食材にに高い圧力をかけて、美味しく時短で料理することが出来る圧力鍋。昔から人気のある調理道具ですが、近年では電気圧力鍋が登場し、より便利に料理が作れるようになってきています。
なので様々なメーカーから発売されていますが、ここではおしゃれな製品を発売しているメーカーに絞り、優れたデザインのものを紹介していきたいと思います。
圧力鍋には従来からあるタイプと、近年人気の電気圧力鍋の2つのタイプがあります。
電気圧力鍋は電気を使って調理する製品で、炊飯器のようなフォルムをし、時短でほったらかし調理ができるのが魅力です。多くのプリセットメニューが内蔵されているタイプもあり、食材を入れてボタン操作でさまざまな料理を完成させることができます。
炊飯器と同じように大きく、家庭によりますが使う時に取り出すよりも出しっぱなしにすることが多い家電だと思いますので、キッチンのデザインに合ったおしゃれなものを選びたいです。
ステンレスを使った鍋タイプの一般的なタイプもコスパが良く、依然人気があります。
〇おもり式
鍋蓋の蒸気が出る部分に圧力調整おもりが付き、圧力を調整できるタイプです。圧力がかかるとおもりから、「シュシュ」「シュー」という音がでるため、音で圧力がかかっているのが判断できます。圧力がかかってから何分煮込むなどの料理の場合は、視角よりも音で判断できるため、鍋からある程度離れていても分かるので便利です。
〇スプリング式
圧力がかかると表示ピンが上がり、おもり式と違い静かなタイプです。加圧中に蒸気による音が出ないので、静かなのがメリットですが、圧力がかかったかどうかを目視しないといけないので、鍋の近くから離れることができないのがデメリットです。 ただおもり式よりも低い圧力で調理できるので、光熱費も安く済みます。
圧力鍋には圧力値があり調整ができるものもありますが、ガス火で使う従来タイプの場合は圧力が決まっている製品も多く、調理する料理に合わせて選ぶ必要もあります。
圧力は高ければよいというわけではなく、火の通りにくい食材には高く、野菜などの火の通り易い食材には低く、と設定できるタイプを選ぶのが良いです。
圧力鍋のサイズにはさまざまなものがあり、一般的にガス火で使うタイプの場合は「家族の人数+1L」が良いとされていますので参考になると思いますが、電気の場合はあまり多くの容量のある製品は少なく、3ℓ以下の物が多いです。一人や二人の場合はそれで対応できますが、大人数の場合は電気よりもガス火の方が向いているかもしれません。
圧力鍋をリリースされているメーカーには、大手電機メーカー、シロカやブルーノなどのデザイン家電、ラゴスティーナやフィスラーなどの調理機器などがあります。また、アイリスオーヤマや山善などのファブレスメーカーも製品をリリースされています。
ラゴスティーナなどの海外の調理機器がリリースする昔ながらの圧力鍋は、長い歴史のブランドとしてのかっこよさがあり、ブルーノなどの製品はスマートなスタイリッシュさが魅力です。
メーカーによってデザインの魅力や違いがありますので、好みのメーカーの圧力鍋を選んで選択するのも良いのではないでしょうか。
以上です。ここからはおしゃれな圧力鍋をメーカーごとに紹介していこうと思います。
電気ケトルでお馴染みのフランスのティファール。もともとは媚りつかないフライパンを開発ししたメーカーで、月間100万枚売れるほどのヒット商品となり、フランスのトップ調理器具メーカーのグループセブに1968年に買収され、傘下の1つのブランドになっています。
その後も革新的な製品をリリースしており、圧力鍋も世界で初の片手で開閉できる片手式をリリースしています。
ファミリー向け6L大容量のティファールのマルチクッカー「クックフォーミー」。丸々とした形状のデザインがかわいらしくおしゃれな電気圧力鍋です。
こちらも手間なく手軽に料理が作れるタイプですが、60ものレシピが内蔵されており、食材の分量などもボタン一つで全部ナビしてくれるので、さまざまな料理が楽に調理できる製品です。
イデアインターナショナルが運営するキッチン家電ブランドのブルーノ。100万代以上販売したホットプレートを筆頭に、おしゃれなアイテムを多くリリースしている人気のブランドです。
イデアインターナショナルがデザイン事業を運営してきた経緯もあり、デザインには強いこだわりが感じられ、圧力鍋もホットプレートと同じテイストのかわいくおしゃれな製品と、電気タイプがラインナップされています。
煮る・焼く・蒸す・揚げるを一段でこなせるブルーノのマルチグリルポッド。
一段で複数の役割をこなし、コンパクトながら2ℓも容量がある便利な製品ですが、なんといっても大人気のホットプレートとデザインが同じテイストで、おしゃれなのが魅力。ブルーノのホットプレートが好きな方は、こちらのマルチグリルポッドも必ず気に入るデザインだと思います。
ほったらかし調理が可能なブルーノの圧力クッカー。鍋やフライパンにつきっきりになることが多い料理ですが、具材を入れてボタンを押すだけで料理ができるのが特徴。何か一品増やすために使い、作っている間もほったらかしにできるので、他のことができ、時間を有効活用できそうです。
炊飯機能もあり、短時間で炊けてしっかりとしたお米が炊けるとの評判です。
パールライフ、キャプテンスタッグのブランドで知られるパール金属。新潟県燕三条の金物の街に本社を構える、ものづくりの伝統が根付くメーカーです。
圧力鍋はパールライフの主力の1つで、3層底切り替え式などの独自の高い技術を駆使した特徴となっており、サイズの違いなど多彩にラインナップされています。
パール金属の圧力鍋「クイックエコ」。大きなフェノール樹脂がガッチリと鍋と蓋を掴んだスタイルは、独特なかっこよさがありますね。
低圧と高圧を切り替えスイッチにて簡単に変えられるので、幅広い料理に対応することができます。魚などの荷崩れしやすいものは低圧、肉などは高圧においしく調理ができそうです。
また、価格も安いのでコスパも良く、たいへん人気のある製品になっています。
株式会社ピクセラが運営する、部屋をひとつ豊かにする生活家電のA-stage。おもにroomといわれる小部屋を対象にした家電をリリースしています。
多機能高機能ではなく、小さく薄く、さらに使わない時はインテリアの一部として溶け込むようなデザイン性を備えた製品が特徴です。
たった25分でおいしいご飯が炊けるA-stageの「Re・De Pot」。
料理を作る、鍋を運ぶ、食卓を囲むのすべてを考えてデザインされた使いやすさと、便利な機能性を持った電気圧力鍋。ゴールドの持ち手がスタイリッシュで、バルミューダ風のデザインと言われているようです。
くらしをRe・Designするブランドに相応しいアイテムなのではないでしょうか。
ラゴスティーナは1901年にイタリア・ピエモンテ州にて創業した調理器具ブランド。ステンレス製の鍋は結婚祝いに贈られる定番の品となるほど、イタリアでは親しまれているブランドです。
1933年に発売されたステンレス調理器具「カーサ・ミア」はデザイン性と機能性に優れ、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品に選ばれるなどの評価の高い器具をリリースし、多くの人に知られるほどグローバルなブランドとして成長していきました。
圧力鍋に至っては1961年にリリース、経済成長で共働きが増える家庭に置いて、時短料理できる圧力鍋はイタリアの家庭に貢献してきた歴史があります。
ラゴスティーナの代表的アイテムである「落とし蓋方式」の圧力鍋。蓋を持ち上げて反対側に倒すだけでフタを開けることができる、独自のテクノロジーを駆使し、機能的な製品となっています
アルミをステンレス鋼で挟んだ構造は、長い歴史で培われた技術で「ラゴフュージョン」と呼ばれ、アルミニウム層が鍋底面の端まで最大限にカバーしているため、全体に熱が素早くムラなく伝わります。
家電、寝具、インテリア、園芸用品、ペット用品とジャンルを問わず幅広く展開するアイリスオーヤマ。
家電ではデサインに目を向け、自社で工場を持たないファブレスメーカーとして、いち早く成功した企業でもあります。どの製品でも多くの種類を抱え、圧力鍋もデザインが良く、多くの種類がラインナップされています。
アイリスオーヤマのシックなボディがおしゃれな人気電気圧力鍋。自動メニュー90種類搭載とボタン操作で簡単にさまざまな料理することが可能。アイリスオーヤマにはたくさんの種類の電気圧力鍋がありますが、こちらがが一番自動メニューが多いです。
圧力、温度、無水、蒸しなどの7種類の調理ができ、普通のグリル鍋として使う場合の、ガラスの蓋が付属するのもありがたい点です。
シロカは2000年に創業したオークセールという企業の家電ブランドでしたが、オーブンやコーヒーメーカーがヒットすると、社名もシロカと統一され、卸売がメインだった会社もデザイン家電メインのメーカーとなりました。
製品は美しくシンプルが特徴で、またコストも抑えられています。「ちょっと便利でちょっと豊か」をコンセプトに、同じ価格の家電でも少しの良さを提供しており、圧力鍋もシンプルなデザインと価格で人気です。
シロカの人気電気圧力鍋。圧力、無水、蒸し、炊飯、スロー調理(スロークッカー)、温め直しの6役をこなしてくれ、また無水カレー、にくじゃが、豚の角煮などの8種類のプリセットメニューが容易されているのが特徴の便利な圧力鍋です。
これだけの便利さがある上に、一万円代で購入コスパの良さが人気になっています。
シロカのマイコン式「おうちシェフPRO」。マイコン式が特徴で、食材を入れたらスイッチを押すだけ。煮込みをはじめ、蒸し料理や炊飯、さらに無水やスロー、温めなおしなど1台10役をこなします。特に低温調理は現代的な方法で、こちらをチャレンジしたい人には適切な製品だと思います。
1845年にドイツのイーダー・オーバーシュタインにて創業した調理器具メーカーのフィスラー。元々は配管業者をしていましたが、徐々に調理器具の製造販売にシフト。1953年に世界初スプリング式圧力鍋の「ビタビット」を開発、従来のおもり式とは違い、蒸気も音も出さないという違いが大ヒットとなります。
静かな圧力鍋は代名詞となり、プレミアムとビタクイック、コンフォートなどの人気シリーズを開発。定番として世界中から愛されています。
フィスラーの人気シリーズ「ビタクイック」プラスの圧力鍋です。蓋のCLOSE印を本体の赤丸印に合わせて簡単開閉、スプリング式の静かな音などフィスラーの特徴を持ちますが、プレミアム、コンフォートと比べてスチーム機能や圧力切り替え機能がないシリーズの製品です。
それでも他のシリーズに比べて割安ですし、美しい鍋のデザインも損なわずに人気となっています。
山善は大阪府大阪市西区に本社を置く、工作機械・産業用機器・一般建材・家庭用機器などを取り扱う大手専門商社。
商社ですがYAMAZENはブランドを持ち、家電が人気ですが、商社らしく自分達で工場を持ち、一から作るスタイルのメーカーではなく、国内海外に多くの事業所を持ち、OEMにて生産しているようです。
家電はデザインが良く、他社には真似できない価格設定で人気です。
山善の圧力鍋は材料を入れたら、ボタンを押し、待つだけの簡単3ステップで料理ができるのが特徴の製品です。圧力も予約時間も設定可能なので、料理の幅が広がりますが、「炊飯」「玄米」「カレー」「肉じゃが」「角煮」の自動メニューもあり便利です。艶のあるカラーリングも清潔感があって良いですね。
大阪に本社を構えるワンダーシェフは、主に圧力鍋をメインに製造する日本のメーカーです。軽さ、便利さ、安全性などの品質にこだわり、日本人に適した鍋を多数ラインナップしています。
圧力鍋専門メーカーのワンランク上の製品は1度は触れてみたいですね。
ワンダーシェフの圧力鍋「魔法のクイック料理」。片手やレシピなどが付属したシリーズで、とにかく日本最高級の圧力がかかるのが特徴の圧力鍋。140kpa・約126度と一般的なものがが約115度~120度なので、かなり高いのが分かります。
他の製品と比べて時短で調理が可能ですし、料理もおいしくなると評価も高いです。
キュートなカラーリングながら、日本最高級高圧力をほこるワンダーシェフの「orth Cute」。圧力は沸点が126度で、スーパー時短料理が可能ですし、哺乳瓶や食器など20分加熱することで99.9%除菌することができます。
かわいらしいカラーリングは、ターコイズブルーの他にもイエロー、ルーサイトグリーン、レッドと独特なカラーバリエーションがラインナップされています。
北陸アルミニウムの圧力鍋「EGGFORM」。開発から製造までをすべて日本で行い、ひとつひとつ手作りで仕上げる完全なる日本製。
高市忠夫氏がデザインした製品で、アルミとテフロンのマッチングがおしゃれですね。絶妙なカーブラインを描いていますが、熱滞留を生み、北陸アルミニウム独自の構造で素材を均一に加熱することができます。
アルミで作られた真っ黒いボディがかっこいい圧力鍋です。ガス火、IH、ハロゲンヒーターなどのさまざまな熱源に対応。圧力発散弁、ブロッキング防止カバー、フロート弁、安全窓、警報弁、自動圧力制限バルブなど、多くの安全装置が付けられているのも嬉しい所。3ℓ、4.5ℓ、6ℓ、7.5ℓと大容量のサイズも用意されています。
一台で圧力調理・炊飯・スロー・蒸し調理・甘酒・発酵ができる高機能な圧力鍋。さらに調理後は自動で保温に切り替わり、加熱キーで再度暖めが可能です。
製品は発酵が特徴で、発酵コースはパン生地発酵だけでなく、ヨーグルトや納豆、栄養価の高い発芽玄米を作ることもできます。
マイヤーの電子レンジで使える「イージープレッシャークッカー」。電気や普通の圧力鍋に比べて圧倒的に軽量でコンパクト。電子レンジに出し入れしやすく、収納にも困りません。
レンジで温めると同時に圧を加えることで、おいしくさらに時短料理を行うことができます。こちらは人気の電子レンジ圧力鍋のニューバージョンになり、ゴツゴツ感がなくなりよりスマートなデザインとなっています。
以上です。いかがでしたでしょうか。色々な圧力鍋がありましたが気に入ったものは見つかりましたでしょうか。
キッチンにハマるおしゃれな製品で、楽しく料理したいですね。
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