コーヒー豆を保存する容器のコーヒーキャニスター。豆の鮮度を保つために密閉性の高いものや、匂いを逃さない素材を使って作られた製品が多くラインナップされています。
鮮度を保つのはもちろん、見える場所に置くものなのでデザインにもこだわりたいですよね。なのでここではおしゃれなキャニスターを紹介して行きたいと思います。
キャニスターの形状はおもに円筒系の製品が多く、他に長方形などもあります。
円筒系は幅のある物から、細いもの。長いものから短いものまで種類も豊富、中でも細く手のひらに収まるサイズの製品は、持ち運びにも便利ですし、スマートでスペースを取らずに置き場所にも困りません。片手で傾けることで、スプーンなどを使わずに中の物を取り出すこともできます。
また、幅のあるものでは広口であることが多く、中の物を取り出しやすさがあり、また口が広いために手を入れるのが容易なので、洗いやすさもあります。
コーヒーキャニスターには、プラスチック、ステンレス、琺瑯、ガラス、陶器などがあります。
中でもガラスはおしゃれ度が高く人気です。中の様子が見え、素材の状態が分かる良さがあり、また匂いなども付着しにくい特徴もあります。ただ重さがあるので落とした時に割れてしまう可能性もあり、でその点の注意は必要になります。
ステンレスもシャープでシックです。サビに強い特徴があり、清潔に長くつかえ、耐熱性、耐食性などが高くコーヒー豆の素材として最適と思われます。
以上です。ここからはメーカーに分けて、おしゃれなキャニスターを紹介していきます。
90の国で3万を越す店を出店する世界的なコーヒーチェーン店スターバックス。1971年にアメリカ合衆国・シアトルにて開業しています。
従来のアメリカ系とは違い、イタリアのエスプレッソ式にアレンジを加えた、シアトル系コーヒー店のブームに乗って一気に拡大。現在では世界でも最大のコーヒーショップとして、多くの人々に愛されています。カップを持って街中を歩くおしゃれなスタイルも、スタバの影響が大きいです。
そのブランディング力を活かしたタンブラーを初め、グッズ販売にも力を入れています。
スターバックスのリザーブロゴがデザインされたキャニスター。マット調のブラックなボディとロゴがおしゃれに決まっています。スチール製で250gのコーヒー豆を保存できます。
スターバックスファンの方には良いインテリアにもなりますし、手に入れたいアイテムかもしれません。ただ水洗いできない仕様のようで、そこが残念ですね。
カルディは全国に300以上の店舗を構える人気コーヒー店です。もともとは豆を仕入れて喫茶店に卸す業務を行っていましたが、お客様からの要望もあり取り扱う品物を増加し、その後小売業に参入。「KALDICOFFEEFARM 下高井戸店」をオープンさせました。
カルディはコーヒーと輸入食品の店ですが、オリジナルアイテムの開発も行っており、ミルやキャニスターなども人気です。
マットなカラーリングがおしゃれなカリディのオリジナルコーヒーキャニスター。裏面にはさりげなくマスコットキャラクター、「やぎべえ」が小さく描かれているのも可愛らしくて良いですね。
シリコンゴムパッキンでしっかりと蓋が閉まり、湿気を防ぎコーヒーのおいしさを逃さない設計。カルディで販売している1パック(200g)の挽き豆がぴったりと入るサイズになっています。
1992年創業から、「見て、さっわて、使って気持ちの良い商品」をコンセプトとし、試行錯誤を重ねてコーヒーキャニスターを開発。無駄を省いたシンプルなデザインと保存技術で1000万個以上を販売。
アメリカの大手コーヒーメーカーも、豆の保存にゼロジャパンのキャニスターを採用するなど信頼度も高く、ゼロジャパンの代表する製品となりました。
ゼロジャパンの人気陶器製キャニスター。アメリカをはじめ世界的にも人気のようで、特徴的な金属留め具やパッキンはしっかりと気密性を保持してくれます。光を通さない陶器製の当品は気密性に関しては実証済み。機能性だけではなく、デザインも陶器の風合いなどがおしゃれだと思います。
人気なのでカラーバリエーションやサイズの違うタイプも豊富。自分好みのものを見つけられると思います。
使い心地と佇まいの調和、日々に寄り添う生活道具をコンセプトとした、1972年創業の食器やドリンク、テーブルウェアメーカーのキントー。
デザイナーとのコラボレーションにより、シンプルで親しみやすい、デザイン性の高さが特徴。2016年には欧州に、2019年にはアメリカに子会社を設立し、滋賀県から世界に向けて展開しています。
蓋にコルクを使った、キントーのボトル式コーヒーキャニスター「BOTTLIT」。特徴的なボトルの形状はおしゃれですし、片手で軽く操作できメリットがあり、スプーンを使わずに、傾けて中身を取り出すことができて便利です。
また、素材のガラスは120℃まで耐熱耐性があり、食洗器や食品乾燥機に入れることが出来て、清潔に保てるのも良いですね
直接日光を遮る磁器を使ったKINTOのコーヒーキャニスター「SCS」。真っ白なシンプルなデザインながら、内側に向かって少し湾曲している形状もおしゃれですね。
豆は200g収めることができ、リッド内側のシリコーンパッキンにより密閉性に優れています。こちらも電子レンジ、食器洗浄機、食器乾燥機にかけることができる便利な仕様となっています。
ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど、世界各地に大型の店舗を構える、北欧スウェーデン発の世界最大の家具メーカー。北欧風の家具が比較的安く手に入ることが特徴で、世界的に多くのファンを抱えています。
家具だけにとどまらずに、あらゆる雑貨やキッチン用品などもラインナップ。イケアらしい北欧のおしゃれなデザインになっています。
イケアのデザイナーMikael Axelsson氏によるコーヒーキャニスター「BLOMNING」。北欧風のデザインが相変わらずおしゃれですが、紅茶などの乾物を保存するのに適した容器とのこと。
ブラックなボディに、内部はゴールドとシックなデザイン。長さ、幅、高さともに10㎝のサイズで、フタ部分がせり出しているの締めやすい形状です。
シンプルで使いかっての良いナルゲンボトル。丈夫で軽く、漏れない特徴があり、アウトドア用品として有名ですが、元々は化学研究用の装備として開発されたプラスチックのボトルでした。研究者達が日常で使うことで噂となり、飲み物入れるだけでなく、様々なものを入れるのに便利な容器として活躍することになります。
そんなナルゲンボトルに、コーヒ豆が酸化しにくい独身のキャップシステムを採用した、キャニスターはとても人気があります。
プラスチック製容器のナルゲン「コーヒービーンズキャニスター」。耐熱、耐冷ともに優秀な容器。プラスチック製なので耐熱ガラスと比べて軽量感も抜群。
豆を入れた後に浮かび上がるように描かれるドリッパーがかわいいですし、「g」「ml」「oz」の目盛りも便利ですね。密閉性も高いと評判ですし、さすがnalgene製と言ったところでしょうか。
日本で唯一の耐熱ガラス工場を持ち、1912年の創業以来ガラス製品をリリースしてきたハリオ。
熱や酸、アルカリに強い高い技術で作られたアイテムは、評価も人気も高いのですが、デザインも素晴らしくグッドデザイン賞を受賞したものも多いです。キャニスターに関しても耐熱に強いガラスを使い人気になっています。
耐熱ガラスを使ったハリオのコーヒーキャニスター。耐熱ガラスに関しては専用の工場も持っていますし、評価が高く信頼感もあります。
また、デザインに関しては目を見張るものはありませんが、しっかりと閉まるフタと、価格もかなり安い設定で大変人気のとなっています。
素材にハリオの特徴でもある硝子ではなく、ホーローを使って作れているコーヒーキャニスター。キャップのオリーブウッドとホーローの組み合わせがナチュラルな雰囲気を漂わせます。木製とホワイトカラーの組み合わせは、どのアイテムでもおしゃれ感がありますね。
コーヒー豆では200gが収納可能。食洗器未対応であったり、キャップのしまりが少しあまいといったコメントもありました。
Tower、トスカなどのおしゃれなシリーズが人気の収納具メーカーの山崎実業。「ワクワクする心に従い行動する。」コンセプトの元、製品は空間やインテリアにしっかりと馴染み、少ないスペースにはまるようなアイデア商品も豊富、暮らしに役立つインテリア雑貨は、山崎実業が一番なのではないでしょうか。
キャニスターもいくつかあるのですが、特にトスカシリーズが可愛らしくスタイリッシュです。
天然木と白い素材の組み合わせのトスカシリーズらしい山崎実業の陶器キャニスター。ヴィンテージ加工された風合いが美しく、北欧インテリアとの相性も良さそうな製品になっています。
フタにはストッパー:シリコーンとの記載がありますが、密閉性に関しては少し分かりにくいですね。デザインや素材などが同じで、無地・シュガー・ソルト・コーヒーと文字違いの種類があります。
神奈川県横浜市に本社を構えるグローバル・スタンダードプロダクツ。不変で不偏をコンセプトとし、マグカップやドリッパー、キャニスターなどを、国内外でオリジナルの製品を製造、販売しています。ツバメがワンポイントで描かれるツバメシリーズが印象的です。
金物の町、新潟県燕三条市で作られたGLOCAL STANDARD PRODUCTSのコーヒーキャニスター。燕三条市だからなのか、ボトルに描かれたツバメが印象的です。燕三条のステンレス製なので信頼度も高いと思います。
また、フックが付いていることで、スプーンを収納でき、これが割と便利なようです。木蓋はステンレスとマッチしていておしゃれですが、樹脂パッキン仕様で密閉性もあるようです。
青芳製作所の生活雑貨ブランド。青芳は金物の町として有名な新潟県の燕市に本社を構え、1950年代から金属製の食器などを製造してきました。いくつかのブランドを展開していますが、カジュアルプロダクトは日用品もファッションのように使ってほしいと、1985年にデザイン性を強く意識したブランドとして立ち上げられ、同社の代表するブランドとなっています。
シンプルでどこにでも馴染みやすそうなCASUAL PRODUCTのキャニスター。蓋にはステンレスとウッドのバリエーションがありますが、どちらもシンプルでおしゃれ。ガラスには耐熱ガラスを採用しており、熱湯消毒が出来て清潔に保つことができ、また電子レンジや家庭用食洗器でも使うことができ便利な仕様です。
静岡県に本社を構えるインテリア雑貨メーカーのダルトン。アメリカンレトロ風なおしゃれな雑貨を多数リリースしており、全国のセレクトショップに卸す他に、直営の販売店を持ち、生活にまつわるあらゆるものをラインナップしています。
ゴミ箱や目覚まし時計が特に人気ですが、キャニスターもガラスとステンレスの豊富な種類を揃えています。
しっかりとコーヒーのプレートが張られたダルトンのコーヒーキャニスター。尖った特徴的な蓋はデザイン性もよく、機能面で開けやすさもあります。他に塩、砂糖、パスタなどのバリエーションがあり、揃えるとキッチンもよりおしゃれになりそうです。
ガラスは耐熱ではないようで、雑貨屋ということで少し不安もありますが、蓋内部にはシリコンを使い密閉性もあるようです。
1944年にPeterBodumによってデンマークのコペンハーゲンに設立されたボダム。1950年にオリジナルアイテムの製造をはじめ、1958年にサイフォン式のコーヒーメーカーが大ヒットし、ヨーロッパ全土にボダムの名前が知れ渡りました。
その後もコーヒーメーカーを中心にリリースし、1992年から家電分野にも参入。インダストリアルなデザインを大事にし、コーヒー関連の製品はどれも人気があります。
耐熱ガラスとコルクを使ったボダムのキャニスター。食材や乾物をいれることで、ボダムの文字がはっきりと浮き上がる、ボダムらしいおしゃれなデザイン。耐熱ガラスなので、食器洗浄機での使用が可能。6種類の豊富なサイズバリエーションがあるのが特徴です。
ソーダガラスを素材に使ったカリタのコーヒーキャニスター「All Clear Bottle」。フタには抗菌パッキンを使用して密封性が高く、抗菌なので衛生的。スチロール樹脂を使っていますが、透明でどこからでも中が見えるのが良いですね。広口で豆も取り出しやすいですし、洗いやすさもあり便利です。
天然木を使った籐芸のコーヒーキャニスター。籐芸は木の食器専門に扱っている企業です。少し小さめの作りですが、木目が美しい製品になっていますね。フタにはシリコンを使いしっかりと気密性もあるようです。
以上です。いかがでしたでしょうか。美味しいコーヒーを飲むために、しっかりと鮮度を保ちつつも、気に入ったおしゃれなキャニスターを見つけて頂けていたらと思います。
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