かっこいいモバイルバッテリーをメーカー別に18選。アンカーやチーロなど

モバイルバッテリーの説明には2,000mAh、5,000mAhなど単位を目にすることがあると思いますが、この｢mAh｣というのはモバイルバッテリーの容量のこと。数字が大きいほど容量も多くなり、充電できる回数も増やすことができます。

目安としてはバッテリーが0のスマホをフル充電させるには、だいたい5,000mAh。なので、容量が大きければ大きいほど良いのですが、容量が大きければ当然価格も高くなってしまいます。動画などを見ることが多い人は容量が大きいバッテリーが必要になりますので、自分に必要な容量を考えて選びたいです。

モバイルバッッテリーにはMicroUSB,USB Type-A,USB Type-C,Lightningなどの複数のコネクタを備えたものもありますが、そうでない場合は自分の充電したい機器の接続端子と、モバイルバッテリーが持つ接続端子を合わせるために、端子は何であるか確認する必要があります。

一般的にはType-Aが多いですが、AndroidのスマホならばType-C,旧アップル製品ならLightningになります。購入後に端子が合わなくて使えないといったことは避けたいですね。また、アップルが開発した磁気技術を使ったワイヤレスで充電することができるMagSafeといった充電方式の製品も増えてきています。

モバイルバッテリーにはケーブルの要らない便利な製品もあります。ケーブルのいらないワイヤレス充電はとても便利な機能なのですが、QI(チー)に対応している必要があり、デバイススもQIに対応している必要があります。

また、モバイルバッテリーにはコードが内蔵され、必要な時に伸ばして使うタイプや、ソーラー充電が可能なら、電源とコンセプトを繋ぐ代わりに太陽からの光で充電できます。

より快適に使いたい場合は、このような機能にも目を向けて見るのもいいかもしれません。

充電のスピードはA(アンペア)の数値で表されます。一般的に1.0A・1.5A・2.1A・2.4A・3.0Aがあり、2.4A以上ならスマホ、タブレットなどストレスなくできるはずです。

ただ急速にできるわけではないので、スピードを希望の場合は急速充電が備えられているかを確認しましょう。「USB PD」と「QC」は急速充電の規格なので、対応しているタイプのバッテリーを選択する必要があります。

以上です。ここからはメーカーに分けて、実際にかっこいいモバイルバッテリーを紹介していきたいと思います。

2011年に創業し、中国の深圳にて本社を構えるAnkerは、バッテリーなどモバイル周辺の機器を開発・リリースするハードウェアメーカー。近年急成長を遂げている注目の企業です。

自社の工場はもたないファブレスメーカーであり、また、独自の販売網も作らずにamazonなどのプラットフォームに集中。しかし、カスタマーサポートではアウトソーシングに頼らずに、自社の教育を受けた社員を使うなど独自の経営を行い、レッドオーシャンのモバイル関連市場において、競争に負けずに売り上げを伸ばし続け、この分野ではトップを走っています。

USB急速充電器を兼ね備えた「Anker 511 Power Bank」シリーズの最新モデル。モバイルバッテリーとUSB急速充電器を兼ね備えたFusionが小型化したアイテムとなり、ポーチや小さなバッグにもしっかりと収まる小型デザインも特徴です。

ストラップがアクセントになっているかっこいいデザインですが、バッグのカラビナにかけることができて持ち運びに便利ですし、また、指にかけて使うことができて外出先でも充電できる機能性の高い仕様となっています。

Ankerの独自急速充電テクノロジーを備えたPowerBankシリーズのモバイルバッテリーになります。20000mAhと大容量のパワーを持つのが特徴的ですが、さらにこちらはUSB-TypeCケーブルが一体となっているのがうれしい仕様。

そのままスマホなどに差し込めますので、type-cのケーブルを新たに容易する必要がないのはかなりのメリットではないでしょうか。ちなみにケーブルはかなり耐久性に優れた仕様になっているようで、ストラップ代わりにも使えるようです。

アメリカ・カリフォルニアに本社を構える1983年設立のbelkin(ベルキン)は充電機器、デバイス保護製品、オーディオ、スマホアクセサリーなど、主に周辺機器を製造開発しているメーカーです。製品は世界50か国以上にて展開されているように、この分野では老舗になります。

特にAppleに対応しているアイテムが多く、Apple関連製品では世界トップシェアを誇り、Appleのストアなどでも見かけることも多いのではないでしょうか。その他にもマーベルやディズニーなどとのコラボをしているものも多く、周辺機器ながらも大きなメーカーであることが分かると思います。

MageSafeに対応したBelkinの磁気ワイヤレスモバイルバッテリー「BPD004qcPU」。iPhone14シリーズ以降のデバイスをワイヤレス充電に対応しているのが特徴で、キックスタンド付きでスマホスタンドになる仕様もうれしいです。

カラーリングやキャラクターがプリントされたものなどのバリエーションが豊富なのも特徴で、こちらのパープルはかっこいいデザインだと思います。

コンパクトで持ち運びしやすいのですが、ただ2500mlと少し容量が少ないと感じることがあるかもしれません。

Cheeroは大阪府大阪市に本社を構えるティ・アール・エイのモバイルブランド。中国に自社の工場を持ち、製品はそちらで作られていますが、モバイルバッテリー、ケーブルやスマホケースなどのアイテムも製造販売しています。

中でも2013年に「よつばと!」のキャラクターであるダンボーをモチーフにしたおしゃれでかわいいモバイルバッテリーは、大ヒットを記録した多くの人に知られる同社の代表的な製品です。

大ヒットとなった初代「cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD」のバージョンアップ版で、よりコンパクトになりmAhなどの基本性能もアップ。二つの出力ポートを持ち、3.4アンペアのパワーがあります。また、AUTO-IC機能が搭載され、デバイスごとに最適な電流を流すことができるようになっています。

インジゲータもバッグに設置されよりシンプルなデザインとなり、人気の製品なので複数のカラーバリエーションも展開されている模様ですが、どれも可愛さがありインパクトが強いですね。

もちろんダンボー以外にも高性能なモバイルバッテリーをリリースされているチーロですが、中でもこちらのPower Plus 5シリーズのバッテリーは大容量が特徴の人気シリーズです。

PD対応機種への急速充電が可能で、USB-CおよびUSB-Aの二つのポートを備え、同時に充電させることができ、最大合計出力は57Wと優秀。シンプルなデザインの中にもデジタルインジゲータを備えるなどの、使いやすさも特徴となっています。

中国厦門市(あもいし)にあるスマホアクセサリーブランドの「iWALK」。充電機器などをメインにあつかっており、IT Device for Walking and Mobilityから社名が名づけられているように、高品質、安全、デザイン性に優れてモバイルバッテリーをリリースされています。

スマホを使用しながらでも充電できると評判がよく、若い人向けのデザインも好印象。日本では丹波貿易株式会社が総代理店となっています。

豊かな色彩が特徴的なiWALKのモバイルバッテリー「DBL5000p」カラフル。モバイル機器に個性を出したい人にぴったりの、おしゃれなアクセサリーになりそうです。コネクター内蔵型だからどこでも使える便利さもメリットですね。

Type-cの規格であるデバイス間の充電や電力供給を効率的かつ高速に行うことができるPD充電に対応しており、iPhoneシリーズを最速で充電することができます。また、4800mAhの大容量を持ち、モバイルバッテリーを充電しながらiPhoneを充電できるパススルー機能搭載なども搭載されています。

日本の周辺機器メーカーとして、バッファローと並びトップを走るエレコム。1986年に創業、パソコンラックから事業をスタートし、マウスやキーボードなどに拡大させていきました。

自社の工場を持たないファブレスメーカーとして、国内外から多くの周辺機器を取り寄せ、自社のブランドとしてリリースする形態をとり、スピードやアイテム数などで他社を圧倒。取り扱う製品もデザイン賞を受賞するようなかっこいいものも多く、コスパも良い特徴があります。今後はさらにBtoB市場へ参入し、BtoB、ヘルスケア・医療などこ分野にも事業を広げていくようです。モバイルバッテリーに関しても種類が多く、バラエティに富んだデザインのものも多く他社にはない特徴となっています。

ボトルデザインがかっこいいエレコムのNESTOUT(ネストアウト)シリーズ。NESTOUTシリーズはエレコムのアウトドア向けギアに冠したブランドです。こちらの製品もバッテリーの心臓である電池部分を徹底的に守る構造を採用し、万が一の落下の衝撃から守り、水や砂に強い、JIS保護等級IP67相当の防水・防塵タイプとアウトドア仕様。別売りのパーツを取り付けることで、LEDランタンにもなる仕様も独特で面白い構造です。

エレコムのカラビナ一体型モバイルバッテリー「DE-C35L-5000BE」。カラビナでバッグなどに装着して持ち歩けるメリットがあり、見ても分かる通り耐衝撃構造で耐久性の高さなども特徴です。デザインとしても堅牢さがかっこいいですね。防塵防水の保護規格としてIP44に対応、内部のセルを守るように何重にもガードが施されており、ベルトなどにつけてアウトドアなどの現場に持ち込むのもむいています。

ケーブルなども一緒にまとめておけ、スマホのスタンドにもなるといった多くの機能性をもったアイテムです。

エレコムの製品ではお馴染み、かわいらしいホワイトフェイスのモバイルバッテリーバージョン。エレコムのさまざまなUSBデバイスで見ることが多い定番です。5000mAhと十分な容量があり、高性能ICを搭載しデバイスを自動判別、最適な出力で行えるおまかせ充電に対応しています。

ポートも二つ備え、2台同時に充電可能で機能面も充実していますが、エレコムらしく2000円以内というコスパの良さもうれしい特徴です。

Buffaloは愛知県名古屋市にて1973年創業した周辺機器メーカーです。もともとは音響機器製品専業・アンプのメーカーでしたが、大手の参入により1981年にコンピュータ事業部を設置し、周辺機器事業に参入しました。

エレコムと競合しながらも、ハードディスクやメモリ、ネットワークデバイスでは特にシェア・ユーザーからの評価も高く、近年では海外にも目を向けており、売り上げを日本と海外の比率を50・50にしたいとの考えを持っています。

あまりデザインには特徴があるわけではないですが、モバイルバッテリーも無骨なかっこ良さがあると思います。

見た目から頑丈そうなバッファローのモバイルバッテリーですが、アルミカバーとシリコンカバーで守られた製品は落下に強く、水・汗からもしっかりと保護してくれます。ストラップホールが備えられているのも持ち歩きやすく、LEDライトなども搭載され、アウトドアにも対応した製品です。

ただ、272gと持ち歩くには重い重量があったり、充電中はカバーが閉じれずに防水仕様ではなくなるなど、不満な点も抱えているようですが、優れた耐久性や無骨なかっこいいデザインなど利点もあり、こういったタイプが好きな人も多いようです。

モバイルバッテリーなどのスマホアクセサリーをリリースしている大阪府守口市に本社を構える「CIO(シーアイオー)」。マクアケなどのクラウドファンディングを通じて資金を調達し、ネット販売を中心に製品を展開されています。

2017に創業してガジェット商品の輸入販売を行っていましたが、2018年には方針を転換。大手メーカーの技術者などを雇い自社で製品を開発。ワンタッチで接続できるマグネットタイプの充電ケーブルなど、他にはない斬新なアイデアで、スマホガジェットの市場に挑戦しています。

2015年にスマートフォンアクセサリーのECサイト「町のお店」を開業し、スマホ事業をスタート。2017年には自社にてスマホアクセサリの企画・開発・製造・販売開始を始めたCIO。

モバイルバッテリーの「SMARTCOBYPro30W」はクラウドファンディングにて資金を集めて開発した製品で、クラウドファンディング上でも評価が高く、多くの人がプロジェクトに加わりました。

電気自動車に使用される信頼性の高い高密度のバッテリーセルを採用し、小さいながらも10000mAhと大容量が特徴的なバッテリーです。

Zendureは2013年にアメリカ合衆国・シリコンバレーにて創業した充電機器メーカーです。社名のZendure(ゼンデュア)とはzen(禅)とendure(耐久)を組み合わせた言葉で、電力不足に陥るかもとの心の不安を取り除き、平和と安らぎを得られることを目標とした、充電企業らしい名前。

製品はクラウドファンディングにより資金を集めて開発され、特にクラウドファンディングのプロジェクトから生まれたミニパワーステーションの｢SuperTank｣は、小さいながらも高いパワーがあり、大手航空会社でパイロットが航空機内で使用するものとして採用されるほど成功しています。

モバイルバッテリーに関しても「supermini」はクラウドファンディングから成功、多くのデザイン賞を受賞するなどデザインも高く評価されています、

ブルーのカラーリングが鮮やかに、おしゃれでかっこいいZENDUREの「SuperMini」。アイコニックなデザインはグローバルで人気。デザイン賞を多く受賞しているバッテリーです。

10,000mAhの十分な容量を備え、さらにQC3.0やiphoneや新型のipadPD 20Wに対応する高速充電出力が可能。バッテリーとスマートフォンを同時に充電できるパススルー給電なども備わり機能面も充実しています。

神奈川県海老名市に本社を構えるMotteruは2020年に設立。「誰もが持ちたくなるプロダクトを」というコンセプトをもとに、製品の企画から開発・販売までを行なう企業です。

PC,モバイル関連をメインとしており、卸売業、自社にてインターネット通販の運営、OEM事業と様々な事業を展開させています。

クレジットカードよりも小さく重量174gと軽量、それでいて10,000mAhの容量を持つ最小最軽量のモバイルバッテリー。このサイズならばどこに置いても邪魔にならず、持ち運びも苦になりませんね。

USB Type-Cポートと、USB Type-Aポートの2つのポートを持ち、USB Power Delivery対応で急速充電にも対応。小さく可愛らしいデザインながらも、しっかりと機能も充実したモバイルバッテリーです。

1992年に神奈川県海老名市に本社を構えるOwltech(オウルテック)は、パソコンの周辺機器やスマホのアクセサリーなどをリリースするメーカーです。人々に感動してもらえる物づくりを行うために、ひとつひとつの商品に我々の魂を入れるといったコンセプトの通り、自社内に設計・開発・製作・検査までの設備を整えており、一つ一つの製品の質も高くなっています。中でもモバイルバッテリーや充電器は主力の製品で、人気も高いです。

オウルテックのスティック型モバイルバッテリー。無駄を省いたシンプルなフォルムがおしゃれなバッテリーです。コンパクトで軽量、スティックタイプなのでバッグやポケットなどの空いた隙間にいれて持ち運びしやすい特徴があります。

底にはインジケーターがあり、一目で残量が分かるのはうれしい機能ですが、フルでもスマホ一回分の充電ができるぐらいのパワーとなっています。

スマホ3.2回分の充電が可能なオウルテックの大容量モバイルバッテリー「OEC-LPB10012」。コンパクトな手のひらサイズでこの容量なので、持ち運びやすく旅行などに持っていくのに向いていると思われます。シンプルながらマットなカラーリングでデザインもおしゃれです。

USBも3ポートあり、3台同時の充電も可能。ボタンの長押しで低出力モードに切り替えられるので、充電電流の小さな機器にも対応できます。

エルコミューンは愛知県名古屋市に本社を構え、雑貨の企画制作、製造、卸売販売を行う企業。「シンプルに使いたい、でももうひとつ何か…」という大人のために、デザイン性を備えた製品を目的にしています。

こちらのモバイルバッテリーも、いかにもギアといったかっこいいフォルムが特徴的です。カラビナとモバイルバッテリーが一緒になったアイデアが良く、リュックなどに取り付けて置いてもスタイリッシュだと思います。ただ、防滴仕様（IPX6）ではありますが、落下に耐える耐久性などは分からないので、本格的なアウトドア仕様ではないのではないかと思います。

アウトドアでの生活の質を向上させる、というシンプルな理念の元、2012年にソルトレイクシティにて設立されたベアボーンズ。他にはないデザインのLEDランタンがアウトドア好きの人達の間でヒットとなり、ブランドの人気も高まっています。

こちらのポータブルチャージャーは、ライターのようなデザインとカラーリングがかっこいいです。モバイルバッテリーとしても使えますが、ベアボーンズエジソンペンダントライトLEDや、ベアボーンズエジソンスリングライトLEDなどが搭載されているので、LEDとして使用するのが向いているかもしれません。

Appleが開発した磁器技術を使って充電できるPhilips(フィリップス)のワイヤレスモバイルバッテリー「DLP2551Q」。MagSafeの充電だけではなく、もちろんType-CのUSBポートも備え、MagSafeと同時に充電することも可能です。

とにかくワイヤレスで張り付けるようにして充電ができるので、外出先でも簡単に充電をすることができ煩わしさがなく快適。スマホ立てとしてつかうことも可能で機能性もあり、デザインもスタイリッシュです。