昨今のアナログレコードブーム以外にも、昔買ったレコード聞きたいといったことや、インテリアのためにレコードプレーヤーを置きたいといった多くの需要があると思います。最近のプレーヤーはBluetoothやusbに対応していて、昔の製品よりもより便利につかうことが出来るようになり、またデザインも進化を遂げ、美しいものなどが多くリリースされています。ここでは主要メーカーや、レトロ感のあるもの、かつての銘機などのおしゃれなレコードプレーヤーを紹介していきたいと思います。
おしゃれなレコードプレーヤーのメーカーにはデノンやティアック、オーディオテクニカなどのアナログ時代にオーディオをリリースしていた老舗や、スタイリッシュなデザインのプレーヤーをリリースしている海外製があります。
信頼性でいえばやはり日本の老舗メーカーが良いと思いますが、アイオンオーディオのような価格、gadhouseのようにレトロモダンのデザインが魅力のメーカーもありますし、特徴も理解して選びたいです。
レコードプレーヤーを音楽を聞くためではなく、インテリアやファションアイテムと考える人も多いと思います。
プレーヤーはレトロやモダンであったり、木目調のもの、またスーツケースタイプのものまで様々です。スーツケースタイプは持ち運びに便利で良いのですが、部屋のインテリアのデザインタイプと同じものを選ぶと間違いはないと思います。
デノンは1934年に創業した日本のAV機器メーカーです。一時期は日本コロンビアの傘下のブランドとなりますが、コロンビアの経営再建に伴い、2001年から株式会社デノンに事業譲渡という形で事業は残ります。その際に元々日本ではデンオンで親しまれた名前を、よりグローバルにとデノンと改名しました。
アナログからデジタルの時代になり、レコードプレーヤーの生産を中止した企業も多い中、デノンはレコードの需要が減っても作り上げてきたメーカーです。
スマートでスタイリッシュなデノンの「DP-450usb」。デザインシリーズの一環として開発された製品で、生活空間にフィットするミニマルさが特徴。
性能は音質もデノンの上級機と遜色がないくらい良く、usbインターフェイスが用意され、usbメモリにダイレクトにデジタル音源を残せるのがポイントです。伝統のS字型ユニバーサルトーンアームはおしゃれで、ターンテーブルの回転精度を高める回転制御機能などもあると楽しめる機能ですね。
レガはメイドインイングランドに拘り、部品など全てイングランドのものを使い、ターンテーブルの生産、開発を行ってきたイングランドのものづくりメーカーです。
ターンテーブルのサウンドクオリティが一番と信じるレガでは、いくつかのターンテーブルをリリースしていますが、中でもPlanar3は銘機と言われる製品です。
人気のプランナーシリーズの初代バージョン。より簡単を目指した入門機。トーンアームを新開発し、ターンテーブルを扱ったことのない人向けの製品。トーンアームRB110はPlanar 1 MK2のために新開発されたもの。デザインもシンプルさが現代に通じるおしゃれさです。
アメリカのロードアイランド州カンバーランドに本拠を構える、2002年創業のAV機器メーカー。カセットやCDなどのプレーヤーをリリースしていますが、レコードが主力のようで、デザインが良く、使いやすい製品を手頃な価格でという理念が魅力のメーカーです。
天然木を使用したアイオンオーディオのレコードプレーヤー「Archive LP」。内蔵スピーカー、usb接続が可能。また、ベルト駆動で33-1/3、45、78回転を選べだいたいのレコードに対応しています。
とても落ち着いた雰囲気のプレーヤーで、どんな部屋にもマッチしそうなデザインは魅力ですが、1万円以内で購入できるコスパの良さも魅力です。
バンコクを拠点に2015年にレトロモダンの音楽、ライフスタイルを提案するブランドとして設立されました。
あまり歴史がなく情報が少ないのですが、レトロでとてもおしゃれなレコードプレーヤーをリリースしており、製品は人気で世界各国に輸出をしているとのこと。今後注目のブランドだと思います。
ヴィンテージ感溢れるガドハウスのレコードプレーヤー「brad」。クラシックな装いながら、スピーカー内蔵、Bluetooth接続が可能と現代的な機能も備えています。
ただあまり音質などは良いとの評判はないので、こだわりがある人向きではなく、とりあえず聞ければいい人向け。デザインは良いのでインテリアにはちょうど良いとは思います。
1953年に創業した日本の老舗音響メーカーのティアック。記録・再生技術が70以上の歴史があり、レコーダーやラジカセなどで高い技術力で創業より事業を拡大。計測機器や計測システムなどの事業も行っています。
デノンやオンキョーなどと同様に、デジタル化の波を乗り越えて、現在に至る日本のオーディオ機器メーカーです。
木目のテーブルが美しい、ティアックのアナログターンテーブル「TN-400BT」。
Bluetooth接続とデジタル出力が可能なデジタルオーディオ出力usb接続を行うことが出来、Bluetoothはスピーカーに繋いだり、イヤホンやヘッドホンに繋いだりとできるタイプの製品です。針はオーディオテクニカ製でいくつか付属としてついてくるようです。
ただもともと5万円と高額な製品で、現在は中古でしか手に入らずお金に余裕がある方向けです。
レコードプレーヤーのカートリッジ専業メーカーとして1962年に創業したオーディオテクニカ。順調に拡大していきましたが、cdの登場により業務を縮小。現代は評価の高いヘッドホンやイヤホンのイメージが強いのですが、現在もレコードプレーヤーを何台かリリースしています。
レコード時代を影で支えた老舗の製品だけに敬意をはらいたいですね。
白いボディがおしゃれなオーディオテクニカのレコードプレーヤー。レコードをセットしたらスタートボタンを押すだけの簡単フルオート再生が可能。
Bluetoothやusbインターフェイス、スピーカーなども内蔵されていない一昔前のモデルですが、価格も安いのでスピーカーに繋いで、レコードを聞くだけの方に向いている製品です。
レコードはカセットやCDよりも前に発売されていたアナログ機器なので、歴史も相当長く、70年代80年代が全盛です。その当時の人気のあった製品は残念ながらあまり残っていないのですが、ここではそういった当時人気だった銘機を紹介しています。
ターンテーブル部にDP-3000を使用したDP-3700F。
DP-3000は1972年に発売されたダイレクトドライブ方式のターンテーブルで、当時としても安くはない43000円という価格で発売されたにも関わらず、納品までに何か月もかかるという大ヒット製品です。
当時はベルトドライブ方式が主流の中、DP-3000のダイレクトドライブ方式はモーターが直接ターンテーブルを回す方式で、放送局などで使われている機器と同じになり、耐久性や信頼性などからヒットとなりました。
1972年に発売されたパナソニックTechnics1200。2010年にTechnicsの消滅により一旦は発売中止となりましたが、2016年には復活している根強い人気のあるプレーヤー。長きにわたりディスコやクラブなどで、DJを支えてきたのがSL-1200シリーズの製品です。
音楽を聴く機器はたくさんありスマホで十分な人が多い中、レコードプレーヤーは音楽を聴くだけではなく、インテリアの一部になるようなおしゃれさを求める人が多く、デザインの優れたものが多いです。
中でもレトロ感のあるものは多いので、ここでは暖かみのあるレトロ風なものを紹介しています。
MOETATSU(燃え立つ)のレトロ調レコードプレーヤー。とにかく安いのが嬉しく6000円というコスパの良さ。インターフェースにはBluetooth、USB、AUX、などほぼある作りと、スピーカーも内臓されています。かなりお得感があると思います。
また、レコード針が最後までくるとターンテーブルが自動で止まる機能があり、つけっぱなしにしても針を守ってくれます。
1965年製のフォードマスタングをモチーフに作られた、独特なデザインがかっこいいレコードプレーヤーです。スピードメーターがチューナーになっていたりと面白いしかけも見られます。
機能としてはスピーカーが内蔵され、ラジオが再生できたり、bluetoothで他のメディアの音楽なども聴くことが可能です。
天然竹製ボディが特徴的でおしゃれなHouseOfMarleyのレコードプレーヤー。Marleyの名前の通りボブマーリーをリスペクトしており、自然環境を考えた製品づくりを行うアースフレンドリーなブランドです。
スリップマットにはリサイクル加工で作ったREGRINDシリコンスリップマット、ダストカバーは再生利用により加工されたオーガニックコットンや麻などのRewind ファブリック素材を使用と徹底しています。
持ち運びに便利なトランクケース型レコードプレーヤー。トランクケース型の製品は結構多くあるのですが、デザイン性や利便性は正直な所よく分かりません。ただこのチコニアのプレーヤーはRCA, Bluetooth, USB, AUXと充実のインターフェースに、内部スピーカー、オートストップ機能と十分な機能を備えており、それでいて6000円で購入できる安さがとても魅力です。
アナログ感満載なデザインながら、レコードだけでなく、AM/FMラジオ、AUX外部入力、RCAオーディオ出力可能なマルチレコードプレーヤー。多機能ですし、レトロな外観はインテリアにしても素敵ですね。
HOFEINZはあまり聞いたことのないメーカーかもしれませんが、15年以上のターンテーブルの設計および製造の実績のあるサウンドメーカーです。
スッキリとしたシンプルなデザインがおしゃれなソニーのステレオレコードプレーヤー。オートスタート、オートリターン、オートストップの機能でとても使いやすい設計になっており、また、外見はシンプルですがしっかりとBluetooth,usbのインターフェースを備え、外部との接続も十分行えるプレーヤーとなっています。
レコード最盛期として優れた基本性能を持つヤマハのレコードプレーヤー。スピーカーは内臓されていなく、USB、Bluetooth接続もない機種ですが、音楽振動のみを読み取るストレートトーンアームや高音質フォノイコライザーアンプ/PHONOを備え、高音質な音を楽しめるプレーヤーです。
グロス塗装の高剛性キャビネットも美しく、デザイン的にも美しい製品だと思います。
アマダナとユニバーサルミュージックとの共同企画で生まれたブランドAmadana Musicから、もっと身近で、手軽に聴けるレコードプレーヤーをというコンセプトで生まれたレコードプレーター「UIZZ-18520」。
レトロでモダンの、良いインテリアにもなるデザインで、音楽にまつわる新しいライフスタイルを実現できるのではないでしょうか。
以上です。いかがでしたでしょうか。アナログ時代な音に浸りながらも、良いインテリアになるようなおしゃれなプレーヤーを選ぶとより、快適にすごせそうですね。
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