おしゃれなワインオープナーをブランド別に17選。ルクルーゼ、アレッシィ、ラギオールなどのイメージ

コルク式のワインボトルを開けるのに必要となるワインオープナー。種類が豊富ですし、さまざまなブランドから特徴をもったものが発売されています。なので、ここではワインオープナーの種類と特徴を理解してもらい、ブランドごとにおしゃれでかっこいい製品を紹介していきます。

おしゃれなワインオープナーのブランドやデザイン

出典:alessijp.com

ワインオープナーはキッチンウェアのルクルーゼ、ジョセフジョセフ、レコルト、デザインプロダクトブランドのアレッシィ、ソムリエナイフのラギオール、ワインショップを運営するエノテカ、など多くのブランドが製品を発売しています。

中でもアレッシィはウィング式の形状をうまく利用した人型が特徴的で、かわいくおしゃれ。ラギオールは高級感のあるかっこよさのあるナイフが特徴で、シックな男性のインテリアにマッチしそうです。また、元祖でもあるルクルーゼの歴史のある定番の形も魅力なように、さまざまなデザインのものが多くラインナップされています。

さまざまなタイプのワインオープナー

ワインオープナーには電動式、スクリューブル式、ウィング式、T字スクリュー式、レバー式、ソムリエナイフとさまざまなものがあるので、それぞれの特性を理解した上で製品を選び、購入後に後悔のないようにしたいですね。

ここではそれぞれタイプの特性を紹介しています。

スクリューブル式

スクリューブル式はスクリューがコルクの真ん中になるようにセットし、上部のハンドルを回すことで抜くことができるオープナーです。

片手でしっかりと固定させなければなりませんし、スクリューを入れるのにある程度力は必要になりますが、コルクが割れるといった失敗も少なく、扱いやすいタイプなので初心者の方も使える製品です。

ウイング式

ウイング式はボトルにセットした後に、両サイドのレバーを下させることでコルクを引き抜くタイプのオープナーです。サイドのレバーを手に見立てたおしゃれなアレッシィの製品がこちらのタイプになります。

慣れれば問題はないと思いますが、両手をつかってハンドルを引き下げる時にバランスが難しい場合がありますが、ただ両手を使う分、スクリューブルやT字よりも力を必要としないメリットもあります。

T字のスクリュー式

T字のスクリュー式は最も原始的な方法で開けるオープナーで、スクリューをコルクにセットしたら後は、力でねじ入れて取り出すタイプ

これといった機能がなく、あまりおしゃれ感のないかもしれませんが、その分シンプルでリーズナブル。コツをつかめば楽に使いこなせ、小さいので収納にも困らない製品です。

レバー式

レバー式はセットした後に、大きなレバーを引き上げることでコルクを抜くタイプ。ぐるぐると回すこともないので手軽にコルクが抜け初心者向けです。スタイリッシュなフォルムも特徴的ですが、レバーが大きいので収納に困ることがあるかもしれません。

電動式

電動式はボトルにセットした後に、ボタンを押すだけで自動でコルクを抜くことができ、抜いたコルクもボタン一つで外すことができます。まったく力が必要のないタイプなので、力のない女性に向いており、多くのコルクを開ける必要がある時などでも便利です。

人気も高くおしゃれな製品も多くラインナップ。ただ乾電池式と充電式のものがありますので気をつけたい所です。

ソムリエナイフ

ソムリエナイフはソムリエなどが良く使う上級者むけのオープナーです。スクリュー、カッター、ハンドルが一つになったタイプで、ワインオープナーと言えばこちらを想像する方も多いのではないでしょうか。

折りたたまれてコンパクトになり、収納に困りませんし、かっこいい製品がおおいので持っているとキッチンの良いインテリアにもなります。

以上タイプでした。ここからはブランドごとに、おしゃれでかっこいいワインオープナーを紹介していきます。

1,スクリューブル式の先駆者「ルクルーゼ」

1925年にフランスで創業されたルクルーゼ。キッチンウェアブランドとしてプロから一般家庭用まで幅広く支持されているブランドで、日本でも人気です。

製品はカラフルでスタイリッシュ、特に熱伝導や蓄熱性の優れたホーロー鍋が人気ですが、ワインオープナーではスクリューブル式の先駆者です。

ルクルーゼ テーブルモデル TM100

最小限の力でコルクをいかに簡単に抜くかをテーマに、石油採掘に使われていたスクリューから発想を得て1979年に開発された、ワインオープナーのスクリューブル式の元祖のモデルです。

ボトルにセットし、ハンドルを右に回すだけコルクが抜け、左に回すとスクリューに付いたコルクを外せます。セットされているフォイルカッターがスタンドとなってすっきりと収納でき、クラシックなデザインも魅力的ですね。

タイプ
スクリューブル式

ル・クルーゼ(Le Creuset) ガイア

NASAで開発された特殊コーディングをスクリューに採用するなど、特許技術を駆使して作られたワインオープナーです。赤と黒のカラーリングがおしゃれで親しみやすいルクルーゼらしい製品ですね。

ワインの口にしっかりと固定できるようになっており、ボトルにセットした後はレバーを上下するだけ、簡単にコルクを抜くことができます。洗練されたデザインと、使いやすさを極めたアイテムです。

タイプ
レバー式

2,デザイナーの恋人がモチーフ「アレッシィ」

アレッシィはイタリアを代表するデザイン・プロダクト・カンパニー。デザイナーのアレッサンドロ・メンディーニの恋人、アンナをモチーフとしたワインオープナーが1993年に発売されるとそれが大ヒットとなりました。

ワインオープナーだけではなく、上質なステンレス製品とオリジナリティあふれるモダンなデザインで人気のあるブランドです。

アレッシィ(Alessi) Anna G

デザイナーであるアレッサンドロ・メンディーニの恋人アンナをモチーフにしたワインオープナー。アレッシィのこの「アンナ」シリーズはたくさんのバリエーションがありますが、元祖はこのAnna Gです。こちらの製品のヒットにより多くのアンナシリーズがリリースされています。

ボトルにセットし顔の部分をクルクルと回すと、両手が万歳をするというギミックが楽しいモデルです。

タイプ
ウィング式

ALESSI アレッシィ Alessandro

アレッシィのデザイナーAlessandro Mendini自身をモチーフにしたワインオープナーです。使い方はアンナGと同じ、セットし顔をクルクル回し、一定の深さまで来ると自動にコルクを引き上げてくれる仕様。特に手が上がるようなギミックはないようです。

アンナ・Gもそうですが、可愛らしさの中にある少しのホラー感がよりおしゃれで、アンナGと一緒にオブジェとして飾るのも良いのではないでしょうか。

タイプ
ウイング式

3,ソムリエが愛するシャトーラギオール「ラギオール」

ラギオールは、1850年創業の伝統あるナイフビルダーSCIP社のソムリエナイフのブランドです。

フランスの名ソムリエ「GUY VIALIS(ギー・ヴィアリス)」氏と、SCIP社のの元当主「Leonard SANNAJUST(レオ・サナジェスト)」氏が共同で開発したのがシャトーラギオール。ラギオールというのは他にもありますが、だいたいはこのシャトーラギオールのことを言います。

シャトーラギオール・BULL HORN

シャトーラギオールの名を世界に轟かせた代表作「BULL HORN」。水牛の角を使ったハンドルが特徴で、世界中のソムリエ達から支持を受ける、高級感溢れるソムリエナイフです。

シャトーラギオールと言えばこの水牛の角を使った「BULL HORN」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。それほど有名なソムリエナイフ。洗練されたシャープなデザインは世界中の人達を魅了しています。

タイプ
ソムリエナイフ

シャトーラギオール グラン・クリュ

グランクリュは親指や小指にかかる負荷を徹底的に考え、人間工学に基づいたデザインと、水牛、黒壇、オリーブ、メイプルなどを使ったハンドルが特徴的なシリーズ。

柄の部分とスクリューの接合部も今までよりも強化されており、ハードに使用するエキスパートモデルです。

タイプ
ソムリエナイフ

4,日本のキッチンを考える「レコルト」

レコルトはウィナーズ株式会社が展開するキッチンウェアブランドです。2009年に日本にて誕生しました。日本の生活環境を考えた、日本のキッチンに置きやすいサイズ感や多くのカラー展開のある製品は特徴的で、男性よりも女性に人気があるタイプかもしれませんが、いずれにしろスタイリッシュさが魅力的。価格もお手頃なものも多く、日本だけでなく海外でも人気が出てきているようです。

レコルト イージーワインオープナー

レコルトの「イージーワインオープナー」。電動式で、レコルトのロングセラーになっている人気のアイテム。以前発売されていた「イージーワインキーパー」のニューモデルになります。

ボディにはワインボトルが描かれ、ブラックの他に白とワインレッドが選択できますが、どれもマットなカラーバリエーションがスタイリッシュ。テーブルウェアのコーディネートにも良いアイテムになりそうです。

充電式のように見えますが、単3電池が4つ必要になります。

タイプ
電動式

5,デザイン主導の英国のプレミアムホームウェアブランド「ジョセフジョセフ」

ジョセフジョセフはイギリスのホームキッチンブランドです。「日常生活を向上させる機能とデザイン性を兼ね備えた製品を創造する」という哲学があり、イギリスではデザイン主導のブランドとして最も良く知られています

製品はおしゃれですし、ワインオープナーは種類も多く、どれもシックでかっこいい仕上がりだと思います。

Joseph Joseph (ジョセフジョセフ) バースター 3-in-1コルクスクリュー

開けやすいコルクスクリュー、取り外しできるホイルカッター、栓抜きと三つのツールが一つになったジョセフジョセフの「 バースター 3-in-1コルクスクリュー」。3つのツールが一つになっていてもすっきりとしたコンパクトさがあり、とても機能的。デザインもおしゃれなので、常に見えるところに置いておきたいようなアイテムです。

ワインオープナーとしては、どんなコルクにも簡単に刺さるノンスティック加工が特徴。コルクに刺したら上部の栓抜き部分を回して使います。

タイプ
スクリューブル式

Joseph Joseph 20099

こちらはレバー式。バーワイズレバーコルクスクリューです。パワフルなレバーがデザインがかっこいいですね。

どのタイプのコルクにも対応できる非粘着性の機能性が特徴。また、コンパクトになる収縮性もありますので、キッチンの小さな空きなどに収納できるのもポイント。機能性と収納性に進化したワインオープナーです。

タイプ
レバー式

6,リーズナブルで種類が豊富な「貝印 KAI」

貝印は東京に本社を置く日本の販売会社です。刃物の町として知られる岐阜県関市に工場を持ち、カミソリや刃物などのブランドとして認知されていますが、その他にも調理用品や化粧道具、衛生用品などを広く展開しています。

ワインオープナーもいつくかの製品を販売しており、主にリーズナブルでおしゃれなT字のオープナーを扱っています。

貝印 KAI Kai House Select DH-7184

貝印のT字式ワインオープナー。シンプルな作りでかわいらしいフォルム。500円以内ととてもリーズナブルなのも嬉しい所。

ただその分他の高級なオープナーに比べると、作りが甘い点があるのかもしれませんがこの金額なら文句もいえませんね。小さく収納に困りませんし、こだわりがなく、とりあえず持っておきたいといった方には良い製品だと思います。

タイプ
T字スクリュー式

貝印 KAI Kai House Select DH7311

こちらも貝印のT字スクリュータイプ。コルクにスクリューを刺すのではなく、コルクを挟むようにして回しながら引き抜きます。コルクが傷つかない利点がありますし、失敗もなくなります。記念日などの大事なワインに使うのに向いていますね。先端がとがっておりそのままだと危険ですが、収納できるケースが付いています。

タイプ
T字スクリュー式

7,美しいステンレス製品の「ブロムス」

ブロムスはステンレスを使ったアイテムをリリースする、1921年に設立されたドイツの生活雑貨ブランドです。一流のデザイナーによりデザインされ、多くの国際的な賞を受賞する優れたものを生み出し、ニューヨーク近代美術館にも収蔵される製品などもあります。ステンレスを使った美しいデザインは、ドイツのみならず国際的に高く評価されています。

参考:blomus.jp

ブロムス ワインオープナー [CINO] 68491

ずっしりと300gの重量感のあるブロムスのワインオープナー。男性の手に馴染みやすいと思えるステンレスの塊のようなフォルムは、シャープさよりも無骨感も魅力的です。

手に馴染んで力を入れやすいですが、ワインのコルクを抜く以外にも片側に栓抜き、もう片側にナイフが付属しています。

タイプ
スクリューブル式

8,ワインの専門商社「エノテカ」

イタリア語でワインの蔵を意味する「エノテカ」。イタリアでは試飲、販売を行なうワインショップやバーをエノテカとも言いますが、日本ではワインがまだそれほど普及していない、1988年当時に創業したワインの専門卸商社がエノテカです。

創業者の廣瀬恭久はワインの魅力を1人でも多くの日本人に伝えたいとの思いで創業し、国内に60店舗を構えるワインショップに成長しています。商社で様々なワインに関する製品を扱いますが、ワインオープナーなどはプラべートブランドも扱っているようです。

エノテカ ソムリエナイフ ブラック

エノテカのロゴが中央部に大きく描かれたソムリエナイフ。スクリューはサビにくく、コルクに入り込みやすいテフロン加工を採用。使いやすく携帯性もあるとの評価も良く、コスパの良さも魅力です。

フックが2段式になっているので、コルクをまっすぐに引き上げやすくなっています。初めての方でも扱いやすいオープナーのようです。

タイプ
ソムリエナイフ

その他のおしゃれなワインオープナー

IPOW コークスクリュー

上部に栓抜きも付属し、多機能で便利なIPOWのウィング式ワインオープナー。ボディはスタイリッシュながら、亜鉛合金属でできており頑丈な作り。デザインもフォルムなどおしゃれなのではないでしょうか。

らせんではなくスパイラル式を採用していますが、失敗がないと評判が良いです。

タイプ
ウィング式

CORKAS シングルアクションCK03

CORKASのとても人気があるソムリエナイフ。高品質ステンレスを採用し、耐久性があり、シングルアクションの本格派。1500円程度の値段も嬉しい所。

高級ステンレスと木製ハンドルのバランス良くおしゃれですね。この木製のハンドルは貴重な黒檀を使用しているため、手触りが良くなじみやすいと思われます。

タイプ
ソムリエナイフ

バキュバン コルクスクリュー ツイスター

バキュバンはオランダ発のワイン保存器具の元祖として多くの人に知られています。ワイン保存器具の代名詞となり製品名のようになっていますが、バキュバンはブランドの名前であり、保存器具以外にもワイン関連のツールもリリースされています。

その一つのコルクスクリューは、独特な形状をもった簡単にコルクが抜ける設計をされたオープナーです。3箇所のゴムがボトルをしっかり固定してくれるため、コルクもズレることなく使いやすくなっています。

タイプ
スクリュー

BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバーIXO用ワインオープナー

世界最大の電動工具メーカー・ドイツの「BOSCH(ボッシュ)」がリリースするワインオープナー。デザインもかっこいいアイテムですが使い方が独特で、ボッシュ バッテリードライバー『IXO5』・『IXO4PLUS』・『IXO4』を使いコルクを引き抜きます。

ドライバーの力でコルクを抜く新しい発想の製品です。BOSCHの工具をお持ちなら良いと思いますが、単体では引き抜くことはできないようなので注意が必要です。

タイプ
電動

以上です。ブランドごとにおしゃれでかっこいいワインオープナーを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。お気に入りのワインオープナーを見つけていただけたらと思います。

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