バケツといえばプラスチックやブリキで作られ、取っ手がついた桶型の入れ物のことをさしますが、水を入れて運べる製品は家庭ではもちろん、アウトドアや釣り、キャンプ、様々なシーンで使われてきた便利なアイテムです。
デザインも様々なものがあり、ここではおしゃれでかっこいいバケツを無印やMERCURY(マーキュリー)などの、ブランド製品を紹介していきたいとおもいます。
おしゃれなバケツをリリースしているブランドは多くはありませんが、主にプラスチックメーカー、アウトドア、インテリア雑貨ブランドなどに多いです。
特にMERCURY(マーキュリー)のアメリカンでヴィンテージ感のある製品や、八幡化成工業の歴史のあるオムニウッティなどはとてもおしゃれですし、アウトドア系の製品は持ち運びに優れた機能性も備えた特徴があります。
好きなブランドのものがあればお気に入りとして使えるかもしれませんが、やはり機能性やサイズなどもしっかりと確認して選びたいですね。
バケツは機能性だけを重視したものも多く、作業用として見た目を求めていない人も多いですが、かっこいい製品も多くラインナップされています。アメリカン、レトロ、北欧などのデザインがあり、特にレトロ感のある製品はおしゃれだと思います。
ただ水を入れて物を洗ったり、ものを持ち運ぶために使うものなのでデザインだけでなく機能性もしっかりと見たいですね。
バケツを作る素材にはプラスチック、ブリキ、トタン材、布、琺瑯など様々なものがありますが、一般的に多いのがプラスチックやブリキ。プラスチックは熱に弱い面がありますが、持ち運ぶことが多いバケツには最適な、軽く、落としても壊れたり傷が付きにくいといった特徴があります。
それぞれに特徴があり、とくに素材でおしゃれなのが布製のバケツに多く、布は軽く折り畳めたりもするので持ち運びに便利な特徴があります。アウトドアやキャンプなどに持ち込んで使うのに向いています。
バケツには蓋がついてスツールとして使用できたり、くちばしが着いて水を流しやすい設計をしていたりと便利に使いやすい機能をもったものがあります。他にも折りたたむことができて携帯性にすぐれていたり、内容物と化学反応を起こさずに清潔に安全に使えたりと、そういった特徴を持ったバケツも多いので、用途に応じて使うとスマートに使えると思います。
バケツは5リットルから20リットルまでさまざまな容量とサイズのものがあります。用途や置く場所などを考えて選ぶ必要があり、無駄に大きなものを選ぶと持て余し邪魔にもなりかねませんので気を付けたい所。目安としては下記のようになっています。
・5リットル:約290×149×218mm
・10リットル:約366×183×283mm
・20リットル:直径36cm、高さ33cm
置いておく場所や用途を考えて、邪魔になりにくいサイズを選びたいです。
以上です。ここからはメーカーやブランドに分けて、おしゃれでかっこいいバケツを紹介していきたいと思います。
岐阜県郡上市に本社を構える八幡化成株式会社は、プラスチックアイテムの製造・販売を手がけるメーカー、いくつかのブランドを展開しており、中でも「上質で洗練されたデザインを人々の生活に」をテーマに、おしゃれなプラスチック製品をリリースするセルテヴィエは人気のシリーズです。
八幡化成株式会社の中でもデザイン賞を受賞しているバケツなオムニウッティは、同社を代表する製品で、セルテヴィエよりリリースされています。
おしゃれなバケツの定番となっているセルテヴィエの「オムニウッティ」。外観のスタイリッシュさは評価も高く、おしゃれな外観は、グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞などを受賞しています。
ただデザインだけでなくフタ付きは使い方も自在で、水を入れるのはもちろん、家庭でもスツールや入れ物としてもおしゃれに使うことが出来るアイテムです。人気のバケツなので、カラーコンセプト、バリエーション、サイズなどが豊富にラインナップされています。
大正12年創業の渡辺金属工業株式会社は国内では少ないトタンバケツ製造メーカーです。渡辺工業が作るバケツはオバケツと名づけられ、ブランドとなっています。
本体から小さな部品まですべて選び抜いた日本製素材をを使って作られた製品は耐久性があり、サビに強いなど様々なメリットがありますが、何よりデザインにもこだわりおしゃれです。
ゴミ箱、足湯、野菜やお米入れなどの豊富な使い方ができ、0.35Lから70Lサイズ、キャスター付きたどバリエーションも多いです。
職人により一つ一つ手作りで作られたオバケツの「MBR8」。タライ風ながらおしゃれをモットーとするオバケツらしく、場所を選べずに使えそうなおしゃれさがあるバケツになっていると思います。トタン材を使っており、錆に強く強度自慢です。さらにトタンは塩化ビニールや合成樹脂を使っておらず、リサイクル可能な環境にやさしい素材となっています。
水を入れても使えるように水漏れ防止機能もついていますが、持ち手がついているリベットより下で使うことが推奨されています。
こちらもオバケツらしくトタン材を使った35リットルのカラーオバケツ「CGK35」。なによりキャスターが付いていることが特徴的で、移動させるのが楽になり、見た目同様にゴミ箱として使う人が多いようです。ただ、水をいれて使えるので、洗車などにももちろん使えます。
アメリカヴィンテージ感もあり、屋内屋外どちらで使ってもよいインテリアにもなるのではないでしょうか。
業務用プラスチック製品を製造しているアメリカの「TRUST」は、世界最大規模のプラスチックブランドRubbermaid(ラバーメイド)社の生産を製造しているメーカーとして知られてます。そのTRUSTが独自に展開するするコンテナのラインがTHOR(ソー)。
かっこいいデザインでタフなコンテナは人気で、他にも同じタイプのバケツ、ゴミ箱などもリリースされています。無骨で収納性もある製品は多くのキャンパーからも支持されているようです。
工具箱でも人気があるTHOR(ソー)シリーズのクアッドレイトバケツ。男らしい無骨なスタイルの製品シリーズで、こちらもゴツゴツとしたスクエアタイプのかっこいいデザインのバケツとなっています。
ブラシやスプレーボトル等、掃除用品や工具を収納するのが似合う作りだと思います。バケツにしては少し高めなのですが、チープさはなく、見た目通りの強度がありそうといった口コミもあります。
こちらもTHORシリーズでラウンドタイプ。スクエアと同じようにロゴをポイントに、ヘビーデューティーなバケで、 THOR(ソー)らしさである無骨感も感じられるかっこいいデザインです。
内部は目盛りが付いていたり、淵は水が流しやすいように構造となっていたりと、タフなデザインだけではなく機能性もしっかりと考えられています。屋外ではもちろん、屋内では生活感を消し、インテリアにマッチさせてライフスタイルに合わせて使いたいですね。
1997年にイギリスで誕生したタブトラッグス。代表的な製品のゴム製のバケツは、主に園芸用としてしたしまれてきましたが、現在ではウォーターアクティビティーをメインに、多様な使い方ができるバケツとして世界中に愛用者を抱え、バケツの王様とも言われています。
多くのカラーバリエーションが展開されており、サイズなども豊富なことも人気の一つ。リサイクル素材を使ったゴム製のバケツはよごれに強く、アクティブに使うことができます。
中央に大きくゴリラが描かれたタブトラッグスのゴム製のバケツ。ゴム製ということもあり、無骨感が強く男性に好まれそうなデザインです。その素材は100%リサイクルで作られた地球にやさしい作りでありながら、ゴリラのように強さや耐久性を持つ特徴があります。また、適度な柔らかさがあるので、危険もないですし、傷も付きにくいのはゴム製の良い所だと思います。
使い道も多く、おもちゃの片付けに、洋服の一時入れに、車のトランクなどの他、幼児用の風呂桶などとしても使うことができるようで、自分なりの使い方ができると思われます。
MERCURY(マーキュリー)は詳しい情報はありませんが、有限会社キーストーンが展開する生活雑貨ブランドです。アメリカのモーテルやガレージライフからインスピレーションを得てプロダクトを開始。アメリカンヴィンテージテイストの強い、雑貨や容器などをリリースされています。
近年、アウトドアやキャンパーなどから人気の高いブランドとなっており、特にバケツはキャンプギアとしても優秀でマーキュリーの主力。サイズやカラーバリエーションなど種類も豊富です。
アメリカンでレトロなかっこいいオーバルバケツ。MERCURY(マーキュリー)といえばブリキのバケツといわれる人気があり、デザインもマーキュリーらしさのあるヴィンテージ感がおしゃれさです。
こちらの製品はブリキで作られており、雨ざらし、炎天下などの環境にも耐え、野外に置いておくことも問題ありません。ゴミ箱などキャンプギアとして使われることが多いようです。汚れなどもサッと洗えば落ちる機能性がありますが、すこし薄い作りらしく耐久性は期待できないかもしれません。
こちらはキャンパス生地を使って作られているバケツです。キャンパス生地はかなり強度があります。水を入れて使うことが出来ないのでバケツとは言えないのかも入れませんが、ゴミ箱として使えるなど使い勝手は良いと思います。
キャンバス生地の内側にPVCコーティングした、マーキュリーでは定番の収納シリーズの製品で、軽量なので持ち運びに大変便利となっており、アウトドアギアとして持ち運び現地で活躍出来そうなアイテムです。
1872年に創業した老舗生活雑貨メーカーの「mana(マーナ)」。新潟県にてスタートしましたが、現在では東京・墨田区に本社を構えています。「日々の暮らしがちょっと豊かで華やかになるよに」をコンセプトに商品を開発し、1100万以上売り上げたエコバッグの「シュパット」などの、ヒット商品を抱える人気のブランドです。
製品は生活雑貨なので多く、傘や水筒などもラインナップされており、どれもシンプルでおしゃれな特徴があります。
マーナの四角いバケツ「W659W」。もともと5Lタイプのものがリリースされており、そちらが人気となりそれよりも大きな10Lがリリースされました。ホワイトなやさしいデザインがおしゃれなバケツです。
四角形であるために洗面台でも水が入れやすいといったメリットがありますが、こちらは蓋付で持ち運んでもこぼれにくく、さらに立てかけられるタイプの蓋なので無駄に蓋が散らばることない便利な設計なども特徴です。
野田琺瑯は国内では唯一、全ての工程を自社でいっかんして行う琺瑯メーカーです。強いけれどサビやすい鉄と、美しいけれど壊れやすいガラスのいいとこどりをしたのが琺瑯ですが、ステンレスやプラスチックなどと比べて、完成までの工程に時間と手間を要します。
それでも野田琺瑯の製品は全て栃木県栃木市で作られ、部品なども日本のものにこだわった日本製を作り上げています。美しい琺瑯で作られたバケツは、いっそうおしゃれとなっていますね。
琺瑯で作られた野田琺瑯の美しいバケツ。琺瑯は酸に強く、キズや雑菌、匂いもつきにくい特徴があり、内容物と化学反応を起こさないため清潔に使えます。
なので、保健室にある洗面器や、理容業界や薬品メーカーなどの業務用として使われることが多い製品です。こちらの清潔でシンプルで飽きのこないデザインは、長く使っていきたいバケツですね。
1988年創業のインテリア雑貨ブランドのダルトンは、静岡県静岡市に本社を構える日本の企業です。「道具を楽しむ、もうひとつの豊かさ」をコンセプトに、ファニチャー、ハウスウェア、ガーデンツール、キッチンツール、ステーショナリー等、生活にまつわるあらゆる雑貨をラインナップ。とにかく可愛くおしゃれなアイテムが多く、特にゴミ箱や時計などが人気です。
大手量販店への卸し業務の他、自由が丘や町田など自社の店舗も構えています。
ガルバナイズド処理を施され、質感がおしゃれなダルトンのバケツ。アメリカンなテイストがあり、ダルトンらしさのある製品です。取っ手の取り付け方がおしゃれで、インダストリアル感も感じられますね。
少し耐久性が心配ですが、底面をできるだけ分厚くしタフな作りとなっているようです。スチール製のオーソドックなタイプのバケツなので、洗車、道具入れなどさまざまな使い方ができると思います。
1971年に奈良県生駒にて創業。インテリア雑貨ブランドとして60年以上の歴史のある老舗であり、「ワクワクに従い行動する」をコンセプトに、製品はシンプルでおしゃれ、またアイデアのある雑貨をリリースされている人気ブランドです。アメリカから雑貨の輸入販売もされているようです。
特に収納用品が多く、無駄を省いたシンプルなデザイン性は高く評価されています。TowerやToscaなどのシリーズのアイテムは人気が高いです。
山崎実業の人気Towerシリーズのバケツです。取っ手が付いただけのホワイトなシンプルさと、丸みのあるデザインなので主張せずにどんなリビングや場所にも馴染みやすく、置く場所を選びません。見た目もスマートでおしゃれですね。
ハンドルがあるので持ち運びやすく、水平なので雑巾などをかけて掃除用具としても使えそうですし、蓋が付いているので道具やおもちゃの収納ボックスとしても使えそうです。
岐阜県岐阜市に本社を構えるリス株式会社は、日用品、物流産業資材、食品包装容器、建築土木資材、スポーツ資材、工業部品、医療関連品など幅広い分野のプラスチックアイテムをリリースするグループ会社です。
1953年のプラスチック産業黎明期に創業され、現在は製品ごとに分社化され、専門性を高めた製品は評価も高いようです。
リスのように誰にも愛される動物を社名に、愛されるもの作りを行っています。
本体ボディにメモリが着いた機能的で可愛らしいデザインのリスのバケツ。ポリプロピレンを使って作られた製品は柔らかく、ぶつけたり落としたりしても傷つきにくく、割れない特徴を持っています。
製品はカフェ風をイメージしており、カラーはホワイト、スカイブルー、ブラウンの3色を展開。半透明なのでメモリも見やすく、また、口元形状でそのまま入れた水を注ぎやすい構造も嬉しい点ですね。
ポリプロピレンを素材に使った無印良品のスツール。収納も出来るスツールとして、無印らしい真っ白で無駄のない円形デザインがおしゃれです。
スツールとしては良い製品なのかはわかりませんが、取っ手が着いて持ち運びもし安いですし、底に穴が空いている使用ですが、ポリプロピレンなのでバケツとして水場でも使うことが出来るアイテムだと思います。
シンプルでおしゃれなフタつきバケツ「Ferma(フェルマー)」。一切余計なものがないフラットなデザインで、どんな場所でも馴染みやすい特徴があります。
Fermaとはイタリア語で「停止、程よくのばす、程よく休む」を意味するとおり、耐荷重150kgのタフな製品は、椅子として座ることができるほどの耐久力があり、また、スツールやテーブルとして使える便利なバケツで、フタをすれば積み重ねも可能です。
ポリ塩化ビニルを使ったNaturehikeの折り畳み式バケツ。ポリ塩化ビニルなのでもちろん軽く、折り畳み式で持ち運びも自在。水も入れることが出来る材質なので、氷水を入れて飲み物を冷やすといった使い方も可能。とても優れた機能性がある製品だと思います。
アウトドアらしいデザインもかっこいいのではないでしょうか。
パール金属の折りたたみ式のバケツ。シリコンを使ってペシャンコになるこのタイプはパール金属だけではなく、いろいろなメーカーからリリースされている人気タイプです。
潰すと高さが5㎝になるので隙間収納など、場所をとらずにミニマムなスッキリとしたライフに向いています。550gと軽量で持ち運びもしやすく落としても壊れにくい特徴があり、デザイン性は低いかもしれませんが、掃除や洗濯、アウトドアレジャーなどの様々なシーンで使える便利さが魅力です。
山善のポリ塩化ビニル製の折り畳みバケツ。特殊加工で縫目がない点もシンプルでおしゃれ。ヨットの帆にも使われる「セイルクロス」を使い、頑丈で軽量なバケツになっています。水にも強く給水バッグとしても使えますし、使わないときは折りたたんでコンパクトになるのでキャンプなどに持ち運んで使うのにピッタリです。
また、折りたたんで場所をとらないので、いざという時のための防災グッズとして一つ持っておくのも良いかもしれません。あらゆる使い方ができる優秀なバケツとなっています。
以上です。いかがでしたでしょうか。様々なシーンで使われるバケツですが、家庭ではインテリアにもマッチするような製品でおしゃれに過ごしたいですね。参考にして頂けたらと思います。
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