食材を細く潰してスムージーやポタージュスープを作るのに便利なミキサー。料理の下ごしらえなどにも使え、ブレンダーと呼ばれることがある製品です。家庭に1台置いておきたい製品でもありますので、多くのメーカーから製品がリリースされています。
ここではメーカーや、ミキサーのタイプに分けておしゃれな製品を紹介して行きたいと思います。
ミキサーには一般的なスタンダードなミキサーの他に、スタンドミキサー、ハンドミキサーがあります。
スタンドミキサーはスタンダードタイプとは役割が異なり、捏ねるや混ぜるといった役割の製品で、ケーキなどのお菓子作りによく使われるタイプのミキサーです。工程により複数のアタッチメントを使い分けて作っていきます。高額な製品も多く、プロのパティシエなどが使うことも多いようです。
ハンドミキサーは泡立てる・混ぜるに特化した製品です。ハンドブレンダーの食材を潰す、混ぜるといった同じハンドでも用途が異なります。
食材を細かく切削して混ぜるスタンダードミキサーですが、同じミキサーと名づけられた製品でも、スタンド、ハンドのこれらのミキサーはスタンダードタイプとは異なりますので注意が必要です。
様々なサイズのあるミキサーですが、自分が1回で必要とするスムージーの量によりミキサーのサイズを選びたいです。撹拌中はかさが増すため、1回で200ml飲みたい人は300mlのコンパクトなサイズな製品で十分。あまり必要も無いのに大きな製品を選んでしまうと、邪魔になりますし、キッチンのサイズと合わないとミキサーのおしゃれなデザインまで見栄えが悪くなってしまいます。
ただ家族で使う場合や、1回で大量に作って保存したいなどの場合には1000mlなどの大きな製品もあるので、用途にあったサイズの製品を選ぶのが良いと思います。
容器の素材には主にガラスとプラスチックの2種類があります。
ガラス製はプラスチックと比べると重いといったデメリットがありますが、食材の匂いや油食材ご残りにくいため、洗いやすく清潔に保ちやすい素材です、耐熱性にも強く、スムージーだけでなく料理の下ごしらえに使うのにも向いています。
プラスチック製は価格も安い製品が多く、軽量であるため持ち上げやすく、軽々持ち運べる便利な容器です。ただ表面に傷がつきやすく、そうなると匂いなども残りやすくなるので清潔に保つのが難しくなります。
食材をゴリゴリと砕く刃にはいくつかの形状があり、波形、平型、波形+平型の組み合わせの3種類があります。
一般的に波型刃の方が食材を細く砕く事に向いており、固い氷などどんな食材を細く砕く事が出来あらゆるものに対応。
平型は繊維などのあまりない野菜や肉などの食材に使いたい刃です。ただ平型は長く使って切れ味が悪くなった場合にも研いで再度切れ味を回復させたり、また平らなので洗いやすいといったメリットもあります。
一般的にワット数が高い製品はパワーがありますが、ミキサーの場合も同じで、ワット数が高いほど回転力があり、砕く力が強くなりますので、冷凍の食材を砕いたり、果物の繊維などもしっかりと細くしてくれます。当然ワット数が高い製品を選びたいですが、やはりワット数が高い製品はそれだけ高額になりますのでお財布と相談しましょう。
ワット数が低い製品では、氷など無理やり砕こうとすると刃に良くない影響がありますし、故障の原因にもなります。氷などを砕ける製品かは明記されているので、選択の前に確認したいです。
以上です。ここからおしゃれなミキサーをブルーノ、パナソニックなどのメーカー別に紹介していきます。
イデアインターナショナルが展開するデザイン家電ブランドのブルーノ。多くのブランドを展開しているようですが、ブルーノは代表するブランドで社名もブルーノに変更されています。
コンパクトで少人数用のホットプレートは100万台売り上げ、同社の代表的な製品。レトロで可愛らしいデザインは、ホットプレートだけでなく多くの製品に見られる特徴で、女性を中心に人気となっています。
レトロで可愛いらしいデザインのコンパクトブレンダー。コンパクトで可愛らしいデザインという所がブルーノらしい製品だとおもいますが、見た目よりもパワーがあり、氷も一緒にくだける250w。冷たいスムージーから温かいスープまで作れて、パーツも細く分割できお手入れも楽なミキサーです。
東京品川に本社を構える家電メーカーのテスコム。美容機器ブランドの「NOBBY」のドライヤーは、国内でもシェアNo.1という同社の代表する製品。品質が高く国内外の理容のプロに愛される製品になっています。
またそれ以外にもキッチン家電なども展開しており、その中でもミキサーは氷を粉砕出来るほどのパワーと、メタルラインシリーズのスタイリッシュなボディが人気で、ネットでの評価も高い製品となっています。
テスコムのメタルラインシリーズのミキサー「TM8200」。メタルな作りが特徴なシリーズで、こちらのミキサーもシャープでスタイリッシュな製品となっています。
大型の波刃を搭載し、切れ味もよく滑らかなスムージーを味わえ、また力強く冷蔵庫の角氷をそのまま砕いてクラッシュアイスにできます。食材の入れすぎ時には自動で止まる入れすぎメーターなども搭載され機能的。収納時には逆さボトルでコンパクトに、ホコリも入らず衛生的に仕舞うことが出来る仕様です。
キッチンエイドは1919年創業、アメリカでも最も有名なキッチン用品ブランドの1つで、1908年に考案されたスタンドミキサーは、アメリカ国内で多くのシェアを獲得している同社の代名詞的な製品。
スタンドミキサーは日本ではそれほど浸透している製品ではありませんが、アメリカではパン・ケーキの製造には欠かせない製品で、プロのパティシエなどからもキッチンエイドの製品は愛されています。
プラネタリーミキシングを開発しボウルの中59ヶ所をタッチ、広い攪拌を行えるキッチンエイドのスタンドミキサー「KSM150」。パティシエなとにも愛用される高い制度を誇る製品ですが、レトロなデザインもおしゃれですね。
ワイヤーホイップ、ドゥーフック、平面ビーターなどのアタッチメントを使用すれば、お菓子作りだけでなく料理の下ごしらえも行え便利です。
電気シェーバーや電動歯ブラシなどで有名なブラウンは、ドイツ・クロンベルクに本拠を置く小型電気器具メーカーです。1921年の設立当初はラジオとレコードプレイヤーの複合機を製造販売していましたが、第二次世界大戦後の1950年に電気シェーバーを開発、生産を開始しています。シェーバーはとても深い歴史があり、高いシェアを誇るブラウンですが、ミキサーの歴史は浅いながらもシェアが高く、ブラウンらしいスタイリッシュさを失わずに、品質も良く人気となっています。
ブラウンのシックでおしゃれなミキサー「パワーブレンド3」。PLUS Xデザイン賞を受賞。デザインの高さは見た目通りですが、480ワットの高いワット数で回転力を生み出すドイツ品質のハイパワー設計。繊維を細かく粉砕し、短時間調理を行うことでなめらかで風味の良いスムージーを楽しめます。
また、独自のトライアングルジャグは三角形状に作られたジャグが、対流を生み出し、角にあたって勢いよく中心に戻る設計。均一でなめらかに攪拌されますし、注ぎやすさも嬉しい点です。
ハンドミキサー市場で高いシェアを誇るブラウン。こちらの「マルチミックス1は」150Wのハイパワーでありながら軽量のボディで使いやすいミキサーです。
静音仕様、ビーターで「混ぜる」、ニーダーで「こねる」がワンタッチで可能、4段階のスピード調整、ターボも搭載されとても機能的。また、立てておくことができるので、料理中も置き場所に困りません。
経営の神様と言われる松下幸之助により、1918年にパナソニックの前身となる松下電気器具製作所を設立。日立などと並び日本の白物家電の分野で高いシェアを誇り、日本を代表する電気メーカーへと成長。
グループでは照明器具、住宅設備、住宅、自転車、出版などのあらゆるも分野に展開。白物家電に限らず、現在は中国や海外のメーカーに家電事業はシェアを奪われ、自動車部品の分野などで利益を上げている状態です。
ミキサーの他にパスタソースなどを作れるタンブラーミキサー、さらに、ふりかけなどを作れるミルと、3役をこなせる便利な製品。刃先がノコギリ状の大型刃を採用し、鋭い切れ味でパワフルに切削できます。
水の量を減らし、食材の食感などを楽しめる栄養素の高いスムージーを作ることができたり、アレンジホールを利用して食材を後入れして様々な食感のデザートなどを楽しめます。
1948年にイタリアにて設立された家電メーカー「smeg」。名だたる国際的な建築家やデザイナーの協力を得て、革新的なスタイリッシュなデザインの家電を生み出し、数々のデサイン賞を受賞してきました。
製品は日本ではまだまだ広く展開されていませんが、ヨーロッパ各国をはじめ、アメリカやオースト ラリア、ロシア、南アフリカ共和国、アジア諸国など世界120か国以上で展開しています。ミキサーはスタンダードとスタンドのタイプがリリースされていますが、どちらもスメッグらしい独特なおしゃれさのある製品です。
SMEGらしい独特なスタイリッシュなブレンダーミキサー。使わない時も良いインテリアになるので、キッチンの見えるところに置いておきたくなる製品です。
デザインだけでなく高機能も特徴で、ワット数は500Wととてもパワフル。ただどんな食材もパワフルに切削するだけでなく、砕氷モード、スムージーモードなどの選べるモードと4段階のスピード調整機能ど使い分けられます。
1950年代のレトロ感のあるデザインが特徴的なスタンドミキサー「SMF02」。SMF01から泡立て性能やボディデザインなどがグレードアップ。付属品やアタッチメントも豊富で、SMWW01 (ST/スチールワイヤー泡立て器)、SMFB01 (アルミフラットビーター)、SMDH01 (アルミ生地フック)、SMB401 (4.8 Lt St Steel Bowl)、SMPS01 (注ぎシールド)などか付属します。
1924年アメリカにて創業のキッチン家電メーカーのオスター。1946年に発売したブレンダー「オスターライザー」は多くのアメリカ人に親しまれてきた製品で、最も売れたブレンダーとして信頼を獲得しています。
現在もボールジャーブレンダー、アーバンブレンダー、ベルーサなどの様々なブレンダーをリリースされています。
ヴィンテージ感のあるクラシカルでおしゃれなオスターのブレンダー。1946年にリリースして大ヒットした、オスタライザーの変わらないデザインが表されているとの事。
450Wモーターを搭載し高い回転力とパワーで固い食材や氷も簡単に切削でき、スピード調整機能もつきます。また、ジャーと土台の接合部分がメタル製で、耐久性に優れた独自のオールメタル・ドライブシステム採用。メタルボディの美しさも製品の特徴です。
1918年ガラスマホービンの中ビン製造からスタートした象印。電球製造のため大阪・天満には腕の良いガラス職人が揃っており、魔法瓶製造も盛んであった地にて誕生した象印は、1948年に卓上用のガラス魔法瓶を完成させ、製品・販売を始めます。その後1981年にステンレス製の魔法瓶を開発し、現在の魔法瓶業界を牽引する象印ブランドへと成長しています。
魔法瓶の技術を使い、炊飯ジャーや電気ポットなども展開され、ミキサーも洗いやすさやトラブル防止などの優れた機能の製品をリリースしています。
独自のクラッシュ&カットチタンコートブレードを搭載した象印のミキサーです。マットなカラーリングと主張のないデザインは、どんな部屋にもマッチしやすそうです。
ブレードは「粉砕」と「切削」2つの役割を持つので、食材は無駄なく、均一に綺麗に砕け削れるのでより口当たりの良いスムージーなどを作れます、¥ふたロックと容器ロックが正しくセットされないと動くことがない、ダブルロック構造で安全に作動させることが出来ます。
捏ねるや混ぜるといった役割を持つスタンドミキサー。 撹拌の精度も非常に高く、お菓子作りに最適な製品です。アメリカなどでは一般家庭でも見かけることがある製品みたいですが、日本では多くが業務用として使われ、そこまで浸透している製品ではありませんね。
また、スタンドミキサーをリリースしているメーカーもそれほど多くなく、代表するメーカーにはハミルトンビーチ、キッチンエイドなどがあります。
ハミルトンビーチはアメリカウィスコンシン州にて1910年に設立されたキッチン家電メーカーです。ドリンクミキサーを開発し創業、トースターやクッカーなどの製品もリリースされていますが、ブレンダー、ジューサー、ミキサーなどが人気の製品です。
こちらのスタンドミキサーは丸いフォルムが可愛くおしゃれ。耐久性のあるダイキャストメタル仕上げで耐久性があり、12段階ものスピード調整を行える機能性も魅力的です。
貝印は高いシェアを誇るカミソリや包丁などの刃物を扱うのがメインの企業で、ミキサーやキッチン家電のメーカーではないのですが、こちらのスタンドミキサーはデザインも素晴らしく、シャフトとアタッチメントの二重回転でしっかりと攪拌できる製品。
ヘッドは持ち上げると固定される安全設計などの目を見張る機能がありながらも、他のスタンドミキサーよりは安いのもありがたい特徴ですね。ただ発売から時間が経ち廃盤となっており、サポートなどは充実していないようです。
泡立てる・混ぜるに特化しているのがハンドミキサーの特徴で、メレンゲや生クリームを作るのに最適な製品です。デザインもおしゃれな製品も多いですし、価格も1000円代で購入できる製品があるなど、手軽さがあり家庭にあると便利だと思われます。
スリムでコンパクトな貝印のハンドミキサー。毎日使いたくなるようなおしゃれなフォルムですが、自立もできる安定形状で一時起きに便利。大小2つのウィスクが付属し、シーンにより使い分けて使います。
ただハンドルにが握るタイプで、ある程度太さもあるのでフィットする人としない人に別れるのではないでしょうか。
クイジーナのコードレスハンドミキサー。クイジーナはフードプロセッサーで企業で、フードプロセッサーの代名詞として知られるアメリカのキッチン家電メーカーです。ミキサーやブレンダーなどの製品が充実しています。
こちらのハンドミキサーはコードレスで場所を気にせずに使える便利なミキサー、5段階のスピード調整機能を搭載。安心のダブルロック構造です。
ビタクラフトの高性能ハンドミキサー。「クランク+スリット形状」の独自ビーターは撹拌効率も高く、スピーディーに泡立ててくれます。ビーターは取り外した後、本体側面に収納することができる便利な設計で収納する際に便利です。
1952年にBill Russell(ビル・ラッセル)とPeter Hobbs(ピーター・ホブス)により創業された「ラッセルホプス」。お湯が沸くと自動で電源が切れる電気ケトルを発売したことで知られるイギリスの人気家電メーカー。さまざまな優れたデザインの家電をリリースしています。
こちらのミキサーも人気で、ハンドミキサーでは最高峰の高いワット数を誇り、ターボ機能でスピーディーにより早く調理作業をこなせる機能性、重さが1㎏未満と軽量で作業が楽など優れたミキサーとなっています。
1964年イタリアのフィレンツェにて創業のアリエテ。優れたデザインの家庭用家電製品をリリースするメーカーです。
中でも展開するヴィンテージシリーズはレトロ感のあるとてもおしゃれなシリーズで、電気ケトル・トースターなどと一緒にミキサーもこちらからリリース。素晴らしいデザインとなっていますが、低速運転・高速運転・パルス運転が可能、ステンレス6枚刃を採用し、幅広く応用の利くミキサーになっています。
ちなみにアリエテは2001年にデロンギに吸収されているとのことです。
東京豊島区に本社を構えるオーム電機。メーカーベンダーとしてAV機器を中心にさまざまな製品をラインナップされています。特にコスパの良い製品が多く、ミキサーも2.5cm角までの氷をカットできるパワーがありながら、3000円代の価格には魅力があります。またこちらのミキサーはカラーリングも良く、シンプルなデザインも目を惹きます。
レトロ感溢れるキッチンフラワーのミキサー。キッチンフラワーというメーカーがどういう企業なのかはよく分かりませんが、レバースイッチや中心にあるアナログダイアルが際立ち、レトロ感が魅力的です。
2009年に日本で創業されたレコルト。ウィナーズ株式会社が展開するデザイン家電ブランドです。サイズやデザインなど日本のキッチンを考えた家電をリリースし、多くのデザイン賞を受賞する製品をラインナップしています。
セレクトしたミキサー「ソラン」は、作りたてのドリンクがそのまま飲める人気のソロブレンダーに「ガラスジャー」と「トライタン製ボトル」が付いた製品。
優しくかわいさのあるデザインがレコルトらしいミキサーとなっています。
以上です。いかがでしたでしょうか。使うのが楽しくなるような、お気に入りのおしゃれなミキサーで栄養満点なスムージーで健康に過ごしたいですね。参考にしていただけたらと思います。
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