ハンディで暗闇を照らすことができる懐中電灯。災害時やアウトドアでも活躍するアイテムですが、明るさ、サイズ、デザインなど様々な物が発売されており、どれが良いのか悩むこともあると思います。
ここではおしゃれな製品に絞り、おすすめのメーカーを中心にデザイン性の高い製品を紹介していきたいと思います。
出典:photo-ac.com
懐中電灯にはペン型の小さいものから、ハンドルタイプの大きなのものまで色々なサイズのものがありますが、用途に応じた使い方をするのがスマートです。
ペン型ならペンケースにいれておき、暗がりに物を落としたりした際にすぐ使えるように常備しておくのが良いですし、照明性能が良く、電池式のハンディタイプなら災害時やアウトドアなどに使うのが向いています。
懐中電灯の明るさはルーメンで表され、数値が大きいほど明るいことになります。
一般的な数値は150~200ルーメン、足下をしっかりと照らせる程度でよいなら50~100ルーメン、50m先を照らせるほどの明るさが欲しい場合は200ルーメン以上のものを選ぶのが良いと言われています。
また、中にはとても強い光を相手に当てて、護身や撃退用として使える懐中電灯もあります。
おしゃれな懐中電灯をリリースしているメーカーには、ライト関連全般を扱う企業、大手家電、ステーショナリーブランド、アウトドアなどさまざまなメーカーから製品がリリースされています。
特におすすめなのがシュアファイアやマグライトなど、アメリカの大手ライトメーカーとして、軍や警察などでも使われる高性能で信頼感が特徴です。デザインも高級感があり男性に好まれそうなものが多いです。
ペン型、スタンダード、ハンディタイプと懐中電灯にはいくつかのタイプがありますが、デザインはシンプルなものとゴツゴツとした2種類があります。
やっぱりスッキリとしたシンプルなものがモダンでおしゃれな傾向ですが、ゴツゴツとしたものの中にも、男性に好まれるかっこいいデザインもあります。
以上です。ここからはおしゃれな懐中電灯をメーカー別に紹介していきたいと思います。
ベアボーンズはGOAL ZERO創始者のRobert Workmanが立ち上げたアウトドアブランドで、アウトドアでの生活の質を向上させるという理念のもと、設立されています。
創設は割と近年で歴史は浅いですが、LEDランタンが大ヒットするとベアボーンズの名前はキャンパー達の間に知れ渡りました。ランタンだけではなく、創造性の高い機能性を備えた、こだわりの製品が多くラインナップそれています。
レトロでクラシカルなテイストがおしゃれなベアボーンズらしい懐中電灯。特徴的なレンズガードはデザインのためだけではなく、ヘッド部分を下に置くことができ、間接照明としても使用できます。また、ヘッド部分の伸び縮みでフォーカス調整も可能。
充電式でUSBタイプCにて充電を行うことができ、Lowパワーで24時間連続で点灯させることができるパワーもあります。
1978創業の懐中電灯メーカーのジェントス。当時流行していた白色LEDをいち早く市場に投入しました。ヘッドライト、懐中電灯、ランタンを中心に、日本の企業らしく徹底した品質管理を行い、安全に配慮した製品作りを行っています。ライトメーカーだけあり、さすがに種類が豊富ですね。
最大1100ルーメンにも及ぶ強い光を発することができるジェントスの懐中電灯。Maxモード、Highモード、Midモード、Ecoモードと4段階の調光機能とクイックフラッシュの機能があります。
バッテリー低下で充電が必要な時に知らせてくれるインジゲータや、充電中の充電状態を知らせてくれるインジゲータ。スイッチ全体をカバーして誤点灯を確実に防ぐスライド式スイッチロックなど、使う人にやさしい仕様です。
コンパクトでかわいらしいフォルムのペンライト。クリップが付いているのでポケットなどに装着しておけ、持ち運びも使い方もよさそうですね。ペンケースなどに入れても持ち運びできる小さな点がメリットですが、小さいながらも光も拡散してかなり明るさを感じるようです。
こういったペンタイプのライトや小さなライトは多いのですが、耐久性もあり、可愛さよりもかっこよさのあるデザインが良いと思いました。
1979年にアメリカで創立されたライト企業です。シュアファイアのライトは、各国の軍隊や警察の標準装備として採用されているほど評価が高く、懐中電灯は主力製品。
航空宇宙用のアルミニウム合金を使って作られ、強度が高いのが特徴。また、暗がりを照らすだけでなく、人に当てて行動不能にするほどの明るさを持つ攻撃的なアイテムがあるのも特徴です。
タクティカル用途専用に設計・製造されたシュアファイヤの懐中電灯。シュアファイヤなら、やはりタクティカルライトがおすすめなのだと思います。 特許技術のリフレクターを搭載し、高出力LEDとの組み合わせでかなり強い光を発する製品です。
ごつごつしたフォルムもかっこよく持ちやすそうですし、男性好みのデザインだと思います。
アメリカ・ペンシルベニア州にて1973年に設立されたSTREAMLIGHT(ストリームライト)。社名は「闇を切り裂く、一条の光」に由来。主に業務用の懐中電灯をリリースされています。
世界各国の警察、消防、レスキュー、航空会社など幅広い分野で採用されており、過酷な現場で使われて、さまざまな分野のプロフェッショナルからも支持が高く、マグライトと人気を2分するように信頼性も高いブランドです。
サイドワインダーストークは握るような形で使えるミニサイズのライトです。米軍の装備用として設計されており、軍用ヘルメット、モーリーや肩ベルトなどに装着して使うことが想像されますが、日常でもストラップを付ければカバンなどに装着して持ち歩きしやすいタイプだと思われます。
機動性を備え、作戦行動に必要なライトとビーコンを全て搭載。メカニカルなかっこよさが特徴的です。
こちらもサイドワインダーシリーズのハンズフリーでも使えるタクティカルライト・ミリタリーモデル。こちらもメカチックなかっこよさがあり、サイドワインダーシリーズにはこういったライトが多くラインナップされていますが、世界中の軍隊や米国宇宙局NASAまで幅広く採用されているアイテムとして人気があります。
小型ながら深めのリフレクターを備え、明るさはそれほどでもないながら照明距離に優れており、夜間に使うのに適しています。本体左右付替え可能なクリップが組み込まれており、バッグなどにつけて使うのに便利な仕様となっています。
マグインストルメントが製造するライトブランド「マグライト」。厳しい状況の中で人が一番必要とするものは『光』という信念の元、アメリカで誕生。こちらも信頼性の高さから多くの警察で採用されています。
マグライトは主にLEDシリーズ、旧LEDシリーズ、白熱電球シリーズですが、そのシリーズの中にさらに細分化されており、とても多くの種類がラインナップされています。
マグライトのDセルは世界各国の警察、軍隊、消防、各種セキュリティ機関などで採用されている代表的な懐中電灯です。Dセルは6段階の長さがあり、こちらは4で丁度中間になります。
素材にはアルミ合金を使用し、特殊コーティングで耐久性が高く頑丈。小型ながら高輝度の電球の採用しているので驚くほどの明るさがあるのが特徴。災害用として一つ持っておくのも良いですが、緊急時に警棒などで使うことも可能なほど頑丈な作りです。
3ワットLEDを搭載したマグライトの懐中電灯。スポットビームとワイドビームを搭載したらしい定番人気製品。シンプルで光沢のあるボディはスタイリッシュ。シャープなデザインもおしゃれです。
旧シリーズの特徴であった堅牢なボディや防滴性能はそのままに、最新のLEDを搭載した製品になります。
経営の天才と言われた松下幸之助により、一代で日本を代表する大手家電メーカーへと成長を遂げた松下電器。後に改名しパナソニックとなりました。
パナソニックのLEDライトの歴史は深く、1996年に白色LEDが開発されると、1998年にいち早く第一号を発売しています。
エボルタNEO乾電池を使うことで77時間連続稼働可能な懐中電灯。コンパクトでシンプルな作りがスタイリッシュですが、スイッチ部分が少し邪魔との声も。
テールにあたりに作って目立たせない作りならばもっとよかったのではないかと思うデザインですが、でも1000円で購入できる懐中電灯なので、稼働時間も良いですし十分なデザイン性だと思います。
単1~単4の乾電池がどれでも一つで可動するパナソニックの懐中電灯。どんな乾電池一本から使えるので、自宅の買い置き電池で、いざという時にも対応できますね。
特徴的なフードを回すことで、対応する単1~単4の乾電池を切り替え選べます。単1形連続:約50時間、単2形連続:約25時間、単3形連続:約8時間、単4形連続:約2時間30分、全部で85時間の稼働が可能です。
2006年に中国の深センにて創業したolight。深センにはLEDの企業がたくさんあるそうですが、その中でも高品質なライトを研究、開発しているのがolightです。
懐中電灯、ヘッド、ウェポンやアクセサリーなどのライトは幅広く展開され、どれも最高級の米国製Cree社製のLEDを採用し、高品質なのが特徴です。
1000メートル先まで光を届けるタクティカルライト。highモードとLowモードで光の強さを選択でき、Lowモードなら150ルーメンと一般的な光の強さの懐中電灯になります。
また、握り心地と防滑性を考えて入れられているハンドル部分は、模様や立体的な作りなど、デザイン的にもおしゃれだと思います。一時的に水没しても中まで浸水しない防水性や、1.5mの高さから落としても大丈夫な耐久性など、アウトドアや防災などに適した懐中電灯です。
航空機アルミ合金を使用して強度が高いオーライとの懐中電灯。手のひらに収まる小ささと、タン色のカラーリングがマッチしていて素敵ですね。
螺旋の滑り止めが握りやすく、テールスイッチで簡単片手操作が可能。180ルーメンと5ルーメンの2段階の明るさが容易されています。
オーライとのBaton3は充電ケース付きで長時間充電なしで携帯できるライトです。ケースのは電源のインジゲータがつき、現在の充電状況などすぐ分かり、小さいですが最大1200ルーメンと明るさは十分。20日間連続点灯できるムーンライトモードなど、高い機能性をほこります。
RovyVon(ロビーボン)は中国の深センを拠点に、LED懐中電灯などのEDCギアを製造リリースするメーカーです。EDCとはEveryDayCarryの略で、毎日持ち歩けるようなアイテムのことをいい、主力の懐中電灯も小さく携帯に優れた機能性となっています。ただ小さいだけでは意味がなく、高機能であり、1000ルーメンなどの強い光を放つことができるライトをリリースし、人気となっています。
手のひらサイズの充電式懐中電灯は、ロビーボンのオーロラシリーズA1x。キーホルダーにもなる大きさで、さらにIPX6耐候性の防水仕様。キャンプやハイキングなどの持ち歩きにも便利に使えそうですね。
小さいながらも細部までしっかりと作りこんであるようで、デザインを損なうことがなくおしゃれ。また、最大650ルーメンの明るさを提供してくれ、明るさは3段階の選択が可能です。
ウーベンは2017年に設立と歴史は浅いですが、生産工場はフラッシュライトの研究開発・設計・製造と30年にわたる歴史があり、厳しいテストをクリアしたライトのみリリースされているため、ライトは信頼性が高くハイエンド。
JIS保護等級「IP68」に適合しており、雨や汚れにも強いためにアウトドア愛好家からも支持されています。懐中電灯の他、自転車のライトなども手掛けているようです。
薄型長方形のボディが特徴的なウーベンの充電式キーホルダーライト「G2-BK」。Type-Cのコネクタの充電式。最大連続使用時間は約70時間。小さく軽量ボディはさまざまな場所に携帯して使うことができますが、500ルーメンの明るさで、もちろん持って懐中電灯としても使うことは可能。
デザインも小さいボディとマッチしたかわいらしさがあり、テール部にはマグネットが搭載されており、金属部にくっつけて使うことができるなど、使い勝手はとてもよさそうです。
半透明のシェードを採用した無印のLED懐中電灯。シェードから漏れる淡い光が特徴的でおしゃれ。明るさは2段階の調節ができ、インテリアの雰囲気づくりになるのではないでしょうか。
大・小のサイズがラインナップされ、大は単三でも単四でも電池一本で可動することができ、一時間で消えるタイマーも付いているのでシェードランプのように使って寝る時に便利かと思われます。
ひょうたん型のおもしろい特徴的な懐中電灯。北欧デザインが素敵なイケアですが、こちらは特に北欧風なテイストではない、かわいいフォルムがおしゃれなアイテムだと思います。
手動充電式で、ハンドルを回すことで充電されますので、回すのに適したフォルムです。いざという時のための備えとしても使えると思います。20-30回まわすと約1分30秒点灯、現代的なエコな製品ですね。
三菱電機のランタンにもなる懐中電灯「CL-9301G」。持ち手部分を伸ばしてランタン・ちじめて懐中電灯と二役できる機能性の高さがあります。赤のカラーリングとレトロ感のあるデザインもおしゃれですね。
ランタンとして使えるのでアウトドアでの使用で活躍してくれそうですが、自宅でももちろん使い勝手は良く、乾電池式なので災害への備えとして一台あると安心です。
以上です。いかがでしたでしょうか。デザイン性の良い、お気に入りの懐中電動でアウトドアを楽しんだり、災害に備えるアイテムとして常備したいですね。参考にしていただけたらと思います。
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