タバコの灰や吸い殻を捨てるのに必要になる灰皿。タバコの金額は上がっているので、禁煙する人も多いと思いますが辞められない人も多いですよね。
そういう人のために多くの灰皿が発売されおり、かっこいい製品も多いです。ここでは卓上、携帯、スタンド、ベランダの種類に分けて、おしゃれでかっこいい灰皿を紹介していきます。
出典:photo-ac.com
サイズは一日に吸う本数を考えて選びましょう。ヘビースモーカーなのに、小さめの製品を選んでしまうとすぐに一杯になりますし、吸い殻で山盛りになった状態は見た目にも汚いです。いかにも部屋全体を不潔な印象に変えてしまいますのでまめに捨てて掃除をするか、大きい物を選ぶのが良いですね。
灰皿は人目に付く所に置くものなので、デザインにはこだわりたい人も多いのではないでしょうか。
ステンレスで作られたシャープでモダンな製品や、アジアンテイスト、陶器で作られたレトロなものなど灰皿のデザインは豊富です。
特に部屋に置く卓上の灰皿や、スタンド型では部屋のインテリアにも影響があるので、おしゃれなものを選びたいですが、自分の部屋のデザインにマッチしたものを選ぶのが良いと思います。
灰皿の素材には、強度があり熱耐性が高いガラス、錆に強く劣化しにくいステンレス、陶器、持ち歩きに便利なレザーなどがあります。それぞれに特徴がありますし、それぞれにおしゃれな製品もあります。
特に陶器はデザイン性が高く、和風の部屋にとてもよくマッチするのではないかと思えるデザインです。また、牛骨や貝殻などで作られた灰皿も独特な風合いがスタイリッシュです。
タバコの煙の臭いは喫煙者であっても気になる所ではあると思います。部屋に充満するタバコの匂いは嫌なものですし、部屋の壁も黄ばんでしまっては、おしゃれな部屋も台無しになってしまいます。
また、たくさんの吸い殻からも嫌な匂いは発しますので、タバコを吸わない人は気になるのではないでしょうか。
灰皿には蓋つきのものや、煙を吸引してくれる空気清浄機付き製品がありますので、気を付けたい人はこちらを選びましょう。
宅内のテーブルに置いて使うタイプの灰皿で、喫煙者が必ず必要になる製品です。蓋つきか蓋なしなど、このタイプの灰皿が一番数も多くデザインの種類も多く。手軽に手に持って移動できるサイズと重さ、お手入れをしやすい特徴があります。
外出時に使う灰皿で、持ち歩いて携帯できる小さいサイズの製品です。小さいですが、吸い殻を入れて置けるポケットがあり、以前はとても需要があったためか有名ブランドの製品もあり、ポケットタイプ、シリンダータイプ、ハニカムタイプ、灰皿タイプと種類も数が多いです。
ベランダや店先、喫煙所などに置いて使う灰皿で、立って吸うことを想定して高さがあるタイプです。一人で吸うことを想定しているタイプと、大勢で吸うことを想定しているタイプがあり、吸い殻を入れておく容器サイズに違いがあります。
車内で使う灰皿で、車内での振動を考えて消化効果の高いものや、暗い車内を考えてLED照明が付いているものが多いのが特徴です。サイズはドリンクホルダーに入れて使うことを想定して作られています。
以上です。ここからは種類に分けて、おしゃれでかっこいい灰皿を紹介していきたいと思います。
フランスの洋食器ブランドの「バカラ」。クリスタルを使った製品で世界中の人々を魅了するブランドで、日本にもバカラの直営店「バカラショップ」が六本木や丸の内などにいくつか出店されています。
創業は1764年と深い歴史があり、フランス王ルイ15世の許可を得てロレーヌ地方のバカラ村に工場が設立されたことで創業となりました。
美しいという他に、6、7割しか消費者の手に渡らないという、世界最高峰の品質基準があります。クリアした製品のみが市場に出される品質の高さも特徴です。
バカラの人気トレイ「ボリュート」。薄い作りではなくボリューム感のある作りが特徴のトレイです。厚みがあってもバカラのクリスタルの美しさを損なうことなく、世界一の加工技術で美しい輝きのある製品になっています。
灰皿としてだけではなく、小物入れとしてもおしゃれに使えそうですし、プレゼントとして良いかもしれませんね。
世界で最も有名な陶磁器ブランドのマイセン。17世紀のヨーロッパでは中国や日本の陶器や磁器が人気で、ヨーロッパ各国は同じものを作るべく競って白磁器製造に乗り出します。その中で指折りの東洋陶磁器の収集家であったザクセンの国王アウグスト2世の命により、長い間研究を続けてきたヨハン・フリードリッヒ・ベトガーによって、はじめて白磁の製作に成功。1710年に硬質磁器窯マイセンが誕生しました。今もヨーロッパの白磁器業界ではトップを走り、ブランドの地位を不動のものとしています。
マイセンの灰皿は多くの種類はありませんが、代表的な柄のブルーオニオン柄の製品が多くのショップで販売されています。
マイセンの代表的な柄であるブルーオニオンが描かれた灰皿です。ブルーオニオンは1739年にクレッチマーによって、中国の磁器によく描かれる柘榴をもとに完成させたもので、ヨーロッパでは馴染みの薄い柘榴をオニオンに変えたという逸話があります。
いづれにしろ青と白磁器の美しさが際立っており、歳月を超えて愛されている柄なので、飽きることなく灰皿としても長く愛用出来ると思われます。
ZIPPO(ジッポー)といえばオイルライターの代名詞になるほど喫煙者以外にも知られるライターの名前であり、アメリカ合衆国の企業名です。オイルライターは1932年にジョージ・グラント・ブレイズデルの発案により、翌1933年に初めて製品化。高い耐久性・耐風性があり、永久修理保証サービスなどが好まれヒット。次々と新しいモデルをリリースし、多くの人に愛されるブランドとなっています。
喫煙具関連ということで灰皿もリリースいくつかリリースされてはいますが、自社でリリースしている製品は少ないようです。
ZIPPOのロゴが大きく入ったステンレス製の灰皿。ZIPPO社の認可を受け、ZIPPOのロゴだけが入っているという灰皿もありますが、こちらはおそらくZIPPO社からリリースされている製品です。大きく吸殻も沢山入る卓上タイプ。ZIPPOライターとセットならよりかっこ良いアイテムになるのではないでしょうか。
スイスの高級筆記用具ブランドのカランダッシュ。スイスの伝統的製造技術により完璧さにこだわり生み出される筆記用具は、多くの人を今でも魅了しています。スイスメイドにこだわり、製品はジュネーブにある工場にて生産され、カランダッシュ製品の証としてSWISS MADEと刻印されています。
筆記用具以外もいつくかの製品をリリースしていますが、中でも喫煙具はカランダッシュらしいエレガントな特徴があり人気です。
亜鉛ダイキャストを使ったクロームの高級感溢れるデザインがカランダッシュらしい灰皿です。上部と下部はそれぞれスライド式で開くことができる構造。上部には火消し部があり、そこにすい終わったタバコを差し込み火を消し、下部から溜まった吸い殻を捨てます。
見た通りスマートであまり吸い殻を貯める事は出ませんが、5本位は収納できるようです。
アレッシィは1921年・イタリアのオメーニャにて金属製品を手がける工房として創業。著名なデザイナーや建築家との協業にてスタイリッシュなステンレス製品をリリース、世界70カ国以上に製品は広がり、各国にて多くのデザイン賞を受賞するなどデザイン性は評価を受けています。
キッチンからリビングまで多くのステンレス製品をリリースしていますが、灰皿もステンレスのおしゃれな製品となっています。
内部にあるスパイラルが美しいアレッシィの卓上灰皿。スパイラル部分にタバコを挟んで使える機能性もあり、取り外しも可能なので洗って清潔に保てます。
デザイナーのアッキレ・カスティリオーニ氏によるデザインで、喫煙家のデザイナーらしいよく考えられたデザインです。
ブルーノ・ダネーゼとその妻ジャクリーン・ヴォドツにより、1957年にイタリア・ミラノにて創業した日用品・家具・インテリアの「ダネーゼ」。長く生き続けるものを作る、というコンセプトのもと本当に良いものだけをリリースしてきたことで、デザインの世界で高い評価を受けることになります。
1991年に1度閉鎖していますが、2001年のミラノサローネを機にカルロッタ・デ・ベビラックァによって「新生ダネーゼ」として復活しています。
ダネーゼのスタンド型灰皿「ポンザ」。1954年にデザインされた「CUBO」のフロアタイプがPonzaになります。イタリアの著名なデザイナーにデザインされ、シンプルでありながらもスタイリッシュな灰皿なのですが、さすがにお値段は高めです。
カー用品を専門に扱う「SEIWA(セイワ)」は、1964年・大田区にて創業。自動車用品の製造販売業として個人創業され、1976年に株式会社化。現在は名古屋、大阪に営業所や中国に事業所を構え、カー用品の分野では業界をリードする存在です。
製品は車内で使えるアイテムを総合的にとりそろてえおり、車内で使う灰皿も人気製品を多くラインナップされています。
350ml缶をモチーフにしたかわいらしい灰皿です。ドリンクホルダーに入れても違和感のない製品は、面白いですが良いのか悪いのか判断が難しい所。
フタ部分を開くとLED照明が光り、暗い車内でも問題なく使うことができますし、吸い殻を穴にいれるだけで自然消化してくれて大変便利。面白い製品というだけではなく、機能もしっかりとしています。
おしゃれな車用灰皿カフェアッシュ。ドリンクホルダーに入れていても違和感のないデザインで、車内の雰囲気も汚い灰皿が見えずにおしゃれに保てますね。
小さいように見えますが、中は広く50本の吸い殻を収納できるのも便利。とても人気のあるアイテムで、20万を突破しているとのことです。
多くの人に知られ時代を超えて愛されるハイブランドの灰皿を紹介しています。ただタバコを吸う人も近年は減っていますので、現在売られているラグジュアリーブランドの灰皿は少ないです。
1978年にジャンニ・ヴェルサーチェにより設立された、イタリア・ミラノのラグジュアリーブランド「ヴェルサーチ」。ファッション、アクセサリー、香水と幅広く展開、灰皿もいくつかリリースされていますが、クリスタルにブランドのロゴが描かれたこちらの製品がとてもスタイリッシュです。
1884年創業のイタリア宝飾品ブランドのブルガリ。ティファニーやカルティエといったブランドと同じように、数多くのジュエリーを展開し、イタリアを代表するブランドの1つにあげられます。
こちらの製品もクリスタルを使った美しい円形の灰皿、灰皿として使うのが勿体ないようなエレガントな製品なので、小物入れなどとして使うのも良いですね。
1837年に設立されたフランスの高級ラグジュアリーブランドのエルメス。
1984年からはテーブルウェアも手がけるようになり、こちらの灰皿も陶器でつくられていますが、ポニー柄がハイセンスでバッグやファッションで培われたデザインセンスが陶器になっても発揮されている製品です。
ライターなどの喫煙具をリリースしているメーカーの灰皿を紹介しています。老舗の喫煙具メーカーから多くの灰皿がリリースされています。ただダンヒルやデュポンのようなラグジュアリーでライターも人気のブランドも、以前は灰皿をリリースしていたようですが、現在は中古で買うしかないようです。
1920年創業のウィンドミル。電圧ユニットの開発、タッチ式ICライター、内部燃焼機構、電池触媒式、LSIライター、などハイテクなライターを世界に先駆けてリリースしてきた喫煙具メーカー。とくにターボライターでは代名詞となっています。
ライター以外にも喫煙具を多くのリリースしていますが、こちらの携帯灰皿は内部にもみ消す必要が無いハニカム構造の穴が6つあり6本収納できるサイズの灰皿。ハニカム構造をいち早く取り入れるウィンドミルらしい製品です。
アルミに牛本革を巻き付けたシリンダータイプのペンギンライター製携帯灰皿。革に描かれた柄はアラベスク・オルテガ・ネイティブの3種類。どれもかっこいい出来です。
メーカーのペンギンライターは1946年創業の喫煙具総合メーカー。歴史のある喫煙具メーカーでポップなかわいい製品が多いです。
クロコ型押しレザーがかっこいい、坪田パールのタスカ携帯灰皿。喫煙具では老舗の坪田パール。「スーツにはまる携帯灰皿」という要望をもとに開発された製品です。
吸い殻を入れる部分にはパッキンをつけて灰がこぼれない設計。4~5本の吸い殻を収納できます。
ガラスは耐熱性が低く火を消す灰皿には向いていない素材ですが、ガラス性の灰皿は耐熱ガラスを使って作られている製品も多いです。耐熱ガラスは、熱膨張率をガラス原料の組成により下げ、急激な温度変化を加えても割れにくい様にしたガラスこと。
ここではガラス・グラスブランドの灰皿を紹介しています。
1872年に創業し、150年の歴史のあるドイツのクリスタルグラスブランド「ツヴィーゼル」。ショット・ツウィーゼル、イエナなどの多くの人気ラインを展開しており、日本でも代官山に直営店が出店されています。
こちらの灰皿はハンドメイドコレクションにあたり、職人の手により一つ一つ作られた製品。ドイツの伝説的なバーデンダー「チャールズ・シューマン」が手がけたコレクションとのことです。
創業200年の日本のガラス製品の先駆「石塚硝子株式会社」。1961年に食器事業へと参入した際に誕生したのが、ガラス食器ブランドの「アデリア」です。
セレクトした灰皿は「リリーフ灰皿」で、ホテルのラウンジ・ルーム、飲食店向けに作られた製品、くつろぎのひと時を彩る灰皿です。シンプルながら飽きのこないデザインで、自宅でもホテルにいる気分に浸るのも良いのではないでしょうか。
レトロ感のあるものやアジアンテイストなどの、種類も豊富で価格も安い製品が揃っている雑貨ブランドの灰皿を紹介しています。
波型デザインの蓋がおしゃれです。バリの職人がハンドメイドで作り上げた製品で、アジアン工房はバリ島から現地の製品を輸入しているアジアン雑貨店。波のうねりが丁度タバコの置き場所にちょうどいい作りになっています。
牛骨に真鍮を組み合わせたMONIQUECHARTLANDの灰皿「ラウンドアッシュトレイ」。独特の質感と滑らかさがかっこいいです。
モニクチャーランドは自然を守るためのエコロジーな製品を製造しているメーカーで、この製品も天然素材を使っているために、一つ一つ同じものがないのも味があって素敵ですね。
アメリカンテイストで人気の雑貨ブランドマーキュリーのスタンド型灰皿。無骨でレトロな雰囲気がおしゃれ。トップにはマーキュリーのロゴがあるので、一目で分かるのがいいですね。木製にも見えますが、素材はスチールを使って丈夫な作りをしています。
槌屋ヤックのアウトドア感溢れるデザインのソーラーアッシュ。街・山・海・アウトドアに映えるタフデザインが魅力的。イエローLED付き、差し込むだけで火を消せる1アクション火消し口、上下分割で吸い殻を捨てやすい構造など機能的にも優れた製品です。
ダルトンのポータブルアシュトレイ「ワピチ」。ダルトンはレトロ・アメリカンな製品が揃う人気の雑貨ブランド。東京、大阪を中心に直営店を展開し、ライフスタイルショップに多くの製品を卸す日本のブランドです。
こちらの灰皿もレトロ感のあるおしゃれな製品です。内部にはタバコホルダーが内蔵され、入れるだけでタバコが消せるスロットも設計されています。
ファッションやブランドに対して敏感な若い人に人気のブランドや、レザーブランドのの灰皿を紹介しています。
ビームスの携帯型アッシュトレイ。BPrBEAMSはBASICとEXCITINGをプロダクトの視点で提案するレーベル。とてもおしゃれな灰皿で、フタと本体はマグネットで付いています。black,blue,redなど、カラーバリエーションが豊富です。
アルミにオロビアンコのロゴ入りレザーを巻いた、高級感溢れる携帯灰皿。オロビアンコ好きな人には、アクセサリー感覚で持つのも良いかもしれません。上蓋と下蓋があり両方とも横に開閉。下蓋からはたまった吸い殻を捨てることができます。だいたい5本程度収納できるようです。
本革で作られたCORBO.のポケット型携帯灰皿。携帯灰皿の中でも割と人気のあるポケットタイプは、革製品を展開する多くのブランドも製品をリリースしています。CORBO.もその内の一つ。ナスカン金具付きなので、ベルトループなどにも取り付けられ便利です。
Suparkの大人気蓋つき灰皿。分厚いステンレスを使用しているため堅牢度が高く、重量もあるため倒れにくい設計。フォルムも丸みがあってかわいくスタイリッシュです。
約2箱分の小サイズ、4箱分の大サイズ、8箱分のビッグサイズとサイズ別の製品が揃っています。
ペルシードの人気車用灰皿「シンプルソーラー アッシュトレイ」。車のドリンクホルダーに収まるサイズ感とフォルムがおしゃれ。LEDが付き、火消し穴、タバコ置き場があり機能的で使いやすい灰皿です。ファインウッド以外に、ホワイト、ダークウッドなどのバリエーションがあります。
灰皿には見えないオブジェのような美しさのあるスタンド式。メーカーのEAGLE MFGは、セーフティ缶やセーフティーキャビネットなどを製造する、アメリカのメーカー。スタンド式の灰皿もアメリカの空港などで使われるほど有名で、下の缶部分にはオイル缶の鉄が利用されています。
山崎産業の定番スタンド式灰皿、軽くて丈夫な金属製スモーキングスタンドです。山崎産業は清掃用品や環境用品を展開しているメーカーで、コンドルと呼ばれる業務用清掃用具で知られるメーカーとのことですが、こちらの灰皿も多くの喫煙者が何となくどこかで見かけたことがある広く普及している製品です。現在ではレトロ感を備えて和テイストにあうおしゃれな灰皿となっています。
以上です。いかがでしたでしょうか。多くの種類の灰皿がありますが、インテリアの雰囲気を壊さずに自分のスタイルにマッチした、おしゃれなデザインの灰皿を見つけていただけたらと思います。
サイトについて | お問い合わせ | プライバシーポリシー
© Coolman