メンズ向けのかっこいい小銭入れ(コインケース)をブランド別に19選。ダンヒル、エッティンガーなど

自分がどれくらいの小銭を持ち歩きたいのか、そして小銭入れはどれたけのコインを入れられるのか、サイズを確認する必要があります。持ち歩く小銭が多く、小銭入れ小さいために、はち切れんばかりの状態になってしまっているのは悲しいものがありますね。

そういった状態にならないように大きめの製品が良いとは思いますが、厚みなくポケットにしっかりと収まるサイズ感の製品がスマートで良いとは思います。

小銭入れはエンボス加工、イントレチャート、シグネチャー柄など、小さいながらも様々なデザインの製品があります。

小銭入れにはボックス型、ファスナー型、馬蹄型に分けられます。

ボックス型はボタンで開閉するタイプで、口を開けると内部は広く小銭を多く収納できます。カバッと大きく開くので視認性も高いですし、周囲を高く持ち上げ小銭を取り出す時にこぼれずに使いやすさがあり、人気の高いタイプです。

ファスナー型は3方または2方をぐるりとファスナーが付いているタイプ、しっかりとファスナーが閉まるので、小銭を落とすことがなく安心できます。しきりやカードを入れられる製品もあり機能的です。

馬蹄型は熟練の職人により作られる小銭入れ。馬の蹄のような形をしており、ファスナーやボタンなどは着いておらずに折りたたんでふたをしめます。作れる職人も少なく、数に限りがあるため少し割高になり、特に高い年齢層の方が好まれていますが、ファッショナブルな製品だと思います。

財布を持たないで小銭入れを持つ人と、財布を持ちながら小銭入れも携帯する人がいると思いますが、特に財布を持たない人にはカードケースや、仕切りがある製品がおすすめです。

コインの視認性は落ちてしまいますが、少ないお札やカードなどを入れられるので、小さな財布のように使えて便利です。

以上です。ここからはブランド別にかっこいい小銭入れを紹介していきたいと思います。

ダンヒルは大人な男性に人気のイギリス老舗ラグジュアリーブランドです。革製品、ウェア、タバコ関連、文房具と多角的に経営。その製品は限りなく、シンプルに作られた製品はビジネスシーンに良く合います。

コインケースも種類が豊富で、サイドカー、カドカンなどのダンヒルの人気シリーズも揃っています。

紳士な大人に似合うブランド・ダンヒルの人気サイドカーシリーズの小銭入れ、耐久性が高く、細部までこだわり抜いたアイテムですが、ダンディズムあふれるシンプルなデザインがかっこいいですね。

ダンヒルの財布の中でも人気のシャーシシリーズ。カーボン調のエンボス加工が施されたレザーを使用したコインケースです。マットなカラーリングが美しく、ロゴが一切刻まれておらずまったく主張がないのがダンヒルらしい製品です。

ブライドルレザーで有名なグレンロイヤル。他の有名な老舗ブランドと比べると歴史はそれほど深くはありませんが、それでも革の質の良さからイギリスの革ブランド御三家に挙げられます。コインケースは手のひらサイズのコンパクトなものが多く、丸い中に先端を尖らせたフォルムが特徴の製品が多いです。

グレンロイヤルのコインケースでは定番の人気スタイル馬蹄型。特徴であるブライドルレザーを使い上品な艶を備えたコインケースです。

普段使いにもビジネスシーンでもどちらに使っても活きるようなデザインです。

グレンロイヤルのジップアラウンド型のコインケース。多くの種類のある、グレンロイヤルのコインケースですが、こちらは内部は3つに仕切られてカードも入れることができますし、シンプルで使いやすさは一番かもしれません。

艶やかなブライドルレザーは使い込むほどに美しい風合いのアイテムとなり、長く育てていきたい製品だと思います。

1934年に創業したイギリスの老舗ブランドのエッティンガー。ロイヤルワラントという英国の王室御用達の称号も受けているイギリスを代表するブランドあり、イギリスの革ブランド御三家に数えられています。

製品の中でも特に財布は人気アイテムであり、コインケースもエレガントで質の高い製品が揃っており、中でもBRIDLE HIDEの高級ブライドルレザーを使った製品は人気が高いです。

ホックのボタンに刻まれたエッティンガーのロゴがかっこいいコインケース。ボタンを開けるとシンプルに開くのみ。生後6ヶ月の子牛のみを使った貴重なカーフレザーを使って作られています。

エッティンガーでも人気の馬蹄型のコインケース。ヨーロッパの人たちの間で馬蹄は幸せを放さないとしてラッキーアイテムとして親しまれています。

また、こちらのスターリングコレクションはイギリスのスターリングポンド紙幣のインクのカラーをイメージした全4色があり、その中でもパープルはロイヤルコレクションと呼ばれ人気のカラーです。

イタリアのフィレンツェにて創業。上質な皮を使った独特なエイジングを楽しめるイルビゾンテ。本国よりも日本で人気があるほどで、カジュアルに年代問わずに使えるブランドです。

コインケースもあまり高級感はないなかでも、親しみやすい製品が揃っています。

ハンドメイドで作られた上質な革製品のコインケース。イルビゾンテらしい、使い込むほどに革の良さが活きるつくり。手のひらサイズのコンパクトなサイズ感かを可愛く、大きく展開され使いやすさがポイントの製品です。

ガンゾの立ち上げは2001年と2000年代に入ってからと、歴史は浅いものの、運営するAJIOKAは革製造会社として100年を超える老舗企業。

ガンゾの特徴は最高級のレザーを使い、日本の職人が手作業で製品を作り上げること。本物志向の30代以上の男性からの支持を受けています。

コインケースは種類も多いですが、どれもシンプルで大人なかっこ良さがあります。

手のひらサイズのかわいいガンゾのBOX型コインケース。職人の手により極力薄く作られ使いやすい作り。ボタンを開けるとガンゾの刻印がかっこいいです。

BOX型は他にもホーウィン社の「シェルコードバン」を使った製品がありますが、こちらは高級感がありビジネスシーンにマッチしています。

ランドセル工房からスタートした土屋鞄製作所は創業50年を超えるブランドで、男性からも女性からも人気が高く、さらに海外にも多くのファンを持つ日本のブランドです。

製品は一つ一つ丁寧にハンドメイドで作られ質が高く、コインケースはL字、ファスナー、がま口、馬蹄型とさまざまな製品を取り揃えています。

もともとはランドセルのメーカーで、ランドセルの他にも革製品を企画から製造までを行っているブランドです。一つ一つを手作りで行いこのコインケースも手縫い。たいへん手間と時間をかけて作っています。

職人の技術が必要になる馬蹄型ですが、完成度の高いコインケースに仕上がっているようです。

ポーターは日本の吉田カバンが手掛けるブランドの一つです。質の良さで有名ですが、デザインから製造まで一貫してメイドインジャパンで行うことが理由かもしれません。

40代や50代の年齢の方が使っていてもまったく問題がないですが、若い人にはもっとはまるブランドかもしれません。

コインケースは種類が豊富でらしい製品が揃っていますが、特にポーチ型が人気があります。

このフリースタイルコインケースではレザーにも見える高密度キャンバス（表面ポリウレタン加工）の独特の質感が魅力です。

1966年にイタリア北部のヴィチェンツァにて創業したボッテガ・ヴェネタは、編み込みレザーで有名なブランドです。イタリアの伝統技術で作り上げるイントレチャート(編み込みレザー)は男女問わず魅了している製品。特徴としてはハイクオリティーであり、ロゴすらいれずにブランドを主張しない奥ゆかしさです。そのため年代も性別も関係なく人気のブランドです。

コインケースもやはりイントレチャートのものが人気です。

イントレチャートを使ったボッテガヴェネタのメンズ向けの定番品。ラムレザーを使った光沢が美しく、手作業で丁寧に編み込まれた上質なコインケース。

ラウンドファスナーを開けると内部は3つに仕切られ、収納も抜群に高いです。

カードケースも兼ねたバージョンのコインケース。大きすぎず小さすぎずない形状でこちらも人気です。内部は仕切りはなくワンポケット。たくさんのカード入れもあり、機能的なアイテムになっています。

COACHは1941年にニューヨーク・マンハッタンで創業した革製品の会社を起源としたファッションブランド。家族経営の小さな革製品の会社から、世界的なファッションブランドへと成長しました。

このコインケースではPVCコーディングをしたなめらかなレザー。傷つきにくく長持ちさせることができ、シグネチャー柄が刻まれたボディが人気です。

タケオキクチはデザイナー菊池武夫氏が1984年に立ち上げたブランドです。英国テイストのデザインを得意とし、特にバッグや小物などはビジネスマンに人気があります。

この製品では羊皮のシープスキンを使っているのが大きな特徴。上質な手触りを実現するとともに、高級感あるデザインに仕上がっています。

シンプルな中にも遊び心があるイギリスの男性向きのブランド。このコインケースでも開くところから見えるカラー群がらしいデザインです。

幅広い年代に愛されているブランドですが、比較的若い人向けではないでしょうか。

札幌職人館のコインケース。カードポケットが仕切りになり、ポケットが2つある設計です。大量生産ではなく、一つ一つこだわりを持って作った一品。ブランドに惑わされずにいい物を身に着けたい大人向きのブランドと思います。

フェリージは1973年代に、イタリアのフェラーラで創業された鞄ブランドです。

現在でもフェラーラの工場にて職人がハンドメイドで製品を作っています。上質な厳選した自然素材を使い、製品を使いこむほど独特な味わいと美しさが備わってくる特徴を持ちます。

使い込むほど革の良さが活きる製品は、年を重ねて男の恰好良さが徐々に分かってくる40代に向いている製品だと思います。

70年代にパンクバンドをマルコムマクラーレンとプロデュースし、パンクの一種のスタイルを確立したヴィヴィアンウエストウッド。小物から服までさまざまなものをデザインをし、現代にいたるまで世界的に人気を博しています。

コインケースもたくさんありますが、どれも特徴的でおしゃれです。

特に若い人向けではないと思いますが、若い男性が持っているとよりかっこいいと思います。

ホワイトハウスコックスは元々乗馬用の鞍など馬具を製造していたメーカーでしたが、徐々に小物の革製品も手掛けるようになると、ブライドルレザーを使った製品は他にはない美しさがあり、評判となって世界的なメーカーに発展しました。

このコインケースもブライドルレザー特有の白い粉状のブルームがかかっています。また、ケースは内部に余裕があるのでコインケースとしてだけではなく、カードケースとしても使うことができます。