素早くお湯を沸かすのに便利な電気ケトル。朝の時間がない時など特にありがたい製品ですね。最近では細かく温度設定できるものや、ノズル式で注ぎやすいもの、スタイリッシュなど幅広く販売されています。
ここではラッセルホブスやバルミューダなどのメーカーを中心に、おしゃれでかっこいい優れたデザインのケトルを紹介していこうと思います。
形状はいくつかのパターンがあり、細長く丸に近い物や、三角や四角に近い物などがありますが、使いやすさとおしゃれ感の強いと感じる形状は人によりさまざまだと思われます。
その中でも一番大きな違いが見られるのが注ぎ口。基本は三角口ですがノズル式は細く長いのが特徴で、注ぎやすくバルミューダのケトルに代表されるように大変おしゃれです。
電気ケトルに使われる素材はプラスチック、ステンレス、ガラスと3つの種類があります。
プラスチックは価格も安くとても軽い素材なので、持ち上げる必要のある電気ケトルに向いている素材です。他の素材と比べると加工もし易いため、各メーカーがさまざまな形状の製品を製造しているので種類が一番豊富、自分好みのかっこいい製品を見つけやすいです。
ステンレスは耐久性があり錆びにくい素材ですが、何よりステンレスで作られたケトルはおしゃれ感が強く、特にラッセルホブスは男性から好かれそうなデザインだと思います。
ガラス製の特長は透明ボディのために中が見えることです。清潔に保ちやすいですし、置いておくだけでよいインテリアになるおしゃれさです。
デザインはモダンなものがよりおしゃれ感が強いように思います。特におすすめなのはデロンギの製品で、モダンの中にもポップ感のある製品が特徴。他のメーカーには見られないデザイン力があります。また、ティファールや象印などの安定感あるデザインも落ち着いたかっこよさがあります。
電気ケトルのはだいたい500mlから1.5Lの範囲までの製品があります。大きな容量の製品ならばあらゆる利用シーンに対応できますが、必要のないのに大きければ無駄に邪魔になります。
コーヒー一杯分は120ml、カップ麺なら350mlとある程度必要な容量が分かりますので、自分が使うシーンを考えて必要とするサイズの電気ケトルを選びましょう。
以上です。ここからは実際にメーカー別におしゃれな電気ケトルを見ていこうと思います。
ラッセルホブスはイングランドのグレーター・マンチェスター州オールダム区に本社を置く、イギリスの代表的な調理家電ブランドです。お湯が沸くと電源が自動で切れる現代の電気ケトルの生みの親としても有名で、ヨーロッパやアメリカなど世界各国で人気となっています。
それ以外にもパンを自動的に挟みこみながら、上部にフタがされ熱の放出を防ぎ、表面をカリッと焼き上げるトースターなども新技術により開発。技術力の高さでも評価を受けるメーカーです。
2017年のグッドデザイン賞を受賞しているラッセルホブスの電気ケトル。クラシカルなデザインとステンレスのモダンさが見事にマッチした製品です。
コードレスなのでどこでも持ち歩けますし、沸いた状態でも底面は熱くならない優れた設計をしています。10年以上前に作られた本品ですが、何も変えることがないまま今でも多くの人に使われているのが完成された商品であることの証明です。
まるみのある三角形のボディがとてもかわいい電気ケトルです。こちらもコードレスで持ち運びが便利。お湯を沸かすと出てくる石灰質の結晶を取り除くフィルターや、そのほかにも自動電源OFF、空焚き防止の機能はしっかりと付いてきます。
ティファールはフライパンなどの調理器具を開発リリースするメーカーでしたが、1989年世界初、コードレス電気ケトルを発売。大ヒットとなり、電気ケトルと言えばティファールと思えるほど、日本では有名なブランド。
電気ケトルは種類も豊富ですし、価格もそれほど高くなく、技術力も一流で壊れにくく買う人の安心感があります。
現在は世界有数の調理器具・家電メーカーグループの「セブ」の傘下企業になっています。
デザイン的にはあまりスタイリッシュな商品を多く発売しているメーカーではないと思いますが、本品の電気ケトルはとてもかっこいい出来なのではないでしょうか。
しかし、本品は60℃、70℃、80℃、85℃、90℃、95℃、100℃と温度設定ができたり、お好みの温度で60分間保温が可能な所などでき、高い技術力を持った電気ケトル。ティファールにはやっぱりこういった高機能を期待したいですね。
バルミューダは数々のヒット商品を送り出す日本の家電ベンチャー。「家電で新しい体験」をモットーに、技術力にて今までにないような新しい体験を与える家電をリリースし人気のメーカーとなっています。
電気ケトルはコーヒーを上手に淹れられるノズル式電気ケトルの先駆け。ただケトルのバリエーションは少なく、色違いはあるものの現在はこれしかありません。
サイズ感とデザインがうまくマッチしていて、ミニマムなかっこよさがある電気ケトル。特にノズルが特徴的で、注ぎやすい機能性があります。
取っ手にあるネオン管はやさしい光を放ちますが、機能的には意味はあまりなく、でもこういったおしゃれなアイデアは面白い所。安全面を考えた空だき防止機能、自動電源OFF機能など機能面も充実しています。
デロンギはイタリアのトレヴィーゾを本拠地とする家電メーカー。オイルヒーターのシェアがとても高くデロンギといえばオイルヒーターですが、電気ケトルやトースターなど、有名デザイナーを起用して開発した製品がとてもスタイリッシュで、独特なデザインが人気のメーカーでもあります。
電気ケトルは種類も豊富で魅力的な製品が揃っています。どれもすばらしいデザインが評判がよくカラーバリエーションが豊富なのも特徴です。
ディスティンタ・コレクションとは「独特」や「特徴的」という意味を満ちますが、その名の通り、四角と丸を合わせた『スクエアクル』デザインは他の電気ケトルにはないようなスタイリッシュさ、置いておくだけでインテリアの雰囲気を変えてくれそうです。
また、自動電源オフ、空だき防止機能付きが付き、高い機能性も併せ持ちます。
注ぎやすさにこだわったデロンギのカフェケトル。モダンなキッチンにとても似合いそうなデザイン。ボディの表面は凸凹の加工を施してあり、無骨感も若干漂い男性に好かれそうです。
また、優れたデザインだけでなく、50、60、80、95、100℃の細かい温度設定が可能で機能面も優れています。
有名なデザイナーのDarren Mullen氏がデザインしたデロンギの電気ケトル。耐久性と堅牢性があるステンレス仕様。光沢あるブラックなメタルボディとかわいらしい丸いデザインが素晴らしくかっこいいですね。
生活用品や家電の企画、製造、販売会社を幅広く行うおなじみのメーカーです。電動ケトルでは、人数や用途に応じたタイプが数多く販売されています。
レトロ感がありおしゃれな電気ケトル。本品のアイボリーの他にアッシュブルー、アッシュピンクと他に2つのカラーがあります。男性向きのデザインではないかもしれませんが、おもちゃ風ですしどれもやさいい雰囲気を持ったカラーバリエーションは男女関係ないと思います。
機能的にはコードレス、空焚き防止、自動電源オフと一通り揃っています。
ボディにガラスを使い、お湯が沸く様子を確認できる電気ケトル。遺物が混ざってしまったりした場合にもすぐ分かるので清潔に保てます。取り外し可能な茶こし付きでお茶を入れるのにも便利ですし、濃さが確認できるのも良いですね。
また、このアイリスオーヤマのケトルタイプにはガラスの他にもアンティークなどがありますが、それぞれが味があってかっこいいです。是非とも確認していただきたいです。
フランス語で「収集」や「収穫」の意味を持つレコルト。日本の生活スタイルを考えたサイズ感、カラフルでおしゃれな調理家電を作るウィナーズ株式会社が展開する日本のブランドです。電気ケトルも日本のキッチンにマッチしそうなおしゃれな製品となっています。
レコルトの温度調節ができるドリップケトル。温度調整は1度単位で可能で、ワンタッチで100度に設定できる沸騰モードがあり便利です。
つや消しが施されたボディはシックで、木製のハンドルと大変マッチしていますね。
持ちやすさにもこだわりを持って作られている電気ケトル。ハンドルの形状が独特で、フォルムがとてもかわいらしいですが、バランスが良くなるように調整されています。
レトロ感あるデザインもインテリアにはよさそうです。
タイガー魔法瓶は、真空断熱技術や電気による熱コントロール技術を応用し、真空断熱ボトルや土鍋の圧力炊飯器などを家庭用、業務用にかかわらず、製品を製造し、世界64か国に広げている、この分野では日本を代表するメーカーです。
電気ケトルは「わく子」というシリーズで展開しており、サイズやデザインなどの種類も豊富です。
2019年のグッドデザイン賞を受賞したタイガー魔法瓶の電気ケトル。曲線が特徴的で美しく、西洋絵画に登場する水瓶をイメージしています。セミマットを使用したボディはすべすべとして気持ちがよさそうですし、丸みがありマットな質感の製品はどんな場所にも馴染みやすそうです。
キッチンエイドはアメリカの家電ブランドで、1919年創業と歴史のある企業です。主にキッチン家電を中心に展開しており、スタンド型のミキサーはアメリカで高いシェアを誇ります。
日本ではまだまだハンドミキサーが主流で、それほど普及してはいないと思われ、キッチンエイドの名前も浸透している状態とは言えませんが、ミキサー以外もとてもモダンでスタイリッシュな製品をリリースしているブランドです。
キッチンエイドのおしゃれな電気ケトル。中央にあるメーターと下部にあるツマミによる温度制御が、モダンとアナログが一緒になったおしゃれなデザイン。2重構造により外側の温度上昇を防ぎ、内部は温度を保つ設計になっています。
ステンレスの光沢のあるボディに、ハンドルにはアルミで熱が伝わりにくい設計のキッチンエイドの電気ケトル。やかん風でアナログ感のあるモダンなデザインをしていて、とてもスタイリッシュですね。
北イタリアのエミリア・ロマーニャ州に本社を置く、1948年創業のイタリアを代表するキッチン家電メーカー「SMEG」。
「キッチンは人々が集う場所の中心」という考えを持ち、特にデザイン性を重視。エレガンスでオリジナリティーのある製品を開発しており、ヨーロッパ各国をはじめ、アメリカやオーストラリア、ロシア、南アフリカ共和国、アジア諸国など世界120ヶ国以上で製品が展開されています。
レトロ感もありモダンなかわいいSMEGの電気ケトル。他にはない独特なデザインが魅力的。お部屋のインテリアを一段アップしてくれるアイテムだと思います。
デザインだけでなく、注ぎ口は広く設計され簡単に注げる仕様、空焚き防止などの機能もしっかりと設定されています。
木目と白ステンレスのコントラストが美しい電気ケトル。木目は落ち着いた雰囲気を与えてくれますね。グースネック式といわれる注ぎ口はおしゃれですし、湯量のコントロールするのが最適で機能的です。
また、フタの上にアナログ式の温度計量器が付いているのは他のケトルにはない優れた部分だと思いますし、ありがたいです。
ステンレスがシャープでかっこいいハリオの電気ケトル。とにかく温度調節してくれる点が素晴らしく、自分の好きな温度に設定して沸かすことができる点が優れています。
ハリオはコーヒーミルなどでもスタイリッシュな商品を発売していますが、電気ケトルでも今後さまざまなデザインと機能に優れた商品を発売してくれるのではないでしょうか。
ロゴすら入ってないシンプルなデザインの山善の電気ケトル。1度単位で温度設定ができるのに1万円以内のとてもリーズナブルな製品です。
以上、おしゃれでかっこいい電気ケトルを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。男性に好かれそうなデザインのものを選んでみましたが、参考にしてもらえたら幸いです。
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