アウトドアや通勤通学などさまざまな場面で活躍する水筒。ペットボトルや缶の飲み物は外の温度の影響を受けてしまうのに比べ、外部の温度の影響を受けにくい水筒は、外出中の冷たい水分補給に最適です。
最近は大人用から子供用までたくさんのメーカーから商品が発売されており、デザインもさまざま。なので、選択する際にはたくさんありすぎて迷ってしまうこともあるかもしれませんね。ここではメーカー別に、おしゃれでかっこいい水筒を紹介しているので、参考にしていただければと思います。
冷たい暖かい飲み物を入れて持ち運ぶ水筒ですが、誰もがその冷たい、または暖かい温度が長時間持続してほしいため、誰もが保冷力保温力の高い製品を求めると思います。
そのため、温度を長時間キープできるステンレス製は数が1番多くなっており、さらに内部は真空断熱構造/二重構造を採用しているものは、より保冷保温力がとても高いです。
また、二重構造は結露しなく、バッグなどにそのまま入れても資料などを濡らさないメリットがあり、保冷保温効力や機能性を備えた2重構造の水筒は特におすすめです。
水筒のフタはワンタッチタイプとマグタイプに分かれます。ワンタッチタイプはフタをワンタッチで開けることができるタイプため、片手でも開けて飲むことが出来、手軽さと機能性で人気のあるタイプです。
マグタイプはスクリュー式とコップ式に別れますが、蓋を回して開けて直接飲むスクリュー式、コップを使うことが出来るのがコップ式。どちらも飲み口が大きいので飲みやすく、またある程度大きな氷なども入れやすいなどのメリットもあります。
アウトドアなど片手で飲むシーンがある場合はワンタッチタイプ、ゆっくりと飲み物を楽しむ場合ならマグタイプとシーンに適したものを選ぶとスマートです。
水筒には120mlから1.5Lまで様々な大きさがあり、特に350ml~500mlが一般的で数も多いです。自分が必要とするサイズのものを選ぶのが良いのですが、持ち運びをするボトルですし、飲む時は持ち上げますので、重さにも気をつけたいです。
容量が増えれば重さは増しますが、素材により同じサイズでも重量が変わってきます。プラスチック製は軽く、ステンレス製は重くなり、特にステンレス製では内部が真空断熱構造/二重構造となっていることも多く、それらの製品はさらに重量があるので気をつけたいですね。
水筒は飲料水を入れているので、容器は清潔に保ちたい所です。洗いやすさも選ぶ際のポイントだと思いますが、まず、マグタイプなら飲み口が広いので内部は洗いやすいです。また、隅々まで洗うには分解して洗う必要があり、スクリュー式の水筒はシンプルな構造なので、隅々まで洗いやすいタイプだと思われます。
内面も外面もしっかりと洗って、買ったばかりの状態を続けられれば、いつまでも清潔感がありかっこいいデザインを保てますね。
以上です。ここからはおすすめや、魔法瓶、アウトドア・キッチンウェアなどのメーカーにわけて、おしゃれでかっこいい水筒を紹介していきたいと思います。
ナルゲンはナルゲンボトルを製造するNalge Nunc International社のブランドです。もともとナルゲンボトルは研究者用に開発された科学研究用のプラスチック製容器でしたが、それが1970年代には研究室からボトルを取り出し、飲料や乾物などを入れる容器として多くの方に使われ始めました。研究用ということで、プラスチックの質が一般の水筒よりも質が良く、アウトドアや日常生活でも使い始める人が増えたため、ブランドの立ち上げに繋がりました。
元々科学用品なので、耐久性、しっかりと閉まる蓋、耐熱耐冷にも強いという特徴があり、機能性の高さから現在も人気となっています。
海外で人気のあるnalgene(ナルゲン) の500mlカラーボトル。トライタンを素材に使い耐久性などの機能性は証明済みだと思いますが、メモリ付きのデザインも便利ですし、透明度の高いボディもかっこいい水筒だと思います。
プラスチックなので保冷保温力は弱く、プラスチックボトルとしては少し価格も高めですが、耐久性のあるボトルはアウトドアに最適で、値段に見合うボトルとなっています。
日本酵素ホールディングスが展開する魔法瓶ブランドの「サーモス」。日本ではボトルメーカーとして多くの人に愛されているブランドで有名ですね。ステンレス製魔法瓶サーモスの生みの親であるドイツのランゲビーセン・サーモスや、各他のサーモス企業を買収することで、現在では日本酵素がサーモスの代表的な立ち位置となりました。
耐熱性に優れたステンレス製魔法瓶の水筒は、どれも人気があり、種類もたいへん豊富です。
累計販売数2,000万本突破している、サーモスのロングセラー水筒です。ロックリング付きで、ワンタッチオープンの蓋が想定外に開いてしまうのを防止してくれ、デザイン的にもアクセントとなり、可愛らしいデザインとなっているのではないでしょうか。
2重構造である魔法瓶のために高い保温保冷力があり、結露もせず、蓋を外して分解できるのでしっかり洗えるなどの機能性の高さも人気です。
1913年にウィリアム・スタンレーJr.により、真空断熱技術とスチールの頑強さを融合し、今までになかったステンレスの水筒を開発したことにより創業した「STANLEY(スタンレー)」。保冷保温機能が高く頑丈なボトルは、創業から100年以上経った現代でも品質を維持し、アウトドアから日常使いまで多くの方から愛用されています。
信頼性も高く、アメリカ軍などの水筒にも採用されるほどです。現在では水筒にかかわらず、クーラーボックスやウォータージャグなど、広く展開されています。
保温保冷力はもちろんのこと、耐久力もそなえた大容量の真空ボトルです。スタンレーと言えば孫の代まで使えると言われるほど、頑強で耐久力の高さが有名ですが、こちらのボトルはSTANLEYを象徴する定番モデルの「クラシック」。
スタンレーの特徴でもあるハンマートーン加工が施されたステンレス素材のボトルで、スタンレーらしい無骨さもかっこよく、長く愛用していきたいアイテムとなっています。
スタンレーと言えば頑丈であり、アウトドアで使うの適しているためにキャンパーの方達などから愛用されていることが多いですが、こちらのゴーシリーズは日常でも使いやすいマルチユースに使えるボトルとして開発されています。
飲み口は6cmと広いために飲みやすく、キャップにはフィンガーループが付いて指にかけて持ち運び安い作り。広口は飲み心地が良く、ゆったりとした場で楽しめるタイプでアウトドア向きではないと思われます。
キャップはスケルトン状で内部が見えるのも機能的です。
2009年にアメリカ・オレゴン州にて創業した断熱携帯ボトルブランドの「HydroFlask(ハイドロフラスク)」。優れた真空断熱技術を採用しており、温かい飲み物は長時間保温し、冷たい飲み物も保冷を保持でき、本国アメリカではもちろん、ハワイで爆発的に人気にもなりました。
デザイン性にも優れており、ブランドのコンセプトである「自由でアクティブなライフスタイル」や「喜び」を象徴した特徴的なロゴのハッピーマンは、ボトルのスタイリッシュさを向上させており、また、様々なサイズやカラーバリエーションが揃っているので、ライフスタイルや好みに合わせて選びやすいメリットもあります。
ワイド口で飲みやすく、ハンドルが付いて持ち運びしやすい特徴のハイドロフラスクの水筒「HYDRATION_ワイド」。かわいらしいロゴも特徴的です。
シンプルで目をひくマットなカラーリングが魅力ですが、18/8プログレードステンレス鋼の質の良い素材を使って作られているため、飲み物の味移りを防ぎいつでもおいしく飲料をのむことができます。
柔軟性のあるハンドルやハチの巣と同じハニカム構造のキャップなど、革新的な部分もあるようです。
滋賀県に本社を構える暮らしの道具を企画販売するメーカー「KINTO(キントー)」。もともとは卸業をしていましたが、現在ではオリジナルの商品も開発し、テーブルウェアなどの生活雑貨をリリースされています。
製品は「使い心地」と「佇まい」の調和を大切にされており、シンプルで溶け込みやすい特徴があります。ドリンクウェアも多く、質の良いプラスチック素材を使ったウォーターボトルは人気が高いです。
素材にはPCT樹脂、シリコーンゴムを使ったキントーのクリアボトル。この水筒は蓋に取っ手が付いて持ち運びしやすいコンパクトタイプで、傷がつきにくく割れにくい高品質な樹脂素材を採用されています。なので、水をいれることでさらに素材の美しさが引き出されるデザインです。ロゴもなく無駄のないシンプルなデザインはどんなシーンでも使いやすさがあるのではないでしょうか。
また、食洗機に対応していたり、回転数が少なく開け閉めできるなどの機能性も高いボトルとなっています。
mosh!(モッシュ)は大阪府と東京都に本社を置く日本のドウシシャが展開するドリンクウェアブランドです。「日々の生活に驚きを!「一味違う」カタチ」をコンセプトに持ち、レトロでどこか懐かしさのあるアイテムをリリースされています。
ドリンクウェア以外にも電気ケトルなどの家電もラインナップされていますが、タンブラーや水筒が多く、中でもミルクボトルをモチーフにした水筒はかわいらしく、おしゃれなアイテムとして水筒を使いたい人に向いています。
ミルクボトルをモチーフに作られたMOSHシリーズの木目水筒。ミルクボトルというなつかしさのある形が味のあるデザインになっています。
木目調はブラウン、ダークブラウン、ホワイトと種類がありますが、MOSHにはたくさんの牛乳瓶型のラインナップがあるので、当品が気に入った方は調べてみると楽しいと思います。ただ現在は木目調は手に入りにくい状態のようです。
また、デザインはそのままに軽量化され、持ち運びに適したモッシュAirも新たにリリースされています。
様々なアイテムを手がけることなく、ステンレスやガラスなどを使ったボトルやマグだけを扱っているメーカーの水筒を紹介しています。ボトルだけですので、あまり大きなメーカーはないようですが、デザインにも力を入れていることが多く、おしゃれな製品が多いです。
スウェルのウッドコレクションの水筒。とても独特な柄とフォルムをしており、マヨネーズでも出てきそうですが、柄やバリエーションも豊富でおしゃれなものが多いです。
スウェルはニューヨーク生まれのスタイリッシュな魔法瓶のブランドで、とても人気があり、スターバックスなどとコラボをしているとのこと。海外製ボトルでは保冷保温力が心配かもしれませんが、コメントなどでは保温保冷力も高いとの評判です。
コップ一杯分の飲料を持ち運ぶことができる小さな水筒シリーズの「ポケトル」。多くの種類があり、こちらは「よりアクティブに」をコンセプトとし、アウトドアなどのアクティブなシーンとの親和性を高めたニューモデルです。
ボディが小さいので、キャップ上部に付けられたカラビナも大きく見えてデザインとしてもおしゃれですが、カバンなどに装着させて持ち運びにも便利で機能性も高いと思います。
THERMO MUGの水筒に、伝統の漆が描かれた「URUSHI UMBRELLA BOTTLE UM-UB」。サーモマグは2000年に日本で誕生した、ステンレス二重構造の保温保湿に優れたマグメーカーで、スリムでスタイリッシュなデザインのアイテムを数多くそろえています。
こちらのアンブレラボトルは機能性の優れたサーモマグに、唐草、宝尽くし、波止場、桜、鳥獣戯画などのパターンが描かれた水筒で、カラーバージョンは黒と赤。どれも渋くかっこいい水筒となっています。
環境や人体に影響のない100%BPAフリーのフードグレードシリコン製、プラスチックはいっさい使われていない、環境にやさしい「que Bottle」。
凹凸のあるボディは伸縮自在で、持ち運びに便利そうで機能的。ぐるぐるのデザインは珍しくもありかっこいいですね。環境問題にも考慮し、デザインも機能的にも優れた素晴らしい製品だと思います。
こういったシリコンを使った伸縮するボトルは他にもあるのですが、こちらのqueはよりカラフルで可愛さのあるデザインになっています。
「CARRY CAP (キャリーキャップ)」がついたキャメルバックのプラスチックボトルです。キャメルバックにはいくつかの種類の水筒がありますが、こちらはキャップに取っ手のついたタイプのもの。他の取っ手付き水筒には見られない形状はオリジナリティのあるかっこよさですが、持ちやすさを追求されてた結果の形のようです。
人体の害のない「Tritan Renew (トライタンリニュー)」素材が使われ、安全性も高く、質も高いプラスチック水筒となっています。
自然環境の保護・増え続けるペットボトルを減らすことをコンセプトに持ったボトルメーカーは多いですが、その中でもクリーンカンティーンはいち早く立ち上がりました。
こちらのリフレクボトルは、ステンレスのボディに、蓋上の竹がアクセント。2重構造ではないので保冷保温力は弱いですが、その分軽く、取っ手が付いて持ち運びしやすいのでキャンプなどに持ち運んで使う人が多いようです。
アウトドアブームということもあり、キャンプやハイキングの必需品とも言える水筒は多くのアウトドアメーカーからリリースされ、とても製品が多いです。
暑い夏でも使えるように保冷力に優れ、落としても問題ないような耐久性の高さが特徴ですが、ここではさらにデザインの優れたものを選んでいます。
ステンレス製のシャープでおしゃれなVASTLAND(ヴァストランド) の水筒です。「あそび、ひろがる」をモットーに、2018年に兵庫県にて誕生したアウトドアブランドで、低価格のアウトドアギアが人気のブランドです。
こちらの水筒は2重断熱構造なので保温保冷に優れ、暑いものが入っていても外側に伝わらずに持つことができます。また、冷たいものが入っていても結露しないので、周りの物を濡らさずに済む構造。浅い歴史のブランドですが、保冷保温機能もしっかりとしており、シャープでかっこいい製品になっていると思います。
パールライフで有名なパール金属のアウトドア部門として1976年にスタートした、キャンプ用品を製造する老舗のブランド「キャプテンスタッグ」。現在では誰もが知るアウトドアブランドとして多くの人に愛されています。
こちらのボトルはプラスチックなので保冷保温はないのですが、メモリがついて機能的で便利さがります。さらにお米用のメモリも付いているのでアウトドアの際に重宝しそうです。
Bush Craft Inc. のオリジナルのキャンティーンボトル。パッキンのない構造ですが、飲み口とキャップの密着性を高め漏れることがありません。キャップの開閉は1回転半と少なく開き、締めすぎても空回りしない構造です。
キャップシステムも優秀ですが、何よりおしゃれなフォルムが素晴らしいですね。コメントでも評価が高いです。
ステンレス魔法瓶のメーカーと言えば、象印、タイガー魔法瓶、サーモスが代表的ですが、水筒も魔法瓶を使い、保温保冷力に優れたものをリリースしています。魔法瓶を使うメーカーは他にもありますが、大手は品質はもちろん、デザインも優れた製品が多いようです。
ステンレス真空2重構造の象印の魔法瓶水筒「SM-JF48」。象印らしく保温保冷に優れ、95℃の熱湯が6時間後でも70℃以上、4℃の冷水が6 時間後でも9℃以下にキープ。カラーバリエーションは他にもありますが、こちらのブラックはシックなかっこいいデザインの水筒です。
フッ素コートの内面ははっ水性があり水切れもよく、飲み物の匂いや色が残りにい設計、飲み口も広く洗いやすいので清潔に保てます。
スラントハンドルが付いたタイガー魔法瓶の水筒「サハラ」。軽量で持ち運びやすく、保湿保温に優れシーズンレスで使える、使いやすさに拘ったスポーツ用マグボトルです。
内部はスーパークリーンPlus加工で、匂いや色がつきにくく、どんな飲み物も入れることができます。表面はざらつきある加工で、滑らずに持ちやすい作り。カラーリングも豊富で、さわやかデザインもスポーツに向いていると思われます。
ステイショナリーメーカーのハイタイドがリリースしている「ニューレトロ」。ニューレトロというのはシリーズとなっており、どこか懐かしくて思わず顔がほころぶような文具シリーズです。
そのシリーズの水筒になりますが、ポケットサイズの可愛らしいサイズ感と、和テイストが独特なおしゃれさがあります。
150mlと大変少ない容量の飲み切りサイズですので、もちろん持ち運びは楽なのですが、使うシーンは難しそうです。
マックマーのTwinCapBottle「T-Free」は上下両方に飲み口がある珍しい水筒です。独特なグリップがあり、デザイン性を高めています。
水筒はボトル内部の底まで洗えるものはあまりないのですが、T-Freeではどちらからでも洗えるので、しっかりと洗え清潔に使うことができます。また、ステンレスのストレーナーが付属し、使い方としては片方の飲み口にストレーナーを装着し、お茶の葉やコーヒーを入れ、蓋をしてひっくり返し逆側からドリンクを入れて使います。
MOBOT(モボット)はアメリカ発のセルフエクササイズアイテムでありブランドです。ボトルがフィットネスの道具となっており、表面の突起は筋肉の凝りをほぐして血行を良くするのに最適。ストレッチにボトルを使う新しい発想の製品です。
水分補給もできますし、ストレッチに水筒を使うのは良い発想なのかもしれませんが、ストレッチをしない場合にも、ボコボコデザインのかっこいい水筒として使うことができそうですね。
以上です。
用途別にさまざまな容量とデザインがありました。探しているような水筒はありましたでしょうか。かっこいい水筒で快適な水分補給をしたいですね。
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