通り高さと奥行があるデザインで、パンは縦に2つ入れることができる仕様。そうすることで幅を取らずに、A4サイズに収まるスリム設計で置き場所に困りません。
カラーバリエーションはレッド、ブラック、ホワイトと用意されています。ホワイトはポップですが、色によって全然違う顔を見せるのも面白いです。
以上、メーカー別におしゃれでかっこいいトースターを紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。
朝はスタイリッシュなトースターで、よりおいしいトーストを食べたいですね。
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