鉛筆や色鉛筆を使う際には必ず必要になる鉛筆削り。手動、電動、携帯用といったタイプの違う製品が、多くのさまざまなメーカーからリリースされています。
鉛筆を使うことが少なくなったことはありますが、それでも子供向けや、大人が好きそうなレトロなものなどが発売されており、まだまだ多くの需要があるようです。
ここではおしゃれな製品に絞り、メーカー別にデザイン性の優れた鉛筆削りを紹介していきたいと思います。
インテリア雑貨、おもちゃ、文具、ナイフ、筆記用具などの様々なメーカーやブランドが鉛筆削りをリリースしています。
デザインもそれぞれで、インテリア雑貨ブランドのヴィンテージ感溢れる製品はとてもおしゃれですし、三菱鉛筆やナカバヤシなどの文具や筆記用具の大手は、万人に受け入れられる安定感あるデザインも良いですね。
また、エルカスコは高額ですが、高級感溢れるデザインが魅力的ですし、カメラやフライトエンジンをモチーフとした製品などもあり、鉛筆削りは楽しく、おしゃれなものが多くラインナップされています。
鉛筆削りの種類は手動、電動、携帯用の3つタイプに主に分かれます。
手動タイプは耐久性に優れており、壊れにくく長持ちする特徴があり、電動タイプは投入口に鉛筆をいれるだけで削れる楽さと、スピーディーに削れるのが特徴。携帯用は小さくペンケースに入れて持ち運ぶ便利さが特徴です。
どれを選ぶ際にも特徴に気を付けて、自分のスタイルに合ったものを選ぶのがスマートですね。ただ便利さや落差で選ぶなら電動になるかもしれませんが、手動にはおしゃれな製品が多いので、デザインで選ぶとなると手動になるのかもしれません。
大人は一般的に鉛筆自体使うことが少なくなっていますので、学校などで鉛筆を使う小学生向けが多いです。しかし、大人が使うことはあまりないとはいえ、デッサンなどで使うこともあり、大人向けデザインもわりと多くある印象です。
大人が使う場合では、電動と手動どちらもデスクなどに置き、常に見られるアイテムなので、部屋のタイプやインテリアに馴染む鉛筆削りを選びたい所です。
鉛筆削りは鉛筆を使う頻度が高い、子供が使うことが多いので、子供向けの機能やデザインの製品も多いのが現状です。
機能的にも倒れても削りゴミが出ないようにロックが施されたものや、削り終わったら自動で鉛筆が出て、無駄削りしない機能が付いたものもあります。子供でも低学年の場合はリビング学習が行われる家庭もあり、そうなるとリビングに鉛筆削りを置いておくこともありますので、リビングのデザインにマッチしたアイテムを選びたいですね。
以上です。ここからはメーカーに分けておしゃれな鉛筆削りを紹介していきます。
キッカーランドは1992年にアメリカ・ニューヨークに設立された玩具メーカーです。アムステルダム出身の友人がデザインした、花瓶一つからスタートし、喜びを発見できる商品を生み出すことをモットーとし、デザイン性と機能性を備えたユニークでスマートなアイテムが特徴です。
その中で鉛筆削りは「日々の生活をより楽しめるもの」をテーマとするキッカーランド社の理念そのものの製品になっています。
クラシックなカメラをモチーフに作られている鉛筆削り。面白く、レトロ感もありおしゃれですね。
上のレンズ部分は鉛筆の差込口で、下のレンズから削りゴミをみることができます。後ろにはハンドルがあり、ハンドルについたダイヤルを回すことで鉛筆の削り具合を調整できるギミックが搭載、見た目同様に面白い作りをしています。
無印良品は1980年にスタートした衣服、生活雑貨、食品を幅広く展開する日本のブランドです。名前の通り、一貫してブランドのロゴすらないシンプルなデザインを特徴としており、日本のみならず世界でも人気が高く、現在は全世界で700店舗を超えるほど拡大しています。鉛筆削りもオーソドックスなスタイルながら、真っ白なシンプルなデザインで人気になっています。
余計なものが一切ないオーソドックスな鉛筆削りですが、真っ白なカラーリングが印象的な無印らしい製品です。真っ白なので置く場所も困らないと思いますが、汚れやすい色だと思いますので掃除をしてきれいに保ちたいです。
大と小のサイズがあり、価格も1000円以内とコスパが良くとても人気のある鉛筆削りです。
1887年創業の老舗筆記用具メーカーの三菱鉛筆。特に有名な鉛筆「uni」は1958年からのロングセラー鉛筆で、三菱鉛筆を代表する製品です。
文房具全般を扱うというよりも筆記用具をメインとするメーカーで、筆記用具以外にあるのは鉛筆削りぐらいです。ちなみに三菱鉛筆は三菱グループとは関係がありません。
手動スタイルの最もオーソドックスな三菱鉛筆の鉛筆削り。コンパクトで軽量な作りで学童向けに作られたようですが、色合いが良く、シックなボディがおしゃれなので大人向にも喜ばれるデザインだと思われます。
小さく軽いボディなので、しっかりと抑えて削る必要がありますが、三菱鉛筆らしく丈夫で長持ちを期待したいですね。
2.0mm芯専用シャープナー、芯研器です。芯ホルダー専用の芯研器ですので、通常の鉛筆は削ることができませんので注意が必要。蓋を開け、芯を孔に挿入し、軽い力で回すこで削ることができます。
蓋が水平に回転するギミックや、コンパクトなことが特徴でとても人気となっています。
エルカスコは1920年にピストル製造の会社をスタートさせた所から始まります。
後にピストル製造の技術を活かした、ステープラーなどの文房具をリリースすると人気となり、スペインだけではなく国外にも輸出するようになります。現在では40か国以上に輸出するまでに成長。
エレガントで高級感のある、ゴールドが輝く特徴的なアイテムはすべてスペインで作られており、鉛筆削りも機械的デザインで人気製品の一つです。
スペインのEl Cascoの鉛筆削り。高級感あるゴージャスなデザインが特徴的です。外見の美しさ通り、価格も5万円以上と高額になります。
もともと武器メーカーだったこともあり、切れ味は良いとのこと。また4種類の削り方を選べたり、独特な反り方の削り方ができるなどの仕様もポイントです。
ただ、片手で鉛筆を入れながら片手はハンドルを回すスタイルですと、吸盤でしっかりと固定しないとしっかりと削れないといった、海外製特有の不便さもあるようです。
ナカバヤシは1923年に大阪にて創業。1968年にリリースした「フエルアルバム」は現在も販売されるロングセラー。フエルアルバムの成功を機に、手帳、シュレッダ、製本などへと展開、現在は東証一部に上場し、全国に支店や工場を構える大きな企業となっています。
学童用品にも力を入れており、鉛筆削りもこちらに属し、大人も好みそうなデザインとなっています。
マットなカラーリングが美しいナカバヤシの電動式鉛筆削り。PACATTO(パカット)はワンプッシュで底にあるフタを開くことができ、削りゴミを簡単に捨てられる仕様。持ち手が付いているので、ゴミ箱までもっていきワンプッシュで捨てられるのでとても機能的です。
他にもカラーリングがラインナップされていますが、どれも形状やカラーリングがモダン的なおしゃれさがあります。
X-ACTO(エグザクト)はナイフで有名なメーカーです。ナイフは世界50ヵ国に輸出され、多くの人達に愛されていおり、日本ではガンプラなどのモデラーの方達に多く使われているようです。
また、ナイフだけではなく切削工具全般を扱いその一つに鉛筆削りがあり、デザイン性に優れた製品となっています。
レトロっぽさもあり、独特なデザインがかっこいいX-ACTOの鉛筆削り。日本製ではなく海外製です。
前方の銀色の円盤にいくつか穴が開いていますが、これに鉛筆太さを選んで入れる必要があります。また、安定感がないとのコメントもあり、日本製と比べると不憫所もあるようですが、とにかくデザインが良いので人気もあります。
こちらもX-ACTOの鉛筆削りになりますが、Ranger55同様にかっこよく、リールのようなデザインが特徴です。机などに固定して使えるようですが、土台にねじ穴があり、壁などにも取り付けられるようです。
1930年代にドイツにて誕生した鉛筆ブランドのBLACKWING。1998年に一旦は生産中止に追い込まれるも、市場での人気は継続し復刻した人気ブランドです。
鉛筆削りの「ワンステップシャープナー」は、ブランドを復刻をさせたカリフォルニアシーダープロダクツ社により、2020年にリリースした製品。ブランクウィングのブランド力を駆使しています。
耐久力のあるアルミボディとドイツ製のブレードを内蔵させたブランクウィングの鉛筆削り。手のひらに収まるコンパクトなサイズですが、ペンケースに入れるにはやや大きめなのかもしれません。
ブラッククウィングらしい、高級感あるおしゃれなデザインが好きな人は手に入れたいアイテムなのではないでしょうか。
ソニックは1970年に設立されました。ロングセラーの学童用コンパス「スーパーコンパス」は大阪クリップが製造し、ソニックが販売する形態をとります。
ソニックは文房具を中心としたメーカーですが、製品は主に学童向けで、鉛筆削りも子供が喜ぶデザインと機能性を備えています。
透明でカラフルな楽しいソニックの鉛筆削り。子供が好きそうなフォルムですが、削って尖ると自然に出てくるというソニックの特許製品トガリターン。無駄削りしないで済むのが良いですね。また、ダストケースもロックが倒れても削りゴミがこぼれることがないなど、機能もしっかりと子供向けになっています。
ソニックのリビング学習に最適な「トッピン」。木目とアイボリーの相性が良く、やさしい風合いなデザインで、リビングに馴染みやすそうです。
縦型で場所も取らずに、30%の力で楽々鉛筆を削ることができ、ダストケースロックで倒れても削りカスがこぼれない設計など、しっかりとリビガク用になっています。
モンブランやパーカーなどと並び、高級筆記具メーカーの代名詞として知られるスイスのカランダッシュ。鉛筆工場として1915年に創業し、現在では世界的にも有名なスイス最大の筆記用具ブランドに成長。
万年筆、ローラーボール、ボールペン、ペンシル、色鉛筆などの高級筆記用具だけでなく、比較的ローコストなシリーズもラインナップさせ、さらに筆記用具だけにとどまらず、ライター、バッグなどもリリースするラグジュアリーブランドとしても認識されています。
カランダッシュのレトロ感溢れるおしゃれな鉛筆削り。削り面全体の角度が鋭角ではないという日本式にはない所もありますが、デザインもスイスのカランダッシュらしいエレガントさも魅力。重量があるので削っているときも動かずに削りりやすいとの声もあります。
直径6mm~9.5mmまでの円形、および六角形の鉛筆に対応。調節ネジにより先端を長、中、短の好みに合わせて削れる柔軟性も魅力です。
プラスは日本でも有数の総合事務用品メーカー。オフィス家具、文具、事務用品の企画、製造、販売を行っています。
オフィス用品部門では大手ですし、流通、文具、家具とそれぞれの事業をカンパニー化させて独自性を高めてビジネスを行っています。
丸々としてとてもかわいらしい鉛筆削りですが、円形を意識したデザインで人気のシリーズ・ウッディパーティーです。ウッディパーティーはプラスの中でも30年の歴史があるロングラン。机の上に置いて使う文房具シリーズで、こちらは同シリーズのペン立てとコーディネートすると相性の良い製品となっています。
車を走らせると鉛筆を削れる、学びと遊びのハイブリットカー「はしれ!鉛筆削り」。鉛筆を入れて後ろに動かしても前に動かしても鉛筆が削れ、削り終わりも音で教えてくれるトンガリ検知機能が搭載されています。
刃は交換式で仮刃が二つ付いてくるのも嬉しい点。サイズは割と大きく大人の掌でも収まらない感じですが、トップはフラットで掌で押して使いやすいサイズ感です。子供には大変喜ばれる製品ですね。
1971年にドイツニュルンベルク均衡にて、カスパー・ファーバーが鉛筆の製造を始めたことをきっかけに創業。2代目の時に鉛筆の基準となる六画のえんぴつをリリースしたことで、事業が成功。バイエルン王国から伯爵の称号を得ることになりました。
現在の事業としては主に万年筆のペン系・鉛筆色鉛筆の画材系と二つあり、色鉛筆やクレヨンは特に人気があるようです。
カラフルな色合いがかわいいファーバーカステルの鉛筆削り。色鉛筆とセットでとてもマッチしそうなカラフルさ。デスクの上が華やかに、これがあるだけでポップで楽しいデスク周りになります。カラーバリエーションも豊富で、お子様のデスクにも良いかもしれません。
直径8mmの標準サイズから11mmの太軸鉛筆まで対応。鉛筆にキズがつきにくいように、回り止めにはゴム素材を使用しています。
フライトエンジンをモチーフにした鉛筆削り。男性は特に好みのデザインではないでしょうか。エンジンに吸い込まれるようなフォルムも良く、とてもかっこいい製品です。
六角・三角・丸型の多彩な鉛筆に対応しており、切れ味鋭い合金工具鋼のカッターで鉛筆を削ります。
タワー式の電動鉛筆削り。インダストリアルなデザインがおしゃれです。鋭い、中間、鈍ら、3段階の芯先調整機能、削り終わったら自動で停止する仕様。6~12mmの鉛筆に対応しています。
戦闘機のエンジンにも使われる特殊合金を使って作られているDUXのシャープナー。鉛筆削りにそこまでの耐久性は必要なのか分かりませんが、特殊合金が使われていることが重要ですし、金属の塊をくり抜かれたむき出し感がかっこいい要素だと思います。レザーケースに入れたくなる製品ですね。
以上です。いかがでしたでしょうか。デスク周りの良いオブジェになるような、そんなおしゃれな鉛筆削りを見つけていただけていたらと思います。
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