喫煙者には必需品となるライター。昔からこだわりの強い男性のために、デザイン性に優れた製品が発売され、ライターのブランドとして有名なものも多くあります。
ここではそんなかっこいいライターを探している男性向けに、オイル、ガス、電気、トレンチ、ギミックに分けて優れたデザインの商品を紹介していこうと思います。
ライターには100円の物から値段の高いものまで様々。ブランドライターはやはり高級感のあるデザインやその歴史などが魅力ですが、その他にもそれぞれ特徴も異なります。
安いものから高いものまで揃う王道なジッポー、戦前からの歴史がある日本のサロメ、高級でエレガントなライターの代名詞デュポン、デザインが独特なロンソンなどがあり、持っているとステータスにもなりますので、好きなブランドから選ぶのも良いのではないでしょうか。
ライターの着火方式にはフリント式、電子式、ターボ式といくつかの方法がありますが、電子式やターボ式にあるボタンを押すことで着火するタイプと、ホイールを回転させて火花を起して着火させるタイプの二通りがあります。
100円ライターなどではボタンを押して着火させる方が楽ですし、ホイールが回らなくなるなどがないので、こちらの方がいいと思いますが、カッコよさを求めるなら断然フリント式を選びたいです。
ブランドものではボタン式の物はあまりないですし、ブランドを求める人はかっこよさも求めてる人でもあるので、ホイール式を採用しているということは、やはりホイール式がかっこいいと思う人が多いのではないかと思います。
イメージの問題ではあると思いますが、ガリッとホイールを回して着火する姿は、ボタンを押すよりもやはりかっこいいですね。
ブランドライターには蓋つきの製品が多いのですが、その蓋を開ける時の音にかっこよさを感じる人は多いのではないでしょうか。「キンッ」という音や「カキーン」という独特な音がするライターは特徴的で、ドラマなどで使っているシーンは印象深く覚えていたりします。
うるさいと感じる人や仕事で邪魔になる人などもいるとは思いますが、美しい音がすることで有名なのがデュポンのギャッツビーとライン2シリーズで、音に魅力を感じて購入する人も多いようです。
以上です。ここからは種類に分けて、かっこいいライターを紹介していきたいと思います。
オイルライターは蒸発性燃料のオイルを気化させて、空気中の酸素と混合させて着火させるライター。混合方式と呼ばれます。
風に強く、強風に煽られてもなかなか火が消えないという特徴があり、普段使いの他に登山やキャンプなどで使うのにも向いています。また、フタを開ける時や火を付ける時の音などが癖になるかっこよさがあり、コレクターも多いです。
ただ、燃料となる石油やヘキサン系のオイルの匂いは独特で、中には受け付けない人もいます。
オイルライターの代名詞のZIPPO。ZIPPOとは1932年に創業されたアメリカ合衆国の企業であり、同社が製造する金属製オイルライターの名前です。使いづらかったオーストリア製を片手で操作できるように改良し、永久修理保証サービスを付けたことで人気となりました。
セレクトしたZIPPOライター200は1936年にラインナップに加わり、究極に無駄を省いたシンプル設計。すべてのZIPPOの元になっている定番モデルです。
ライターの世界標準を作ったとされる「イムコ」。帝国政府の依頼に基づき、兵士に向けて作ったのが最初と言われています。
戦場で生まれたライターらしく、無骨感があり、かっこいいデザインが特徴的なフォルム。とてもワイルド感があり男性向きですね。これはブラックですが、シルバーとゴールドもあります。リーズナブルなのもありがたい所です。
しかし現在ではイムコはライター事業から撤退し、日本の代理店であった「柘製作所」がそのブランドを引き継いでいます。
南米のハチドリを由来とした名前のCOLIBRI(コリブリ)も、世界的に有名な喫煙具メーカーの一つです。優雅でアンティーク調のデザインのオイルライターは、多くの愛煙家に親しまれ、歴史的な名品とされています。
こちらの製品はブランドの出発点になったコリブリと名前が付いたライターです。着火の仕方に特徴があるライターで、レバーを下げて放すだけで火が付きます。ヴィンテージ感のあるデザインに、刻印されたヨーロッパ貴族の紋章みたいなロゴが優雅でかっこいいですね。
1926年にアメリカで造られたダグラスライター。志半ばで製造を停止しましたが、日本パイプの技術により復刻されました。当時のライターを解析してみると、現代でも大量生産できないようなクラフトマンシップの塊のような精巧さでした。
こちらのフィールドSha1/100ミリ単位で計算された45点ものパーツを組み合わせた構造で、ヤスリに板バネを使わないという新技術も使われており、職人の手により一つ一つ丁寧に作られている製品です。大量生産ではない手作り感のあるものは、今の時代だからこそより魅力的に感じます。
同じアメリカのZIPPO社よりも歴史が深く、世界中で人気のあるブランドの「ロンソン」。ロンソンにはバンジョーやスタンダードといった人気シリーズがありますが、これはサイドローラーが付いたwork26シリーズです。
ロンソンは無骨感のあるデザインが魅力なブランドなので、らしくはないのですが、ボディに刻印された柄がとてもおしゃれに見えました。
オロビアンコはイタリアのミラノで生まれ、日本で人気となり本国では活動をしていないブランドですが、日本では非常に人気があります。特にレザー製品が有名ですが、喫煙具も手がけているようです。
本品もレザーが特徴的で、カジュアルもビジネスもどんなシーンにも合いそうなデザイン。ロゴがとても力強く、どんなものにもこれが刻印されるとかっこよくみえますね。
ただライターとしてのブランド力はないので、こだわりのない人向けだと思われます。
1947年に創立し、高い技術力を持ってオイルライターやガスライターなどを製造。バーバーリーなどの有名ブランドの喫煙具も手掛けていた「WIN」。残念ながら1994年に活動を停止しましたが、2009年に日本パイプにより製品が復刻。
高級感があるデザインながら、どことなく少し古さを感じる昭和感があります。
とてもおしゃれなライターですが、現在は手に入れるのはなかなか難しいようです。
ヴィヴィアン・ウエストウッドはイギリスのファッションデザイナーまたはブランド名。マルコムマクラーレンとパンクバンドをプロデュースしたことで有名となり、日本でも人気漫画に登場したことで名前が広まりました。
こちらのブランドの特徴でもある、ORBが型抜きで全面に描かれているスペシャルなライターはパンキッシュでクールですね。
液化ガスを燃料にしているガスライターを紹介しています。タンクの中に入っているのは液体なのでオイルと勘違いがあるかもしれませんが、空気中に放出されることで気化する構造を持つのがガスライターです。
液化ガスは少なくても長く燃えて燃費がよい特性があります。100円など安い値段で販売されている使い捨ての商品もありますし、ガスを購入しを注入して使うタイプがあります。液化ガスは無臭で、オイルの匂いが苦手な人なども問題なく使える、人を選ばない製品です。
しかし、やさしい炎を作るため、風への耐性がなく消えやすい特徴があります。
超高級ライターと言えば一番にデュポンと答えるほどメジャーなブランド。その中でもギャッツビーと並んで人気のフラッグシップモデル「LINE2」シリーズ。
開閉時の「キーン」という音が特徴で、これはこのLINE2で生まれました。1977年にライン1を薄くしてよりかっこいいデザインとなったモデルで、モンパルナスとも呼ばれてます。
あまりにも高いのですが、喫煙者であれば誰もが手に入れたいアイテムではないでしょうか。
どちらかというと文房具としてのイメージが強いカランダッシュですが、ペン製造の技術を生かし素晴らしいライターを製造しています。
炎の種類は風にも強いバーナーフレームを採用し、カランダッシュらしいエレガントさのあるデザインが特徴の製品。点火機構は電子式で、現代的な電子式となっています。ブランドのイメージから女性が使っていてもおしゃれなアイテムです。
紳士な大人向けのブランドのダンヒル。ヨーロッパでは圧倒的な支持を得ているブランドで、ウェアとしてのイメージが強いですが、1907年にはロンドンのウエストエンドにお洒落な喫煙具屋を回転するなど、タバコやライターに関しての歴史も深いです。
現在はダンヒルのライターの種類も減っているようですが、こちらはローラー式でデザイン豊富なシリーズ、シンプルなタイプもありますが、ローラーにくふうのあるこちらのデザインがかっこいいと思いました。
世界32か国で商標登録され、世界中で高品質なライターとして愛されている日本メーカーのイムコロナ。30代の男性をターゲットにしているように、この製品もメカニカルさと上品さが絶妙。イムコロナの定番アイテムとして人気があります。
本体下部にはタンパーがついているので、パイプ愛好家には嬉しいパイプライターです。
圧電素子(ピエゾ素子)というものを使い着火させ、電動コイルなどにタバコを押し当てて使うタイプのライターです。火がたたないため引火する危険性が他のオイルやガスに比べて低く安全性があり、USBにより充電して繰り返し使えるのが特徴です。
デメリットとしては他のガスやオイルライターに比べて寿命が短い傾向があります。
高級ライターの代名詞とも言えるデュポン。フタの開閉時に「カキーン」と響く音が魅力のライターをリリースしていますが、それはギャッツビーシリーズ、LINE2シリーズで聞くことができます。
このE-スリムでは音はないのですが、極薄スリムなボディが特徴のシリーズで、USBにより充電できる電子式。デザインもデュポンらしくかっこよく、くりぬかれた円の中にフィラメントが特徴的です。
100円ライターのようであまり高級感は感じませんが、一時間程度で充電は満タンになり、本数にもよりますが一度の充電で一週間程度持つパワーがあります。充電ライトでどれだけの電気が残っているのか一目で分かり、両面着火などの機能性に優れた製品であり、値段も1500円程度と安いのでコスパがよいですね。
コンパクトで持ち歩きやすい設計もポイントです。
フィンランドから生まれたプラズマ式ライター「Kaari Loimu」。プラズマライターブランドで、北欧のブランドだけあり、アームが伸びた独特なデザインがとてもかっこいいですね。
ボディは耐衝撃、防塵性に優れ、更にはIPX7の防水性があり堅牢。アームは伸縮することができ、その先端に風や雨の影響をうけることがない1100℃のプラズマアークを作ることができます。
タバコに火をつけるだけではなく、伸びるアームを利用したキャンプギアとしても機能性が高そうです。
ターボライターは風に強い強い炎を発することができ、キャンプなど屋外で使用するのにとても便利です。
燃料には液化ガスを使用するため、ガスライターの部類に所属しますが、混合ガスを内部で完全燃焼させて使い、外部の酸素を頼って着火させる通常のガスライターよりも強い炎を作り出すことができます。
まっすぐに伸びる青白い火は高温のため、自分の方に向けて着火させてしまうとやけどの危険があるため、十分に注意して使う必要があります。
ハイテクなライターを製造する高い技術力をもつ日本の喫煙具メーカーの「WINDMILL(ウィンドミル)」。1920年に創業と長い歴史を持ち、タッチ式ICライターや ターボライターを世界で初めて開発。このスタンダードなAWL-10はターボライターの元祖です。
デザインも特徴的で面白みがあり、軽量かつ耐久性に優れたアルミを使用。防水、耐風機能搭載でアウトドアにも最適。カラーバリエーションが豊富なのも嬉しい所です。
3本のパワフルなジェットバーナーを備えたパワーあふれるターボライター。スイッチを押せば自動でフタが開き、スムーズに動作。つまみによる炎の調整が可能です。
インダストリアルなデザインもかっこ良いのですが、コメントなど読むと少し耐久性が弱いようです。
トレンチライターのトレンチとは塹壕のことで、第一次大戦中に兵士が塹壕の中で弾丸の薬莢を使って作られたライターが起源となっているようです。
それを製品としていち早く取り入れたのがイムコで、イーファは元祖として有名です。トレンチライターはオイルライターの一種なのですが、フォルムがかっこよく目立つため、ランキングでもランクインする人気があります。
トレンチライターの元祖イーファの復刻版。イムコは事業を撤退して日本と中国の企業がブランド名を引き継いでいますが、イーファはなかなか手に入りにくい製品で、イーファの復刻を待っていた人も多いと思います。
オリジナルでは壊れやすかったフリント部分も強化され、現代的に強化されて生まれ変わりました。しかし現在はメルカリなどでしか手に入らないようです。
喫煙具メーカーのペンギンライターからリリースされたアレックストレンチライター。本体下部のリングを引くと、本体が下へスライド着火部分が現れる仕様で、しっかりと着火部分が守られています。
本体にはリング付きで、バッグなどにつけて持ち運びもしやすそうですね。光沢の有るミラー仕上げとビンテージな風合いが特長のバレル仕上げの2種類があり、やはりビンテージの方が薬莢にはかっこいいです。
ライターにはユニークなデザインのものが多いので、面白いデザインや変わった形状ながらも、かっこよくおもしろい製品をご紹介します。
ライターの基本構造をわざとむき出しにした製品。
oliver exのライターをベースにしているとのことです。このメカニカルなデザインとヴィンテージ感のあるフォルムは、やっぱりかっこいいです。素材のベアメタルは使い込むほどに味が出る素材も、長く使うのにはありがたい素材。
ブランドやメーカーなどあまり有名ではないようで、よく分かりませんがかっこいいものはかっこいいです。
消化レバーを押すと着火するアドミラル産業の消火器ライター。ガスをいれることで繰り返し使える充填式。わりと本物のように精巧に作られています。ホースの先端にはONOFFによる点灯消灯するLEDランプが付いてるのも、使い勝手がよさそうで嬉しい点です。
ledライト機能も付いたUSBライターです。照明は強、中、点灯と3つのモードがあり本格的。充電中は着火スイッチ押しても放電しない安心設計です。
また、本体にはアルミ合金を使い頑丈で防水仕様。キャンプなどで使うのによいですし、災害時のために持っておくのも良いと思います。
以上、おしゃれでかっこいいライターを種類ごとに22選紹介させていただきました。
喫煙者にとっては毎日使うものですので、愛着の湧くスタイリッシュなものを持ちたいですね。
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