食べ物や飲み物を暖めるのに便利な電子レンジ。マイクロ波と呼ばれる電磁波を使い、庫内のものを短時間で温めることが可能な調理家電です。忙しい現代の生活では欠かせないアイテムとして、多くの家庭に普及されており、温単機能のものからオーブンと一緒になったもの、スチームを使ったものなど、さまざまな商品がたくさんのメーカーから発売されています。
なので、どれにしようか迷うこともあるかと思われますが、ここではたくさんある電子レンジの中から、おしゃれでかっこいいレンジをメーカー別に紹介していきたいと思います。
レンジのサイズが大きければ庫内のサイズも広くなり、一度に扱える料理の容量も大きく、小さいよりは便利になります。最大で31ℓもの容量を扱える製品もあり、最近ではスチームを使ったものも多く、大きなタイプも増えているようです。
ただ自分のキッチンに合うサイズを選ばなくては、大きすぎるといったキッチンのインテリアバランスもおかしくなりますので、それは避けたいところですね。目安としては1~2人なら25L以下程度、3人~のお家は25L以上。こちらの目安を参考に、キッチンや部屋の大きさを見て選びたいです。
電子レンジは今や欠かせない家電であり、近年では機能性はもちろん、インテリアの一部になるようなデザイン性のあるものの需要が高くなっているようです。
そのためスタイリッシュなレンジが多く登場しており、各メーカーのブランドイメージを反映したデザインが採用されたものも多く、モダンではツインバード、バルミューダ。レトロではトフィーといったようにメーカーにより、デザインの傾向に違いがあります。
しかし、良いデザインであっても部屋のテイストとマッチしていないと浮いてしまい、台無しにもなりますので気を付けたいですが、さまざまなデザインのものがラインナップされていますので、自分のキッチンに合ったものも見つかりやすいと思います。
電子レンジは温めるのみの単機能電子レンジの他に、オーブンレンジ、スチームオーブンレンジなど、いくつかの種類があります。オーブンレンジとは名前の通り、温めるレンジの他に焼き料理ができるオーブン機能が付属したタイプで、また、スチームオーブンレンジは、高熱蒸気のスチームにより焼くことができるレンジです。
さまざまな料理を楽しみたい人にはオーブン機能があるものおすすめですが、単機能レンジは安く、オーブンレンジは幅広い料理に対応して、バリエーションも増えるので高くなります。、温めるだけの単機能で十分なのか、オーブンの機能は必要なのかを考えて、価格と相談して決める必要がありそうです。
電子レンジの加熱能力を表すのがW(ワット)数になり、数値が大きければそれだけ加熱能力が高いことになります。一般的な加熱や解凍できる数値として500W~600W。さまざまな料理ができるオーブン機能が備わったレンジでは700W~800Wが必要になります。
業務用ではなく、一般的なレンジでは500W~1500Wの範囲のものがリリースされており、出力は調整可能なモデルがほとんどで、料理によって出力をかえることで対応することが可能です。ただ、出力が高いほど、短時間調理ができますが、消費電力も大きく電気代も高くなることは注意したいですね。
以上です。ここからメーカーに分けて、おしゃれでかっこいい電子レンジを紹介していきます。
アイリスオーヤマはプラスチック製品の下請け町工場「大山ブロー工業所」として1958年に創業。生活用品の企画、製造、販売を行うメーカーでしたが、2000年代に入り家電事業に力を入れ始め、毎年のように売り上げを伸ばしていきました。
日本の大手が苦戦する中、業績を伸ばし一般の人にも名前が知られる存在となった数少ない企業で、現在では家電の他、収納用品、ペット用品、家具、照明など多岐にわたる製品を取り扱う大手メーカーとなっています。
電子レンジはかわいいものからかっこいいものまで種類が多く、機能も豊富なものを揃えており、コストパフォーマンスの良さが特徴です。
温めや解凍のみのシンプルな機能と、コスパの良さが特徴の電子レンジ「IMB-F187-H」。シンプルな単機能レンジですが、飲み物、ごはん、自動調理の3つのメニューがあり、チャーハンやスープご飯、パスタなどの5種類の料理がワンタッチで調理が可能、庫内もフラットで広く、大きなお皿も入れることできます。
デザインもクールでかっこよく、あまり料理をする時間のない男性に向いているアイテムです。
バルミューダは2003年に寺尾玄氏により設立された家電メーカーです。製品は優れたデザイン性と革新的な機能性が特徴で、「デザインと技術の融合」を理念に掲げ、今までにない体験を家電を通してユーザーに与えることでヒット商品を多数輩出しています。
中でもトースターの「バルミューダ ザ・トースター」は、スチームを使った革新的な製品で、外はカリっと中はフワッとした食感のトースターを作り、大ヒットとなりました。電子レンジも現在は一つの種類しかありませんが、ヒットした代表的な製品です。
バルミューダの独特なデザインをした電子レンジ「BALMUDA The Range」。従来の電子レンジとは一線を画す洗練されたデザインと、使いやすさ、高品質な調理性能が特徴です。
ダイヤル操作部も少なく、すっきりとシンプルに仕上がっており、オート・手動・飲み物・冷凍ごはん・解凍・オーブンなどの6種類のモードを搭載。オーブン機能では予熱あり、予熱なし、発酵を選べ、多彩なモードがあります。
バルミューダらしくデザイン性が良いですが、機能面を充実しており、カラーバリエーションもシルバー、ブラック、ホワイトと、どれもシックなデザインです。
シロカは創業当時の2000年には代理店業務などをされていましたが、2007年に現在の小型家電の企業となり、10年代のデザイン家電ブームに乗り、個性的な家電をリリースして躍進されたブランドです。
スタイリッシュなデザインが特徴的で、さらにコストパフォーマンスがよく、日本の住居に適したミニマルな製品がフィットすることが人気となり、比較的若い企業ですが、ブランド力を形成されています。コーヒーメーカーなどの人気アイテムをラインナップされ、日本のみならず台湾などにも進出されているようです。
シンプルな操作で本格的な料理が楽しめるシロカのお料理レンジ「SX-23D152」。ミラーガラス扉がスタイリッシュなデザインですが、54種類の自動メニューを搭載しており、下ごしらえだけで後はレンジにお任せ。手間をかけずにおいしい料理を楽しめる魅力的なレンジです。
1000Wの高出力能力と、湿度センサーを駆使し、他のレンジにはないスピードあたためを実現。また、出力を細やかに調整するシロカ独自の「やさしさ解凍」で、冷凍保存したひき肉や刺身なども優しくムラなく解凍することができます。
1918年に松下幸之助氏により、「松下電器器具製作所」として創業された「panasonic(パナソニック)」。日本を代表する大手電機メーカーで、家電製品、住宅設備、車載機器、産業用機器、エネルギーソリューションなど、多岐にわたる製品やサービスを提供しており、多くの方に認知されている有名メーカーです。
特に家電部門では多くのヒット製品をリリースされており、現在では世界中に拠点を持つグローバル企業として地位を確立されています。
パナソニックの単機能のシンプルレンジの「NE-FL1A-W」。広々と使えるフラットな庫内と大き目のボタンが特徴。無駄なく温めるといった機能だけにフォーカスして使いやすさを求めたレンジとなっています。
庫内のフラットで広いためにお弁当もしっかりと入れることができ、きれいに拭きやすく清潔に保てるのは良いですね。1000Wのインバーターと蒸気センサー機能により、すばやくあたためられることができます。
シングルピクトを採用し、見やすいフラットなボタンが特徴のパナソニックの電子レンジ「NE-FS3B-W」。突き出たボタンやダイヤルがないので、ボディもフラットとなり、すっきりとした印象のあるスタイリッシュなデザインです。
最高出力1000Wのスピード機能を備え、幼いお子様が誤ってボタンに触れても、操作を受け付けないようにロックする機能や、庫内にはフッ素コートがされ汚れが付着しにくいなど、デザインと使いやすさを両立したレンジとなっています。
1943年(昭和18年)に山本猛夫氏により創業された老舗メーカーの「山善」。海外に多くの拠点を構え、グローバルに展開している大阪を本拠地とする在阪商社です。家電や電化製品のメーカーとして、扇風機や暖房機器を中心に幅広く展開していますが、機械工具などの「生産財」と、住宅設備機器や家庭機器などの「消費財」などをメインの事業としています。
電化製品は自社製品の他、海外から仕入れて自社のブランドとして幅広く取り扱っており、電子レンジは値段も安い設定で、多くの人気な製品をラインナップされています。
アマゾンにてベストセラーとなっている人気の電子レンジ「YRL-F180」。一万円以内で買えるうれしい値段設定と、コンパクトでデザインもスタイリッシュな電子レンジです。
人気シリーズなので、オーブン機能やスチーム機能が付いたものもラインナップ。機能は温めのみですが、強、弱、解答と3段回の出力を備え、タッチ式の分かりやすい配置。コンパクトですが庫内は広く、一人暮らしの方向けとなっています。
スチーム機能を備えてさまざまな料理をおいしく仕上げてくれる山善のオーブンレンジ「MRK-F250TSV(B)」。レンジ、トースト、オーブン、スチームと多彩なモードを備えており、さらに選んだメニューに合わせて、加熱モードと時間を自動で設定してくれる19ものメニューを持つ便利な仕様となっています。
蒸し料理や発酵モードなどがあり、自家製パンにも挑戦できるなど、幅広い料理を楽しめますね。
多彩ですが操作部もゴチャゴチャした感じがないため、デザインもシンプルで、レバーなどに高級感を感じるおしゃれなデザインとなっています。
日本を代表する世界有数の総合電気メーカー「日立」。IT,エネルギーなどの多くの部門から構成されたグループ会社です。中でも家電は茨城県日立市にあった鉱業所を源流にしている日立製作所が開発し、グループの中核。電子レンジも機能やデザインなどさまざまな種類の製品を有しています。
近年は業績不振から、上場していた多くのグループ会社がファンドなどに売却されており、22社あったグループの上場している会社も10社にまで減少されていますが、電子レンジなども技術力が高く、安定の人気があります。
ダイヤルがなく、ボタンタッチで使いやすい仕様が特徴の電子レンジ「HMR-MF22A K」。単機能レンジなので、あたため解凍といったシンプルな機能のみですが、出力は4段階を切り替えて使うことができます。また、コンパクトながらも、庫内の有効寸法は幅31.1cmと広く、フラットなために大きなものも入れて温めが可能。
シックなデザインでかっこよさがり、単機能らしく価格も魅力で人気のレンジとなっています。
東京都江東区に本社を構える株式会社ラドンナが運営するブランド「Toffy」。「Toffyが彩るとっておきな毎日!」をコンセプトに、スタイリッシュなキッチン家電やツールをリリースし、デザイン家電ブランドとして人気です。
レトロで親しみがあるクラシック、落ち着いたシックなスタイルのプレミアの二つのシリーズがあり、トースターやコーヒーメーカーなどのヒットした家電を有します。
キッチンライフを豊かにするデザイン性と機能性を併せ持ち、電子レンジはクラシックのシリーズに属し、種類は一つだけですが、とてもおしゃれでかわいらしい、トフィーらしい仕上がりです。
ToffyClassicシリーズの電子レンジ「K-DR1」。丸みのあるボディにのぞき窓、ボタンなども丸く、こだわりのあるレトロデザインがおしゃれなレンジです。内容量は17Lで一人暮らしにピッタリ。トフィーらしくコンパクトで、クラシックシリーズ特有のちょっぴりレトロで親しみのあるデザインが魅力的ですね。
シンプル操作で本格料理も簡単に楽しめます。本格的な煮込み料理や蒸し料理なども行え、フラットで掃除のしやすさも考えられて、使いやすい仕様となっています。
大阪府大阪市北区天満に本社を構える魔法瓶、調理器具メーカーの「象印」。1918年創立の市川兄弟商会を前身に,1948年協和製作所として設立、その後名前を象印に変更されました。
日本では象印の名前を聞いたことがない人はいないほど浸透しているブランド力があり、魔法瓶構造の水筒はサーモスやタイガーなどとならんでトップのシェアを誇ります。その他にポットや炊飯器なども有名でシリーズも多く、中でもSTANは黒を基調としたマットでシックなシリーズで人気があります。
象印のSTANシリーズのオーブンレンジ「ES-SA26-BA」。キッチン家電のSTANシリーズは、マット調の落ち着いた雰囲気のあるデザインで、おしゃれな特徴があり、こちらのES-SA26もしっとりとした印象のインテリアに馴染みやすいレンジになっていると思います。
誰もが簡単に使いこなせて、時短でおいしいをかなえるコンセプトのある製品で、分かりやすく、象印独自のサーモテクノロジーをつかい、素早く食材の芯まで熱を通しておいしく調理が完了できるようになっています。
毎日の、みんなの、とことん使える象印のオーブンレンジ「EVERINO」。一人二人で丁度よい23Lと、家族みんなにおいしいがうれしい26Lの2種類をラインナップ。丸みをつけたやさしい印象を与えるおしゃれなデザインをしていますね。
機能としてはレンジからグリルを自動で切り替える「芯までレジぐり」などがあり、温めて芯まで熱を通し、その後は自動で表面にこんがり焼き色を付けるなど、しっかりとした料理を時短で作れる特徴があります。また、他にも揚げ物をサクッとするように温めなおす「揚げ物サクレジ」など、あたためるだけではない特別な機能も豊富にそろっています。
大阪府堺市に本社を構える日本を代表する電気メーカーの一つであった「SHARP」。「目の付け所がシャープでしょ」などの標語なども有名で、多くの人から愛されていましたが、経営危機により現在は台湾のフォックス今グループの子会社となっています。
太陽光パネルや液晶パネルの高い技術力を誇り、この分野では世界でも高いシェアを獲得して業界を牽引するような存在でしたが、垂直統合型のビジネスモデルが時代に合わなくなり、堺工場への過剰な投資、また韓国のメーカーが市場でシェアを獲得していくことでシャープは凋落していきました。
ただデザインも良いおしゃれなヘルシオなど、まだまだ人気の製品も抱えており電子レンジもその内の一つです。
マットなブラックのボディに、ゴールドのハンドルやツマミがかっこいいシャープのオーブンレンジ「RE-SD18A-B」。ボタンを極力減らして、2つのダイヤルですべて設定する仕様となっており、シンプルで迷わず直感で操作ができます。液晶画面もブラック液晶(バックライトあり)を採用し、デザインの雰囲気を壊さイスタイリッシュな仕上がりです。
温め、解凍、オーブンの他、簡単なバルを作れるメニューなども搭載されており、自宅で手軽にバルのような気分が楽しめるのもよいですね。
オーブンレンジの機能も備えたシャープ・グリエレンジシリーズのヘルシオ「X-HR2-R」。トースターとレンジを2台使い分ける必要がないので、価格は4万円程しますが、2台分と考えればコスパも良いのではないでしょうか。丸みのあるやさしく、レトロなデザインもおしゃれです。
他のレンジとは違い、過熱水蒸気を使い暖めるので食材の中心までしっかりとあたため、表面を焼き上げてくれます。庫内は広いのでコンビニのお弁当も入りるのがありがたいですね。
金属加工や物づくりで有名な新潟県燕三条の地にて、1951年に創業した日本の家電メーカー「ツインバード」。ツインバードというのはブランド名で、正式にはツインバード工業が社名となります。
大手家電ではないので、他との違いを出すために独自の色を出すことで差別化を図り、シンプルでスタイリッシュなデザインと、燕三条の伝統的なものづくりの技術を活かした品質の良さが特徴です。
電子レンジはミラーを使ったMirror Designシリーズが好評で、たくさんのかっこいいレンジを揃えています。
ミラーガラスとブラックのボディが大人な雰囲気でかっこいい電子レンジ。ミラーですが使っている時は庫内が点灯し見やすく問題なく、使っていない時はミラーガラスがキッチンに溶け込みます。操作部にまでミラーに拘っていることでより美しくおしゃれなデザインとなっています。
内部はフラットな作りなので広々と使える特徴があり、単機能レンジであたためのみで余計な機能はなく価格も安め。ボタンだけではなくダイアルを使った操作部も分かりやすいと思います。
ヴィンテージ感溢れる50年代のアメリカンダイナーを連想させるデザインが特徴のレトロ調電子レンジ。丸みのあるデザインがやさしいですが、キッチンに設置すればとてもインパクトのあるアイテムとなりそうです。
機能的には温め・解凍ができる単機能レンジとなっているようですが、12通りのコースの料理をダイヤルを回して選択して調理できるなど、便利な仕様もそなわっています。ただ、やはり機能面よりも、デザインを楽しみたいレンジではないかと思います。
回転皿を無くし庫内を広く使えるようになった無印の電子レンジ「MJ-SER18A」。温めの他に解凍の機能があるのみのシンプルなレンジです。デザインも暮らしに溶け込みやすく、内部まで真っ白。無印らしいおしゃれさががあるのではないでしょうか。
操作部もレンジの出力、時間、解凍のグラムなどボタン式で分かりやすいです。あたためもムラなく行えるといった口コミも多く、ただ少しうるさいといったものもありました。
レトロ風なかわいらしさのあるcomfeeのオーブン機能付き電子レンジ「CF-EA161-AY」。親しみやすいデザインながら、オーブン・レンジ・グリル・解凍・発酵の5つの機能を備えており、単機能レンジのような価格でありながら、高機能な特徴を備えてたレンジとなっています。
さらに、8種類の自動メニューが付いており、ワンタッチ操作で簡単に調理をするこが可能。インテリアや料理を楽しみたい、どちらの人にも向いているデザインと機能を備えているのが特徴です。
Nostalgia Electrics社のレトロ・シリーズは、古き良きアメリカンな商品をイメージしながら現代風にアレンジしているシリーズで、こちらの電子レンジは、1950年代風なクローム仕様のハンドルなど、男性に愛されるデザインで、レトロ調ですがモダンな部屋と相性がよさそうな仕様です。
海外製ですので、耐久性やサポートなどに少し不安がありますが、Nostalgia Electricsはアメリカのオシャレ家電メーカーであり、多くのキッチン家電を取り扱っていますのである程度は信頼性があります。
以上、おしゃれでかっこいい電子レンジを15選紹介させていただきました。お気に入りの電子レンジが見つかってくれていたら幸いです。
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