まな板スタンドは、使用したまな板を立てて保管できるアイテムで、立てた状態で収納でき、乾燥させやすく、キッチンのスペースを有効活用するのにも役立ちます。
スタンダードな物の他に、吊り下げや吸盤付いて貼り付けられるものなどさまざまなタイプがあり、多くのブランドやメーカーからリリースされているアイテムです。
ここではそんな多くの中から、おしゃれなものをリリースしているメーカーに絞り、優れたデザインのまな板スタンドを紹介していきたいと思います。
サイズは持っているまな板の大きさや厚さを考えて選ぶ必要があります。まな板に比べてスタンドが小さいと不安定になりますし、分厚いと収まらないといったことになりますので注意したい所です。
また、まな板スタンドには複数枚使用できるものもあるので、自分が使うまな板の枚数とマッチしたものを選ぶとより便利に使用できます。
まな板は洗ってスタンドに入れるので濡れた状態です。まな板スタンドの素材にはサビに強く頑丈なものが求められるため、ステンレスが多くなっており、また、衛生面でも優れているためにまな板スタンドに使われる素材としては一番適していると思われます。
その他には木製、鉄、数はすくないですが水分吸収に優れる珪藻土などが使われていますが、キッチン用品にはステンレス製が多いので、スタンドもステンレス製を選べば、統一したデザインのキッチンが作れそうですね。
まな板スタンドのタイプにはスタンダードな置型、吸盤などがつき壁や冷蔵庫に付けてスペースをとらない貼り付けタイプ、キッチンの戸棚などの上部に収納場所を作り、空間を有効に活用する吊り下げタイプなどがあります。
スタンダードなものが多く、おしゃれなデザインも豊富なので、ここではスタンダードな置型をメインに見て行きたいと思います。
まな板スタンドには付加機能が付属したものも多く、特に水切りや滑り止めの機能が付いたものがおすすめです。水切りトレーが付いたものなら水が下にたまらないため、まな板が乾燥しやすくカビや細菌の発生も防ぐことができ、清潔に使うことができますし、また、まな板には重量のあるものも多いので、滑り止めが付いていると安定感が増し、倒れることを防ぐことができます。
こういった機能が付属しているものを選ぶと便利に使っていくことが可能になります。
以上です。ここからはメーカー別に、おしゃれなまな板スタンドを紹介していこうと思います。
山崎実業は収納用具を得意とするインテリア雑貨ブランドです。山崎実業となったのは1971年ですが、創業としては大正初期となり100年を超える歴史があります。
空間やインテリアに馴染むデザインと、毎日の暮らしが便利になり、これじゃないと、と思わせる機能性を重視した製品作りに取り組み、ベストセラーとなったアイテムも多く、現在では家庭用品分野で幅広い商品ラインナップを展開。
Towerやトスカなどの人気シリーズを生み出し、インテリア雑貨業界をリードする存在として地位を築いています。
ホワイトカラーと天然木の組み合わせがおしゃれなトスカのまな板スタンド。木とステンレスの組み合わせはトスカシリーズの特徴ですが、木のまな板と相性がよさそうで、おしゃれに収納ができると思います。
天然木のバーを挟んで、厚みの違う2つのまな板を収納できる機能性があり、素材にはスチールを使っているため錆が心配なのですが、粉体塗装(パウダーコーティング)で弱みをカバーしているようです。
TOWERのマグネットシリーズのまな板スタンド。光沢のある塗装が施されており、高級感のあるデザインとなっています。
キッチンパネルや冷蔵庫横など、マグネットがつく場所ならばどこにでも取り付けることができ、もちろんスペースを考える必要はあるのですが、マグネットが付く環境ならスペースを有効活用し、スタイリッシュに収納できそうです。
まな板は厚み約2.5cm・約1.5cmまでのまな板を各1枚ずつ収納可能。マグネットなので落ちてしまうのではないかと少し不安ですが、強力なマグネットのようで、しっかりと固定できるとのことです。
こちらもタワーシリーズのまな板スタンドになりますが、こちらはマグネットではなく、フィルムフックが付いて、キッチンパネルやタイル、シンクの内側などのどこにでも設置することができるタイプとなっています。
設置面をキズつけないクッション付きで、浮かせて収納ができるので水切れも良く衛生的。厚み約1.5cmと約2.5cm以内のまな板を収納できる2つのスペースを備えています。
下村企販株式会社が運営するキッチン用品ブランドの家事問屋。金属加工で有名な新潟県燕三条を拠点とし、ありきたりなのに使いやすいをコンセプトに、実用的で長持ちする家庭用品をリリースされています。
しっかりとしたものづくりの技術があるので、使い手の気持ちや暮らしに寄り沿い、ものづくりの技術を活用することでずっと使い続けられる製品作りを得意とされています。洗練されたデザインと実用性を兼ね備えつつも、手頃な価格帯で提供されており、一部のユーザーからは高い支持を受けているブランドです。
コンパクでアート感のある家事問屋のまな板スタンド。曲線が入り複雑な構造に見え、安定感が心配ですが基本は台形で問題もないようです。
薄いものから3.5㎝のまな板を収納することができ、作業台のスペースを邪魔しない大きさのコンパクトでスタイリッシュなフォルムが魅力的。まな板を点で支える構造になっているので、まな板とスタンドの間に隙間ができ、風通しがよく湿気がこもらないメリットがあるため、より清潔に使うことが可能です。
著名な料理研究化である栗原はるみさんがプロデュースするライフスタイルブランドの「ゆとり空間」。栗原はるみさんのシンプルで心地よい暮らしを提案するコンセプトに基づき、キッチン用品や食器、リビング雑貨、さらにはファッションアイテムまで幅広い商品をリリースされています。
オンラインショップや実店舗にて、栗原はるみさん自身がデザインや監修を務めたアイテムを販売しており、ベストセラーとなっているアイテムなどもラインナップされており、高いブランド力を継続。長年にわたり多くのファンを引きつけ続けています。
フライパンをモチーフに作られたこちらのまな板スタンドは、料理研究家である栗原はるみさんの経営されるゆとり空間社からリリースされています。丸いスタイルのやさしくおしゃれなデザインとなっており、同社からリリースされている定番の丸まな板を収納できるのに最適な作り。もちろん一般的な四角まな板もスタンドできる仕様です。
滑り止め付きで、しっかりとまな板を支えてくれますし、水受け付きでお手入れもしやすい構造となっています。
パール金属は調理器具からアウトドア用品まで、企画、製造、物流までを広く行うことが出来るメーカーです。燕三条市にて創業し、ものづくりの伝統がある信頼感の企業ですね。
製品数が多いので選びやすく、コストパフォーマンスの良さでしられており、キッチン用品のパールライフ、アウトドア用品のキャプテンスタックなどの、代表する人気ブランドを展開。まな板スタンドはステンレスを使った製品を多数リリースしています。
パール金属のキッチンをブラックで統一するシリーズ「BLKP」のまな板スタンド「AZ-5100」。シックにデザインしたい男性向けのシリーズblkpらしい、かっこいいアイテムで、ただの収納ではなく魅せる収納にすることができるまな板スタンドです。
こちらは同じメーカーのスタンド「シンプルストレージW」がベースとなっており、まな板と包丁を一緒に収納できるタイプで、トレーが取り外し可能なのできれいに洗え、清潔に使うことができます。
パール金属のステンレスを使ったキッチンアイテムのシリーズ「デュアリス」のまな板スタンドになります。オブジェのようなデザインをしたおしゃれなスタンドですが、こちらはまな板を傾けて置く仕様となっており、通常のスタンドよりも水の切れも良いとのことです。
収納スペースが2つあり、厚さ約8mm以下のシートまな板と約15mm以下のまな板を収納可能。厚手のまな板は入らないようなので注意が必要です。
シンプルアートな、鉄と暮らすといったコンセプトを持つMagoroLaboが展開する「TETSUO」。デザインと品質にこだわった日本の鉄職人が作る鉄家具ブランドです。
ホルダーやスタンドなどの小さな家具をリリースしており、慌ただしい毎日を過ごす人々に、心が落ち着く空間を、小さな家具から提供したいといった想いからブランドをスタートさせました。
2019年創業されたブランドで、ブランド力などの認知度は低いかもしれませんが、スタイリッシュな一つ一つの製品は満足度も高いと思います。
シンプルアートな鉄と暮らすといったコンセプトを持つ「TETUO」シリーズのまな板「TETUTO ML-084A」。シンプルながらもアートを感じるデザインは、落ち着いたくすみを放つ、無数の極細線仕上げを両面に施してあり、「そこにある」だけで明るく、キッチンを美しく彩ります。
幅10cmのスリムなまな板たてなので場所を取らず、1.5cmと2.5cmまでのまな板を2枚収納できる仕様。三角構造で支点が高く、倒れにくい点などもメリットです。
株式会社バルスが運営するインテリアショップ「FrancFranc」。都市部の大型ショッピングモールや百貨店内など、全国に130店舗以上展開する人気のブランドです。スタイリッシュでありながら手軽に楽しめるインテリアアイテムを提供するといったコンセプトを持ち、雑貨から家具、キッチン用品など幅広く展開。
フランフランの特徴は南フランス風のライフスタイルを提供することで、物を売るだけではなく、コーディネートやスタイルの提案できる点にあり、ブランド力も高く多くのファンを持ち、まな板スタンドも、南フランス調のおしゃれな製品になっています。
キッチンが華やかにもなるゴールドのカラーがおしゃれなフランフランのまな板スタンド コッパー。2つの収納スペースがあるので、野菜や肉と使い分けている複数のまな板をスタンドすることが可能です。
安定感があり幅も広いようで、鍋フタなどもマルチに活躍することができ、さらにスマホやタブレットも手前に置けるように設計されているとのことで、レシピを見ながらキッチンで作業することも多い人には最適なのではないでしょうか。丈夫なスチール素材を採用しており、耐久性の高さも優れています。
高知県の自然豊かな土佐地方にて1970年に創業した「土佐龍」。自然豊かな高知県の清流、四万十川流域で育った四万十ひのきを主な素材として、キッチン用品やバスグッズなどをリリースされています。
台風が多く風が強い環境で育った四万十ひのきは、油脂分が豊富で抗菌・抗カビ効果が高く、水切れが良いため乾くのが早いのが特徴。さらにとても長持ちするといった特徴を持ち、そのため、土佐龍で作られる木製品にもこういった質の良さがあり、また、職人の手による丁寧な製造でクオリティの面でも評価が高いブランドとなっています。
国産の桜材を使用して作られた土佐流のまな板スタンドになります。コの字型タイプで、厚み20mmのまな板を2つ立てかけて収納可能。桜材にプレポリマー塗装することで耐水性が向上し、また汚れなども付着しにくくなっており、底面のピットクッションなども滑り止めの効果があるようです。
土佐流の木製品の製造過程で発生する端材を使用して作られて、貴重な国産桜材を有効活用したアイテムとなります。
スウェーデン発の巨大北欧家具メーカーIKEA。1943年に創業し、北欧らしいおしゃれなデザインと圧倒的なコスパの良さで、ヨーロッパ、北米、アジア、オセアニアと世界中に店舗を展開されています。
自分で組み立てる形式(フラットパック方式)により、物流コストを抑えることが可能で製品のコストを抑えることができ、品質が良い製品を手軽な価格で提供できる強みが人気です。
日本にも主要都市に出店をはじめ、多くの方に認知されているブランドとなっていますが、家具の他にも家具量販店として、キッチンアイテムも充実しており、まな板スタンドもシンプルで北欧風となっています。
イケアデザイナーJonas Hultqvistがデザインされたまな板スタンド。オーソドックな作りですが、イケアらしくどことなく北欧らしさを感じる製品になっています。シンプルながらもアクリル, プラスチック, 合金鋼で作られ、3つの収納スペースを確保、それぞれ高さなどの違いなどがあり、機能性も高そうです。
左官業を営む株式会社イスルギと、アッシュコンセプトのタッグにより誕生したsoil。200年の歴史と高い左官の技術をもつイスルギの新事業の珪藻土ブランドです。
素材である「珪藻土」の力を伝統技術「左官」によって引き出しながら、アッシュコンセプトのデザイン力が加わり、ナチュラルで心地よいライフスタイルを提案するブランドとなっています。
珪藻土は呼吸する素材としても注目され、soilはその特性をそのまま維持した水回りのアイテムなどをリリースされており、その内の一つ、まな板スタンドも珪藻土の機能性と独特な質感があるおしゃれな製品になっています。
水分を吸収してくれる珪藻土を使ったSoilのまな板スタンドは、珪藻土の特性を生かした耐久性と高い撥水性を併せち、独特な風合いと自然素材のナチュラル感がおしゃれなスタンドです。まな板の水滴を吸い取り、乾燥を促進させてくれるので、清潔に使えてまな板スタンドにピッタリの素材だと思われます。
ブロック状のフォルムで場所を取らないながらも、ずっしとした重みが安定感をもたらし、自然な色合いをそのままに、ピンク、ホワイト、グリーンの3つのカラーバリエーションが揃っています。
職人の町として有名な新潟県燕三条に本社を構えるビーワスタイルが展開するキッチンブランド「UtaU(ウタウ)」。ウタウの名前の通り、歌うように軽やかに、歌うようにゴキゲンにといったコンセプトを持ち、キッチンが楽しい場所になるような製品を展開されています。
トレーやスタンドなどのキッチン用品の他、引き出しの付いた収納具も多く、デザイン賞を受賞するようなスタイリッシュなアイテムが揃っています。
歌いだしたくなる楽しいキッチンのUtauシリーズのまな板スタンドは、まな板の他に包丁も一緒に収納することができるタイプで、デザイン賞を受賞しているようにおしゃれさが特徴です。
安定感が高いので置いて使うこともできますが、背面にフックが付いており、同シリーズの水切りラックの他、さまざまなラックなどに引っかけて使うことができる便利な仕様となっています。また、厚さ2cmまでのまな板に対応していますが、製品自体も厚みは少ないので、少ないスペースを使ってスッキリとしたキッチンを作ることができます。
折りたたみナイフなどのマルチツールメーカーとして知名度が高いVICTORINOX(ヴィクトリアノックス)。カールエルズナーにより、1884年スイスにて刃物のワークショップとして創業され、アウトドア用品として広く認知されたマルチツールにて成功をおさます。
また、もともとはスイス軍のために多機能ナイフを製造していたことがブランドの始まりと言われており、現在でもスイスアーミーナイフなどの代表的な製品もリリースされていますが、現在では時計やフレグランス、トラベル用品、キッチン用品などを幅広く展開。まな板スタンドもウッドファイバーを使ったVICTORINOXらしいシックな作りとなっています。
ウッドファイバーを使った、天然素材の風合いがスタイリッシュなビクトリノックスのまな板スタンド。耐久性が高く、耐熱温度が175℃と高いので、食器洗い乾燥機にかけれるのも良いですね。
ビクトリノックスがリリースしているオールラウンダーカッティングボードに対応したスタンドで、そのまな板の厚みと同じなら問題なく使えると思うのですが、ただその厚みが調べても載っていなく。
よほど分厚いものではなければ対応できると思うのですが、オールラウンダーカッティングボードを持っている方が購入した方が間違いはないですね。
高品質なスチール+木製素材で作られた鍋蓋やまな板を収納できるスタンドです。2つのスロットがあるので、もちろん2つともまな板用として使うことができ、何センチまでのまな板を収納できるのかは記されていませんが、かなり余裕のあるつくりなので、大きなまな板を収納できるタイプだと思われます。
ブラックのスチールと木製のスペーサーの組み合わせで、デザインとしてもシックなかっこ良さがあり、男性のキッチンに良いのかもしれません。
厚み4mmのカッティングートを4枚まで収納できる、伊原企販のまな板スタンド「ポルテ」。4mmなので、分厚い一般的なまな板用ではなくカッティングシート用になります。
カッティングシートの場合は、お肉、お魚、野菜などの扱う素材によって使い分ける人も多いようですが、かわいらしいキューブ状のポルテに収納すればキッチンもおしゃれになるのではないでしょうか。形状からも安定感はあるでしょうし、日本製の安心感もあります。
以上です。いかがでしたでしょうか。おしゃれなまな板スタンドはみつけれいただけましたでしょうか。サイズもデザインも自分のキッチンにしっかりとハマる、気に入ったスタンドを見つけていただけていたらと思います。
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