本に挟んでどこまで読んだかの目印として使われるしおり。薄い紙ならどんなものでもしおりになるので、市販されているしおりを使っている人も少ないと思われます。
しかし、デザインの良いしおりも多く市販されていますので、読書家で本をよく読み、しおりを頻繁に使う人はこだわりのしおりを持つのも良いかもしれません。
ここではおしゃれでかっこいいしおりを紹介していこうと思います。
出典:photo-ac.com
おしゃれなしおりをリリースしているブランドにはハイタイド、デルフォニックスの文房具ブランド、イルビゾンテ、CORBO.などの革製品ブランド、ぺレグデザイン、アッシュコンセプトなどの雑貨ブランドなどがあります。
ハイタイドはカラフルでかわいく、イルビゾンテはオリジナルのヌメ皮を使ったもの、アッシュコンセプトは+dで人気のアニマル系の商品と、各ブランドともに自分たちの特色を生かした製品をリリースしています。
また、お得感のある製品が人気になる傾向があり、domtepornaやブックダーツは多くのしおりが安く販売されているため人気です。
しおりを挟む本自体にもサイズがありますので、本のサイズに適したしおりを選びたい所です。
人にも寄りますが文庫本には小さ目の縦10cm、単行本には縦15cm程度のサイズが丁度良いと思われます。また、あまり厚みのある参考書などの場合、堅い素材しおりですと本の厚みで後が付いてしまう恐れもありますので注意が必要です。
しおりには紙、金属、革、木などの様々な素材でつくられた製品があります。
中でも紙素材のしおりは薄く軽く柔らかいため本を傷つけることがなく、さらにコストパフォーマンスも優れたアイテムです。
しかし、簡単に破れてしまったり、薄くて軽いので簡単にどこかに行ってしまったりといったデメリットがありますが、その紙のデメリットはステンレス、木、革で作られたしおりではなく、耐久性があり長持ちさせることが出来ます。特に上質の革製品ならば経年劣化でさらにおしゃれに仕上がるような製品もありおすすめです。
しおりにはスタンダードタイプの他にクリップ付き、付加価値タイプがあります。クリップ付きの製品はスタンダードタイプにあるズレる、落ちることがないように、クリップでしっかりと固定することができる製品です。スタンダードのデメリットが解消される便利な製品ですが、あまり強い締め付けのクリップですと本を傷つける可能性もあります。
また、メモなどを書けるスペースを作っている付加価値の付いたしおりもあり、勉強などで教科書に使うと便利な製品です。いくつかのタイプの製品があるので、用途で使い分けて使いたいですね。
満ち潮の意味を持つハイタイド。「精神的に満たされるモノづくりを届けたい」という先代の意思が込められた名前です。人気ブランドのPENCOを展開するブランドとして知られていますが、福岡を拠点におしゃれなステーショナリーブランドを展開、さまざまなシリーズを作り、オリジナリティあふれる製品は多くの人から愛され、ステーショナリーに興味のある人なら誰でも知っている名前です。
定規にクリップが付き、しおり機能もあるハイタイドの「クリップルーラー」。文庫本にも使えますが、定規を使うことがあるノートや手帳にクリップでそのまま挟んで使うのにより向いていまる製品です。
以前の製品よりも厚みが加わり、より曲がりにくく強度も上がっています。どちらかというと定規としての側面が強いかもしれませんが、カラーバリエーションも豊富でポップでかわいらしいしおりです。
ハイタイドの人気ムーミンとのコラボ製品。いろいろとムーミンとのコラボ製品はありますが、こちらはしおりバージョン。フェルト地の柔らか素材を使い、本に優しいミイとスナフキンバージョン2種類のしおりです。
しおりを挟むとミイとスナフキンが本の上からひょっこりと顔を出す、かわいらしいビジュアルの本にになります。
イタリアのフィレンツェにて創業したイルビゾンテ。オリジナルのヌメ皮を使い、エイジングによる美しい変化に定評があり、日本でとても人気のある革製品ブランドです。製品はシンプルでバイソンのロゴが特徴的、広く展開し、しおりまでリリースされているのでイルビゾンテ好きの人は是非手に入れたいアイテムだと思います。
アンティークゴールドのリングと、レザータグがアクセントになったおしゃれなイルビゾンテのしおり。
革のしおりは紙のしおりのように簡単にするりと抜けて、どこまで読んだか分からなくなることが少ないのが良いですね。
オリジナルのヌメ皮特有のエイジングを楽しみながら、長年にわたって愛用できるしおりとなりそうです。
全国に27店舗を展開するステーショナリーブランドのデルフォニックス。日本のみならずパリにも販売店を展開しています。
多くの人気のオリジナル製品をリリースしていますが、中でも手帳は特に人気の製品。1987年に手帳の販売から始まっているように、手帳に関しては高いこだわりがあり、年に3回新作をリリースしています。デルフォニックスの手帳を愛用する人は、使い終わったらまたデルフォニックスの手帳を買う人が多く、そのおかげで経営も安定していきます。
手帳で有名なブランドのデルフォニックス、その手帳やノートに使うのに最適なクリップ型のしおり。極薄タイプなのでかさばらずに、一つの手帳やにいくつものブックマークをつけることができる便利な製品。3色のブックダーツ真鍮・ブロンズ・ステンレスが各6個。もちろん文庫本などの本にも使うことができます。
2002年に創業し250名以上のデザイナーとのコラボを行い、デザイナーのメッセージを世界に届ける、というコンセプトを持ったデザインへのこだわりが高いアッシュコンセプト。
9つの店舗を持ち、アニマルラバーバンドなどの人気製品がある+d(プラスディー)は代表的なブランドです。しおりも動物をモチーフとした製品でかわいらしく評価もなかなか高い製品になっています。
豚、サル、きりん、ワニ、ねずみ、らくだ、黒ひょうなどの動物をモチーフにしたかわいらしいアッシュコンセプトのしおり。+dシリーズの製品です。
クリップで止めて長い尻尾を本に挟んでしおりにするため、しおりが落ちてしまうといったことがありません。品質にもこだわっており、表面にはピッグスエード、裏面が牛革。また目の部分にはスワロフスキー製のガラスを取り寄せて作られています。
有限会社山口工芸が運営する木製雑貨のブランドハコアです。1962年創業に創業した山口工芸は越前漆器の木地作りを生業にしてきた企業で、ハコアはその越前漆器の木地技術をベースに、木製雑貨をリリースしています。
製品は多くの職人の手が入り、丁寧に作られ木のぬくもりが感じられる温かいものになっており、しおりももちろん木製。ハコアらしい製品となっています。
職人が一つ一つ磨いて作ったHacoaの木製のしおり。丸みをおびたフォルムはおしゃれですし、本に挟みやすいように機能的。真ん中が立体的になるような工夫もされています。
バリエーションはメープル・ウォールナット・チェリーの3樹種用意されていますが、どれも木の質感を失わずに暖かみのある製品になっています。
木製雑貨ブランドのLumber。製品に銘木をワンポイントでプラスしてより気の美しさを際立たせるHacoaのシリーズです。
当品もおしゃれな仕上がりだと思いますし、丈夫なキャストに仕立て上げられた製品は、どんな本でもしっかりとしおりとしての役割をキープしてくれます。
イギリスのファッションブランドのヴィヴィアンウエストウッド。名前はデザイナーで創業者の名前でもあります。ピストルズのファッションを担当したデザイナーとして有名でしたが、ブランドは一部のマニアックな人に好かれている程度。
しかし、日本では人気漫画の「NANA」で取り上げられたことで、爆発的に広まりました。製品はとても幅が広く、しおりまでリリースしています。王冠と地球の特徴的なロゴが刻まれた製品は,、それだけでポップでおしゃれに見えてしまいますね。
ヴィヴィアンウエストウッドのステンシルブックマーカー。レザーのケースに入った高級感あるしおり。内部も雑な収納ではなく、考えられた設計。
ステンシルになっており、使いどころが難しいかもしれませんが、気になる部分や手帳などで大事な部分などを、かわいく装飾して目立たせる使い方もできると思います。
1998年に創設され、渋谷を拠点に革製品をリリースしているコルボ。有名な革ブランドに比べると知名度はそこまで浸透しているブランドではありませんが、購入者からの評価が高く、また、Curiousシリーズでは独自の製法を使った革製品をリリースしているなど技術もあり、しっかりと高品質の製品を作っているブランドです。
コルボの「Slow」ステーショナリーシリーズの製品。素材にブッテーロを使った上質な本革しおり。オールレザーにコルボのロゴが刻まれたシンプルでかっこいいデザイン。さりげないアイテムながら抜群の存在感があるしおりです。
本革なので経年劣化してまた違った質感に変化してくれそうですので、長年にわたって使用することができるのではないでしょうか。
ぺレグデザインはイスラエル発の雑貨ブランド。2004年の設立と歴史は深くありませんが、キッチン、リビング、オフィスと多くの雑貨をリリースしています。製品はとにかくユーモラスでかわいいのが特徴。特にしおりはライトをモチーフにした面白い作りで人気の製品です。
ライトで照らすようにしてブックマークできるしおりです。ライトの部分は半透明ですが、楽しい製品で気持ちも明るくしてくれます。
ただライトを本の上に乗っける様にして使うのがベストみたいなので、最適に使用できる本は限られるかもしれません。
静岡県静岡市に本社を構える日本の雑貨ブランドのDULTON(ダルトン)。
1988年に創業され、インテリア・雑貨の輸入・卸売の業務を行うだけではなく、自由が丘や町田、大阪に店舗展開しています。
「便利ではないかもしれないが、心に豊かさを感じさせるものを創っていこう」というテーマを持ち、製品はレトロでアメリカンなデザインのアイテムを揃え、ダストボックスは大変人気の製品。しおりなどの小物も充実しています。
ダルトンのブックマーカー「アンティークカー」。アンティークな車をモチーフに作られたしおりは、ノスタルジックな雰囲気のあるアイテムに仕上がっています。真鍮で作られているので紙のような柔さはなく、クリップのようにして使うことができます。
株式会社FALCONERが展開するレザーを使った小物ブランド「Domteporna」。本革イタリアンレザーのハギレ部分が使われています。天然素材ならではの同じカラーでも一つ一つ風合いが違うのも特徴的。
ハギレですが、本物のイタリアンレザーを使ったしおりが7つ入った安い製品ということで、とても人気があります。
350G厚の白い紙にゴッホの絵が描かれている芸術性溢れるしおり。世界的な名画が描かれているしおりなので、使う本も選びたくなりますね。お子様の教養になるのでプレゼントにもいいかもしれません。
デルフォニックスの製品と同じかと思われますが、こちらは75本と容量も多く、しっかりとしたステンレスの箱入りです。真鍮・ブロンズ・ステンレスと3種類ダーツがあり、何回でも繰り返し使えるお得な製品。薄くどんな本やノートにも使えるので、勉強や仕事に一つあると便利ですね。
以上です。お気に入りのしおりは見つかりましたでしょうか。おしゃれなしおりで、読書をより楽しみたいですね。
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