電気フライヤーはコンロのあるキッチンではなく、電気を使って卓上で揚げ物ができる家電です。火を使う必要がなく、料理初心者でも手軽に揚げ物を楽しめる便利さがあり、多くの家電メーカーからもリリースされています。なので、デザインや油を使わないものまで様々にラインナップされています。
ここでは人気のメーカーや、油を使うフライヤー、ノンフライヤーに分けて、おしゃれなデザインのものを紹介していこうと思います。
電気フライヤーには油を使うタイプと、使わないであげることごできるノンフライヤーがあります。
油を使うタイプは、火ではなく電気で揚げることができるようにした製品で、鍋に油を入れて作るのと同じ味わいの揚げ物をあじわうことができます。
ノンフライヤーは油を使わずに揚げ物を作れるタイプで、高温の熱風を循環させることで揚げ物を作ることができます。油を使わないのでコスト面に置いて優秀ですし、カロリーも抑えられヘルシーですが、やはり油を使って揚げたものに比べると味が物足りないといったこともあるので、メリットだけを考えずに揚げ物の美味しさも考慮して気をつけたいです。
電気フライヤーはサイズも容量も製品によって様々ですが、入れなければならない油の量がきまっています。なので一人用として使うのに複数人用を選んでしまうと、不必要な量を使わなければならなくなり、無駄なコストが掛かってしまいます。油を使うタイプの場合は特に気をつけなければなりませんね。一人用ならばコンパクトな0.5L、複数人なら1Lと選んで見るのがおすすめです。
電気フライヤーは高熱となった油を扱うものですので、様々な安全対策がされたものもあります。電源はマグネットプラグになっていれば、万が一コードに引っかかって本体が引っ張られる状態になってもマグネットが外れてフライヤーは動きません。また、蓋付きで、蓋を閉めて揚げることができれば油がはねても安全に揚げることができます。
小さいお子さんがいる場合は、特にデザインだけでなく安全性に配慮したタイプを選びたいですね。
大量の油を使う電気フライヤーですので、しっかりとを洗い落とすのはなかなか大変なのですが、各パーツを取り外しできるタイプならば洗いやすく、隅々まで洗えて清潔に保つことができます。汚らしいよりも清潔感にあふれたきれいなものの方がインテリアにも良いですよね。どこまでパーツを外すことが出来るのか、食洗機にかけることができるのかなども事前にチェックしておきたい所です。
以上になります。ここからはブランドやメーカーに分けて、おしゃれな電機フライヤーを紹介していきたいと思います。
ウィナーズ株式会社が運営するデザイン家電ブランドのレコルト。2009年にスタートしたプロジェクトは、日本のキッチンに置きやすいサイズ感、インテリアにマッチするカラー展開、ムダを削いだ機能と価格などの特徴を持つ家電をリリースしています。
デザインは他にはないおしゃれなものとなっており、電気フライヤーも他社にはないスタイリッシュさで人気になっています。
A4サイズのスペースに収まるコンパクトなレコルトの「AirOven」。油を使わずに簡単に揚げ物ができるノンフライヤーです。素材にはスチールを使われていますが、見た目はシャープさよりもやさしく暖かみのあるデザイン。レコルトらしさのあるおしゃれさです。
ダイヤルを設定するだけの簡単操作で、料理家・管理栄養士のエダジュンさん監修のレシピブック付き。揚げ物の他にも、グリル・ベイク・ロースト・揚げなおしといった調理も可能です。
付属のパーツを組み合わせることで、煮る・炊く・蒸す・焼く・揚げる 1台5役のマルチクッカー「ポットデュオ」。あげる専門のフライヤーではないのですが、油はね防止もつき、しっかりとしたフライヤーの機能もあるようです。
ホーロー調の洗練されたデザインも素敵ですし、これだけの機能が付いて1万円以内とコスパも良いのもうれしい点。1.2リットルの丁度良いコンパクトさがあり、すべてのパーツを重ねることができて収納も楽、一人暮らしの方などにもちょうど良い製品だと思います。
株式会社ラドンナが展開するキッチン家電ブランドの「Toffy(トフィー)」。毎日を彩り豊かにしてくれるキッチン家電のキャッチコピーを持つように、機能性とデザイン性の併せ持つ家電をリリースされています。
レトロで親しみのあるToffyクラシック、落ち着いたカラーリングとクラシックなフォルムが特長のToffyプレミアの二つの系統のデザインを展開。デザインにはこだわりがあるようで、他のメーカーにはないデザイン力は魅力的です。
ノンフライ調理ができるトフィーのオーブントースター「K-TS5-PA」。レトロ感のあるトフィーのキッチン家電らしさのあるアイテムです。
本体に内蔵されたファンが高温の熱風を循環させ、庫内の温度を均一に保つことで、食材自体が持つ脂を利用してノンフライ調理を行うことができる仕組みを採用。その他スチーム機能も搭載されており、サクふわトーストなども作ることが可能なように、ノンフライ調理の他に、「オーブン調理」「グリル調理」「スローベーク調理」「発酵」ができる1台5役をこなせる便利な家電となっています。
揚げ物もできるトフィーのコンパクトマルチ電気鍋「K-HP3」。持ち手やグリップに木目を使い、デザインの良いアクセントになっており、持ち運びが楽な機能性にも優れています。蓋もガラスなので、中の状態が分かるのは良いのではないでしょうか。
こちらも揚げること以外に、煮る/焼く/蒸す/炒める/炊くと一台で複数の役割がマルチ家電。一台で複数こなし、コンパクトなサイズ感で、特に一人暮らしの方にはとても便利に使えるようなアイテムとなっています。
大阪府大阪市西区に本社を置く、大手専門商社<の山善。他社よりも安い価格を実現して、多く人気家電をリリースされているので、家電メーカーのようなイメージも強いですが、工作機械・産業用機器・一般建材・家庭用機器など、事業は幅広く展開されているようです。
もともとは機械工具専門商社として名をはせ、昭和46年に一部上場の企業へと発展されましたが、現在では国内に50以上の事業所、海外にも現地法人を多く展開し、アイテムを輸入してブランドとしてリリースするスタイルで、多くのアイテムを扱えるのが特徴となっています。
油で揚げないヘルシー調理を行う山善のノンフライヤー「YAF-C120」。食材に含まれる水分と油分を使ってヘルシーに美味しく仕上がる製品で、80度~200度までの幅広い温度調節機能が特徴的。
艶のあるブラックなカラーリングが高級感がありますが、真ん中にある大きい温度調節ダイヤルがアナログ感があり、山善らしいコスパの良さも魅力な人気の製品となっています。また、揚げ物だけではない、オーブン調理を行うこともでき、レシピブックが付属するのもうれしい点です。
魔法瓶や電気ポットでとても知名度の高い、大阪府大阪市北区天満に本社を置く象印。象印ブランドの日本での認知度は85%で信頼のブランドとして根付いていますが、その信頼度は徐々に海外特にアジアにも浸透しており、象印ブティックを中国にオープンし、食に関する様々なか試みをして、さらに象印のブランドの拡大を模索しています。
扱う製品はボトルやポットのみならず、キッチン家電も多く、フライヤーは油を使うタイプで、サイズが大きいのが特徴的です。
四角い形状で19cmの海老など大きな食材もそのまま揚げることができる、象印の電気フライヤー「あげあげ」。1ℓの油で複数人での使用向きとなっています。
メタリックカカオの素敵なカラーリンクもおしゃれなので、家族で楽しく揚げ物ができそうなのですが、中の鍋は外せない設計で、油を拭き取る作業が少したいへんのようです。ただコンパクトながらも深い構造で、しっかりと油で揚げられるといったメリットは大きいのではないかと思われます。
オランダのアムステルダムに本拠を置く、ヘルスケア用品、家電、医療関連などの電気機器メーカーです。日本ではCMなどで家電のメーカーとして名が知られるており、最近では特にエアフライヤーの生みの親として有名です。しかしその家電部門は現在中国に買収されており、家電からは撤退しています。
大ヒットしたフィリップスのエアフライヤーに、バスケットやクッキングネットを付属させ、さらに使いやすくなった「HD9220」。ポップコーンやドライフルーツのような、今までのフライヤーでは作れなかったメニューも作れるようになっており、その他にもフィリップスの技術による高速空気循環技術で、様々なメニューも実現できます。
また、時間設定のためのダイヤルもレトロな雰囲気がありおしゃれですが、実際に回すだけなので設定が楽になります。
昭和25年より輸出用ガラス魔法瓶の製造販売でスタートした、大阪福島区を拠点とする「Peacok(ピーコック)」。タイガーや象印といった同業界のメーカーが動物の名前を社名に入れていたため、孔雀印魔法瓶として創業されていたので、ピーコックよりもこちらの名前で知られている方も多いのかと思われます。
真空断熱の技術を生かした製品をリリースしており、特に魔法瓶構造のステンレス水筒や電気ポッドなどが有名ですが、電気調理器なども多くリリースされており、2012年には上海に販売所を作るなど海外にもマーケットを広げています。
ピーコックのテーブルフライヤーは、食卓にみんなで囲んで使うのに最適に作られており、揚げ物だけでなく、チーズフォンデュや鍋なども作れる多機能なフライヤーです。串揚げ専用のフォークが8本、油はね保護カバー、レシピブックまでも付いてくるのはうれしい点ですね。
高温でカラッと揚げた揚げ物を楽しめるように、最大200度の温度設定が可能。鍋は深く油跳ねカバーが付いているなど油跳ね防止をしっかりと考えられています。
油を使わないで揚げ物を作れるノンフライヤー。食材に備わっている油を使ってあげるのでヘルシーで人気です。
おしゃれな製品も多いですが、生みの親であるフィリップスのデザインに似たものが多い印象。油で揚げるタイプに比べてノンフライヤーの数は多く、今後のスタンダードになるのかもしれません。
コスパの良さでアメリカでも人気が高まっているメーカーDASHのノンフライヤー「ダッシュコンパクトエアフライヤー」。丸みのあるデザインはかわいくおしゃれ。エアクリスプ技術をしようしてあげられた食材は、油分を80%少なくしおいしく健康的になります。
重量感はありますが、容量は1.2Lと大変コンパクトなので、収納もしやすいようです。使用する時に出して、1人で使うのが向いている製品だと思います。
焼きペヤングメーカーなど、とがった家電をリリースしSNSで話題となったライソンですが、電気フライヤーもリリースされています。こちらの揚げ直し名人は、油を使わずに最高200℃の熱風を高速で循環させて、中はジューシー、外はサクサクに揚げることができるノンフライヤーです。
カラーバリエーションはブラックとアイボリーがラインナップされていますが、特にアイボリーは丸みのあるつくりで、スタイリッシュでかわいいデザインとなっています。
油で揚げ物を作る従来型のフライヤーです。本格的な揚げ物を卓上で作れ、でき立てをおいしく食べることができますが、製品はあまり多くないようです。
揚げ物をもっと楽にとのコンセプトを持つツインバードのフライヤー。300mlの少ない油で揚げられるので、ちょい揚げにも便利。経済的に油を使うことができ、無駄な油を使わなくてすみ、「低・中・高」の温度調節で食材に合った揚げ方ができます。
コンパクトで取っ手がついたポット型なので、使った油も簡単に捨てれますし、一人暮らしの方向けに、本格的な揚げ物を手軽に楽しむことができるフライヤーです。
和平フレイズのクラシカルな電気フライヤー「G-3135」は、コンパクトな作りで卓上で手軽に揚げ物ができる製品となっています。シンプルなデザインの中、ミラータッチなボディもシックでかっこいいと思います。
内面はフッ素コーティングを施してあるので、撥水性も高いと思われ、油を使うので洗浄が大変なアイテムなのですが、こういった仕様はかなりお手入れのしやすくしてくれると思われます。
THANKO(サンコー)の一人用電気フライヤー「カラリ」。マットな質感のボディがおしゃれですね。こちらはノンフライヤーではないので油を使いますが、一人用のコンパクトなフライヤーなので300mlの油で調理することができます。
鍋が土台から離れたら加熱が止まる誤加熱防止、温度ヒューズ、サーモスタットによる二重の安全装置など、小さいながらもしっかりと安全に使うことを考えた設計となっています。
和平フレイズの電気卓上串揚げ鍋「ほんわかふぇ」。卓上で串揚げを楽しめるコンパクトなフライヤーです。竹串の先端に食材を差し、小麦粉→卵→パン粉の順で衣を付けて揚げるだけといったスタイルで楽しむことができます。
鍋のフチに串が掛けられる着脱式の串掛けリング付き。外せば純粋な卓上フライヤーとしても使えるようです。温度設定もレバー式で簡単操作が可能。串揚げが好きな人には最適な製品ですね。
アメリカのキッチン家電をリリースしているプレスト。ホームベーカリーやスタンドミキサーなどをリリースされており、日本ではあまり情報がないようですが、フライヤーは評価が高く、海外ではある程度人気があるようです。
こちらの「FryDaddy」はバケツのような形状が独特なフライヤーで、広く深い作りは男性が豪快に使いたいアイテムですね。
以上です。いかがでしたでしょうか。おしゃれな気に入ったデザインで、美味しく便利り揚げ物を食べたいですね。参考にしていただけたらと思います。
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