デスクトップのパソコンで文字を入力するのに必需なキーボード。最近ではPCだけではなく、タブレットやスマホに接続して使うのに最適なキーボードも発売されています。
文字を打てればいいという人もいると思いますが、毎日のように使う人にはおしゃれな製品を使いたいという人もいるのではないでしょうか。
ここではキーボードをメインに扱うメーカーを中心に、おしゃれな製品を紹介していきます。
おしゃれなキーボードのブランドには周辺機器を幅広く扱うiCleverやロジクール、電子機器全般を扱う東プレ、PFU、その他にキーボードを専門に扱うAzioなどのベンチャー、などがあります。
また、FilcoやARCHISSのようなゲーミング用を得意にしている企業もおしゃれな製品が多いです。
やはりコスパも良いiClever、メーカーとして名前が良く知られるロジクールやエレコムなどがランキングにもよく登場し人気です。メカニカルタイプを扱うブランドや、東プレ、PFUなどは高級で高品質なのですが、金額が高いのでゲーマーやプログラマーなど専門的に使う分野で使うもので、一般的ではないようです。
キーボードには有線と無線の2種類があります。
有線のキーボードはPC、スマホ、タブレットなどとUSBケーブルと繋いで使います。接続がケーブルでしっかり繋がれているので遅延などがなく、快適に使うことができ、また、充電をする必要がないため充電切れで使えないといったことがありません。
デメリットとしてはケーブルが邪魔になりデスク周りをすっきりとさせることができませんし、使う範囲がケーブルの届く範囲と狭いことがあげられます。
無線は繋ぐためのケーブルがないので、ケーブルに縛られずに使うことができます。デスク周りもすっきりとさせることができますし、ケーブルの煩わしさにとらわれることなく快適に使うことができます。
最近では持ち歩けるように、折りたたみ式のキーボードも販売されており、広く普及してきていますが、接続が無線なので、時折接続が不安定になることがありますし、充電の必要があるのもデメリットです。
キーボードはキーを押したときの反応の仕組みが一つではなく、メンブレン、パンタグラフ、メカニカル、静電容量無接点の4種類があり、それぞれキーを押したときの特徴があります。
メンブレンタイプのキーボードは押したときの反発が強い、最も一般的なタイプです。安価なので、とりあえず使えればいい人向きですが、タイピングの音が大きいので、静かにしないといけない場所などでは気をつけなければなりません。
ノートパソコンに良く使われており、浅いタイピングで反応するのが特徴。メンブレンよりも力が必要ないので、長時間の仕様にも向いていますし、音も静か。
メカニカルは一つ一つのキーが独立した構造になっているのが特徴。素早いタイピングが可能な上に、耐久性も高い高品質なタイプです。ゲーミング用のキーボードで使われることが多く、赤軸・黒軸・青軸などのキースイッチによりそれぞれ特徴が違いが出るので、好みのキースイッチを使いたいです。 デメリットとしてはとても高いです。
物理的な設定がないために、タイピング音が静かでなめらかに打てるのが特徴。とても使いやすいのですが、とても高額なのがデメリット。東プレやPFUが静電容量無接点として有名です。
キーボードには「日本語配列」と「英語配列」の2種類があります。日本語配列には「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ ひらがな」のキーがありますが、英語配列にはありませんので、使いなれたタイプを使用したい場合には注意が必要です。
以上です。ここからは実際におしゃれなキーボードをブランド別にみていこうと思います。
Azioはアメリカで3万台を売り上げ、世界中で人気の「AZIO Retro Classicシリーズ」をリリースしているベンチャーです。耳に音がくる心地よいタイプ音と打感、木材やレザーを使ったレトロなデザインが人気のキーボード。
古き良き時代と現代技術の融合をコンセプトとしており、主力はキーボードのみのようですが、革新的なデザインをもつベンチャーなので、今後他の製品の展開に期待したいです。
天然の木とメタルが融合されたAZIOのレトロクラシック、おしゃれさが満載なキーボードです。タイプライターをイメージされていますが、打音や打感も再現されているとのこと。コンセプトである古き良き時代と現代技術の融合をうまく再現しているのではないでしょうか。
また、高さ調整のためのスタンドが2つ同梱し、使いやすい高さを選べ、Macとwindowの両方のデバイスに対応し、背面のスイッチで簡単に切り替えられる便利な作りです。
2007年創業のメカニカルキーボードブランドのVamilo(アミロ)。スイッチにドイツチェリー社の軸を使用して高品質、ユーザーがカスタマイズできるカラフルでおしゃれな製品が特徴。
キーボードのアーティストとして世界で評価を受け、デスクトップ周りを明るく楽しくする挑戦を行っています。
アップグレードされたアミロのVAシリーズV2。PCBとポジショニングプレートの間に防音シリコーンパッドを配置して静音を実現、キーキャップにはPBT製でマットな仕上がり。カラーリングが豊富でさまざまなデザインがあり、こちらはWarrior Soar Whiteのバリエーション。メカニカルタイプなのでカスタマイズが可能です。
神奈川県海老名市中新田に本社を構える周辺機器の製造販売を行うメーカーです。6畳一間から二人ではじめ、時には夜に居酒屋でアルバイトをしながらも続けていたという、応援したくなるようなエピソードのあるメーカーですね。
現在では多くの周辺機器を取り扱い、人気製品も多数。キーボードは折り畳み式やメカニカルタイプが低コストなこともあり人気です。
両側から折りたたむことができ、折りたたんだ状態で薄さ18cmと、とてもコンパクトに持ち運びに便利なオウルテックのキーボード。背面にはタブレットの立てかけられるスタンドが付き。タッチパッドも取り付けられて使いやすさもあると思います。
3台の機器とのペアリングを行うことが出来、インジゲーターでどの機器と繋がっているのかを分かりやすく確認ができます。
Logicool(ロジクール)は周辺機器の大手としてとても有名なブランドです。スイス・ローザンヌに本社を置くlogitechの日本法人で、ロジクールという名前は日本での名になります。
もともとはマウスのメーカーで、ワイヤレスマウスで成功を収め、周辺機器に経営を拡大していき、大手となっていきました。キーボードもさまざまなシリーズがありますが、プロゲーマー用の「ゲーミングG」はゲーマーからもとても評価の高いです。
スマホやタブレット、またwindows,Mac,chromeなどのマルチデバイスに対応したロジクールの無線キーボード。デバイスを自動認識して自動的にマッピング、さまざまなデバイスを3台同時接続でき、Easy-Switchボタンで接続を切り替えることができます。高性能ながら金額も安い設定で、とても人気のある製品です。
丸々とした全体の作りもかわいさがありおしゃれですね。
人間工学に基づいた曲線の作りが美しいロジクールのERGOシリーズK860。曲線的なスプリット(分割型)キーレイアウトで自然なタイピングを実現し、上部僧帽筋の緊張を21%緩和、手首の緊張を25%緩和すると言われています。デザインだけではなく、こういった緩和があるのは嬉しい点ですね。
ARCHISS(アーキス)は高品質な部品を集めて作るARCHISITE(アーキサイト)のオリジナルブランド。キーボードや周辺機器を製造販売しています。アーキサイトには外出先で使える周辺機器のMOBOも好評。キーボードはCherryMXのキースイッチを使い、レトロで独特なカラーリングで人気です、
キーキャップはPBT製で1.5㎜と一般的なキャップよりも背が低いロープロファイルタイプ。落ち着いた配色とマッチしたキャップを使い、よりフラットでシックに出来になっています。
また、キースイッチにはCHERRY MXスイッチを採用。また、ゲームに必要になるキーロック、USB Nキーロールオーバー、マルチメディアファンクション機能も搭載されています。
「コンピューターやモバイル機器をより快適に、より使いやすく」をコンセプトとした株式会社ダイヤテックのブランドで、主にMajestouch(マジェスタッチ)」シリーズのキーボードを展開しています。タイピングが快適との声がとても多い、メカニカルタイプを製造販売。
オリジナルのキーボードを作ることができるセミオーダーの工房なども運営しています。
Bluetooth接続とUSB接続の両方に対応しているFILCOのMajestouch。Bluetoothでは4台、USBでは1台接続で5台同時接続が可能。それぞれ切り替えボタンがあるので、切り替えも簡単です。
キーキャップは2色の配色で落ち着いたカラーリング。新機軸の「Patch Keycap」を採用しています。
iCleverは中国深センのサウザンドショアス(Thousandshores)が展開する、キーボードやUSB機器やウェアラブル関連のブランドです。
サウザンドジョアスは複数のラインを展開していますが、iCleverは人気で、アマゾンにて多くのベストセラーの製品を持ちます。
中でも折り畳みキーボードの「IC-BK03」の評価が高く人気。全体的に黒を基調とした落ち着いたトーンの物が多く、男性好みのデザインだと思います。
iCleverの折り畳み式キーボード。コンパクトになるので、持ち歩いて使うのに適しています。また、スマホやタブレット、パソコンなどのマルチデバイスに対応し、3台を同時に接続が可能。
アルミ合金素材を使用したボディーは高級感があり、耐久性にも優れた素材なので、持ち歩いて使う場合にも安心です。
東プレは主に自動車用プレス部品、低温物流関連製品、空調設備、電子機器関連商品を製造販売する上場企業です。
電子機器関連ではキーボードが主力で「REALFORCE」シリーズはとても高い評価があります。静電容量無接点方式の元祖で、静音やキータッチ感を実現。人間工学を考慮した作りで、打ち疲れなどにも配慮されており、業務用として多くの企業で採用されている信頼感のある製品です。
イルミネーションがかっこいいゲーミングキーボードですが、東プレのREALFORCEなので静電容量無接点方式を採用、静音で気持ちの良いキータッチできる製品です。専用ソフトウェアによりバックカラーは自在に変更可能。デスク周りが華やかに彩れますね。
2010年に富士通の完全子会社となったPFU。もともと1960年に創立したウノケ電子工業がPFUの前身にあたり、石川県かほく市に本社を置く日本のメーカーです。ただ一般の消費者ではなく企業への販売をメインとするメーカーなので、あまり名前は知られていないかもしれませんが、ドキュメントスキャナScansnapでは長年この分野でシェアNo1のPFUを代表する有名な製品です。
その他にキーボードではHappy Hacking Keyboardは評価が高く、こちらはプログラマーの人達に愛用されています。
必要最低限のキー数60に抑え、A4半サイズにまで小型化されているPFUのHHK。キー配列もUNIXやLINUXを操作するのに最適ですし、静電容量無接点方式で高速にタイピングすることが可能。なのでプログラマーに人気となっています。
ただこの無駄を省いたシンプルなデザインは、プログラマでなくとも使いたくなる、とてもおしゃれなデザインになっていると思います。
岡山県岡山市に本社を構える、コンピュータサプライ商品の企画・製造・販売を行うメーカー。PC関連のすべてと思える製品をデスク・チェアから周辺機器、電源タップ・コードまで揃える品揃えが魅力。ただメモリやハードディスクはあまり扱っていないようです。
豊富な品ぞろえの中、特にキーボードは数が多く人気の製品も多数抱えています。
青・白・ライトパープル3色の切り替えが可能なバックライト付きサンワサプライのキーボード。剛性が高い、安定感のあるボディが魅力的で、メンブレンながら極上のキータッチも味わえます。
「W・A・S・D」固定機能及び、Windowsキーロック機能付きが付き、ゲーミング用として最適です。
キーのサイズは一般的なままで、従来のキーボードから余分なスペースを排除してコンパクトになったサンワサプライのUSBキーボード「SKB-L1UN」。メンブレン方式の標準日本語配列のスタンダードなキーボードですが、少し形状に変化があるだけで素敵なデザインになっています。
ミュートキー、メールキー、インターネットキーなどがありますが、いたって普通のキーボードなので、1000円以下で購入できる価格は魅力的。こだわりのない人にはとても良い製品だと思います。
RAZERはカリフォルニア州・サンディエゴとシンガポールを拠点を構える、キーボード、マウス、ヘッドホンなどのゲーミングに特化した製品をリリースするゲーミングブランドです。
キーボードは独自に開発し、「操作性」「耐久性」「静音性」に優れており、特にBLACKWIDOWシリーズが優秀。本格的にゲームに参戦したい人には特におすすめ、多くがの優れたモデルがラインナップされています。
ゲーム専用の設計のRazerオレンジメカニカルスイッチを搭載した「BlackWidowLite」。静かでも確かなタッチ感のフィードバックを実現、さらなる静音のためにO リングを付属させおり、キーの移動距離が短縮されるとともにタイピングの疲れも和らげてくれます。ゲームだけでなく、デスクワークの人にも向いているのではないかと思います。
ワイヤレスコントローラーやUSBゲームパッドなどの周辺機器を製造する「8Bitdo」。ゲーム関連のアイテムが多い8Bitdoですが、こちらのキーボードもレトロゲーム機のデザインを彷彿とさせる独特なルックスをしており、8Bitdoらしさがあるデザインのように思います。
大きな2つのデュアルスーパープログラマブルボタンが付属していますが、こちらはよく使う機能をボタンひとつで起動させることができるプログラマブルボタンで、ソフトウェアを使用せずに、何かをスーパーボタンに即座にマッピングできます。レトロなデザインがかわいい魅力的なキーボードですが、打鍵感が高く、重いといったことも言われていました。
タイプライター風ながらとてもモダン的なデザインのおしゃれなキーボード。インテリアになる美しいデザインですが、光の強さやバリエーションを変えることができるLEDバックライトが搭載されて、よりおしゃれに部屋を彩れます。
こういったタイプライター風のキーボードはおしゃれなのですが、こちらは青軸のキースイッチを使用しており、実際のタイプライターのような叩き心地も味わえます。
丸いキーを使ってかわいらしさを演出したキーボード。丸キーは指とキーキャップの接触面積の大きさによる研究と開発に基づいたもので使いやすさも考えられている模様。グレー、ミント、カラフルなどのカラーバリエーションも豊富です。軽量さもあり、小さいので持ち運びにも優れています。
薄型で軽量の持ち運びに優れたEWINのキーボード。Windows、mac、ios、android、ipad、iphoneなどの様々なデバイスやOSにマルチに対応しており、4台までの同時接続が可能。切り替えボタンを押すだけで簡単にデバイスが変更ができる仕様の、魅力的なキーボードです。
軽い力で打鍵できるパンタグラフを採用し、日本語配列にも対応されているの多くの人に使いやすいタイプとなっており、スタンド付きやレシーバーなども付属し3000円で購入できるコスパの良さも人気の要因の一つとなっています。
ドットレトロなタイプライター風のキーボード。オールメタル構造のシャーシはアルミ合金でできており、美しく、傷つきにくく驚異的な品質と耐久性を備えています。
bluetoothは同時に3つのデバイスに接続でき、通信距離は10m。マルチファクションキーは音声の調整、メディアプレイヤーの操作などが行えるなど機能性も良いようです。
以上です。いかがでしたでしょうか。人によっては毎日のように使うものですから、おしゃれな製品を使って気分も上げて作業にあたりたいですし、お部屋のインテリアにも良い影響を与えたいですね。
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